転生独立傭兵のわくわく3周クッキング   作:おーるどあっくす

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エルデンリング楽し過ぎて遅れました
そして二周年おめでとうございます(超滑り込み)


無人洋上都市調査/再会………?

『なるほど、次世代型HCなんて機体が…HCの時点で新型だというのに更に上があるというのは厄介極まりないな。とにかく、2人が無事に帰ってきてくれて良かったよ』

 

 次世代型HCからの敗走後、拠点に帰ってきたわたし達は今回のことをオルクスへ報告していく。

 

「お兄さんはブランチの一員ですから、封鎖機構との交戦経験も豊富でしたよね?何か知っている事はありませんか?」

『俺はそもそも新参者で経験豊富という程でもないが、そんな機体なんて聞いたこともないな。一応後でレイヴン先輩にも確認しておこう』

 

 自分で言うのもなんだけれど、2度ルビコンでの戦いを生き抜いてきたわたしと、前回の人生でルビコンの外でも戦い続けてきたというエノメナはこのルビコンにおいて相当な上澄みのはず。そんなわたし達が2人がかりでも一蹴されるような戦力を封鎖機構が隠し持っていたなんて…

 

『この先、封鎖機構絡みの仕事でそいつとの遭遇を警戒しないといけないというのは頭が痛いな…』

 

 前回の依頼である観測データの奪取は達成しているためベイラムから報酬は支払われているが、パージしたスタンニードルランチャーは買い直すことが出来ない。丁度良い機会だったのでHC対策として機体構成の方針を大きく変更することにした。

 

【挿絵表示】

 

 敵機は基本遠距離からライフルで牽制し、近づいてきた相手をショットガンで追い払うように動いてくる為、つかず離れずの間合いを保って牽制し続けることが得策であるというのがわたしの判断だ。重ショットガンと比べて決め手には欠けるけれど、そこはリニアライフルとプラズマライフルを装備したエノメナに補ってもらおう。

 

 

 

 

 

 それから数日、封鎖機構の実力行使により調査拠点を喪失したのはアーキバス、ベイラムに共通している。しかし、レッドガンの番号付きへ機体が届くのを待機しつつ様子見せざるを得なかったベイラムに対して、その隙にと積極的に勢力を広げていた結果ヴェスパーの番号付きへ被害が出たアーキバスというように、企業間のパワーバランスは再び均衡に戻る形となった。

 当然、その強襲部隊の中には例のHCの姿も確認されており、その隔絶したスペックに企業、解放戦線、独立傭兵全体で緊張感が漂っているようだ。

 

 

 ーーーーーーーーーーーーーーー

これは俺達…オーバーシアーからの私的な依頼だ

 

かつて技研が建造した洋上都市 「ザイレム」

あの災害を経て今では捨てられた都市だが…

ここを抑えることができれば

この先の計画において助けになるだろう

だが都市全体がECMフォグで欺瞞されていて

ドローンも消息を断ち役に立ちそうもない

 

そこでお前達の出番だ

消息を断ったドローンを回収し調査継続の障害となる

ECMフォグ制御装置を停止してこい

 

企業と封鎖機構が牽制し合っている今ならば

俺たちの行動はそう目立たないだろう

 ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 エノメナの存在によってウォルターも隠す必要がなくなったからかザイレムについて直球の依頼を回してきたようだが、やることまでは変わらない。封鎖機構に捕捉される前に3人で片付けるとしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《回収されたデータから、残るECM制御装置の座標も割り出せました。マーカーに反映します。そちらへ向かいましょう》

『もう分かったのか…Cパルス変異波形ってのは凄いな』

「この霧の中だと頼もしいですね」

 

 こうしてエアが2人に評価されているというのはわたしも友人として鼻が高い。これまでザイレムの調査でのエアはわたしと2人きりになっていたことを喜んでいたけれど、こうして複数人と過ごす時間も良い経験に…

 

《待って下さい、AC数機がこちらに接近しています》

 

 …AC?封鎖機構じゃなくて…?

 

「なんでやんすか?お前らは…」

「ダッフォン…ここは儂ら、ストークスの縄張りじゃ…」

「出て行って貰うのだわ!」

 

「また変な人達が…」

 

 霧の向こうから3機のACが飛び出してくる。どれもレッドガンの機体に似ているけど、彼らが輸送ヘリを鹵獲したということだろうか?

 彼らはこちらへ一斉に襲いかかり…

 

「ぎゃーでやんす!」

「ダッフォ!?」

「きゅう…なのだわ…」

 

 普通に返り討ちにした。

 

『なんだったんだ今の時間…』

《…先に進みましょう》

 

 例のHCから襲撃される可能性を考えれば、あまり時間に余裕はない。謎の邪魔が入ったが、先を急ごう。

 

 

 

 

 

《これでウォルターとの通信も可能に…待って下さい、またAC数機がこちらに接近しています》

『また…?』

 

 霧が晴れて早々に新しいACがこちらに接近しているらしい。さっきの連中だろうか?ただのドーザーだからと適当にあしらったのは失敗だったかもしれない。

 そう考えた瞬間に2本の紫電がわたし達の間を迸る。

 

[フフフ…久しぶりですね、壁越えの傭兵達…]

 

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「ケイト・マークソン………!」

 

 現れたのは(中量二脚だけ様子がおかしいが)オルクスの機体の紛い物3機を引き連れたケイト。

 

[この機体達は数だけだった前回とは基礎スペックが違います…もはや私が出るまでもないでしょう…さあ、彼らを対処してください]

 

 オルクスのデッドコピー3機はこちらへ一斉に襲いかかり…

 

[……………]

[……………]

[……………]

[…はい?]

 

 …普通に返り討ちにした。

 

『まぁ、偽物が本物に勝てる道理はないな』

[フ…フフフ… やはりこれも所詮はいくらでも代替のきく量産型、ハイエンドである私には到底及びませんね。今回はここまでと…]

「にがすとおもう?」

「ケイト…!こうやってお兄さんの紛い物を使い潰してなんのつもり…!?」

 

 前回と同じように取り巻きをやられた瞬間逃げ出そうとするケイトへレーザードローンを放って足止めし、わたし達3人は一斉にブレードを展開して斬りかかる。

 

[不意打ちとは野蛮ですね…これだから搦手でしか私に勝つ術を持たない劣等種は…]

『自己紹介かな?』

[この後に及んで揚げ足取りとは…完璧な私を前に突ける弱点がないから論点をすり替えようなどという浅ましい考えが透けて見えますね]

『コイツ無敵か?』

[負けを認めるようですね?やはり人間程度では完璧な私を…!?]

 

 唐突にケイトへバズーカやグレネード、ミサイルといった大量の攻撃が撃ち込まれる。

 

「す、すいやせんでしたシンシアの姉御!」

「ダッフォン…もう貴女が帰ってくるとは想像していなかったのじゃ…」

「よく見たら機体が同じだったのだわ…」

 

 さっきのドーザー達がシンシア?を追いかけてこちらに来たらしい。シンシアとはケイトの偽名だろうか?と思っていた所に通話が入った。

 

〔あー…うちの連中が迷惑をかけたな、シンシア。確かにいつでも帰ってきてくれとは言ったがここまで早いとは思わなくてな、連絡くらいは…どうした、シンシア?何故何も…〕

〔ヒビキ様、きっとシンシアは自分が女装していたことを仲間にバレたくないのですよ!〕

〔なるほど…待て、何故それをオープン回線で言ったんだ?〕

〔あっ…〕

 

 どうやらさっきまでのドーザー達…ストークスはオルクスの知り合いだったらしい。それにしても何故女装…?

 

『……………あーうん…久しぶりだな?みんな…』

〔すまない…〕

〔まぁ過ぎたことは仕方ありません!それよりもオルクス!貴方のお陰でボク達、交際することになったんですよ!礼を言います!そして貴方に好き放題言ったことも謝罪します!〕

〔シラベ…!!重ねてすまない…〕

『まぁ…過ぎたことは良いよ…おめでとう、で良いのかな…?』

 

「お兄さん…その話、後で詳しくお願いします。実物も込みで」

『えっ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ッ…!この私をないものとして扱うとは…!まぁ良いでしょう。計画外とはいえ確かに収穫は得られました]




◯新ローダー4

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 重ショワーム砲ゴリ押しから打って変わって近中距離射撃機。
 高速で引き打ちしてくる相手へレーザードローンでちょっかいをかけ、マシンガンの弾幕にランセツを混ぜることで負荷をかける。
 ENにも余力があるので足回りも良い塩梅。

◯おまけ
「まっ待て!落ち着け!いいか、私はヴェスパー第7隊長…つまりただの会計責任者、そんな私が封鎖機構に歯向かおうなどと思う訳が無いということだ。見逃してくれれば悪いようにはしない、分かるな?」
[………?システムの判断を通達します。全域放送以降の進駐は惑星封鎖機構への宣戦布告と見なし例外なく排除対象です]
「まっ…たっ、助けっ!おわーっ!?」
[命乞いするならば、最初から我々の封鎖に従えば良いというのに…]
(それができないのが企業所属の辛い所なんだよなぁ…!)
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