魔法少女にあこがれて~バルバン襲来   作:ロト2

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戦闘描写はちょっと苦手かも知れません。


第2話 戦闘開始

 

トレスマジア、エノルミータ、バルバンの戦いは乱戦からやがてゼイハブや幹部達とマゼンダ、ベーゼ達との一対一の戦いに変わっていった。

 

 

 

ブドーVSアズール

 

「むん!」

「クッ」

 

 アズールは氷の剣でブドーの刀を受け止めるが徐々に押されはじめ押し切られる前に受け流しと後退を行い距離を取る。 

「ふむ、氷の剣とは又面妖な、しかしその程度の腕でこのブドーに勝てると思うなよ」

 

「舐めるな、トレスマジアは悪には絶対負けないわ!」

 

 そう言ってアズールは自分の周りに氷の剣を生成しそれを飛ばすと同時にブドーに斬りかかっていった。  

「甘い」

 

 ブドーは飛ばされた氷の剣を冷静に弾いていアズールに接近すると必殺剣を放った。

 

「ギラサメ残酷剣」

「きゃぁぁぁッ」

 

 アズールは縦一文字に切られ血を吹き出して倒れた。ブドーが近づいて確認するとアズールは血は流しているがまだ息をしていた。

 

「ほぉ、咄嗟に氷の鎧を纏って致命傷を防いだか、だかこれで終わりだ」

 

そう言ってブドーは刀を逆手に持ちアズールに向けて突き刺す様に刀を振り下ろした。

 

バットバスVSサルファ

 

 

「オラ、オラァ!!」

「ヌゥ」

 

 サルファの連続の猛攻をバットバスは斧を盾代わりにそれを防ぎ、攻撃が途切れた瞬間を見計らい、逆撃を振るうがサルファはそれを紙一重で避け逆にバットバスにカウンターを喰らわせバットバスをややよろめかせた。

 

「ハッ、ちびの癖にこのバットバス様をよろめかせるとは、やるじゃねぇかお前 」

「うっさい、誰がちびや(クソ、全力で殴ったはずやのにちよっとよろめいた程度やと)」

 

 サルファは内心毒づきながらバットバスを睨むとバットバスはそれを面白そうに見る。

 

「何だ、ビビったのか?だったら尻尾巻いて逃げても良いんだぜ」

「ッ!! 舐めんなや誰が逃げるか」

 

バットバスの挑発に乗り再び正面から殴りかかるが今度はバットバスは斧を振るいそれを迎撃しさらに口から火炎を吐いてサルファを攻撃し、サルファは直撃を受け焼け焦げながら地面を転がった。

 

「なんだ、トレスマジアってのもたいした来ないな、えぇ」

そう言いながらバットバスは斧を担いでサルファに止めを刺すべくゆっくり近づいていった。

 

 

 

イリエスVSレオパルト

 

「飛べるのが貴女達だけの専売特許だと思わない事ね」

「うるせぇ!!さっさと死ねオラァ!!」

 

空飛ぶ絨毯に乗り魔法を放つイリエスに対しレオパルトは重火器を召喚し砲撃する。イリエスはそれを難なく全て魔術を放って全て撃ち落とし、それを見てレオパルトは舌打ちし更に多くの重火器を召喚して飽和攻撃を仕掛ける。

「なっ!?」

イリエスは慌てて迎撃するが全て撃ち落とせず残りの大量の砲弾に当たり爆煙に包まれた。

 

「ハッ、ざまー見ろエジプト女!!このレオパルトちゃんに勝とうなんて100万年早いんだよ」

「アラそうかしら?」

「っ?!」

 

背後から声が聞こえ慌てて振り向こうとした瞬間、イリエスの魔術の直撃を受け、レオパルトは空中から地面に叩き付けられた。

 

「がっ、テメエ何で?」

「何でも何も幻影魔術で入れ替わって、あなたの背後に回り込んだだけよ、こんなに簡単に引っ掛かるなんて思わなかったわ。オホホホ」

「ッ・・・・!!」

 

 イリエスの嘲笑にレオパルトは歯ぎしりをし、イリエスはそれを見ながら水晶玉を掲げ、そこから電撃を出しレオパルドを甚振った。。

 

「そう言えば、さっき私に対して勝つのは100万年早いって言ってたけど、そのセリフそっくりそのままお返しするわ、この妖帝イリエスに勝とうなんて100万年早いわね」

 

 

 

 

サンバッシュVSネロアリス

 

「オラ、オラどうした!」

「ッ・・・・!!」

 

サンバッシュは銃をネロアリスに向けて撃ちまくりそれに対しネロアリスは自分の乗っている巨大な人形で防御させる。人形の腕に幾つか穴が空くもネロアリスには届かずしっかり守っていた。

 

「随分と頑丈な人形だな。だが守ってばっかりじゃあ勝てねぇぜガキ」

「・・・・!」(キッ)

 

ネロアリスはさらに複数の人形を召喚しサンバッシュに攻撃を仕掛け、サンバッシュはそれを銃で撃つか殴って落としていく、やがて段々と人形の攻撃速度が落ちていき、ネロアリスがウトウトし始めた。

 

「何だぁ、もうお眠かぁ?どうやら見た目通りの年齢だったらしいな、だったらそのまま永遠にsleepしてな!」

 

 そう言ってサンバッシュはネロアリスの額を狙い引き金に指を掛けた。

 

 

 

 

ゼイハブVSマゼンタ

 

「やあぁぁぁ!!」

「フンッ」

 

マゼンダの攻撃をゼイハブはカトラスで防ぎ反撃に左腕のフックを振るいマゼンタはそれを魔法の槍の柄で防御して後ずさる。

 

「どうした!トレスマジアっていうのはこの程度か?だとしたらこの星の戦士はたいしたことねぇな」

「まだです。やあぁぁぁ!!」

 

 そう言いマゼンタは連撃を叩き込むがゼイハブにはまるで効いた様子が無く逆にフックに槍を捕まれた。

 

「あっ!」

「フンッ!」

 

 そのままゼイハブは槍を引き寄せマゼンダに頭突きを喰らわせた。マゼンタはそれをまともに喰らいたまらずに地面に倒れ伏した。

 

「手応えのねぇ・・・ギンガマンの方がもっと手強かったぜ」

 

 そう言いゼイハブはフックを大砲に変形させマゼンタに向ける。

 

「止めだ。死「うわぁぁぁー!?」シェリンダ!?」

 

 

 

   数分前

シェリンダVSマジアベーゼ

 

「はあぁぁぁー!」

「くっ」

 

 シェリンダの猛攻を受けマジアベーゼは何とか攻撃を防ぐがジリジリと後退させられ、広場の花壇の方まで追い詰められてしまう。

 

「ふん、弱いなお前。所詮不意打ちして来た奴らの実力などこんな物か。」

「くっ(駄目だ、相手が魔法少女じゃ無いから全然やる気が出ない・・・何とかしないと)」

「しかし、エノルミータとトレスマジアと言ったか、この星の戦士はたいした事が無いな、見てみろ周りを。」

「え?」

 

 そう言われ思わず周りを見ると、そこにはゼイハブや幹部達に劣勢に立たされている、アズール、サルファ、マゼンダ、レオパルト、ネロアリスの姿があった。

 

「トレスマジア、レオパルトちゃん、アリスちゃん!!」

「全くもって弱すぎる、全くエノルミータもトレスマジアもたいした力も無い口先だけの威勢のいい雑魚だ「おい」っ!?」

「お前今何て言った?トレスマジアが力も無い口先だけの威勢のいい雑魚? 分かってない、分かっていませんね。いいですか魔法少女というのはか弱き人々と平和を守りをどんな強大な悪に対しても決して屈さず最後に勝利する正義のヒロインなんですよ。それをよくも知らない癖に知った風な口を聞かないで貰えますか」

「な、何だお前・・・」

 

 急に饒舌に喋り始めたマジアベーゼにシェリンダは言い知れぬ圧を感じ、知らずに後ずさりする。 

 

「貴方にはこのマジアベーゼが少し思い知らせる必要が有るようですね」

「え?うわぁぁぁー!?」

 

 そう言いマジアベーゼは花壇の花に支配の鞭を振るい花を魔物化させそれを使いシェリンダを逆さ吊りにして宙につり上げた。それに悲鳴を上げた事でゼイハブや幹部達はそちらに目を向けてしまった。

 

「シェリンダ!?」

「む?」

「あん?」

「え?」

「何だ?」

 

 ゼイハブ達の注意がそちらに向いた隙にマジアベーゼはさらに広場に積まれた宝石や金塊に鞭を振るい虫の様な魔物を生み出しそれを差し向けた。

 

「うぉ何だコイツは!?」

「ぬうぅぅ!!」

「イデデデ!?」

「あ、コラ噛むのやめなさい!」

「こ、この!?」

  

 大量の虫型魔物がゼイハブ達に噛み付き慌てている隙にベーゼはレオパルトやアリスを救助していく。

 

「ベ、ベーゼちゃんありがとう。スゴイねアイツらをあっという間に追い込むなんて・・・」

「そ、そんなたいした事じゃ無いよ、生きてて良かった・・・それはそれとしてあの人達には魔法少女を侮辱した罰を受けてもらわないと」

「ベーゼちゃんマジクソヤバ女だね~♪」

 

 ベーゼは、そう言いながらハイライトの消えた目で花の蔓に絡まれ宝石虫に囓られているシェリンダを見つめ、それをレオパルトは楽しそうに見つめていた。 

 

「あ、この何処を弄って、ひゃあ!?そんな所を噛むなぁ!?」

「ん~やっぱり魔法少女じゃ無いから今一盛り上がらないし楽しくありませんね、あ」

 

 ベーゼがシェリンダを観察しているとゼイハブが砲撃を放ち花の魔物を撃破し、落ちてきたシェリンダを抱きかかえて救助した。

 

「ハァ、ハァ何だコイツ!?調子が狂う、ええい必要な情報は得れた。野郎共ここは一旦引き上げるぞ!!」

「(マジアベーゼこの屈辱、必ず返してくれる・・・・!!)」

 

 ゼイハブはそう叫び、空中に浮かぶ小舟に飛び乗っていきーバットバスは斧を回転させて浮かび上がりー撤退していく。そんな中シェリンダは屈辱に身を震わせながらマジアベーゼの憎悪を募らせていった。

 

「へっ!一昨日来やがれバーカ、バーカ!!」

「・・・・」(ウトウト)

「レオパルトちゃん、アリスちゃん私達も撤退しよう」

  

 そう言いながらベーゼ達も大きく染み出した影に潜り撤退していき、後には膝をつき息を吐くトレスマジアだけが残された。

 

「引き上げていったのかな?」

「どうやらそうみたいね」

「良かった・・・ってアズールその傷!?」

 アズールの傷に気づきマゼンタは慌てて回復魔法を掛けていくのを横目に見て、サルファは破壊された町並みを見て舌打ちする。

 

「チッ、ここまで破壊するなんて、宇宙海賊バルバン。エノルミータよりも質悪いのが出てきたな」

「恐らくこの襲撃で終わりじゃ無いでしょうね、今回はある意味マジアベーゼのお陰で撤退したけど次はもっと本格的に攻めてくるわよ」

「そんな事させない!次は負けない様にもっと強くならなきゃ!!」

「マゼンタ・・・せやな次はエノルミータにもバルバンにも好き勝手させん為にも修行せんとな。」

「えぇ、バルバンは必ず倒してみせるわ。(それに彼らを早く倒さなければマジアベーゼとの戦いが満足に出来ないわ)」

「アズール?何か顔が赤いよ?」

「おぅ何考えとんねん?」

   

 

 

 

 

ナハトベース

 

「これは又随分なイレギュラーだね。」

 

 先程のバルバンの戦闘映像を眺めながら黒い兎の様な生き物ーヴェナリータはそう呟く。

 

「宇宙海賊バルバン、僕も知らない悪の組織だ。一体彼らは何処から現れたのか?そもそも何故今まで気づけなかったのか謎だらけだ。まぁいいさそれも追々調べればいい、精々僕の計画の良い駒になってくれよ、宇宙海賊バルバン」

 

 そう言いながらヴェナリータはニヤリと笑った。

 

 

 

 

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