聖槍に祈りを   作:坂本コウヤ

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モチベがノッたので、もう1話投稿します。

今回は第十一詩以来の団長の登場です。
前回彼女が出た時同様、アンチ・ヘイト混ざってると思いますが、本人の性格的にどうしてもこの小説だと、しばらくは損な役目になりがちなので、ご了承ください。何度でも言いますが、個人的には団長は好きです。

あと、かなり今更ですが今回GL要素全開のセリフとかが出ます。ただ、後書きでも言いますが本人的には『LIKE』のつもりです。
「現段階」では決して『LOVE』ではありませんので、ご理解の程、よろしくお願いします。


それでは、どうぞ。


第二十ニ詩:『首長補佐』と『救護』と『友たちの思い』

 

「―――なるほど、それでハスミに、白羽の矢が立った、と。」

 

「はい。ハスミ、お願い出来ますか?」

 

「・・・ツルギ。」

 

「構わん。こっちの事は、任せろ。それに、いざとなれば、リンデ達がカバーしてくれる、だろ?」

 

「はい。」

 

「分かりました。日頃リンデやミカ様にはお世話になっておりますし、力になれることがあれば、協力します。その代わり、私が離れている間、ツルギや皆の事はお任せします。」

 

「分かりました。頼まれた以上、全力は尽くします。」

 

「ありがとうございます。では、早速明日出発しますね。」

 

「気を付けて、な。」

 

「えぇ。」

 

 

 『ティーパーティー』での『お茶会』も終わり、私は予定通り、ツルギとハスミに、ハスミを『連邦生徒会』への特使として送り出す件を伝えに来ていました。

 

 あの後、何とか会議を続行する事は出来ましたが、やはり途中中弛みしてしまったせいでうまく運ばず、結局、特使の件をハスミ達に今日私が伝える事と、違法銃器等の売買に関しては2週間後の『ブラックマーケット』の調査後、改めて進捗を確認するということだけ決めて、お開きとなりました。

 

 ちなみに、特使へ送る日時を明日にしたのは、会議がぐだぐだになって少し時間が経ちすぎていたので、明日の方が都合がいいだろうとの事からです。まぁ、作中の時間的にも夕方や夜等ではなかったはずなので、明日送り出した方が原作的にも間違いではないはず。

 

・・・そういえば、確か原作のプロローグだと、『トリニティ自警団』所属の『守月スズミ』も参加してましたね。彼女がどういった経緯でハスミと一緒にいたのかは覚えてないですが、彼女もいないと破綻をきたしかねませんね。幸い、面識自体はありますから、帰ってからでも連絡を入れましょうか。その際、ハスミとパイプ繋げて―――

 

 

「リ〜ンデちゃん♪」

「ひゃあっ!?」

 

 

―――と、色々考えていて周りが見えていなかった私は、急に首筋に冷たいものを当てられて、普段出さないような悲鳴を上げてしまいました。

 

 

「プッ、アハハ☆ ひ、『ひゃあっ!?』、って! フフフ、り、リンデちゃんもそんな声出す事あるんだね。あ〜、可笑しい〜。」

 

「・・・ミカ〜。帰ったんじゃなかったんですか?」

 

 

 爆笑している下手人、ミカへ顔を向けると、余程ツボったのかまだ爆笑していて、思わずジトーッと視線を向けました。するとそれに気づいたのか、まだ少し笑ってますが、ミカが謝ってくれました。

 

 

「アハハッ、ごめんごめん。怒らないでよ〜。ほら、これ上げるから。ね♪」

 

 

 謝りながらミカが差し出してきたのは、最近一部の『トリニティ』生で話題になっていた『モモフレンズソーダ』の『???味』でした。何でも、販売元が何をとち狂ったのか、「開けるまで中身がわからない新感覚のソーダ。パーティードリンクにどうぞ」との触れ込みで販売しだした異色のソーダで、実際味は変なものは今のところ確認されていないようですが、中には『最強バナナレモンソーダ』とか『カチドキミックスソーダ』とか、明らかに『モモフレンズ』関係ない上に、色々な意味でキワキワを攻めたものまであるんですよね。

 

 特に上記二つの命名法則から、私以外の『転生者』を疑いたくなりましたが、あそこの開発担当の写真とプロフィール、紹介文から、この世界のあの科学者のようなもの(ただし姿は犬)だと理解したので、そういうものだと納得することにしました。

 

 それにしても、よくこんなものを見つけてきましたね。まあいただけるのであれば、いただきましょう。せっかくミカがくれると言ってるのですから、無下にするなんて出来ません。

 ただ、同じ事を他の人、特にナギサにやったりしないよう、釘を刺しておかないといけません。悪戯は人によって、許容できる範囲が違うのですから。

 

 

「・・・ハァ。しょうがないですね。私だったから良かったですけど、ナギサ相手にはやめてくださいね。たぶん即『ロールケーキ』ぶち込まれますから。」

 

「うんうん、分かってるって♪」 

 

 

 天真爛漫を絵に描いたような笑顔で、返事をするミカ。こういう時のミカは「分かっているけどどうせやる」か、「もうやったあとだよ」のどちらかだと思いますが、この場合それを下手に指摘しても良いことはありませんし、逆の立場なら私も嫌ですからね。ここは広い心で流しましょう。

 そんな風に思っていた私に、ミカが今度は何も持っていない手を差し出してこう言いました。

 

 

「ほら、一緒に帰ろ。『約束』も守ってもらわないとね☆」

 

「それが目当てですか。」

 

 

 なるほど、ミカがわざわざ私を迎えに来たのは、そういう理由ですか。『約束』というのは、十中八九会議中にミカだけに聞こえる声で約束した件ですね。

 まあ約束は約束ですし、あれくらいであれば履行は容易です。ならば早めに果たしたほうが、色々と都合がいいですね。そう思ってミカの手を取りかけて―――、視線の先に立っている人影に気づいて、思わず動きを止めてしまいました。

 

 

「ん? どうしたのリンデちゃん? ・・・っ、あれは。」

 

 

 突然私の動きが止まった事を不審に思ったミカが振り返り、私の見ている方向へ顔を向けると、ミカの機嫌が悪くなるのが感じられました。

 

 

 

―――私たちの視線の先、『正実』の出入り口前に立っていたのは、『救護騎士団』の団長、ミネでした。何故、彼女がここに?

 

 

「・・・行こう、リンデちゃん。気にすることないよ。」

 

「ちょっ、ミカ。」

 

 

 ミネの姿を見止めたミカが、私の左手を無理やり掴んでズンズンとミネの方へ向かって歩き始めました。その先は出入り口なので構わないのですが、なんと言いますか、ミネを見つけてからミカの機嫌が急転直下に悪くなってるんですよね。まあ原因に関して、はっきりと心当たりはありますが、何もそこまで不機嫌さを隠さず歩かなくても良いのでは。

 

 そんな事を考えながら、ミカに引きづられるようにしてミネの横を通り過ぎていく。しかし、通り過ぎるその瞬間、今度はミネが私の空いている方の手を掴んできました。思わずつんのめりそうになる私でしたが、気合で何とかこらえてミネの方へ視線を向けて問いかけました。

 

 

「っ、・・・何のつもりですか、ミネ?」

 

「今更、それを聞く必要がありますか? リンデさん。」

 

 

 ミネは私を掴んだまま、離さないと言わんばかりにこちらの右手をギリギリと掴み上げてきました。左手を掴んでいるミカの力に比べればまだ痛くはありませんが、腕を引っ張る力からは、絶対に逃さないという意志が感じられました。こちらへ対する返答からしても、その行動の基準は明白。不味いですね、これでは身動きが―――

 

 

 

―――そう思っていた時でした。突然、私を掴んでいた手が横から何かに振り払われると同時に、私の前に小さな影が、私を庇うようにミネの前へ踊り出ました。

 

 

「み、ミカ?」

 

「・・・何のつもりですか、ミカ様?」

 

 

 影の正体は、先程まで私の左手を掴んでいたミカでした。その背中からは、普段あまり見ないくらいに怒気が感じられて、私は思わず戸惑ってしまいました。

 

 

「・・・あのさ、ミネちゃん。リンデちゃん困ってるじゃん。いい加減突っかかってくるのやめてくれない?」

 

 

 抱いた怒りを隠そうともせず、ミカがミネを糾弾しました。しかし、それを受けてもなおミネの表情は眉一つ動かず、逆にミカを優しく諭すように口を開きました。

 

 

「ミカ様、あなただって感じているはずです。リンデさんの心はひどく歪んでいます。今『救護』しなければ、その歪みはいずれ必ず、致命的な破綻を伴って、あなた達を破滅させかねません。」

 

「・・・・・・。」

 

「大丈夫です。私が必ず、リンデさんの心を『救護』してみせます。ですからそこを」

「だから何?」

「えっ?」

 

「ミ、カ・・・?」

 

 

 ミネの言葉を黙って聞いていると思っていた矢先、ミカの口から信じられないような、平坦な声が聞こえてきました。私もミネも、ミカから出たとは思えない程に感情の乗ってない声に瞠目する事しか出来ませんでした。

 

 そんな私達を置き去りにして、ミカは更に言葉を重ねていきました。―――徐々に苛烈な感情を込めながら。

 

 

「・・・確かにさ。リンデちゃんが変わってるのは否定しないよ。自分がどれだけ困ってても、苦しくても、辛くても、人に対してお節介なくらい優しくしたりする所とか。自分のこと大事にしてくれない所とか。目を離すとすぐ友達が出来てたり、困った人を助けて仲良くなっちゃう所とかさ。思う所が、ないわけじゃないよ。でもさ、それがどうしたの? それは全部、リンデちゃんが心の底から私のことが、皆のことが大好きだからだって事、私は知ってる! 例えミネちゃんがそれを歪んでるって否定しても、私はそうは思わない! だってその優しさを否定したら、リンデちゃんと私達との出会いや、これまでの思い出も、全部間違いだったってことになるじゃん! そんな事、絶対私は認めない!!」

 

「ミカ・・・・・・。」

 

 

 ミカの口から思いのままに吐き出された言葉に、私は圧倒されていました。最初、思う所がないと言った辺りで少しツッコミを入れそうになりましたが、その後一気に押し寄せていたミカの感情の奔流は、そんな私の考えを吹き飛ばしていきました。

 

 しかし同時に、また私の中で、ミカにこれほど思われている事に対して、複雑な思いがこみ上げてきました。

 こんなにもミカに思われている事がとても嬉しく思う反面、それが私へ向けられているという事実が、私の中にある「ミカが本来享受する『幸せ』」を奪っているかもしれないという思いと重なって、感じている嬉しさと反発してしまい、結果として私は、またいつものように目を伏せてしまう事しか出来ませんでした。

 

 そして、そんな私の複雑な気持ちが表に出るのを彼女が、ミネが見逃すはずがありません。しかし―――

 

 

「ミカ様、あなたがいくらそう思っていても、リンデさんは」

「関係ない!」

「っ、何ですって?」

 

 

―――そんなミネの追求すら、ミカは関係ないと一蹴しました。そして。

 

 

「あなたに指摘されなくたって、リンデちゃんがそういう面倒な性格してることくらい分かってるよ! これでも、ミネちゃんよりもずっと付き合い長いんだからさ。でも、私がリンデちゃんの事好きなのは絶対変わらないし、『お日様』だって思うこの気持ちも絶対に変えない! 変えさせない!! 間違ってるなんて誰にも言わせない! 歪んでたって構わない!! それも含めて私は、リンデちゃんの事が大好きだから!!」

 

「っ!!」

「っ、ミカ・・・!」

 

 

 もう一度大きな想いを、私達にぶつけてきました。あのミネが目を見開いて驚いているところなんて初めて見た気がしますが、私の内心はそれどころではなくなっていました。

 

 ミカの何処までも純粋で、真っ直ぐで、素直な気持ち。それが私の中にある思いの壁を貫いて、私の心の奥深くへと届くのが分かりました。それを自覚した途端、得も言われぬ面映ゆさが全身を駆け巡って、自分の感情が制御できなくなりそうな気持ちになりました。

 

 ど、どうしましょう。さっきまであんなに心の中に靄がかかっていた気がしたのに、今はその靄に隙間が出来て、そこから光が、ミカの思いが差し込んできていて。思わず、顔の筋肉が緩んでしまいそうです。わ、私の表情、変になってませんよね?

 

 

 

「・・・・・・。」

 

「だから、もうこれ以上突っかかってこないで。リンデちゃんを苦しめないでよ。あんまりしつこいなら、私とナギちゃんが許さないから。行くよ、リンデちゃん。」

 

 

 表情を変えず黙っているミネに、ミカはそう言葉を叩きつけると、こちらの様子も碌に確認せずに腕を掴んで、またズンズンと引っ張って歩き始めました。幸い、私は普段から体幹もしっかりしてるので、ナギサのようにこけることはありませんでしたが、ミカの急な引っ張りにさっきまで感じていた気持ちも吹き飛ばされてしまい、思わずミカに抗議しました。

 

 

「へっ? えっ、ちょっ、ちょっとミカ!? 待ってください! 急に引っ張られると」

「いいから来る!」

「わ、分かりましたから! 強引なんですから、もう!」

 

 

しかし、私の抗議もピシャリと切り捨てられてしまったため、私はチラリとだけ目前をミネに向けると、そのままミカにされるがまま、『正実』の本部をあとにしました。

 

 

 

▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

 

 

「・・・・・・ミカ様。あなたは。」

 

 

 彼女達が去っていった方角を見ながら、ボソリと呟く。

 

 ミカ様の2度目の心からの叫びを聞いた時、一瞬とはいえ、私は気圧されてしまいました。『救護』のためであれば、何があろうと引き下がるつもりはない。

 

「『救護』の必要な場所に『救護』を。」

 

 それが私の信念。その信念が揺らぐことは決してないと思っていたのに、彼女の気迫のこもった言葉によって一瞬揺るがされるとは。

 

 しかしそれ以上に驚いたのは、その言葉を聞いた時のリンデさんの反応です。私の知るリンデさんであれば、例えどんな言葉でも考えや思いを変えることはないはず。ですがあの瞬間だけは、彼女の心に何らかの変化が生じたのか、ミカ様の言葉に感化されているようにも見えました。あのリンデさんが、です。いくらミカ様の言葉であろうと―――

 

 

「・・・本部前で騒いでるやつがいると聞いて来てみれば、珍しいやつがいるな。『救護騎士団』団長、『蒼森ミネ』。」

 

 

――――そのように考えていた時でした。私の後ろから声をかけられたのは。

 そういえば、偶然見かけた彼女を追ってきましたが、ここは『正義実現委員会』の本部前でしたね。少々時間をかけすぎましたか。

 

 

「委員長であるあなたが、わざわざ覗きに来るとは。思ったよりも手が空いているのですか? 『正義実現委員会』の剣先ツルギ委員長。」

 

 

 後ろを振り返れば、そこにいたのは思った通りの人物、ツルギ委員長がいました。私の言葉には些かも動揺していないようで、普段戦闘で見る狂気的な笑みは鳴りを潜め、今はその瞳に理知的な光が宿っていました。

 

 

「あいにく今日は、昼までに粗方終わらせたからな。あとは、ハスミ達の仕事だ。それに、イチカ達に少し休めと言われたしな。羽休め、って所だ。」

 

「そうですか。お騒がせしてすみませんでした。もう用事は済ましたから、私はこれで」

「待て。」

 

「? 何でしょうか?」

 

 

 リンデさんの『救護』が行えなかった時点で、私の用事は済んでいたので、一言謝罪を入れて立ち去ろうとしたのですが、そんな私の言葉を遮ってまで、ツルギ委員長が私を呼び止めてきました。いったい、何が目的でしょうか?

 

 

「さっきまで、ここにはリンデが来ていた。お前の目的はアイツへの『救護』、それで間違いはないな?」

 

「・・・えぇ、それが何か?」

 

 

 この話しぶり。先程のミカ様もそうですが、私のリンデさんへの『救護』が漏れているようですね。ミカ様はおそらくリンデさんだと分かりますが。

 

 いえ、そういえばミカ様とリンデさん、ツルギ委員長は級友でしたね。あの方はいくら口が軽いといっても、こんな事を誰かれ構わず言いふらすような方ではないはずですし、リンデさんが自主的に相談するとも考えられません。なので、おそらくミカ様がリンデさんに代わって、信頼出来る方にだけ相談した、といったところでしょうか。

 

 そう結論付けた私は、それがどうしたのかと聞き返すと、ツルギ委員長は1度目を閉じた後、静かに目を開いて真剣な表情で話し始めました。

 

 

「・・・お前がリンデをどうしたのかとかは、正直私は良く分からん。だか、リンデの友人として、一つ言っておく事がある。」

 

「何でしょう?」

 

「あまりリンデに負担をかけるな。お前がどう思って『救護』しようとしてるのかは、この際どうでもいい。無理に知ろうとも思わない。だか、自覚のないアイツに言い続けた所で、かえって余計追い込むだけだ。分からないわけではあるまい。」

 

 

 ミカ様ほどではないにせよ、少し剣呑な雰囲気を感じさせる口調でツルギ委員長はそう告げました。

 

・・・リンデさんがこれほど思われている事は、少々羨ましく思います。ですが、私にも引けない理由があります。それだけは、この場で伝えなくてはいけません。

 

 

「忠告感謝します。ですが、それではダメなのです。例えリンデさんを追い込む結果になるとしても、彼女は私が『救護』すると決めました。『「救護」の必要な場所に「救護」を』。私は、その信念を完遂します。」

 

 

 そうです。例え誰に何と言われようと、私は彼女を、リンデさんを『救護』すると決めました。その過程で不興を買うことになったとしても、私は必ず彼女を『救護』します。そうしなければいずれ必ず、彼女だけでなく彼女の周りに存在する、多くの友人達まで『破滅』させかねない。そう確信していますから。

 

 ツルギ委員長は私の言葉を聞くと、困ったような表情で重苦しく息を吐き出すと、頭を振って言葉を漏らしました。

 

 

「・・・ハァ。全く、お前は本当に人の話を聞く気がないな。『取り付く島もない』とはこの事か。」

 

「『救護』において、迷いは毒です。『救護』すると決めたからには、必ず『救護』してみせます。」

 

「・・・これ以上は言っても無駄、か。仕方ない。だが、もう一つだけ言っておく。例え仮にリンデが自覚したとしても、お前の『救護』を受け入れるかは別問題だ。むしろ、最悪悪化する可能性すらある。そういう危うさを秘めているからな、アイツは。」

 

 

 ツルギ委員長はそういうと、もう用はないというように『正義実現委員会』の本部内へと戻っていきました。

 

 

 

・・・自覚したとしてもこちらの『救護』を受け入れず、最悪悪化するかもしれない、ですか。ツルギ委員長も、リンデさんの『歪み』については把握しているのですね。その点を考えれば、ミカ様と違い、信用できますね。

 

 しかし、だからといって止まる訳にはいきません。もしまた次の機会があれば、今度こそ私は迷わず、彼女を『救護』してみせます。

 

 

 

 

―――それが私の、唯一彼女にできる、ささやかな『恩返し』ですから。

 




告白まがいの事してますが、ミカ視点はあくまで『LIKE』です。
何かリンデが後ろでモジモジしてますが、あくまで『LIKE』です!
仮に進んでたとしても、まだ『LIKE以上LOVE未満(無自覚)』ぐらいですので、ご了承ください! ゴールまではまだまだ先です!

まぁ、このミカの告白まがいがあったからこそ、誕生日回でリンデがぶっちゃけたと思っていただければ。はい。
(※ミカの誕生日回[番外編第一誕]は最新話より後の話です)


ツルギのリンデに対するスタンスは、「ちょっと変わってたり危なっかしい所はあるけど、それでも頼りになる友人」みたいな感じです。

だから頼りにするべき時は頼りにするし、危なそうだなとなればフォローはしようという対応です。ミカほど甘くはしないけど、かといってミネ団長のように、無理に危なっかしい所を強制的に直させようという感じでもない、くらいの距離感が彼女です。

リンデの友人達の中だと、彼女が一番冷静で距離感保ててると思ってます。次点でハスミとセイア。ハスミは元来の優しさと面倒見のよさから、セイアは一部、入れ込んでる部分もあるのでこのくらいです。
逆にズブズブなのが、ミカナギの幼馴染コンビです。こちらは付き合いが長いのでね。次点でヒフミかな?『先輩』としてのリンデに脳を焼かれてるのと、今作での初めての『モモフレンズ』仲間なのがデカい。


そして、ミネ団長が最後に呟いた『恩返し』。
これが意味するものとはいったい―――。乞うご期待。


お気に入り登録者数332人、UA27000超えありがとうございます!
あと2、3話くらいで原作の話へ合流できそうなので、これからも応援よろしくお願いします!


感想・評価、ここすき、誤字・脱字報告はいつでもお待ちしてます。いつも通り、感想は返せる分は返信しますので、よろしくお願いします。

それではまた次回!
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