モンスターハンター ~狩人の足跡~   作:忘れられたあの味

1 / 1
ハーメルンでの、初投稿となります。


プロローグ

切り立った山間の谷に存在する町「ドンドルマ」。そこは、かつて暮らしていた先住民。そして、大長老の指導によって作られた、大陸内でも有数の巨大都市である。

そこに存在する古龍観測所の書庫に、一冊の本が在った。それは、一人の書士隊によって書かれた一人のハンターの生涯についてである。

 

本の名は『ラック・ヴァレスト』。

書士隊によって書かれたハンターの名前である。

彼がどんな人柄であったか。

彼がどんな人生を歩んできたか。

彼がどんなモンスターと出会ったか。

彼がどんな狩人(ハンター)であったか。

彼についてが、この一冊に詰まっている。

 

「荒々しくも眩しかった数世紀」と、言われる時代を生きた中の一人。それが、「ラック・ヴァレスト」。もちろんハンターは、彼一人だけでは無い。何千、何万、はたまた何億という人間が、自然と共に、毎日死と隣り合わせの世界で生きていた時代である。だがその中で、実記として書き遺されるほどの名声を得られるのは、ほんの一握りにしか至らない。殆どの者は、志半ばに命を落とすか、引退。そもそも名声すら必要としていない者だっている。私が聴く限りでは、ラック・ヴァレスト自身も、名声と云う物には興味は無かったらしい。何でも化に魅入った書士隊の人間が、強引にも書き残したらしい。名声を必要としていなかった彼からしてみれば、さぞかし堪ったものでは無かったかもしれない。

 

この本の一ページに、こんな記述がある。

 

私は、生涯この人ほど尊敬出来る人物は居ないであろう。と同時に、この人ほど愛する人物は現れないであろう。この方に出会えて、この方と狩りに出て、この方と過ごした日々は、一生忘れないであろう。――――――――ルーナ・ヴェルデン

 

 

 

と。説明は此処までにしておこう。

 

 

彼に、少し興味が湧いてきただろうか?

此処から先は、自分自身の目で確かめると良い。

ページをめくるも良し。めくらないのも良し。

だが、此処から先に書かれてある事が、全て本当の事だとは限らない。それは、君がこの本を読んで嘘なのか本当なのかを感じ取ってほしい。君が本当だと感じたのであれば、この話は本当の事になる。逆に、嘘だと感じたのであれば、この話は嘘になる。所詮はそんなものさ。まぁ、書士隊が嘘を綴る事は意に反するに値する故、そのような事は無いと思われるが……。

 

さて、少し長くなってしまったが、この先は君の判断に委ねる事にする。

ページをめくるかどうかは、君次第だ。




必死に文字を繋げて、1000文字まで頑張りました。
不定期更新ですが、宜しくお願い致します。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。