魔法少女にあこがれて~バルバン襲来   作:ロト2

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お待たせしました。

 まほあこ最新第67話を見ましたがやはりというかうてなは魔法少女と悪の組織の協力はしない人でしたね。この作品では矛盾が出てしまいましたが地球が滅ぼされるかもしれない状況なので例外中の例外として仕方なく協力したと言う事で何卒ご容赦ください。


第126話 突入!!荒くれ無敵城2

荒くれ無敵城 地下牢

 

 

ズズン

 

 

「何でしょう?騒がしくなって来たみたいですけどぉ」

 

 そう言いながら地下牢の中で結界に閉じ込められたシスタギガント・アマウネトは埃が落ちてきた天井を見上げる。

 

「これは、魔法少女がエノルミータが攻めて来たのでしょうかぁ?・・・さっきまで感じていた視線が感じなくなりましたがこれはチャンスですかねぇ」

 

 そう言うとシスタギガント・アマウネトは自身を閉じ込めている結界を破ろうと動き出した。

 

 

荒くれ無敵城 城内2階

 

 

「ハァアア!」

「ヤートット!?」

 

 先陣を切るイミタシオは大剣を振るいヤートットを窓へ吹き飛ばしそのままヤートットは城の外へ落ちていく。

 

「良し、強化された戦闘員との戦いにも大分慣れてきたな」

「二人ともずっと先頭を行って貰ってるけど体力は大丈夫なのぉ?」

「大丈夫だこのまま何事もなければ破滅の意思の元へ送り届ける事もッ」

 

 そう言った時イミタシオ達の前に斬撃波が飛来しイミタシオはそれを大剣で防御した。

 

「・・・来たか」

 

 イミタシオが睨む先には暗がりからガシャガシャと音を響かせながら怒涛武者が姿を現した。

 

〈バルバンの魔人!〉

〈四将軍最後の一人、確か怒涛武者とか言ったか!〉

 

「魔法少女共・・・お前らはここで殲滅する・・・破滅の意思より力を頂き再現したこの姿でな!邪装光!!」

「「「「「〈〈〈!!〉〉〉」」」」」

 

 そう言うと怒涛武者の体が光り両肩が角が着いた金色の装甲とで覆われ左腕は金色の装甲で覆われた鋏になり兜の立物と刀も大きく変化した。

 

「何だあの姿は」

 

「力が溢れる、トレスマジアにシオちゃんズ貴様らの首頂くぞ!邪心大炎斬!!」

 

そう言い怒涛武者は刀を抜くと先ほどより巨大な斬撃波を放つ。

 

「クッ」

「シオちゃん!」

 

 想像よりも巨大な斬撃波にイミタシオは思わず怯みそれを庇う様にベルゼルガが前に出て腕輪で吸収しようとするが吸収仕切れずに吹き飛ばされる。

 

「うあ!?」

「ベルゼルガ!」

「この!ペイントフル#8」

 

「ウォオオ!」

 

吹き飛ばされたベルゼルガをマゼンタが慌てて受け止め怒涛武者を近づかせまいとペイントフル#8を撃ち牽制する。

 

「トレスマジア!コイツは私とベルゼルガが抑えるからお前達は先に行け」

「イミタシオでも!この魔人すごく強いよぉ。皆で戦った方が」

「目的をはき違えるな!私達の目的は破滅の意思と魔獣の討伐だ。こんな所でお前達に無駄な力を使わせる訳にはいかん!」

 

 そう言ってベルゼルガと共に怒涛武者に斬りかかりギリギリと鍔迫り合いになる。

 

「安心しろ無茶はしない足止めに徹して少しでも時間を稼ぐ。その間にお前達が破滅の意思を倒せば問題ない」

〈・・・分かった。武運を祈る〉

「ギンガホーン!」

〈マゼンタ仲間を信じる、だろ?〉

「!!うん分かったよぉ」

 

 ギンガホーンに嘗て自分が言っていた言葉を言われマゼンタは今度は自分が仲間を信じ切れていなかった事を自覚し反省すると急ぎアズールとサルファと共に次の階層を目指し走り出す。

 

「イミタシオ、ベルゼルガ死なないでねぇ!」

「おのれ逃がすか!」

 

 そう言って怒涛武者がマゼンタ達を追いかけようとするがイミタシオ達が立ち塞がり妨害する。

 

「邪魔だ貴様ら!」

 

「エヘここは通さない」

「私達の仕事はお前の足止めなのでな・・・それに私個人としてもお前にはむかっ腹が立つ」

 

 そう言って睨み付ける視線の先には怒涛武者に重なる様にロードエノルメの姿が重なって見えていた。

 

「全く八つ当たりだと自覚はあるがお前を見ていると嘗ての自分を思い出す。ヴェナに騙され仮初めの力を与えられ良い様に操られていた頃のな・・・だからこそお前は私が倒す!!」

 

「何を訳の分からん事をお前らから先に首を切り落としてくれる!」

 

「行くぞベルゼルガ!」

「了解シオちゃん」

 

 

 イミタシオはベルゼルガと共に怒涛武者に掛けだし二人同時に武器を振り下ろした。

 

 

荒くれ無敵城 城内3階

 

 

「ギンガホーン、後どれくらい?」

〈大分近づいている、後もう一階上がれば直ぐだ〉

「戦闘員の数も大分減ってきた、このまま順調にッ!」

 

 先頭を走っていたサルファは殺気を感じ咄嗟に前に出て防御魔法を展開すると飛んで来た手裏剣は全て弾かれて地面に落ちる。

 

「・・・行く訳無いわな」

 

 そう言ってサルファが睨む先には闇丸と鬼丸を引き連れたブドーが立ち塞がっていた。

 

「トレスマジア・・・破滅の意思の命により貴様らを抹殺する」

 

「ハッ上等やここはウチが「いえ私がやるわ」アズール」

 

 前に出て戦おうとするサルファを制す様にアズールとギンガルカが前に出る。

 

「ブドーとは因縁のある私にやらせてちょうだい。サルファはマゼンタと一緒に行って助けてあげて」

〈私もアズールを手助けするから大丈夫よ〉

「けどそれでも相手は手強い3人や、もう一人いるやろ」

〈だったら、俺が加勢するぜ〉

 

 そう言ってギンガホークがアズールノの横に並ぶ。

 

「ギンガホーク!?」

〈悪いなサルファ、パートナーなのに離れちまってけどサルファの力はマゼンタに必要だからな。代わりに俺がアズールを手助けするぜ!マゼンタの事頼むぜ〉

「ギンガホーク・・・分かったマゼンタの事はウチに任せときい!アズールとギンガルカの事は頼むで」

 

「何をごちゃごちゃ言っている通す訳無いだろうが!魔人忍法、自在縄!」

 

 鬼丸がそう言ってエネルギー状の紐を飛ばしてマゼンタ達を拘束しようとするがその前にアズールは真化星獣モードになって強化星獣剣と羽衣・白藍剣之型の二刀流で自在縄をバラバラにする。

 

「邪魔はさせないわ雪花の息吹!」

〈〈ハァー!!〉〉

 

 そのまま真化アズールはブドー達を足止めする為に雪花の息吹を放ち、ギンガルカとギンガホークも援護する様にアースを放つ。

 

「「「ぬぉおおお!?」」」

 

「今よ!」

 

 ブドー達が怯んだ隙を突きマゼンタとサルファは上に飛び上がりブドー達を飛び越えて先へ進んでいく。

 

「おのれ、逃がさん」

「追わせないわ!」

 

 ブドーが追いかけようとするのを真化アズールは二刀を振り下ろしブドーはそれをギラサメで防ぎ足止めされ、闇丸と鬼丸もギンガルカとギンガホークが妨害しマゼンタとサルファを追えなくなる。

 

 

「愚か者め拙者達を足止めした所で奴らは船長とシェリンダ、そして破滅の意思殿に倒されるだけよ。無駄な努力をした物よ」

「バカにしないでもらえるかしら。私達の仲間はあなた達なんかには倒されないわ。私達魔法少女は必ず勝って星を守ってみせるわ!!」

 

 

荒くれ無敵城 4階 外回廊

 

 

マゼンタとサルファがブドーを突破し次の階層の階段を抜けるとそこは外側の回廊に繋がっており、モビーディグとナハトスター・ハイパーキマラとパンタノペスカが戦っている状況で揺れが激しかった。

 

「きゃあ!?」

「マゼンタしっかり掴まっときぃ。外に出たからかなり揺れが激しくなっとる。たくっエノルミータの奴らしっかり動き止められんのかい」

〈二人とも戦闘員が来たぞ〉

 

 ギンガホーンの言葉通り通路の曲がり角から次々ヤートットが出てくるが激しい揺れの所為で落ちる者もいるがそれにも構わずマゼンタ達に突っ込んでくる。

 

「アイツら仲間が落ちてもお構いなしかいな」

〈恐らく破滅の意思にとって奴らは何の思い入れもない唯の捨て駒なのだろうな〉

「ひどい・・・」

「全くや、けど同情はするけど容赦せえへん、押し通る!!」

 

 真化サルファはそう言うと強化獣装の爪でヤートットを叩き落としながら進んでいった。

 

 

----------

 

 

街中

 

『喰らえハァーー!!』

 

 破滅の意思は大きく口を開けると大量の瘴気をナハトスター・ハイパーキマラとパンタノペスカに向かって吐き出す。

 

『げ、またアレが来た』

 

『アレもう一回喰らったら流石にヤバイぞベーゼ』

 

『分かっています。ハァ!』

 

 ベーゼはルベルブルーメにそう返しながら近くのビルを叩き魔物化させて守らせるが数秒で溶かされ始めた。

『クッ』

 

『ベーゼ様達はやらせませんわよパンタノウォール!!』

 

 そこへ割り込む様にパンタノペスカが間に入り土の壁を生成して防ぐが土の壁も溶かされ瘴気が迫ってくる。

 

『ダメじゃね~かエロ眼鏡~』

 

『いいえ、大分勢いが弱まりましたわ、これなら』

 

 そう言ってパンタノペスカは盾を構えると盾は瘴気を吸収し、全て吸収するとそれを破滅の意思に向かって噴射した。

 

『うぉ!』

 

『おぉやるじゃんエロ眼鏡~』

 

『とは言えこの攻撃では破滅の意思にはダメージにはならないですわね』

 

『ならばどうするか・・・ん?』

 

 破滅の意思をどうやってダメージを与えようかとベーゼが考えているとベーゼの目に城の外で揺らされながらも戦っているマゼンタとサルファの姿が見えた。

 

『(あれは、マゼンタにサルファ!!何故外に出て・・・いやそんな事を考えている場合ではありません。彼女達が落ちない様に破滅の意思を拘束せねば)』

 

『ぬ!また何かを生み出す気かやらせんわ!!』

 

 ベーゼはマゼンタ達を援護しようと支配の鞭を振るおうとするがそれを見た破滅の意思が阻止しようと角ドリルを回転させ突進してくる。

 

『やらせ『邪魔だ』ブヘェですわ!?』

 

 すかさずパンタノペスカが守りに入ろうとするが破滅の意思はパンタノペスカを片手ではたき飛ばしてナハトスター・ハイパーキマラの胴体に角を突き刺した。

 

『グゥウウウ!?』

 

『・・・・!!』

 

『ベーゼちゃん!!』

 

『大丈夫、むしろ好都合です。アリスちゃんアイツを捕らえてください!!』

 

『・・・・!』

 

『分かったのだわ縄跳びロープなのだわ』

 

 ベーゼは痛みをこらえながらもドリル角を掴んで動きを止めるとネロアリスにお願いし、ネロアリスとマキナはそれを了解すると彼女達が担当する左足部分から巨大な縄跳びロープが飛び出し破滅の意思を拘束する。

 

『この程度の拘束など!』

 

『えぇ、長くは保たないでしょうね。でも数分は保つでしょ?それだけ保てば十分です』

 

 

-----------

 

 

荒くれ無敵城 外回廊 

 

 

「揺れが止まった!これなら一気に駆け抜けられる」

「ギンガホーンあそこだねぇ!」

〈あぁ、あそこだ、あの部屋に破滅の意思の核があるはずだ!〉

「いくでマゼンタ!」

「うん!」

「「真化星獣モード!!」」

 

 揺れが収まった事で素早く進める様になるとマゼンタとサルファは真化星獣モードになり一気にヤートット達を蹴散らすと破滅の意思の核があるという部屋へ扉をぶち壊して突入する、突入した瞬間、黒化シェリンダが剣を振り下ろして奇襲してくるがそれを読んでいた真化サルファがガードする。

 

「ぐううう!」

「ハッ、アンタ等の奇襲は想定済みや」

「ここが破滅の意思の核がある場所・・・」

 

 そう言いながら真化マゼンタが部屋を見回すと広めの部屋にはゼイハブとシェリンダが居て、壁には海賊旗らしき物と四つの軍団旗が飾られており、端の方には何故か畳と屏風が置いてあったがその中で一層異様さを際立たせ邪悪な気配を浮かべる操舵輪がゼイハブ達に守られる様にあった。

 

「ギンガホーンもしかしてアレが」

〈間違いない、あの舵輪が破滅の意思の核だ〉

「だったら話は早いなアレ壊してこの戦い終わらせるで!」

 

「壊させ、ねぇゾ・・・俺達はコレを守るのが使命ダ・・・」

「ソウダ・・・・私は倒ス、マジアベー・・・破滅の意思の敵ヲ・・・」

 

「こいつらも案の定やな。けど操られてようと操られてなかろうとウチらのやる事は変わらん」

「うん!足止めしてくれてるイミタシオ、ベルゼルガ、アズール、ギンガルカ、ギンガホークにパンタノペスカ、それにエノルミータの皆の為にも負けられないんだよぉ!!」

 

 マゼンタはそう叫ぶと強化獣撃棒を構えゼイハブに攻撃を仕掛けゼイハブはそれをカトラスで防ぎ今荒くれ無敵城で破滅の意思との最後の戦いが始まった。

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