魔法少女にあこがれて~バルバン襲来   作:ロト2

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 今週配信のギンガマンでデギウスの犠牲で遂にダイタニクスが復活してしまった・・・デギウスはバットバス魔人部隊の中では好きな魔人ですけどこの作品ではある理由で復活してないから出番はありません。ゴメンね。


第66話 爆破!都市炎上作戦2

街中 アイスクリーム屋付近

 

 

 

「はるか、はるか!しっかりしてぇな!」

「う・・・」

「薫子余り揺らさないで!余計に容態が悪くなるわ」

 

 爆弾が爆発したアイスクリーム屋付近ではまだ煙が立ち上っておりそんな中薫子が必死になって怪我をしたはるかを揺すり起こそうパニックになっておりそれを小夜が必死に諫めていた。

 

〈(はるか、何という無茶を・・・私が咄嗟にアースで守っていなかったら死んでいたぞ・・・)〉

 

 そうしている内に救急車がやって来て救急隊員が降りてくる。

 

「ちょっとあなたどいていちょうだい!直ぐに病院に搬送するから」

 

 救急隊員がそう言いながら薫子をどかすとはるかや他の怪我した人を担架に乗せて病院へ向かっていく。

 

「はるか・・・」

〈(薫子、呆然としてる場合じゃないぜ・・・爆弾がアレ一個だけとは思えねぇ、バルバンの企みを阻止しねぇと)〉

「!!・・・せやな正義の魔法少女としてこれ以上はるかみたいな犠牲者は出させへん・・・・ッ小夜、皆急いで他の場所探すで!」

「えぇ!」

〈(応!)〉

 

 

 

 

「はるかちゃん・・・・」

 

 はるかが救急車で運ばれてる所を離れた場所で見ていたうてなは心配そうに見ていた。

 

「はるかっぴ、大丈夫かな・・・?」

「分かんないわよ・・・遠目で見た感じだとまだ生きてそうだったけど」

「お見舞い行った方が良いかもな・・・」

「いえ、それも大事だけど・・・先にやらなきゃならない事があるよ・・・」

「うてなちゃん・・・?」

 

 うてなは俯いてそう呟くと屹然と顔を上げた。

 

「あの爆弾きっとまだ他に仕掛けてあるはず先に止めてとバルバンを倒さなきゃきっと被害が大きくなる・・・もしかしたらこりすちゃんがまだ居る学校にも被害が出るかもしれない・・・なんとしても阻止しなきゃ!」

「!確かにそうね・・・」

「まだ学校で勉強してるこりすまで巻き込む訳にはいかねーよな~」

「よし、だったらこりすの小学校や怪しそうな所探していこうぜ」

「えぇ、エノルミータ出撃です!」

「「「おー!」」」

 

 

 

「みっちゃん・・・・」

 

 半壊したアイスクリーム屋で蘭朶は心配そうな表情で救急車が去っていた方角を見ていた。あの爆風からみち子を庇う事は出来たが飛んできた瓦礫がみち子にぶつかり頭から血が流れた為救急車に先程運ばれていった。

 

「あのレオパルトだった女、爆発する前にバルバンの戦闘員って言ってた・・・アイツら絶対許さない・・・・ッ!!」

 

 

 

廃墟になった配送センター

 

 

「バカ野郎!!」

「グヘェ」

 

 ボンブスは怒りの表情で先程設置に失敗して帰還したヤートットを殴り飛ばしていた。

 

「テメエらは又ギンガマンの時みたいに設置に失敗しやがって・・・・ッ!!今度は目立たない場所に設置し直してこい!2度目はねえぞ!」

「「「了解ッスーー!!」」」

 

 ボンブスの怒りに怯えながらヤートットは急いで爆弾をトラックに積み込むと出発していった。

 

「不味いな・・・間違いなくトレスマジア共に感づかれた。だがちょっとでも爆弾に触れて見やがれ。面白い事になるぜ。ヌハハハハ!」

 

 

  

街中

 

 

「(あったわサルファ!)」

「(ようやったアズール!)」

 

 街中で爆弾を探していたサルファはアズールが発見したというテレパシーを受け嬉しそうな声を送った。

 

「(取りあえず、そっちは先に解除出来るか調べてくれんか?こっちは探すのを続けるわ)」

「(分かったわサルファ)」

「さて・・・爆弾は何処やろうな・・・〈サルファ、アレじゃねーか?〉見つけてくれたかギンガホーク」

 

 ギンガホークが建物の影に隠れて設置してある爆弾を見つけサルファが見つけた爆弾に近づいていく

 

「(アズールこっちも爆弾を見つけたわ)さて、停止スイッチは何処にやろうな「(サルファ!爆弾に触れちゃ駄目!)」ッ!何やて?」

 

 サルファは停止スイッチを探そうと触ろうとした時アズールの叫ぶ様なテレパシーが聞こえて手が止まった。

 

「(どうしたねんアズール?)〉

「(爆弾を解除しようと触れたら手が離れなくなったの!手袋越しなのに手も吸着して手袋も外せないの!!)」

「(何やて!!)」

 

 

――――――――――

 

 

「お、あったあった~ベーゼちゃ~んこっちも見つけたよ~」

 

 別の場所で爆弾を見つけたレオパルトは早速スマホでベーゼに連絡を入れた。

 

『もしもしレオちゃん!まだ爆弾には触れてない?」

「んえ?まだ触れてないけど、どーしたのべーぜちゃん?」

『その爆弾に触れたら手がくっ付いちゃったの!さっきロコちゃんとルベルちゃんもくっ付いたって連絡が!』

 

 

 

――――――――

 

 

「何よこれー!?全然離れないー!」

 

 

 

「クソッこんな罠仕掛けやがって!」

 

 

 ――――――――――

 

 

「じゃあ、今動けるのって・・・」

『うん、レオちゃんだけみたい・・・ゴメンね足引っ張って』

「気にしないでよ~ベーゼちゃん~ちゃんとアタシが元凶倒せば爆弾から手を話せるはずだしベーゼちゃんは大船に乗った気で待っててよ~」

『レオちゃん・・・うん待ってるよ』

「任せてよ~これが終わったらデートしようね~!」

『あ、それは出来ればテスト終わりでお願い』

「分かった~・・・・さーてアイツらの隠れ家を探してやんよ~」

 

 レオパルトは電話を切るとやる気を見せながらポキポキと指を鳴らしていった。

 

――――――――

  

 

「お願いね・・・レオちゃん」

 

 そう言ってベーゼは電話を切るとレオパルトが爆弾の解除に成功する事を祈った。

 

「ママー!何かアソコにマジアベーゼが居るー!」

「しっ!見ちゃいけません」

 

「うぅ・・・」

 

 そんな姿を小さな子に指を刺され、爆弾がくっ付いているので隠れる事も出来ずベーゼは羞恥で顔を真っ赤にするしかなかった。

 

 

――――――――――

 

 

その頃サルファは見つけた爆弾の前で解除しようにも出来ない状況に歯がみをしていた。

 

「クッ!マゼンタは大怪我で、アズールは爆弾がくっ付いて動けへんしその上爆弾が触れられなければ解除出来ん・・・どうすればええねん!」

〈落ち着けサルファ!アレだけ大量の爆弾を設置してるって事は一斉に爆破させる気だ。だとしたら〉

「!!制御装置があるって事か」

〈そうだ。それにさっき店にアイツら爆弾を設置しようとしていた。だとしたらもう一回設置し直すかもしれない。そいつらの後を追えば奴らのアジトが分かるはずだ!〉

「ナイスやギンガホーク!そうやったらここに居てもしゃーない。今すぐあのアイスクリーム屋でアイツらを待ち伏せや!」

〈応!〉

 

サルファはそう言うと急いで先程のアイスクリーム屋へ飛んで行った。

 

  

 

アイスクリーム屋 路地裏

 

 

「はあぁぁぁ!!」

「グヘェ!?」

 

 今度は目立たないアイスクリーム屋の路地裏に爆弾を設置しようとヤートット達だがそこに待ち構えていたベルゼルガに1人残らず残らず切り捨てられていった。

 

「やっぱり性懲りも無くみっちゃんのバイト先に仕掛けに来た・・・好き勝手にさせない、こんな爆弾」

 

 ベルゼルガが大鎌を振り上げて爆弾を切ろうとした時サルファが到着した。

 

「これはっ何してんねんベルゼルガ!?」

「マジアサルファ・・・何ってコイツらがみっちゃんのバイトの店に爆弾仕掛けに来たから排除してこれから爆弾も壊す所だけど」

「なっ!アホウ!確かに設置されたら危険やけどコイツら倒したらアジトの場所が分からんくなるやろ!!」

「知らないし、みっちゃんを怪我させたコイツら生かしておく理由無いし、爆弾なんかさっさと破壊した方がいい」

〈わー待て待て!ベルゼルガって言ったか?爆弾を切るのはまだ辞めろ!〉  

 

 サルファの言葉を無視してベルゼルガは爆弾を切ろうとするがそれをギンガホークが慌てて止めた。

 

「何で・・・?」

〈その爆弾切って爆発したらお前の大事なみっちゃんって人のバイト先が壊れたらみっちゃんが困るんじゃねーか?〉

「それは・・・確かに」

〈だったら爆弾が爆発しない様に奴らのアジトにその爆弾の制御装置がある筈だからそれで停止させてから破壊した方が良いだろ!〉

「・・・・それもそうか」

 

 ギンガホークに言われベルゼルガは納得した様に大鎌を下ろした。それを見てサルファは安心した様にため息を吐いた。

 

「はぁ・・・全く。それでどうするんギンガホーク?あの戦闘員達がやられてるから奴らのアジト追跡出来へんで」

〈むむ・・・だったらアイツらの使っていたトラックに地図があるかもしれねぇ。それでアジトを特定するしか・・・〉

「それしか無いか・・・」

 

「ねぇ」

 

 サルファがギンガホークの意見を採用してトラックを探そうとした時ベルゼルガが声を掛けてきた。

 

「そんな事しなくても、探す方法あるよ」

「〈え?〉」

  

 

廃墟になった配送センター

 

 

「遅い・・・アイツら爆弾の設置にいつまで掛かってやがる!」

 

廃墟になった建物内でボンブスは設置完了の報告を苛つきながら行ったり来たりして待っていた。

 

「もうアソコだけだって言うのにアイツら・・・報告が来たら直ぐにメインスイッチを押して纏めて爆破してやる「大変、大変ッスーー!!」どうした?」

 

 ボンブスがそう呟いていると慌てた様子でヤートットが駆け込んできた。

 

「エノルミータのレオパルトがこっちに殴り込みを掛けて来たっスー!」

「何だと!?」

 

 

――――――――――

 

 

「オラオラ!ここに居るのは分かってんだぞー!出てきやがれバルバンー!!」

 

 レオパルトがそう叫びながら召喚した大砲やミサイルを廃墟になった配送センターに撃ち込んでいるとボンブスがヤートット達を引き連れて現れた。

 

「貴様ァ!エノルミータのレオパルト!何でここのアジトが分かった?」

「あ、テメーがあの爆弾置いた魔人か!んなもん簡単だよSNSで怪しいトラックが廃墟になった筈のこの配送センターに入ったって投稿されてたんだよ!昨今のSNSの特定力舐めんなよコラ~」

 

 レオパルトがそう言ってスマホを振るとボンブスは分からなそうに頭を傾げた。

 

「SNS?投稿?何だそれは!?」

「何だよテメー今時SNSも知らねーかよ~そんな事よりオイ!テメー等の所為でアタシの友達が怪我したしベーゼちゃん達が爆弾にくっ付いて困ってんだよ!落とし前付けろコラァ!!」

「知るか!貴様こそ作戦邪魔した落とし前付けてやる!」

 

 ボンブスはそう言い右腕を大砲に変えレオパルトを攻撃しようとした時、配送センターの内部から爆発音が響いた。

 

「あん?何だ~」

「まさか!?制御装置が!」

  

 

配送センター内部

 

 

「よしこんだけ壊せば大丈夫やろ」

「エヘヘ・・・ざまあ見ろ」

 

 レオパルトとベルゼルガもSNSから得た情報で配送センターに向かいボンブスが出て行った隙を突き制御装置のスイッチを全て切り止めとばかりに拳と大鎌で完膚なきまでに破壊した。

 

「後は魔人倒すだけや。ベルゼルガ、アンタはもう帰ってもええんやで?」

「それはお断り。あの魔人を倒すのはあたしだからエヘヘ・・・」

「ハッ上等や!だったらどっちが先に魔人倒すか競争と行こか!」

「良いよ、受けて立ってあげる」

 

 サルファとベルゼルガはそう言い合いながら外へと向かっていった。

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