BAWS第2工廠調査は新米621だった投稿者がルビコプターの次に詰まったミッションです
最奥の狙撃型に攻撃が当たらず逃げられてどこ!?どこ!?と焦り散らかしてました
傭兵支援システムの提供するアリーナでOSチューン用のチップを得たわたしはブーストキック、ウェポンハンガー、アサルトアーマーの3つを解放。それに伴い8連装垂直ミサイルをショットガンに変更した。
今後は両手のショットガンとブーストキックで敵機に張り付き、ACSに負荷を掛けてからパルスブレードを振っていく立ち回りになるだろう。
「621、仕事だ。依頼主はルビコン解放戦線、ブリーフィングを確認しろ」
前回選ばなかった方の依頼だ。ルビコン解放戦線はどういった意図でわたしに依頼してきたのだろうか…
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…「壁」の喪失は我々にとって手痛い一撃だった
だが貴方は企業の狗というだけではない
そう信じ協力を要請させてもらった
内容はベリウス地方におけるMT製造で知られる
BAWS第2工廠の調査だ
BAWSは顧客を選ばない
我々の戦力維持には欠かせない企業だ
その彼らの第2工廠が…
ある晩を境に突如として音信不通になった
ただの回線不調なら見て帰るだけなのだが…
何というか…ストライダーのこともあり
内部でも慎重派の声が大きい
身内の恥を晒すようだが貴方の助力をもらえると助かる
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なるほど、ルビコン解放戦線も一枚岩ではないようだ。慎重派とストライダー乗員のような好戦派(仮)に分かれているらしい。好戦派がストライダーを失うという失態を犯し慎重派が勢力を増した結果、傭兵を呼ぶことになったのだろう。
まぁ好戦派のストライダー乗員が襲撃者であるわたしに取った行動は思考停止で警句を唱えるだけというものだったため、妥当な結果かもしれない。ストライダーの足元や甲板にMT部隊や独立傭兵を配備するだけでも少しは変わっていただろう。
ともかく「企業の狗というだけではない」と信じて協力を要請したのがわたし…「壁越えの傭兵」だったという訳だ。
「…621 ひとつ助言を送ろう「不測の事態を予測しろ」」
不測の予測…BAWS第2工廠というと前回の仕事でのジャミングされた映像記録も気にかかる…見て帰るだけの仕事では無さそうな雰囲気だ。
『やぁ後輩、お誘いありがとう』
BAWS第2工廠に到着。既にわたしが僚機申請しておいたオルクスは待機している。今回は初めて会った時と同じ逆関節の機体だが、左肩武装はレーザードローンから双対ミサイルに換装されている。
傭兵稼業にトラブルはつきものだが、それに対応出来るかどうかで生存出来るかどうかが左右される。その点においてアリーナのランク7に上り詰めた独立傭兵であるオルクスは最適だろう…とわたしが彼を雇うことについてハンドラーは言っていた。
〔オルクスとも合流したようだな…ミッション開始だ、BAWS第2工廠の調査を始める。周辺を確認しているが…機影ひとつ映らん。一体何があった…?〕
『一切の機影無し…防衛戦力が失踪したか、あるいは全てが撃破されたか…どちらにせよ只事では無さそうだな。行こう、後輩』
オルクスに先導されて工廠内部の調査を開始。
〔静かすぎる…〕
ハンドラーが言うように、工廠には人の気配も襲撃者の気配も感じられない。少なくともただの回線不調では無さそうだ。既に去ったか、あるいはどこかに身を隠しているということだろうか?
〔… 避けろ!621!〕
珍しく焦った声色でハンドラーが叫ぶと同時にクイックブースト。先ほどまでわたしがいた地点をレーザーが貫く。
[・・・・・・ ・・・]
『見えない攻撃…匂いは透明…ステルス無人機か』
〔621、射線から位置を特定しろ〕
ハンドラーの指示に従い、敵機に向けて接近。パルスブレードで攻撃を仕掛ける。
〔なるほど、MDD方式か。食らい付け、距離を取られたらまた見失うぞ〕
ショットガンでACS負荷限界に追い込まれた敵機はオルクスのブーストキックを受けて吹き飛びながら爆ぜた。
[・・・ ・・・・・・]
〔迷彩に…暗号通信…この機体は…〕
『こいつが工廠を一夜にして落としたようだな…調査を進めようか、後輩』
先へ進んでいくと情報ログが回収出来そうな残骸を発見。ここで起きたことについて何か分かるかもしれないと近づくと、オルクスがわたしの後ろでパルスブレードを展開して何も居ない所を…いや、ステルス機を攻撃したのか。
『何かを見つけたら調査する前にスキャンだ、後輩。以前俺もそれで痛い目を見た…』
そういえば戦闘ログ回収の時もリトル・ツィイーに奇襲を受けていた…今度からは意識しておこう。情報ログの内容は…BAWS第2工廠の警備に当たっていた哨兵が何者か…所属不明ステルス機によって撃ち抜かれている映像のようだ。
「なるべく多く売りつけて資金をエルカノに回す」…前回の仕事で回収したログ同様、ルビコン全体を巻き込んで解放戦線は何かを企んでいるらしい。
〔狙われているぞ!〕
先へ進むと再びステルス機から狙撃。先程同様射線から位置を特定して接近戦を仕掛けるが…再びオルクスがわたしの背後にいたステルス機をブレードで両断。後衛で注意を引いてから前衛が奇襲を仕掛ける配置だったらしい。
[・・・ ・・・・・・]
『今度は1体ではなかったようだな。だが、ステルス迷彩もスキャンは誤魔化せないらしい。マーキングは有効みたいだ』
オルクスはまるで敵機の位置を最初から知っているかのようだ。これが不測の予測ということだろうか…
〔不明機体を撃破。先に進め、慎重にな〕
〔図面によると工廠の最奥は巨大な貯水槽になっている。何か待ち受けているとすれば、そこだ〕
…オルクスの言葉を思い出し、隔壁を調べる前にスキャンを試みる…反応有り。接近して先制攻撃を仕掛ける。
[・・・・・・ ・・・]
〔…看破したか、やるな621。それが「不測の予測」だ〕
やはりこれが不測の予測だったらしい。数は3機か。
『その調子だ、後輩。一気に片付けよう』
オルクスは1番遠くにいる狙撃型を、わたしは先制攻撃を仕掛けた狙撃型を処理した後飛び掛かってきたプラズマ鞭持ちの近接型を仕留める。
〔不明機体の撃破を確認した。行くぞ、621〕
『この奥は巨大な貯水槽って話だったか。十中八九、襲撃者の目的はそこだろうな…』
…この先に一体なにが待ち受けているのだろうか。2つの隔壁を開いて最奥に突入する。
〔これは…コーラル反応か…?…621、降りて確認しろ〕
隔壁を抜けた先に待ち受けていたのは微かに紅い光を放つ貯水槽。
〔間違いない、この液体は…〕
…降下しながらスキャンをしておくが特に反応は無さそうだ。今は調査に集中する。
〔微量だがコーラルが混じっている。地中支脈からの湧出現象…BAWSが「井戸」を隠していたということか〕
『コーラルはルビコニアン達の生命線、この工廠は相当重要な立ち位置だったはず………来るぞ、後輩』
[・・・・・・ ・・・]
〔…上か、621!〕
わたしの目の前に近接型のステルス機が降り立つ。先程までの機体とは異なり何やらアーマーに包まれているようだ。
[・・・・・・ ・・・ ・・・・・・ ・・・]
[・・・ ・・・・・・]
〔3機…いや4機か。数が多い…手分けして撃破しろ、621!〕
『アーマーにはパルス干渉が有効だ。俺が片付けよう』
オルクスと分担し、わたしは壁に張り付いた狙撃型にアサルトブーストで接近。ショットガンで叩き落としてからブレードで撃破する。オルクスはとびかかる敵機をアサルトアーマーで迎撃してアーマーを突破した後、パルスブレードで吹き飛ばしてからのミサイルで撃破している。
[・・・ ・・・・・・]
[・・・ ・・・・・・]
〔2機撃破。集中を切らすなよ、621〕
次の狙撃型に狙いを定めるが、ショットガンの間合いに入る前に姿を隠され見逃してしまった。レーダーで移動先を把握する。
[・・・ ・・・・・・]
〔あと1機だ。始末しろ〕
オルクスは更に一体仕留めたらしい。後はわたしが仕留め損ねた1機を…捉えた。先程同様ショットガンで叩き落とし、ブレードで始末する。
[・・・ ・・・・・・]
〔…どうやら片付いたか、見て帰るだけの仕事ではなかったな。621、戻って休め〕
『お疲れ様、後輩。君さえ良ければまた誘ってくれ、何かの役には立てる筈だ』
オルクスはわたしに仕事での立ち回りを伝えようとしているらしい。その姿勢はハンドラーに聞いた先輩と後輩の関係と一致している。
…彼はもう少し信用して良いのかもしれない。
ガレージに帰還。見えない敵から狙われるということに思った以上に体力を消費させられたらしい。
「戻ったか、621。BAWS第2工廠で発見したコーラルの湧出現象についてだが…あれは地中支脈からわずかに染み出たものだ。あの「井戸」は放っておけば枯れていく。俺たちの目指すコーラルではない」
「それから…お前には次の仕事を送っておいた。これは企業や解放戦線からの依頼ではない。休息を終えたらブリーフィングを確認しておけ」
…企業でも解放戦線でもないと言うことは…個人からの依頼だろうか?気になる点は多いが、とにかく今は疲れた。指示通り休むとしよう。
『さて、まずは機体のアセンブリだな。2脚、4脚、逆関節、タンク…シミュレータで自分に合うものを探してみると良い』
お兄さんが私に端末を差し出す。端末にはアンフォラシリーズとタグが付けられた脚部別、重量別の様々な機体データが並んでいる。
…グリッド077の路地裏で身売りをしながら生活していた私…エノメナは、思うようにお客さんを捕まえることが出来ずにいたところをお兄さん…独立傭兵オルクスの気まぐれで一晩を買われなんとか生きながらえらことができた。
しかし私を買ったお兄さんは私の身体に用は無いと言い出した。私の身体ってそんなに魅力がないのかな…お客さんが捕まえられないってことはそういうことなんだろうな…と少し落ち込むが今は脇に置いておく。
身体目当てでもないのにやつれた姿に見かねて私を買うということは、きっと彼はお金に余裕があるのだろう。
このまま身売りを続けても野垂れ死ぬだけ、身体目当てではない以上お兄さんを繋ぎ止めて養って貰うというのも期待は出来ない。
お兄さんは傭兵稼業のリスクについて教えてくれるけれど、現状を変えるならばきっとこれしかない。私は傭兵になるため、お兄さんに教えを乞うことを選んだ。
お兄さんに特徴を教わりながらシミュレータでACを試してみるけれど、人の形から外れる4脚、逆関節、タンクを動かすのは厳しそう…実質的な選択肢は軽量2脚、中量2脚、重量2脚の3択しかないみたい。
いくらターゲットアシストがあるとはいっても動き回りながら射撃するのは難しいし、近接を仕掛けるのは少し怖い。それなら…
「…できました」
私が選んだのは軽量二脚。敵に貼り付いて攻撃するのは反応が追い付かないから難しいけれど、敵から逃げながら戦うなら軽い方が良いと思う。
逃げながらでも攻撃出来るように射程の長いミサイルで武装を固めて、リロードの合間や迎撃用に、フルオートで攻撃できるアサルトライフルを装備してみた。
『軽2ミサイラーか…初めてにしては良いセンスなんじゃないか?』
お兄さんに機体制御やミサイルの扱い方、使い分けを教わって体にACを馴染ませていく。
しばらくの期間それを続けて居たけれど、ある時シミュレータにお兄さんが参加。私とは別の軽量2脚にチェーンソーを装備している。
『それじゃ、やろうか』
「え?」
お兄さんが両腕の射撃武器とミサイルで私の機体をACS負荷限界に追い込み、チェーンソーでコアを抉り取る。
「ぇ…」
『シミュレータじゃなかったら死ぬぞ』
「で、でも…いきなりお兄さんが…」
お兄さんは傭兵の中でもかなり上位だったはず。そんな人が出会い頭に襲いかかってきたらどうしようも…
『増援でヴェスパーやレッドガンが来るなんて普通に起こり得ることだ。常に最悪を想定し、そこから生き延びる方法を考えろ』
最悪を想定…そうか。彼は私に生きる術を伝えてくれている。生きる為に傭兵になったのに傭兵稼業で死んだら意味が無いと教えてくれているんだ。
残飯を漁って飢えを凌ぎ、泥水を啜って渇きを癒すのが私の人生だった。そんな先の見えない暗闇を照らして、道を示してくれたお兄さんは、本来なら手が届くはずのない星のようだ。
そんな彼の期待を裏切りたくない。応えてみせたい。
「お兄さん…私、まだやれます」
『…そうか』
幕間.見習い傭兵エノメナのわくわくな日々?
星を見上げて
◯621
少しオルクスを信用し始めた
今後は僚機申請する機会も増えるはず…
◯オルクス
先輩ムーヴをエンジョイ中、初見では全部に引っ掛かりながら工廠調査を進行した
独立傭兵と関わるのは…やめておけ
傭兵稼業に夢を見るのも…やめておけ
だからボコボコにして心を折るね♡
…折れてねぇ!?
◯身売りの少女/エノメナ
名前はアネモネのローマ字逆読み
容姿は621の逆だといい感じかもしれない
王道の銀髪赤目樹大枝細概念なら金髪碧眼栄養失調?
一話で使い捨てるつもりだったキャラとは思えない重力を放ち始めて困惑
なんか星とか言い出したんだが…?
◯AC//アンフォラMR
【挿絵表示】
中量逆関節の拡張性特化アンフォラ
多彩なミサイルで牽制しブレードとキックで追撃、迎撃する
左肩は本編使用者無しかつ真レイヴンとの関係を匂わせる中双対ミサイルに変更
◯AC//アンフォラL2
【挿絵表示】
軽量2脚のAC、ボス特化アンフォラ
一撃必殺による短期決戦を狙う
頭部のせいでEN負荷がカツカツなので肩を4連ミサ、FCSをアボットに変更して少しでも節約
◯AC//ネクタル
【挿絵表示】
非強化人間なので、ロックオンするだけで追ってくれるミサイルと垂れ流せるライフルを選択
アンフォラL2の対になるように移動速度特化の脚部とブースター、遠距離向けの武装、シャルトルーズと同じ頭部を採用している
ネクタルはアネモネの由来に関わる神酒
女621は…
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銀髪派
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金髪派
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黒髪派
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灰髪派
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白髪派
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その他派
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強化人間に髪なんてないだろ派