魔法少女にあこがれて~バルバン襲来   作:ロト2

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本当はブドー編の途中でやる予定でしたが話の流れ的に総集編みたいな感じの話になりそうです。


第84話 驚愕!魔獣転送作戦2

「な、何だと!?何故お前等が増えてるんだ?トレスマジアにエノルミータ!」

 

 ダングスが驚いた様な声を上げるとブラックホールから落ちてきた7人はダングスの方を向きギョッとした表情を浮かべる。

 

「魔物が喋ったー!!エノルミータが作った新種の魔物なのぉ!?」

「えぇ!?違いますよこんなの作った覚えありませんよ!?」

「嘘つくなや!!あの魔物の後ろにお前等がいるやろ!どう見たってお前等が作って・・・エノルミータがもう一組おるやとー!!」

「ンな事言ったらお前等の後ろにもトレスマジアが居るだろうがよ~」

「え?・・・本当だわ。どういう事あなた達又偽物を作ったの!!」

「ンな事してね~よ。そっちこそお仲間の変態モノクルが作った偽物じゃね~のかよ~そこに丁度居るし」

「訳が分からないのだわ・・・・」

「・・・・・・」(唖然)

 

 

「えっと・・・これはどういう事なの?」

 

 目の前で喧々囂々と言い争うもう1人の自分達の姿を見てマゼンタが戸惑う様な声を出すがその疑問に答えられる者は誰もおらず誰もが唖然としていた。

 

〈むぅこれはもしかすると・・・・〉

「え?ギンガホーン何か分かったの?」

〈あぁ、推測だが恐らく彼女達は・・・〉

 

 ゴゴゴゴゴゴ

 

 ギンガホーンが何かを説明しようとした時地面が大きく揺れ始めた。

 

「な、何ぃ!?」

「又あの穴が出てくるの?」

「クソッ何やねん次から次へと」

 

穴から落ちてきたトレスマジアが混乱する中、地響きはやがて遠ざかっていった。

 

「しまったモビーディグが!・・・・此処は一旦撤退だ!」

 

 ダングスがそう言って腹の大砲から煙幕弾を撃ちだし煙幕が立ちこめやがて煙が晴れるとダングスと転送装置が消え、ついでに乱入したエノルミータと穴から落ちてきたエノルミータも消えていた。

 

「2つのエノルミータも逃げおったか・・・」

〈だったら一先ずはアイツらにコンタクト掛けてみるか?」

 

 ギンガホークの言葉を聞き視線を向けるとそこには警戒するよな表情を浮かべるもう1人の自分達が居た。

 

「さて、どうやって声を掛けるべきかしらね?」

〈一先ず此方に敵意が無い事を示す為に武器を収めて改めて別の場所で変身を解いて情報交換するべきじゃ無いかしら〉

「それが一番良さそうね」

 

 ギンガルカの言葉に全員が頷くと武器を仕舞い両手を上げるとアズールがもう1人の自分に声を掛けた。

 

「あなた達!見ての通り私達は害をなす気は無いわ。状況が分からず混乱してるでしょうけど情報交換の為に別の場所に移動しない?」

 

 

「・・・どう思う?」

「嘘を吐いている様には見えないけど」

「あたしは信じてみてもいい気がするよぉ。もう1人達のあたし達ならきっと悪い人じゃないよぉ!」

「なんやそれ」

「ふふマゼンタらしいわね」

 

 マゼンタの断言する言葉に2人は苦笑すると情報交換をしようとシオちゃんズともう一組のトレスマジアに合流していった。

 

 

 ナハトベース

 

 

「で、ベーゼちゃんドサクサ紛れでコイツらも回収しちゃったけど、どうすんの?そもそもコイツらなんなの?」

 

 ナハトベースに戻ったレオパルトがそう言いながらジト目でもう一組のベーゼ達を見ている。

 

「なんなのとは何だよ~お前等こそ広場のあの姿何だよ~?あんな真化アタシの姿じゃね~ぞ。テメエ等やっぱり偽物だろ~!」

「あん?アタシとうてなちゃんのカッコ可愛い真化を偽物だぁ~?テメエこそアタシらの真化を知らねぇなんて偽物だろうがよ~」

「んだと?確かにあの真化のアタシやうてなちゃんは可愛かったけど、アタシらの真化はそんな姿じゃね~よ」

「え?どういう事?」

「それは彼女達がパラレルワールドから来たと言う事だろうね」

 

 もう1人のレオパルトの言葉を聞きベーゼが疑問を示すとそれに答える様にヴェナリータが現れる。

 

「ヴェナさん。それってどう言う意味ですか・・・?」

「簡単に言えば彼女達は別の可能性の世界から来たって事さ」

 

 

――――――――

 

 

〈1つ質問がしたいのだが君達はバルバン、星獣、魔獣という言葉に聞き覚えは無いかね?〉

 

 人目につかない路地裏に場所を移し、結界を張ったマゼンタ達は敵意が無い事を示す為に全員変身を解除すると、もう一組のマゼンタ達もそれを見て信用して変身を解除し、それを確認するとギンガホーンは質問するともう一組のはるか達は首を傾げた。

 

「?いえありませんけど・・・あの何であたしの変身アイテムが喋っているの?」

〈あぁ、そう言えば姿を見せていなかったね。初めまして別の世界のはるか、私はギンガホーン。この星を守る星獣でこの世界のはるかのパートナーだ〉

 

 ギンガホーンがそう言うと変身アイテムから光りの粒子が溢れ形作りデフォルメされた半透明のユニコーンが現れた。

 

「わ!何か出てきた!?」

「ギンガホーン!姿を出せる様になったのぉ!?」

〈うむ、変身アイテムと同調して馴染んできたのか何だか最近姿を出せる様になったのだ。まぁまだ物理的には干渉出来ないから幽霊みたいな物だがね〉

「と言う事はギンガルカやギンガホークも?」

〈えぇ、出来る様になったみたい〉

〈今見せてやるよ〉

 

 そう言うとギンガルカもギンガホークもデフォルメされたオルカと鷹の姿を現す。

 

「何やそんな事が出来るんやったらウチらにも教えてくれれば良かったのに」

〈すまねぇサルファ。切り札的な感じで驚かそうと思ってよ・・・・〉

 

はるか達がそんな話をしているとスッともう1人の薫子が困った顔をしながら手を上げた。

 

「あの盛り上がってる所悪いんやけど話脱線しとるから戻して貰ってええか?さっき言ってた別の世界ってどう言う意味なん?」

〈おっとすまない話を戻そう。別の世界とは文字通りの意味だ。君達はバルバンが現れず私達とも会う事無くもしかすると居ない世界線から来た存在・・・はるかが読んでいた漫画にあったいわゆるパラレルワールドと言うのだろう〉

「パラレルワールド・・・じゃあもう一つ聞きたいんやけど」

   

 

ナハトベース

 

 

「パラレルワールド・・・言いたい事は分かりますけど」

「彼女達の存在が何よりの証拠だろ?彼女達はあの時広場にいた魔人をバルバンの魔人と言わず見た事も無い怪物だと言っていた。つまり彼女達はバルバンが存在しない世界線から飛んできたんだろう」

「なんで、そんな事に・・・」

「多分あの時サルファの電撃を受けたあの機械が何処か狂って別世界から転送装置になったんだろうね。詳しい事は分からないけどそう言う物だと思っていた方が良いだろう」

  

 ヴェナリータがそう説明していると別世界のベーゼが恐る恐ると言う風に声を出す。

 

「あの、取りあえずヴェナさんの説明であなた達が偽物じゃなくて別世界の本物のわたし達って言うのは分かったんですけどだとしたらあの怪物・・・バルバンってなんですか?」

 

 

 ――――――――――

 

「バルバンってなんや?」

〈あぁ、奴らは「ちょっと待ってギンガホーン」はるか?〉

 

 ギンガホーンが説明しようとした時はるかが待ったを掛け話を止める。

 

「ギンガホーンここはあたし達に説明させて欲しいの!バルバンに最初に遭遇したのはあたし達トレスマジアだしそこからギンガホーンの出会いに繋がっていった所は自分達で話したいのぉ!」

「え?ギンガホーンさん達とは最初から居たんじゃないの?」

「違うよもうひとりのあたし!最初に会ったのはバルバンなんだよ」

 

 

――――金目の物は奪え、それ以外は破壊しろ!

 

 宇宙海賊バルバン、奴らは最初に出会った時そう名乗ったの・・・ 

 

宇宙、海賊・・・宇宙から来たって事なの?

 

いや何か何の予兆もなくアイツら突然現れたねん。アイツら最初に現れた時幹部らしき連中引き連れて街を破壊しまくっていったねん・・・・!!

 

 幹部・・・?

 

 えぇ、手下らしい同じ顔した奴ら以外に強そうな4人の怪人幹部と人間の姿をした幹部が居たわ。その時は辛うじて追い返せたけど奴らの行動は次から本格的になっていったわ。

 

――――よくここまで来たわね、でもこれ以上近づけさせる訳にはいかないのよ。闇に葬られし我が一族、今一度力を与えよ!

 

 

 最初に戦った幹部はイリエス。彼女と彼女が率いていたイリエス魔人族と呼ばれる怪人達は星を滅ぼす為の魔獣を生み出そうと人々を犠牲して生み出す儀式をしようとしていたの。

 

 なんやと!エノルミータよりもそんな非道な事する連中なんか!!

 

あぁ、おまけにその頃はロード団って奴らも暴れたんやけどその時はこの世界のエノルミータと潰し合ってたからそれほど妨害されへんかったけどな。

 

・・・・・・・・・

 

 イミタシオどうしたの?

 

 え!?いや何でも無いの!!

 

それでその戦いの途中で山の洞窟の中でギンガホーン達に会ったの・・・・

 

―――――〈初めまして、トレスマジアの皆さん私はギンガルカ〉

 

〈俺はギンガホーク〉

 

〈私はギンガホーン、かつてこの星をギンガの戦士達と共に守っていた星獣という生き物だ〉

 

 彼等は三千年前に破滅の意思という敵と戦い勝ったけど瀕死の重傷を負って石化していたんだけど破滅の意思が復活する可能性があったから共に戦ってくれる仲間が現れるまでずっと洞窟の中で眠っていたの。そして私達に会って彼等の力を借りてイリエスを倒す事が出来たの。

 

――――――「「唸れ星獣モード!!」」

 

ギンガホーン達の力を借りる事であたし達は星獣モードって言うモードになれて、その姿ならアースって言う力や嘗てギンガホーン達と共に戦っていた仲間の武器が使える様になったのぉ!

 すごいよぉ!新しい仲間の力を借りて手強い敵を倒すなんて最高の魔法少女だよぉ!!

 はるか興奮しすぎよ・・・でも確かに私達の世界より大変なのにすごいわ。

けどイリエスって奴を倒せたんやから一応そいつらの目論見は一旦止めれたんやろ?

 

・・・・いや、イリエスは倒せたんやけどアイツは最後に魔獣の卵を生み出したねん。

 

 

ナハトベース

 

 

「とまぁ、この世界ではうてな達がロードエノルメを倒している間そんな事が起こっていたんだよ」

「へ~~てかロードエノルメが倒されるのはこの世界でも変わらねーのな」

「そんな事はどうでも良いんです!何ですか星獣モードって!?わたしそんなの知りません!!マゼンタ達がそんな強化フォームになるなんて・・・あぁ何でわたしはその時この世界に来てなかったんですかっ!!」

「分かりますよわたし!!」

 

 ヴェナリータの説明を聞き別世界のうてなは自分の知らないトレスマジアの強化の話を聞き悔しがっているとそれに同調する様にうてなが手を握った。

 

「わたしも必要だったとはいえロードエノルメを倒している間にトレスマジアの初強化フォームの姿を見逃して枕を濡らすほど悔しかったです・・・ですがあなたがこの世界に来たなら必ずマゼンタ達の星獣モード、いやさらなる強化たる真化星獣モードも見るチャンスはあります!!必ずそれを見て熱く語り合いましょう!!」

「もうひとりのあたし・・・・!!」(ガシッ)

「あーー!!ふたりのうてなちゃんが抱き合ってとっても奇跡な姿だー撮りまくれ!!」(パシャシャシャシャ)

「撮れーーー!!」(パシャシャシャシャ)

 

「「ハァ・・・・」」

「何やってんのアイツら・・・・」

「2人のこりすも呆れてるぞ・・・」

 

 2人のうてなや2人のキウィを姿を見てこりす達は呆れていると別世界のマキナは視線をヴェナリータに戻した。

 

「それでヴェナリータ。敵の幹部が倒されたという事は次の幹部が出てきたのだわ?」

「あぁ、君達が海に出かけた頃に次の幹部がやって来たのさ・・・」

 

 

―――――俺は銃頭サンバッシュ、お前等が前に倒したイリエスの後任の行動隊長様だ

 

 バルバン第二の幹部はサンバッシュと彼率いるサンバッシュ魔人団だ。彼等は魔獣の卵を孵化させる為にあらゆる方法を試していったんだ。

 

 あらゆる方法?何なのだわ?

 

 あぁ、上手い弁当の匂いを嗅がせようとしたり、騒音起こして叩き起こそうとしたり、毒撒いたり、巨大な火を起こそうともしたりしたな。

 

 何だか手当たり次第で滅茶苦茶な人ですね・・・

 

 あ、戻ってきたのね。でそんなこんなしている内にサルファが真化したりこの世界のアンタがトレスマジア怒らせて決戦になって暴走したりシオちゃんズが乱入したりしたわね。

 

 ウッ・・・・

 

  え?何その反応?アンタまさか・・・

 

 コラーやめろよ!この世界の真珠ー!!ウチらの世界でもうてなちゃんが暴走してマゼンタに魔力流し込んでマゼンタの真化が変なのなった何て事言ってうてなちゃんを責めんじゃねーーー!!

 

 ガフゥ!!

 

アンタが止めさしてんじゃない!!てか何?アッチの世界だとマゼンタが暴走したベーゼの被害受けてるの?

 

 ・・・え?この世界だと違うんですか?

 

う、うん。もうひとりのあたし・・・・この世界だとシェリンダさんっていうバルバンの女幹部の人に魔力を流し込んじゃったんだ・・・

 

――――つくづく貴様の無関心さには腹が立つ!この私をまるで見ようともしない!宇宙中の誰もが、私を恐れ、跪くというのに!許さん・・・お前のような奴は絶対に許さないぞ!その罪貴様の命で購えー!

 

シェリンダさんは最初に戦った時トレスマジアにした様な事しちゃって、それ以来目の敵にされて付け狙われちゃって・・・

 

 面倒くさいストーカー女だよな~で暴走したベーゼちゃんに突っかかっての暴走した魔力流し込まれて結果何か強くなったんだよ~

 

 へ、へ~そうなんだ・・・ちなみにこの世界のマゼンタの真化って?

 

 それがギンガホーンとかいう人(?)が「戦いに向かないなんて」言ってドレス姿から魔法戦士風な真化に変えたんですよーー!!いやアレもアレで良いですけど、ドレスが!ドレスが良かったんです!!

 

 そ、そうなんだ・・・まぁまぁ落ち着いてもうひとりのあたし見てはいないけどその魔法戦士な姿のマゼンタも素敵ですよ。

 

 それで結局サンバッシュの奴はどうなったんだよ~?

 

う~んそれなんだけど、その最後の戦いの時はわたしはシェリンダさんと戦ってて。

 真珠達はバルバンのボスのゼイハブって奴と戦ってから分かんないのよね・・・

 

――――――――

 

それでサンバッシュとの決着はどんな結果になったのぉ?

 

 サンバッシュは最終的に卵を孵化させる為にマゼンタ達の魔力を狙いそして最後の最後に奴にしてやられた・・・・

 

――――――ハハ・・・やったぞ、成功だ・・・

 

リーダー!

 

これで手柄は・・・俺のモンだぁああああ!!

 

奴は命を掛けて魔力を魔獣の卵に送り込みそうして魔獣、モビーディグが生まれてしまったんだ・・・

 

 それでモビーディグに手傷を負わせる事には成功したんだけど地面に潜って逃げられてしまって今もアイツは星を穢しながら地面の下を泳いでいるの。

 

 そんな・・・・倒しきれなかったなんて

 

 あの地震は魔獣の物やったんやな・・・ん?そういえばその時シオちゃんズは何してたん?

 

うぇ!?・・・それはその・・・その頃はエノルミータを倒すのが目的だったからあんまりバルバンと戦ってなくて・・・アズールにも酷い事しちゃったし・・・

 

 あぁ、この世界でも最初の頃はそうやったんやな・・・

 

で、でも今は反省してバルバンの3番目の幹部の手下と一緒に戦ってるからぁ!!

 

3番目?ギンガホーンはん次の幹部は?

  

  あぁ、次はモビーディグを急成長させようと第3の幹部バットバスが現れたんだ。

 

――――――トレスマジアこれ以上魔獣急成長作戦の準備の邪魔はさせねーぞ!

 

 バットバス率いるバットバス魔人部隊と精鋭部隊バットバス特殊部隊は魔獣を急成長させるためにいつも非道な作戦を実行しているんだ。そして今奴の特殊部隊の1人と戦っている時に君達が来たんだ。

 

そうなのね、その戦いではどんな事があったの?

 

 バットバスとの戦いでは、その最中にエノルミータのロコムジカやネロアリスや新しい敵の女の人が現れたりしたの

 

 マジか、この世界じゃロボットみたいな奴だけじゃなくあの2人も真化してんのか・・・

 

 でも私達も負けてないわシオちゃんズ達にはバルバンから手に入れた装備で強くなってるし、私やサルファ、マゼンタも皆真化星獣モードを会得しているわ。

 

 そっかぁ!この世界のあたし達も頑張ってるんだねぇ!

 

 そうね・・・それにしても真化星獣モードか・・・何だか私達の真化より強そうで少し羨ましいわね。

 

 あ!そういえばこの世界のあたしってどんな真化なの?

 

 ふふん、よく聞いてくれたの!あたしの真化は――――

 

――――マジアマゼンタ・ギンガブレイブ!!・・・って何これーーー!?

 

 本当は別の姿になるみたいだったんだけどギンガホーンが星を守る戦士のリーダーに相応しいって星の戦士の衣装にしてくれたんだ。最初は戸惑ったけどギンガホーンに星を守る戦士って認めて貰えて嬉しかったよぉ!!

 

 そうなんだぁ!!すごく格好よさそうだよぉ!!

 

  へ、へー・・・・

 

 あーそっちの世界のマゼンタの真化はそんなのなんやな・・・・羨ましい

 

  エヘヘ、そうだ!向こうの世界のあたしはもう真化出来るの?

 

 うん!・・・だけどいつも真化すると記憶が飛んじゃって・・・エノルミータは倒してるみたいなんだけどアズールもサルファもどんな姿か教えてくれないのぉ・・・

 

 そうなの?

 

何で教えないんや?別にアッチの世界にギンガホーンいないんやから変な改変されてないはずやろ?

 

 あーイヤ、それは・・・ンミィ・・・(実はな・・・)

 

 別世界の薫子が苦しそうに言い淀むと2人のはるかを除いた全員にテレパシーで事情を説明する。

 

(なん・・・やと・・・)

(それは、はるかに教えられないわね・・・)

(はるかが知ったらぶっ倒れるの・・・)

(ドスケベなマゼンダ様はそれはそれで見てみたいですわね♡)

(ペスカ黙って)

〈(やはりあの時浄化していて正解だったな・・・)〉

〈(あちらの世界とは言えどうにかしたいわね・・・)〉

〈(どうすりゃいいんだか・・・)〉

 

 テレパシーで会話しあう5人と3匹を横にはるかは何かを思いついた様に手を叩いた。

 

「んー、あ!だったら今ここで真化してみたらどうかな?」

 

 

「「「「〈〈〈「!!?〉〉〉」」」」」

 

「あ、確かに!よーしそれじゃあ」

 

「わー待ち待ち待ちぃ! 今はそれよりもウチらが元の世界戻る方法探さんと!!」

「そ、そうや流石にずっとこの世界おる訳にもいかんやろ!!向こうの世界にもシオちゃんズおるんやろ!心配させたらアカンって!」

「あ、それもそうか。んーどうしょう?」

「「ホッ・・・」」

 

 別世界のはるかの気を上手く逸らした事にホッと2人の薫子が息を吐いた。

 

「うーんギンガホーン元に戻る方法ってないかなぁ?」

〈フーム、そうだね。可能性があるとすればやはり原因になった物を使うべきだろうね〉

「原因・・・あっあの装置!」

〈ウム、別世界のはるかがあの装置で作られたブラックホールから来たならもう一度あのブラックホールに入れば元の世界に戻れるかも、しれない〉

「でも現状それしか方法が無さそうね・・・」

「よっしゃじゃあウチらも手伝うで!元の世界に戻るやから自分達の手でやらんとな!」

〈おぉ!向こうの世界の薫子も頼もしいな!〉

「よし、それじゃああのバルバン探すで「待って薫子」なんやねん小夜・・・」

 

 意気込んでいる所に小夜に止められジト目で薫子は見返すが小夜は腰に手を当てて呆れた様子を見せる。

 

「探すのも重要だけどその前に向こうの世界の私達を知り合いに見られたら混乱されるでしょ?だから先に変装させないとね」

「・・・・確かに」

〈やれやれ締まらないな〉

「うっさいギンガホーン!!」

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