ということで現在最初からやり直し中です
やはりACVI最強は1周目のスッラなのでは?
「お仕事お疲れ様です、お兄さん。それと私、傭兵になることにしました」
『………はい?????』
ルビコニアンデスパンジャン共を621と共にしばき回した俺は、拠点(といってもガレージのレンタル費を節約する為にブランチのアジトである共用ガレージに居候させて貰っているだけなんだが)に帰投して早々爆弾発言を投げ込まれる。
『…え、なんでそうなった?』
「私が誘わせて頂きました。彼女からレイヴンの素質を感じたのです」
お、オペレーターさん!?いや、ブランチの拠点なんだから居ても全然おかしくはないんだけど珍しい…それはともかくレイヴンの素質ってなんだよ。
「彼女の中に燻るものは貴方とは比べものにならないレイヴン力を見せてくれました」
『レイヴン力って何!?』
ナチュラルに謎概念として俺が比較対象に出された挙句下げられたんだが。
「そういえば貴方には説明がまだだったわね。無自覚にこれほどのレイヴン力を持った少女を見出すとはやはり貴方もレイヴンに見出されただけのことはあります。早速説明しましょう。レイヴン力とはレイヴンポイントの総量で決定されるレイヴンの資質であり自由意志の表象たるレイヴンに………」
レイヴンポイントは実在した!?あれって星を焼くとかめっちゃレイヴンじゃーん!1万レイヴンポイント!みたいな概念じゃないの…!?
もうこの際レイヴンの熱狂的なファンなオペ子さんの意味不明な早口は置いておこう。今重要なのは今まさにレイヴンに仕立て上げられようとしている少女の意志だろう。レイヴンレイヴンうるさいわ。
『傭兵になる、というのは君の意志なんだな?』
「はい。私は…強くならないといけないんです」
なるほど、決意は硬いらしい。強く“ならないといけない”ということは復讐だろうか…暗躍する謎のAIに狙われながらも復讐に燃える少女というのはなんだか物語が始まった感があるな。まぁ、今すぐ詮索するのはやめておこう。
まぁ、彼女がその気なら俺に止める権利は無い。何故かオールマインドに任されてしまった以上、せめて彼女が生き残れるように力を尽くそう。
『そういえば自己紹介がまだだったな。俺はオルクス、独立傭兵として生計を立てている』
「エノメナです、よろしくお願いします」
エノメナね…流石に他の木端傭兵連中と違ってここで一期一会とはならないだろうし、しっかり覚えておかないと。
「私は独立傭兵レイヴンのオペレーター、そしてこちらがその独立傭兵レイヴンよ。彼女は自由意志の表象であり、貴方のような選び戦う者達を代表する………」
…レイヴン先輩いたのかよ!?いつの間に…!?とりあえず、せっかくこの場にいるのならひとつ聞いてみたいことがある。エノメナにレイヴンを布教してドン引きされているオペ子さんを尻目に、ダメ元で確認してみよう。
『…そういえば、先輩のレイヴンポイントっていくつなんですか?』
「え、なにそれ…」
…喋った!?というか先輩も知らないならオペ子さんが勝手に言ってるだけかよ!?レイヴンポイントって先輩の無口キャラが崩れるレベルに困惑させるパワーワードだったのか…
もしかしてレイヴン先輩も実はオペ子に振り回されてるだけの苦労人なのでは?仕事をしていただけなのに自由意志の表象として祭り上げられて惑星封鎖機構を敵に回してたんだけど…的な。
またしても随分流れが変わってしまったけれど、なんとか今回もお兄さんの元に弟子入りすることが出来た。
お金ならあるのだから自由にさせておくと危なっかしいお兄さんを連れてさっさと星外に出てしまいたいというのが本音だけれど、私にはこの惑星でまだやるべきことがある。ケイトに起きた異変とコーラル破綻は解決すべきだ。
ならば次に必要になるのは当然、傭兵として活動していく為のACだ。
…前回シュナイダーで強化手術を受けたのはお兄さんへの未練として力を求めただけでしかなかったけれど、こうしてもう一度やり直せたのなら無駄ではなかった。
これまでは人の形から外れ過ぎて扱えなかった逆関節が、前回と同じように使えるようになっている。
折角強化手術を受けたのだから試してみた中で私好みだった軽量逆関節…KASUAR/42Z。強化手術がリセットされている以上今の私では最大限のスペックを引き出してあげられないけれど、0だったものが50ほどまで引き上げられたのは明確な進歩だ。
全体的な構成は…流石にシュナイダーの頃みたいに近接特化とはいかないよね。ダブルトリガーの引き撃ちを主体として、距離を詰められたときの迎撃用にレーザーブレードも載せておこう。ブレードを使えるのも強化手術の恩恵だなぁ…ちゃんとあの後も諦めずに生きてて良かった。ケイトには感謝しないと。
「お兄さん、出来ました」
『…これ、君に動かせるの?』
お兄さんが不安に思うのも仕方ない。強化手術無しで瞬発力に優れる代わりに装甲が薄い軽量逆関節を乗り回すのは私のような裏技がなければ困難なはず。
「大丈夫です、やれます」
『レイヴン先輩とかフロイトみたいなタイプか?まぁちゃんと動けるなら良いんだけど…』
「試運転がしたいので、シミュレーターに付き合って貰っても良いですか?」
『あぁ、分かっ………?レイヴン先輩?』
レイヴンに肩を叩かれて振り向いたお兄さんの頬に彼女の指がつん、と当たる。口数は少ないが、結構愉快な性格をしているらしい。とりあえず今の悪戯は今度私もやってみよう。
「…私がやろう」
『…レイヴン先輩が?』
「レイヴンは仕事を終えたばかりで疲れている貴方の代わりに手伝うつもりのようね」
『それはありがたいですが…エノメナはそれでも良いか?』
「はい、よろしくお願いします」
レイヴンはお兄さんの師匠といえる人物だ。そんな彼女との交戦は良い経験になるはず。
…レイヴン呼びだとお兄さんの後輩の方とややこしいから、今後は先輩レイヴンと呼んで区別しよう。
私の前に立ちはだかるAC、ナイトフォール。コーラル反応をリークして企業を呼び込み、ルビコンに夕暮れをもたらしたブランチの象徴。今私がこんな状況になっているのも元を辿れば彼女たちのせいということになるけれど…そんなものに拘った所で過去は変えられない。私が変えなければいけないのは三度目の今なのだから。
戦闘開始と同時に敵機は双対ミサイルでこちらの引き撃ちを牽制しながらアサルトブーストを開始。アサルトライフルを連射してこちらに攻め込む。
挟み込むような双対ミサイルの軌道が交わるタイミングで地を蹴りクイックブースト。すかさずリニアライフルとプラズマライフルを連射して反撃するが、アサルトブーストとクイックブーストを絡めた突撃を私の射撃技術では捉え切れず接近を許してしまった。
撃ち込まれる連装グレネードの爆風を跳躍して躱し、チャージしたプラズマライフルを上から撃ち下ろすことで広範囲爆撃。
残留してダメージを与え続けるプラズマ爆発から逃れようとクイックブーストで飛び出して来た所をブーストキックで押し返し、リニアライフルのチャージショットでACS負荷限界に追い込む。姿勢を崩した敵機に向けてレーザーブレードのチャージを…しまった。
私が動き出すと同時にアサルトアーマーが展開。パルス爆発により引き起こされたACS負荷限界で形成は逆転した。
パイルバンカーが直撃するまでにパルスアーマーの展開は間に合わない。最後の最後に詰めが甘かった。そう考えると同時にドスンという衝撃が私を襲い、シミュレーション画面に表示されたUIが私の敗北を告げる。
「大きすぎる…」
シミュレーターから出て早々唐突にケイトのようなことを言い出す先輩レイヴンのオペレーターさん。早口で先輩レイヴンについて語る姿とかもKRSVについて熱弁するケイトに似ているような気がする。
『お疲れ様、レイヴン先輩相手にここまで喰らいつくとは思わなかったよ』
「いえ…手加減されておきながらこの有様では…射撃も殆ど当てられなかったし…」
『策を一つ通せたなら十分過ぎると思うけどなぁ…』
やはり強化手術の恩恵を失ったのは痛い。本来の私なら先輩レイヴンの本気だって引き出せたは…ず………あれ?
…今の私、AC乗るのは初めてってことになってるよね。この状況は不審過ぎない?
「あはは…えっと、私の両親は解放戦線のAC乗りだったので実は2人に色々教わっていたんですよね…!だからその…つまり今回の策も両親仕込みという訳で…なんというか………」
ルビコン解放戦線のAC乗りがプラズマライフルを使った戦術なんて考える訳ないでしょ…!?というコーラルのキマったドーザーでも嘘であると分かるような言い訳を次々並べて怪しさをどんどん増していく私の肩に、手が置かれる。恐る恐る振り向くと…私の頬に先輩レイヴンの指がつん、と当たった。
「強いね、負けるかと思った」
やっぱり完全に第一印象でやらかしてる………!
◯真レイヴンさんじゅうななさい
狙っていた男が女を連れ込んで焦った結果カッコ良さそうだから続けていた無口キャラをついに捨てた
◯ブランチのオペ子
この人余計なことしかしてないのでは?
◯オルクス
この娘普通じゃない…大きすぎる…
◯エノメナ
転生者、ブルートゥ、ポンコツAI、お嬢様、エア、ブランチオペ子、真レイヴン…やっぱり変な奴に気に入られる体質持ちですよね?
G(ガバチャー)の一族
◯ネクタル(3周目)
【挿絵表示】
引きと攻めをある程度の水準で熟せるため、ある意味オルクスの弟子らしい機体と言えるかもしれない
元々三周目に向けて組んでいたがアプデで大量の上方修正が入ることになったので120ジェネを採用してみた
案外不自由はしないが、このコンセプトなら短所が無いジェネにしてFCSをWLTにした方が良いかも…
◯エノメナ(フルスペック)
150ジェネ芭蕉月光レザショ
軽逆アーマードしてないコア
決戦投票
-
マシブレレザキャプラミサ中2
-
重マシARグレ散布ミサ重逆
-
WランセツWニドミサ軽逆