ドラゴンボールZ IF未来から来た戦士 あーし、ブルマとヤムチャの娘なんだけど? 【本編完結済み】   作:ゆーこー

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少々遅れてしまいました、ストック無いので減速気味です。


第5話 強すぎる人造人間! 壊滅するZ戦士

 ベジータさんが18号と睨みあっている。幸か不幸かタイマンをしてくれるようで逆に言うとあーしらは17号に少しでも邪魔をしたらぶっ殺すぞと牽制されている状態になっている。

ベジータさんが先に仕掛けるが18号は左腕をで難なく受け止めて右手で反撃、ベジータさんは顔に飛んできたさの拳を僅かに顔を反らして回避した。

 

「す、凄いぜベジータのやつ! 奴とほぼ互角に戦っている!」

 

「パパ、あ、あいつとほぼ互角じゃダメなんだ...せめてこの段階で優勢じゃないと絶対に勝てない...! あいつらは体力が無限にある!」

 

「な、なんだと...じゃあベジータはこのままでは」

 

「ま、間違いなく殺される....」

 

あーし達が手を出そうにも17号がいる。それに今のところ何かをしてる訳でもないあの16号も不気味。ただこのまま見ていてもベジータさんが徐々にやられていくだけなのは明白だった。

 あーしの予見通り徐々にベジータさんの気が減っていくと防戦一方になり、誰が見ても勝算が無くなった。

 

「や、やむを得ん...俺達でもう一人の人造人間をどうにかしてベジータに加勢するぞ」

 

ピッコロが覚悟を決めて戦闘に介入する。続いて天津飯さん、パパとあーしも動き出すがあっという間に17号に行く手を阻まれた。

 

「奇遇だな、俺も退屈なんだ。相手してくれよ」

 

ピッコロさんが一撃でダウンさせられ、天津飯さんの気功砲でもビクともしていない。パパもかめはめ波が通じずに一撃でダウン、あーしは界王拳4倍で加速して狼牙風風拳改を仕掛けるが両手とも一打目で受け止められお腹のど真ん中に膝を打ち込まれて身体が動かなくなる。

 

「他愛もない...お前はやらないのか?」

 

「あ、ああ...」

 

クリリンさんは固まってしまっている。あーしの耳にベジータさんの唸り声が入ってきた。顔を上げると左腕があらぬ方向にねじ曲げられているベジータさんの姿が微かに見えた。

 

「丁度あっちも終わりか。孫悟空はこれより骨があればいいが」

 

「そ、繰気弾...」

 

あーしは地面に這いつくばったまま右手から繰気弾を出して地中を走らせる。頼むからバレないで...奴らにぶつけてやるんだ。

 

「さぁて、追い掛けられても面倒だからね」

 

ベジータさんの気が無くなった。まさか殺された? いや、気絶させられたようだ。どういうわけかトドメは刺していない。

 

「よし、18号行くぞ」

 

「そうしましょう。こいつら思ったよりつまらなかったわ」

 

油断しきっている17号の真下から、あーしの残ってる気の全てを託した繰気弾がクリーンヒット。そのまま追撃して殴り続ける。

 

「あいつか!」

 

18号の気弾であーしは完全に意識を失った。

 

その後のことはクリリンさんによると暫くしてからあーしらを仙豆で復活させるよう言われたらしく、人造人間の姿が完全に見えなくなった頃にあーしらは目覚めた。

そのあとピッコロさんは神殿の方に消えてしまうに、ベジータも何処かに行ってしまうしでまともに戦える戦士がいなくなったあーしらはどうすることも出来なくなった。

 

 一先ずピッコロさんの後を追って神殿に向かおうと、クリリンさんが提案してあーしらは神殿に向かおうとしていたのだが、パパにママから連絡がありあーしをご指名のようだった。なんでも、カプセルコーポレーションのロゴがある謎の機械が見つかったとか言うことで、あーしは場所を教えてもらいパパと一緒に現地に向かった。

 

 そこにあったのは、型番まであーしのと同じタイムマシンだった。ただやたら苔とかが生えていて入り口の窓も内側から溶かされたようになっている。

 

「ねぇ、やっぱこれテディのとそっくりよね?」

 

「ママ、これそっくりどころか...同じものかもしれない」

 

あーしは中に入っていたギザギザの卵のような何かを見つける。

 

「何かの生き物が入っていた...? それに、年代設定があーしより前に設定されてる。な、なんなのよこれ」

 

「おぃ! 見たことの無い脱け殻があったぞ!」

 

パパが叫んだ。あーしもその脱け殻を確認する。それは既に乾燥して風化し始めていたが、この世のどの生物にも当てはまらない化け物の脱け殻だということだけは分かった。

 

「こ、この地球で何が起きてるの...?」

 

もはやここはあーしの知る未来とは全く異なる世界線を歩んでいた。ただあーしが来ただけの生易しい変化ではない。あーしの持っている未来の知識など無意味。

最悪の未来が頭をよぎるが、それを書き消すように奇妙な気を感じ取った。

 

「悟空さん...?いや、ベジータさん、フリーザ? よ、よく分からんけど全く同じ地点に気がひとつある。ママは避難して! あーしとパパは妙な気の場所に行く!」

 

「おぅ、役に立つか分からんが行くぜ。ブルマ、寄り道するなよ。今は危険が多すぎる」

 

「分かったわ。二人とも死なないでね」

 

恐る恐る現場に急行すると、ピッコロさんが緑色の化物と対峙していた。

 

「て、テディだと!? 何故この時代に...」

 

緑色の化物の実力は未知数だが、あーしらが来たことで戦況が不利になったのだろう。なんと太陽拳を使って行方を眩ませたのだ。

 

「しまった! 早くトドメを指すんだった!」

 

「ピッコロさん雰囲気代わった? もしかしてそれが神様との合体?」

 

「そ、そうだ...それより奴について分かったことがある。神殿に来い」

 

ピッコロさんが手に入れたあの化け物の情報、それは奴があーしより未来から来た人造人間であるということ、そして17、18号を吸収することでパワーアップして、完全体になることが目的であること。

あーしらの敵が増えただけじゃない、早く17、18号を破壊しなければ本当にどうしようもないほどの実力を持つ敵を相手にしなければいけなくなる。

 

「よお皆、心配かけちまった」

 

「孫!」

 

「悟空!」

 

悟空さんが完治して瞬間移動でここにやってきた。悟飯さんとベジータさんも連れて帰ってきたのだ。

 

「この神殿に一日で一年分の修行が出来る場所がある、ミスターポポにそこを使わせてもらおうと思ってな」

 

悟空さんが言っていた通り精神と時の部屋という場所がここには存在するようだ。ただし二人まで、生涯で二日までの制約があった。

 

「退いてろ、この俺が入ればそれで充分だ」

 

ベジータさんが説明を聞いた後に独りで入ろうとしていた。他の人はベジータさんと入るのは御免なのか声を掛けない。

 

「まあ待ちなさいよベジータさん。折角二人入れるんならあーしも入れてよ」

 

「貴様が来ても邪魔なだけだ。それに俺がここで一年トレーニングすれば人造人間どもは間違いなく倒せる。他の奴らが使う必要など無いと言うことが分からんのか」

 

「あーしは未来で人造人間倒さなきゃいけないの! さあ、行きましょ!」

 

「ちっ、勝手にしろ」

 

ベジータさんは渋々了承してくれた。

 

「いいのか? そんな奴と同じ空間で一年だぞ」

 

天津飯さんが特に懐疑的な声で尋ねる。

 

「ベジータさんとは修行したこと無かったし丁度いいっしょ!」

 

「勘違いするな! 一緒に修行するとは一言も言っていない。 邪魔するようなら摘まみ出すからな」

 

「ほら見ろ、あんな奴と一緒に入っても時間の無駄だ。それなら他の奴と修行した方が貴重な時間が無駄にはならん」

 

「心配してくれてありがとね、でも大丈夫! あーしも強くなってまた明日よ!」

 

こうして、あーしとベジータさんの一年に及ぶ修行が始まろうとしていた。

 

「うっっす! なにここ、マジで空気薄いしなんもねー!」

 

「ふん、帰るなら今のうちだぞ」

 

「まさか、時間も勿体ないから早速始めるわよ」

 

 

 

 




テディについて⑥
剣を持っているが殆ど使っていない。精神と時の部屋にも持ってこなかった。
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