魔法少女にあこがれて~バルバン襲来   作:ロト2

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 ゴジュウジャー最新話を見ましたが前から降板の噂があったゴジュウユニコーン役の今森さんが又やらかして遂にOPや本編でも姿が消え次回予告も無いと言う現場の混乱具合がヒドい感じでしたね・・・悪い意味で伝説になってしまいましたよ。

追記

2025/11/11

幾つか文章を修正しました。


第86話 驚愕!魔獣転送作戦4

「どうやアズール切れそうか?」

「クッまだもうちょっと・・・」

 

 ネットに捕らわれたマゼンタ達は何とかネットを破ろうとアズールの星獣剣でネットを切ろうとしていた。

 

「早く網を切らないと別世界のあたし達が・・・・!!」

〈やはり、彼女達は・・・〉

 

マゼンタ達が網を破ろうとしている時エノルミータも同じく網を破ろうとしていた。

 

「ネモ、まだ?早くしてよ」

「急かすなッ固くて中々・・・」

「魔力が阻害されてなければアリスちゃんと合体して破れるのに・・・先に真化しておくべきだったのだわ・・・」

「そもそも刃物の武器いつでも使えるのネモだけなのも問題だよな~」

「この場を切り抜けられたら用意するべきかもしれないけどその前に別世界のわたし達を助けないと・・・」

 

 ベーゼが視線を向ける先にはダングスとビズネラに押し込まれる別世界のマゼンタやベーゼ達の姿があった。

 

「アイツら何押されてんだよ~真化してなくてもそこそこは戦えるはずだろ?」

「と言うより戦いなれてないの・・・?」

「もしかして・・・」

 

 

「別世界のウチらの経験値が不足してるってどう言う意味やねんギンガホーン?」

〈言葉通りの意味だ。別世界では私達星獣やバルバンが居ない世界だと言うならそれなら君達は一体誰と戦っていたと思う?〉 

「誰って、それはエノルミータじゃないかなぁ?」

〈そうだ、前に私達に会う前の事を君達から聞いた時エノルミータの戦い方と言うのは正直遊んでいると言う印象があった〉

「確かにいつもウチらを辱めるだけ辱めて向こうが有利なはずなのに撤退していく場面もあったな」

〈あぁ、だからこそ今回のバルバンの戦いは今までとは違い敵が本気で此方に殺意を向けて攻撃してくるのに慣れていないんだ〉

「!!それじゃあこのまま戦っていたら」

〈下手をすればこの戦いで死んでしまうかもしれない・・・〉

 

 

――――――

 

「オラァ!」

「このッ、うわぁ!?」

「「キャア!?」」

 

 ダングスが大砲を撃ち出し別世界のサルファが防御魔法を張るがあっさり破られ仲間の2人も吹き飛ばされる。

 

「フッ!」

「うわぁ!?」

 

 ビズネラが腕のレーザーガンを連射し別世界のベーゼにダメージを与えていく。

 

「ベーゼちゃん!このエリマキヤロー!!」

「・・・・!!」

 

それを見た別世界のレオパルトとネロアリスが攻撃を仕掛けようとするがビズネラは素早く転送装置にの前に移動する。

 

「おっと下手に攻撃すれば後ろの装置も壊れてしまいますよ?何やらこの装置にご執心の様ですが」

「テメェ汚ねーぞ!!」

「最高の褒め言葉ですね。ソラッ!」

「グッ!?」

 

 ビズネラはレオパルトの罵りに涼しい顔で流すとレーザーガンを撃ちレオパルトにダメージを与えていく。

 

「レオちゃん!!こうなったら真化して「ヤートット阻止しなさい」!!」

 

 別世界のベーゼが状況を打開しようと真化しようとするがヤートット達が妨害に入ってきた。

 

「幾らあなた達が弱くても真化されては面倒ですからね。しっかり妨害させて貰いますよ。フフフフ」

「クゥッ真化さえ出来れば!!」

 

 

――――――――――

 

 

「オラオラどうしたトレスマジア!弱っちいな!しっかり飯食ってんのか?」

「あんにゃろ・・・調子乗りおって」

   

 ダングスの砲撃攻撃にサルファは今度は2重の防御魔法を張り攻撃を防ぐがジリジリと削られていくバリアに焦りを見せていた。

 

「(マゼンタ、アズール防御魔法が保っている今の内にウチとアズールが真化してアイツを抑えておくからマゼンタはその間に捕まっているもう一組のウチらとシオちゃんズを救助を任せるわ)」

「(分かったわ)」

「(待って2人とも!それならあたしも真化した方が力になるよぉ!!)」

「(え!?いやマゼンタの真化は記憶飛ぶやろ・・・そんな不安定な真化をやらせるのは正直・・・)」

「(そんな事言ってる場合じゃないよぉ!例え記憶が飛んだって皆を助けてみせるんだよぉ!!)」

「「(ちょッ待っ)」」

「真化(ラ・ヴェリタ)」

 

 2人が止める間も無く別世界のマゼンタは真化の言葉を唱えると別世界のマゼンタが黒い花の様な物に包まれた。

 

「何だ!?」

 

「何あの花?」

〈何だか異質な物を感じるわ・・・〉

「まさか、別世界のマゼンタのか?」

〈アレが真化だって言うのかよ!?〉

「え、え?」

〈マズイ!見るなマゼンタ!!〉

 

 

――――――

 

 

「しまった!トレスマジアの真化を許してしまいましたか」

「「「ヤートット!?」」」

 

「(敵の注意が逸れた今なら!)真化!!」

「よっしゃチャンース!真化!!」

 

 別世界のマゼンタの真化にビズネラ達の注意が逸れた隙を突き別世界のベーゼとレオパルトが真化をし、ベーゼは夜蜘蛛の帳にレオパルトはクソつよステイトに変わった。 

 

「おぉー!!あれが別世界のアタシ達の真化か~アタシの姿はもちろん可愛いけど別世界のベーゼちゃんの衣装の食い込みがエロいな~」

「レ、レオちゃん恥ずかしいよ・・・でも別世界のマゼンタの真化、何だろうあの黒い物見てると、すごい不安と良心がキリキリ痛んで来るんだけど・・・」

 

 そう言いながらベーゼは網の向こう側のマゼンタが包まれた花を不安そうに見ていると花が中から胸元と臍から又に掛けてハートマークに穴の空いたナース服を身に纏い大きな注射器を持ったガン黒のマゼンタが現れた。

 

「マジアマゼンタフォールンメディック♡お注射しちゃうよぉ♡」

 

「「は?」」

「「〈〈〈なっ〉〉〉」」 「え?」

「「「ん?」」」

「「「「「え?(なのだわ)」」」」」「・・・・・」

「「あー・・・・」」

「うぅ・・・」「あ~」「・・・・・」「なってしまったのだわ」

 

 別世界のマゼンタの真化を見た各陣営はそれぞれ呆けた様な声を出したり気まずそうな表情を見せたりとその瞬間だけ動きが止まってしまっていた。

 

「今や!気は進まんけど真化!・・・からの雷霆掌連!!」

「グベェ!?」

 

フォールンメディックを見慣れていた別世界のサルファはいち早く意識を切り替え素早く真化し電撃天使(ブリッツエンゼル)に変わるとまだ呆けていたダングスに攻撃を加え動きを止めた。

 

「よし!コイツはウチとアズールが抑えるからマゼンタは今の内にこの世界のシオちゃんズとウチらを頼むわ!!」

「分かったよぉ♡」

 

 フォールンメディックマゼンタは急ぎ足でマゼンタ達が捕らわれているネットに近づきネットを掴む。

 

「待っててね♡今ネットを破いてあげるからぁ、ん♡」

 

 そう言うとフォールンメディックマゼンタはロールした片方の長い髪をクローに変形させるとあっさりと網を破ってしまった。

 

「すご・・・そんな姿でも真化してるから力はあるんやな・・・(別世界のウチから聞いてもやっぱり違和感が凄いわ)」

〈サルファ!大変だマゼンタが!!〉

「へ?あ?え?」

〈大変だマゼンタが余りの光景に混乱してる!!〉

「ワー-!?そりゃそうや!!」

「可哀想に網に捕らわれて弱ってるんだね、だったらあたしが回復してア・ゲ・ル♡」

「「「へ?」」」

 

 フォールンメディックマゼンタがそう言うと3人の手を掴むと自らの胸を触らせた。

 

「ちょっ何してるのマゼンタ!?」

「もっとぉ・・・もっと触ってぇ♡」

「イヤー何言うてんの!?別世界のマゼンター!!」

「アバババ・・・」

〈ワー!!マゼンタが泡吹いて気絶したー!!〉

   

 

――――――――

 

 

「な、何と破廉恥な・・・・!!戦いのバカにしているのですかあの者達は!!」

「見てない、わたしは何にも見ていない・・・」

「ベーゼちゃん」

 

 フォールンメディックマゼンタの回復方法を見て憤激した様子を見せるビズネラの横で網に捕らわれたのベーゼはブツブツと自己暗示を掛けていた。

 

「よし今の内にレオちゃん、アリスちゃんとマキナちゃんはこの世界のわたし達を助けてあげて、あの人はわたしが相手するよ」

「OK~」

「任せるのだわ」「・・・・・」(コクン)

 

 別世界ベーゼの指示にそれぞれが頷いて捕らわれているベーゼ達の所に向かったのを確認すると強化した支配の鞭でビズネラに攻撃を仕掛けた。

 

「ッ!」

「よそ見している暇はありませんよ!!」

「生意気な!真化したからと言って私に勝てると思わない事です」

 

 

「よ~すッ大丈夫か~もうひとりのアタシとベーゼちゃんとアリスとマキナと後ロコルベ」

「何でロコ達だけ略すのよ!!」

「助かったぜ~別世界のアタシ~」

 

 別世界のレオパルトがクローで網を破くと這いずる様に出るとルベルを除いたメンバーは直ぐに真化の姿に変わった。

 

「おぉ~この世界じゃ皆真化出来んのか~あれルベルは真化しねーの?」

「ッ・・・」

「そんな事より今は」

「分かってるって~もう1人のベーゼちゃん。どうやってあの装置を奪うか、でしょ?」

 

 

――――――――

 

 

「す、凄いわ消耗していた魔力がほぼ回復してるなんて!!」

「別世界のマゼンタの真化は回復特化なんやな」

「エヘヘ♡別世界でも元気なアズールやサルファが一番だよぉ♡でももうひとりのあたしは消耗が思った以上にヒドかったみたい・・・完全に回復している筈なのにまだ気絶しているなんて・・・」

〈いやそれは別の事が原因なのだが〉

「もうひとりのあたしは多分しばらくしたら起きると思うからあたしはシオちゃんズの所にも行くから2人は戦っている2人の援護をお願いね♡」

 

 そう言うとフォールンメディックマゼンタは急いでイミタシオ達が捕らえられている網の方へ向かって行った。

 

「・・・と、とにかく今は別世界のマゼンタの真化の事よりバルバンを倒さんと!アズール悪いけどマゼンタ看てて貰ってええか?ウチは別世界のウチらの「待ってサルファ」アズール?」

「バルバンを倒すはもちろんだけどそれと同時にアイツらの急成長作戦も阻止しないと不味いわ。聞いて私に良い考えがあるわ」

 

 

――――――――

 

 

「ドラァ!」

「あばぶ!」

「アズール!!」

 

 ダングスのパンチを受けた別世界のアズール(真化済み)はどこか恍惚の表情を浮かべながら吹き飛ばされていった。

 

「所詮この程度か。真化した所でこのバットバス特殊部隊のダングスに勝てると思うなよ!!」

「このぉ・・・・!「だったらこれでどうや!」アンタは!」

 

 苦戦している別世界のサルファの横を横切る様に真化星獣モードになったサルファが翼で加速をつけ雷鳥の一撃をダングスにお見舞いする。

 

「グゴォ!」

「もう1人のウチ!」

「よく持ち堪えてくれたな別世界のウチ。正直戦い慣れてないアンタ等やと殺されるかもと思ってたわ・・・」

「ハッ、もう少しウチらの事は信用して欲しいな。確かにアンタ等みたいな鉄火場潜り抜けた訳や無いけどウチらだって正義のヒロインや、そう簡単に悪に屈してたまるかいな」

「・・・せやな。だったら隣は任せるで!」

「任せときぃ!」

「貴様等・・・・!!」

 

 2人のサルファが示し合わせる様に背中を合わせ構えを取る中、転送装置の方では遂に魔獣に届くだけの穴が開通した。

 

「穴が開通したッスー!」

「ッよし!直ぐに急成長エキスを流し込め」

「やらせるかい!」

「近づかせるかー!!」

 

 2人のサルファが阻止しようと走り出すがダングスが立ち塞がり腹と両肩の砲塔から砲撃を乱射し動きを止める。そうしている間に転送装置にいたヤートットがエキスを穴の中に流し込んでいった。

 

「何を!?」

「やった成功です」

 

「このぉ・・・!」

「まだや、まだ!」

「無駄だ。よく見ておくが良いこれでモビーディグは急成長だぁ・・・?」

 

 だがいつまで経っても変化した様子が見えず地面はそのままだった。

 

「バカな!?ヤートット!どうなっている?」

「??こ、コレは!?穴の中に氷が張ってるッスー!?」

「何だと!?」

 

 不思議に思ったヤートットが穴の中を覗き込むと穴の中に蓋をする様に氷の膜が張っており急成長エキスがこれ以上下に行かない様になっていた。

 

「氷だと・・・まさか!」

「その通りや」

 

 ダングスが視線を向けると先程まで慌てた様子を見せていた2人のサルファは不敵な笑みを浮かべて後ろへ視線を流した。

 

「さっき吹っ飛ばされたアズールがもう1人のアズールと合流して、お前等に気づかれない様に地面に冷気を這わせて穴の中に氷を張る様に遠隔で操作させたねん!」

「アンタがアズールぶっ飛ばしてくれたお陰で2人の力を合わせる事が出来て間に合ったわ」

「グヌヌ・・・おのれぇ!」

 

ダングスが忌々しげに唸っていると気絶したマゼンタを除いた魔法少女達が集まりダングスと対峙する。

 

「後はお前だけやバルバン!」

「まだだ!テメエ等この装置を狙ってる様だが此処で俺を攻撃してみろ俺の後ろの装置を巻き込む事に「その脅しはもう無駄ですよ」何!?」

 

 ダングスが振り向くと転送装置は無く離れた所に別世界のマキナとぬいぐるみに乗った別世界のネロアリスとネロアリス・ジャバウォックがロボットアームで持ち上げていた。

 

「守っていたもう1人なら別世界のわたしとレオちゃん、そしてこの世界のレオちゃんとロコちゃんとルベルちゃんで抑えさせて貰いましたよ」

 

 

―――――

 

 

「クッ・・・・」

「オラどうしたエリマキヤロー?」

「これだけの人数に勝てるよ思うなよ~」

「流石に数の暴力の前では無理のようでしたね」

「何か初めて悪役らしい事してる気がする」

「え?今更それ言うのルベル?」

 

 

――――――

 

 

「さぁ後はあなた達の仕事ですよ魔法少女」

「偉そうに言うな!行くでもう1人のウチ!」

「ガッテンや!」

 

 2人のサルファは体に電撃を纏わせると閃光の様な速さでダングスに迫るとそれぞれがナックルと獣装の爪を振りかぶる。

 

「うお!!」

「雷霆の」

「雷鳥の」

「「一撃ーーー!!」」

「ギャアアア!!」

 

 2人の同時攻撃を喰らったダングスは吹き飛ばされ地面を転がりそのまま電撃を浴び大爆発を引き起こした。

 

「大~勝利!正義は必ず勝つんだよぉ♡!・・・・あれ?」

「マゼンタ元に戻ったのね」

「皆~」

 別世界のマゼンタが戻ったのと同時に気絶していたマゼンタが合流してくる。

 

「ゴメン何だか途中で気絶してたみたいで何だか前後の記憶が抜け落ちててギンガホーンに聞いても言葉を濁して教えてくれなくて・・・一体どうなったのぉ?」

「あー、そのマゼンタは知らなくても大丈夫な事よ」

〈そ、そうよだからこの話はもう終わりにしましょうね!〉

「えー」

 

 そんな話をする中ダングスは立ち上がり樽形の容器を取り出した。

 

「くそぉ・・・バルバエキス、作戦変更!!」

 

 バルバンの魔人はバルバエキスを飲む事で巨大化する。だがそれは自らの命を縮める正に最後の手段なのだ!

 

『オォオオオ!!』

 

「わ!大きくなったどうするのアレ!?」

「大丈夫!ちゃんと対抗手段はあるから!真化星獣モード!」

 

 マゼンタはそう言ってギンガブレイブになるとマジアエキスの瓶を取り出した。

 

「それがこの世界のあたしの真化なんだね!すごく格好良いよ!!」

「エヘヘ、それじゃあ行くね「マゼンタ」イミタシオ?」

「マゼンタ、今回は私も力を貸すの!一緒に戦おう」

「うん!分かったよぉイミタシオ。行くよマジアエキス!」

 

 魔法少女はマジアエキスの力で巨大化する事が出来る。だか巨大化出来る時間は僅か5分なのである!

 

『『はあぁぁぁ!はぁ!!』』  

 

 

――――――――

 

 作戦が失敗した事でビズネラが撤退し、ベーゼ達が合流した所でダングスが巨大化しマゼンタ達も同様に巨大化した事に別世界のベーゼは驚いた声を上げた。

 

「何とマゼンタとイミタシオが大きくなりましたよ!?」

「あれがこの世界の魔法少女の戦いなのです」

「そうなんですか!何と神々しい・・・この世界のわたし達も巨大化するんですか?」

「いえいえ、それでは被ってしまうので別の方法です」

 

 

――――――――

 

 

『消し飛べ!!』

 

『チッ』

 

 ダングスが一気に決着をつけようと両肩と腹の砲塔で一斉射撃を放ちそれに対しイミタシオが前に出て大剣を盾代わりにして砲撃を防ぐ。

 

『イミタシオ!』

 

『大丈夫なの!マゼンタは隙を見つけて必殺技を!!』

 

『そんな隙与えるとでも、ウォ!?』

 

 ダングスは更なる砲撃を加えようとした時横合いからナハトスターがタックルを仕掛けそれによりダングスが吹き飛ばされしまう。

 

『ナハトスター!何で?』

 

『別世界のわたし達のサービスですよ、そんな事よりほら』

 

『!! 闇を貫け獣撃槍!』

 

 

 

 マゼンタはそう叫ぶと獣撃槍の槍先が伸び上がりダングスを突き刺し持ち上げる。

 

『グガァ!』

 

『セイント・アース!!』

 

 

 

『ウオァアアア!?』

 

 

 

 マゼンタがそう技名を言って獣撃槍に花のアースの力を込めるとそのまま槍先を伝いダングスに直撃し、爆散していった。

 

 

パンダ公園

 

 

〈よし、後一回だけなら動きそうだな〉

 

 転送装置をチェックしていたギンガホーンがそう言うと別世界のマゼンタ達はホッとした様子を見せる。

 

「良かったぁ・・・短い間に色々あったけどようやく帰れるんだよぉ・・・でも少し寂しいんだよぉ」

「そうね、折角別世界の私達と仲良くなれたのにね・・・」

「ホンマに奇跡みたいな一日やったな・・・所で何でお前等もおんねん?」

 

 そう言って別世界のサルファが睨む先には二組のエノルミータがいた。

 

「あぁ?何言ってんだアタシらも元の世界に帰る為に決まってんだろ~大体無事に装置確保できたのはアタシらお陰だろがよ~」

「そうだぞ。さらに巨大化戦で援護してやっただろうがよ~その恩も忘れて何睨んできてんだよバ~カ」

「バ~カ」

「クッコイツら2倍でムカつくわ・・・・!!」

「まぁまぁサルファ。流石にあたし達の世界のエノルミータを残す訳にもいかないしここは一時休戦って事で」

「賢い判断ですねマジアマゼンタ。マジアサルファも流石にこれ以上いがみ合うのは不毛ですしもう1人の自分と別れの挨拶でもした方が建設的ですよ」

「偉そうに・・・言われんでも分かってるわ」

 

「全くや、でももう1人との自分との共闘も悪くなかったで」

「こっちもやこの世界はウチらの世界より大変かもしれんけど頑張りや」

「そっちもな」

〈強かったぜ別世界のサルファ!〉

 

 2人のサルファはそう言うと示し合わせる様に拳を合わせた。

 

「最初で最後の連携だったけど上手くいって良かったわ・・・もう少し時間があればあなたとは愛の事で話し合えたのだけど」

「ふふ、そうね。でもそんな事しなくても私達はきっと通じ合えていると思うわ」

〈すっかり仲良しね流石アズール〉

 

「あたし、元の世界に戻ったらギンガホーン達の事探してみるよぉ!もし見つけたら改めて友達になってこの世界の事話すね!」

「すごい素敵だよぉ!わたし達もいつかあなた達の世界に行ってみるよ!」

「だったら歓迎するよぉ!!」

〈それは楽しみだ〉

 

「ではさよならですね。もうひとりのわたし・・・お土産のこのフィギュアは大切にしますね」

「えぇ、大切にしてください」

 

「ほいもう1人のアタシ~これお土産のテガソードポテトな滅茶苦茶美味いからよ~帰ったら食べてくれよ」

「お~ありがとうな~」

 

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「別世界の私、あなたに貰ったマキナの名前大切にするのだわ」

「嬉しいのだわ。どうか元気でなのだわ」

 

それぞれが別れを済ませると別世界のマゼンタ達は次々とブラックホールの中へ入っていった。

 

「それじゃあ、又会おうねーー!」

  

最後に別世界のマゼンタが笑顔で手を振って消えると役目を終えたかの様にブラックホールは消え転送装置も機能を停止した。

 

「行っちゃったね・・・・」

「そうね・・・・又会おうねか別世界でもマゼンタらしいわね」

「エノルミータの連中もいつの間にか消えとるしウチらも帰ろか。また別世界のマゼンタ達が来るまでにはバルバン倒してこの星を平和にせんとな」

「うん!」「えぇ」

  

 

 

別世界 広場

 

 

「戻って来れたのかな?」

「多分ね」

「又別世界やったら洒落にならんで「マゼンター!!」イミタシオやん」

 

 キョロキョロと辺りを見回しているとイミタシオ達が駆け寄ってくる。

 

「良かった。無事であなた達が穴に吸い込まれてからこっちは穴から木とか土とかが出てきて大変だったの!」

「あぁ、良かった元のウチらの世界や・・・」

「どういう事なの?」

「うん、それはね・・・」

 

 マゼンタはイミタシオに笑顔を向けながら穴の向こう側の話をどう説明しようかと考えながらポケットに入れたステッカーをそっと触るのだった。

 

 




オマケ あの後のエノルミータ

うてな「あああ!!やっぱりトレスマジアの真化星獣モードのフィギュアと特典を手に入れる為にあの世界にしばらく留まっておけば良かったー!!」
真珠「アンタ、もう少しでこっち帰って来れなかったかもしれないのに何呑気な事言ってんのよ・・・・」

キウィ「これ向こうの世界で貰ったテガソードポテトって言うんだ~結構美味いぞ~」
ネモ「あ、ホントだ。結構美味い」
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