魔法少女にあこがれて~バルバン襲来   作:ロト2

115 / 115
ルパンレンジャーVSパトレンジャーに続きトッキュウジャーも最終話を向えました。初見でしたがすごく良いストーリーで作者的にはTOP5に入った好きな戦隊でした。(他はギンガマン、タイムレンジャー、ゴーゴーファイブ、デンジマンです)


第115話 仲間3

「遅くなりました。イミタシオ様」

「待っていたのペスカ!ちょっとギリギリピンチだったの」

 

 イミタシオが砂爆盗と斬り合っているとベルゼルガと入れ替わる様にパンタノペスカが到着する。

 

「遅れた分は取り戻しますわ。パンタノトラップ」

「うぉ!?」

 

 パンタノペスカが杖を突くと砂爆盗の足下が泥濘化し砂爆盗がバランスを崩す。

 

「今ですわ」

「了解なの」

 

 パンタノペスカが作った隙を突きイミタシオが大剣を振り上げ砂爆盗を真っ二つにしようとする。

 

「この毒砂!」

「ゴハッ」

 

 それに対して砂爆盗は咄嗟に袋から毒砂を発射しイミタシオを吹き飛ばしそれを見たパンタノペスカが慌てて駆け寄ってくる。

 

「イミタシオ様大丈夫ですの?」

「あぁ、咄嗟にベルトで殆どを吸収したから後は自分で回復できる」

「それは良かったですわ。ベルゼルガに知られたら怒り狂って大変な事になっていましたわ」

「あぁ、そう言う意味では今居なくて幸いだったな・・・」

 

 

 

 ――――――

 

 

「ハッ今シオちゃんが大変な目に合ってる気がする・・・行かないと」

〈待てベルゼルガ。心配なのは分かるが今は穢れを吸収するのに集中してくれ。今行ったらイミタシオの考えた作戦が無駄になってしまう〉

「むぅ・・・分かった」

 

 ギンガホーンにイミタシオが考えた作戦の事を持ち出され渋々と作業に戻り地面に大鎌を刺すと穢れを吸収する。

 

「ねぇ、これって後どれ位やればいいの?」

〈フム、大分穢れが薄まっている。これならマゼンタ達も動ける様になるはずだ〉

〈そうか、ならばそろそろ交代するべきだろうな〉

「!分かった。だったら直ぐに行こうシオちゃんが心配」

〈そうだな。マゼンタ達の合流のまだ時間が掛かる急いで援護に向かうべきだろうな〉

 

そう言いながらギンガホーンとベルゼルガは急ぐ様に飛び立って行った。

 

 

――――――――

 

 

アースが汚染され体を休めていたマゼンタ達だったが徐々に体を覆う様な気怠さが失せていく様な感覚を感じていた。

 

〈穢れが大分薄まって来ている・・・・〉

「これはやっぱりイミタシオの考えた作戦が上手く行っているって事?」

〈恐らくそうだろう。今ならきっと星獣モードと真化星獣モードが使えるはずだ〉

「試してみましょう。唸れ星獣モード!」

 

 アズールがそう言って変身アイテムに手を当てて叫ぶと星獣モードになる事が出来た。  

「出来た!これなら戦いに参加する事が出来るわ」

「よっしゃ!シオちゃんズがやってくれたな」

〈だったら急ぎましょうモビーディグやバルバンが又穢れを増やす前に倒しましょう〉

「今までの遅れを取り返すよぉ!」

〈だな!今度こそケリをつけてやろうぜ〉

 

 

――――――――――

 

  

「ハァアア!!大・切・断」

「グッ」

 

 イミタシオがベルトに貯めたエネルギーを大剣に流し込み巨大な魔力刃にして勢いよく振る斬撃を砂爆盗は刀で防御するが勢いまでは防ぎきれず思わず後ろに下がる。

 

「喰らえ!爆熱射砂!!」

「ディフェ~ンドですわ」

 

 反撃とばかりに放った砂はパンタノペスカが土の壁を展開して防御する。

 

「チッ弱い癖にしつこい奴らだ」

「その弱い奴らに勝てないなんてお前の方が弱いだけなの☆」

「テメェ・・・・!」

 

 イミタシオの挑発にぎろりと睨み付けているとベルゼルガとギンガホーン、更には復活したマゼンタ達が合流してきた。

 

「お待たせイミタシオ!お陰で星獣モードになれたよぉ」

「後はアイツと魔獣を倒すだけ、エヘ」

 

「クッ・・・ん?」

 

 シオちゃんズとトレスマジアが合流した事で不利になった砂爆盗は汗を流すが視界の端に倒れた母親を揺り動かすさよ子の姿が映った。

 

「良し、使えるな。オラァ!」

 

 それを見て何かを思いついたのか砂爆盗は再びマゼンタ達に爆熱射砂を発射する。

 

「無駄やそんな攻撃、何?」

 

 それをサルファが防御魔法で防ぐがその隙に砂爆盗は走り出しさよ子に近づき片腕で掴むと

 

「動くな武器を捨てろテメェら!」

「「「「「「!!」」」」」」

 

 そう言いながら砂爆盗は刀をさよ子に突きつけた。

 

 

 

――――――――

 

 

少し前 シオちゃんズと砂爆盗が戦っている場所からかなり離れた場所ではシェリンダがレオパルト・セクメトを操りながらベーゼ達相手に有利に戦いを進めていた。

 

 

  

「このぉ!!」

「フン」

「避けてベーゼちゃん!」

「ッ」

 

  ベーゼ・クヌムが杖に魔力を込めて斬撃で斬り付けようとするがシェリンダが指をクンッと動かすとシェリンダの前にレオパルト・セクメトが立ち塞がりベーゼ・クヌムは慌てて攻撃を止めるがその隙を突いてレオパルト・セクメトはクローでベーゼ・クヌムを殴り飛ばす。

 

「クソォ又ベーゼちゃんを傷つけたちまった・・・」

「だったらベーゼ以外の相手と戦わせてやろう。元々ベーゼは私が殺る予定だったからな。優しいだろ私は?」

「このヤロゥ・・・」

「そら行け!」

 

 レオパルト・セクメトは忌々しげに睨み付けるを受け流してシェリンダが命じるとレオパルト・セクメトは操られながらルベル・アヌベト達の方へ突撃する。

 

「さぁ始めるとしようかマジアベーゼ」

「シェリンダ、お前よくもレオちゃんを・・・・!」

「何を怒っている?私は前にお前にやられた事をやり返しただけだぞ」

「ッ」

 

 ベーゼ・クヌムは怒りでシェリンダを睨み付けるがシェリンダの言った言葉に気まずそうに目を逸らしてしまう。その隙を突きシェリンダは指から光線を放つ。

 

「何を目を逸らしている。ハッ」

「うわぁ!?」

 

 シェリンダの攻撃が直撃したベーゼ・クヌムは吹き飛び地面に転がりそれを見たシェリンダは嘲る様な笑みを浮かべる。

 

「無様だなマジアベーゼ。だがまだこの程度では済まんぞ、今まで私を辱め、眼中に無く、逃げてばかりだった貴様をようやく逃げ出せなくしたんだ。さぁ立って私と戦ってみろ!どうしたまだ終わりでは無いだろう?さぁ早く立ち上がって私と戦え!さぁさぁさぁさぁ!」

「グ・・・ウ・・・」

 

 何処か興奮した様にまくし立てるシェリンダにマジアベーゼ・クヌムは歯を食いしばりながら立ち上がり支配の杖を構えた。

 

 

――――――――

 

 

「クソ何簡単に操られてんだよレオパルトのヤロー。影糸!」

 

 ルベル・アヌベトがそう毒づきながら影の糸を生成しそれを飛ばしてレオパルト・セクメトを拘束して動きを止める。

 

「良しこれで「アァァァアア!!」ダメかッ」

 

 レオパルト・セクメトを拘束したのも束の間でレオパルト・セクメトは叫び声を上げながら影糸の拘束を引き千切ってしまう。

 

「ちょっと何やってるのよルベル?」

「しょうがねぇだろ。同じ真化でこっちは傷つけずに捕まえなきゃならねーんだから」

「「だったらルベル、考えがあるのだわ。レオパルトはあの胸に着いている貝殻に操られているから今度は私とルベルがレオパルトの動きを止めるからその隙にロコムジカがレオパルトに着いている貝殻を取って欲しいのだわ」」

「そ、そうね。それが今はベストね」

「だな。早くレオパルト元に戻してベーゼの援護に向かわねーと」

  

ネロアリス・ジャバウォックの作戦を聞き頷いた2人は早速ルベル・アヌベトがさっきより太い影糸を繰り出してレオパルト・セクメトを再び拘束し、操られた彼女が再びそれを引き千切ろうとした瞬間ネロアリス・ジャバウォックが近づきロボットアームでレオパルト・セクメトを拘束する。

 

「ア、アリス・・・」

「「レオパルト少し我慢して欲しいのだわ。今なのだわロコムジカ!」」

「分かったわ!このぉ!」

 

 ネロアリス・ジャバウォックの合図でロコムジカ・ハトホルはレオパルト・セクメトの懐に入ると胸に付いている貝殻を引き剥がそうと手を伸ばした時貝殻から新たな触手が現れロコムジカ・ハトホルを張り飛ばした。

 

「キャア!?」

「ロコ!何だよこの貝!?意思を持ってんのか?」

 

 ルベル・アヌベトが驚いて居る間にもロコムジカ・ハトホルを吹き飛ばした触手は今度はネロアリス・ジャバウォックを打ち据える。

 

「アリス!」

「「平気なのだわ。でも触手を抑えてくれるとちょっと助かるのだわ」」

「あ、あぁ分かった。行け影犬!」

 

 ネロアリス・ジャバウォックの頼みを聞きルベル・アヌベトは影犬を複数出しネロアリス・ジャバウォックを打ち据えている触手に噛み付き動きを止める。

 

「良し触手は止めたもう一回だロコ」

「今度こそ!」

 

 触手の吹き飛ばしから復帰したロコムジカ・ハトホルは再びレオパルト・セクメトの懐に入り貝を引き剥がそうとするが貝は又新しい触手を生やしロコムジカ・ハトホルを打ち据える。

 

「コイツまだ生えて行け影「待ちなさいルベル」ロコ?」

 

 ルベル・アヌベトは新しい影犬を出そうとするがそれをロコムジカ・ハトホルが止めルベル・アヌベトは怪訝な顔をする。

 

「これ以上アンタが影犬を出したらレオパルトの拘束している力が弱まるでしょ。私なら大丈夫よ。アンタは拘束に集中してこの程度の攻撃アイドルのロコにはダメージにもならないわ!」

「ロコ・・・分かった。無茶するんじゃねぇぞ!」

 

 明らかなロコムジカ・ハトホルの強がりにルベル・アヌベトは言い返したくなる気持ちをグッと抑え彼女を信じてレオパルト・セクメトの拘束に集中し、ロコムジカ・ハトホルは触手の攻撃を片手で防ぎつつもう片方の手で貝を掴んで大きく息を吸う。

 

「(集中しろ、集中しろ。あのサンバッシュの手下の騒音魔人みたいにこの貝殻だけに音を当てるように指向性を持たせて・・・)スゥウウ・・・ワーーーー!!

 

バチバチバチィ!!

 

 ロコムジカ・ハトホルが声に魔力を込めて貝だけに聞こえるようにして大声で叫ぶとレオパルト・セクメトの胸に付いていた貝は火花を散らしひび割れたと思ったら粉々に砕け散り残った触手も消えて言ってしまった。

 

「やった!成功した。レオパルト大丈夫?」

「うぅ・・・耳がジンジンする。お前もうちょっと音量抑えろよ~」

「何言ってんのその位で済んで良かったじゃない。私が制御してなかったらアンタもあの貝みたいにバラバラになってたわよ。文句言わない」

「ちぇ分かったよ~」

 

 ロコムジカ・ハトホルにこれ以上反論する元気が無いのかレオパルト・セクメトはあっさり矛を引っ込めて意識をハッキリさせようと頭を振っていると、ルベル・アヌベトも合流してくる。

 

「おいレオパルトこのまま戦いは続けられそうか?」

「う~~よし。少しはマシになった。あの貝殻女~よくもベーゼちゃんを攻撃させやがったなー!ベーゼちゃんが危ねぇ~助けに行くぞお前等ーーー!!」

「「オーなのだわ」」

「フラついているのに無茶するんじゃないわよ全く・・・」

「まぁベーゼ助けに行くのは同意だけどな」

 

 レオパルト・セクメトの激にネロアリス・ジャバウォックは腕を上げて同調しロコムジカ・ハトホルとルベル・アヌベトもレオパルト・セクメトの体を心配しつつも同意しシェリンダとベーゼ・クヌムが戦っている場所走って行った。 

 

 




今回は4分割になりそうです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。