まず謝罪を。前回から10日も空いてしまい本当に申し訳ありません。英検の勉強などをしていたら時間が無くなっておりました…
ツルギはあまりよくわかっていないのでここは違う!という所があれば教えていただけると大変ありがたいです。
今回はミカとシンがひたすらいちゃつくだけです。では、どうぞ!
「ここがシン君の部屋だよ、シン君なら不埒なことはしないと思ってここにしたんだ☆」
満面の笑みを浮かべながら部屋のドアを開ける。
「問題しかないですよね、だってここ」
「ミカ様の隣の部屋じゃないですか!?」
心底驚いたといった顔でそう話す。
「セイアちゃんも納得してたよ?私を守るためって言ったらね☆」
「セイア様あああああああああああああああああ!?」
この場にいないセイアを心の中で恨む。
「しっかり私のこと守ってね?」
「ちょ、ミカ様!別のとこ住むんで今すぐでも手続きを」
ひどく焦る。
「じゃあまたねー☆」
「ミカ様ああああ!」
ミカは隣の、即ち自分の部屋へ戻っていった。
「どうしよう...部屋はありがたいけど、ミカ様の隣の部屋ってなんかなあ...いていいんだろうか」
「仕方ない、銃や刀の手入れしようかな」
刀を鞘から出して柄を外し、布でふき取る。錆や疵がないかどうか確かめ、柄を付け鞘に納める。
「...ここが、僕の部屋か。」
ティーパーティーにより手配された家具や日用品が所狭しと並ぶ。高級そうなベッドに横になる。
「...寝れない。寝ないでいい」
無表情に天井を眺める。そうして時計の短針が12と11の間を指すころ。カツ、カツ、カツ。
廊下から足音が聞こえる。足音はミカの部屋のほうへ歩いていく。
「明らかにこんな時間に...おかしい。」
飛び起き銃を手に取りマガジンを装填。コッキングレバーを引く。部屋のドアを開け、銃を構える。
「...何奴。ここが聖園ミカ様のお部屋の近くと知っての狼藉か」
足音の主-白い髪に暗色系のワンピースを着て、ガスマスクをつけた少女-はこちらの姿を認識した直後走って逃げていく。
「待て!」
走って追いかけるが侵入者はどんどん距離を放していく。
窓から飛び降り敷地外へ。3,4階相当の高さから飛び降りたにもかかわらず侵入者は無傷。
「足を狙うしか...!」
足を狙い射撃開始。しかしどんどん侵入者は逃げるばかりで当たらない。
「クソっ...さすがにここら飛び降りたら死ぬな。でも、階段で降りたら隠れられる可能性が高いし...」
そう逡巡している間に侵入者は去っていった。
「何だったんだあれは...サオリたちに報告しておかないと。脅威になる可能性が高い」
しゅこー、しゅこーとガスマスクから音を出す少女がそう言う。
「しかし、足音は殺していたはずだし消灯時間はとうに過ぎていたはず...気味が悪い」
ピロン、携帯の通知音が鳴る。
「なるほど、正義実現委員会か...新入生?」
「誰もう、うるさいなあ...シン君?」
寝ぼけ眼をこすりながらミカが部屋から出てくる。
「ミカ様、申し訳ありません。侵入者がいたため交戦しましたが取り逃がしてしまいました」
「ありがとね、でも、多分その子私の友達だと思うな」
ミカは少し暗い表情でそう話す。
「どんな見た目だった?」
「白い髪に暗色系のワンピース、ガスマスクを着けていました」
「うん、多分その子は私のお友達だね。次からは私の部屋に案内してくれると嬉しいな」
「承知いたしました。申し訳ございませんでした、ミカ様」
跪いて謝罪の言葉を述べる。
「いやいや、この時間だったら間違えてもしょうがないよ!でも、次からはそうしてね?」
「承知いたしました、お休み中大変失礼いたしました。」
「うん、おやすみ!あと、私は寝起きがあんまりよくないから明日起こしてくれると嬉しいな」
「承知いたしました」
そう言ってシンは部屋へ戻っていく。
「...なんでだろ。ナギちゃんやセイアちゃんに嘘つくときよりつらい」
「...時間か。行こう」
体を起こす。
「ミカ様、おはようございます。起床の時間でございます」
ミカの部屋をノックしそう呼びかける。
「ミカ様、そろそろ起床なされないと遅刻されます」
さらに呼びかけるが反応がない。
「...仕方ない、また来よう」
「んぅ...おはよー、ナギちゃん」
ミカがドアを開けて抱き着いてくる。
「ミカ様!??!?」
「うー...にしても、もうちょっと寝かせてくれてもいい...じゃん...!?」
ミカは顔を上げる。そして自分が抱き着いていたのがだれか気づく。
「わあああああああああシン君ごめん!?」
ミカは急いで部屋の中に戻る。残されたのは顔が赤く頭から煙が上がっているシンのみ。
「...恥ずかしい」
「寝ぼけてシン君に抱きつく作戦大成功☆」
ミカはガッツポーズを取る。
「...うう、やっぱり恥ずかしいな」
「さっきはごめんね...」
「いえ...いきなり押し掛けた自分も悪かったですから」
「うう...恥ずかしいや」
「朝食はお摂りになられましたか?」
「まだかな、よかったら一緒に食べない?」
「ありがたいお誘いですが、僕は食事をしなくとも生きていけます」
「あー!またそんなこと言う!ほらほら、食べないと死んじゃうよ!食べる食べる!」
そう言って食堂の方へ手を引いていく。
「おはようございます、ミカ様」
「ミカ様、ごきげんよう」
「..尊敬されてるんですね」
「うん、みんな良いこだよ?パテル分派の子たち!」
(...今の目。利用することしか考えてない。あれと同じ...気持ち悪い)
「でね、あっちが...聞いてる?」
「はい、聞いております」
「ならいいや、でね。このご飯がとっても美味しいの!」
「なるほど、では僕はミカ様と同じものにします」
「はむはむ...んー!美味しい!」
「ミカ様がお幸せそうで何よりです」
「ねえねえ、これあげる!」
ミカはピーマンを差し出す。
「ただお嫌いなだけでは...?」
「ぎくっ」
ミカは顔を背ける。
「ナギサ様から好き嫌いをさせないよう命じられておりますゆえ」
「ひどいー!」
そんなこんなで、幸せな朝食の時間を過ごした二人。
あっという間に時間は過ぎて。
「じゃあそろそろシン君は授業かな?それとも正実のお仕事?」
名残惜しそうにミカはそう問う。
「とりあえず正実に向かってみます。自分でも何をやるべきか正直あまりわかっていないんです」
「わかった、じゃあお仕事頑張ってね☆」
「失礼致します。一年上原シン、参上致しました」
「入れ」
ツルギがそう答える。
「...似合って、いるな。ハスミのファッションセンスも...なかなかのものだろう?」
落ち着いた様子でそう話す。
「副委員長閣下に感謝申し上げます」
「まあいい、それでだ...お前は特別任務を与える。ティーパーティーからの指示だ」
「ティーパーティーから、ですか」
少し訝しんだようにそう答える。
「そうだ。だいぶ気に入られたようだな...ケヒャッ」
おちょくったように笑う。
「己のできることをしたまでです」
「やはり、お前はいいな...イチカが拾ってきただけはある...」
「お褒めの言葉をいただき光栄です」
「さて、任務だ...端的に言おう。ティーパーティーの警護、だ」
厄介事がきたと言ったような顔でそう言う。
「ティーパーティーの皆様の警護ですか...あの方々なら不要なのでは?」
「よく、考えてもみろ。お前は一時的にあの、聖園ミカに匹敵する戦闘力が出ていた。それに、ミカ以外はティーパーティーは武力としては貧弱だ...」
気だるそうな顔になる。
「...確かに、ナギサ様やセイア様が戦闘しているところなど考えられません」
「そうだろう、だからお前は主に桐藤ナギサや百合園セイアの警護になるだろう。それともう一つ」
「...もう一つあるんです?」
「ああ、残念ながらな...聖園ミカの補佐だ」
「ミカ様の...なんで僕が?」
宇宙にいそうな猫のような表情をする。
「気に入られた、ようだな...」
「...喜んでいいのかどうか」
「まあ、頑張ってくれ。私も、お前には期待している...」
「恐縮でございます」
ご閲読いただきありがとうございました。
ティーパーティーに気に入られたら逃れられないのです…(歓喜)
そろそろ本編に入るつもりではあります、次の投稿は水曜日を予定しております!
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次何書く?
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サイドストーリー(正実)
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サイドストーリー(ティーパーティー)
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ifルート(イチカ)
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本編を書け