大東亜連合国連信託委任管理宙域における資源開発衛星シラカワ警備基地の第2警備艦隊が地球軍による攻撃を受けほぼ壊滅したとの知らせは、大東亜連合だけではなく、世界中へ衝撃をもって伝えられた。
それに対し、地球連合は大東亜連合に対し謝罪するどころか、逆に戦闘になったのは大東亜連合側に責任があるとして、大東亜連合が救助し、その後拘束したMAパイロットや、ヘリオポリスにて拘束している艦艇及び乗員の即時解放、謝罪、賠償を要求してきており、反地球連合に傾きつつあった大東亜連合の国民世論、そして政府はこの地球連合の行いによりついに激怒を通り越し静かに激高することとなる。
その結果、事件から3日後、地球連合からの声明を受けた翌日には大東亜連合外務大臣により呼びつけられた地球連合加盟国の大使を含む外交官が、能面のような無表情の外務大臣から、淡々と大東亜連合からの抗議と、地球連合が出したのと全く同じ内容の要求を伝えられ、外交チャンネルの維持に必要な最低限の人員を残し大使を含め全外交官の即時国外追放並びにエイプリルフールクライシスにて生じた被害に対し行っていた医療を含む人道支援、エネルギー支援の即時停止、地球連合加盟国の国民の入国禁止、国外退去、貿易の停止を通達され、各大使らからの弁明や抗議を無視されたうえで係員に無理やり屋外へ追い出され、その日のうちに追放されることとなった。
さらに数日、地球連合寄りの発言を繰り返し、大東亜連合の連邦政府を批判し続けていた大東亜連合日本国内閣総理大臣に対し、大東亜連合大統領あてに総理大臣罷免を求める請願が、法で規定されている数以上届くことになる。
それを受け大統領は大統領権限において裁判所へ申し立て、許可を得たうえで翌週には日本国衆参両院議長に対し、日本国内閣総理大臣の不信任案が提出、しかし否決され、日本国内にて内閣総理大臣罷免のための国民投票が現行憲法下で初めて実施され、1か月の準備期間と投開票の結果内閣総理大臣の罷免が決定され、現憲法下で初めて、天皇陛下より現職内閣総理大臣並びに閣僚に罷免証書が手渡され、新たな内閣総理大臣が決定するまで大統領が内閣総理大臣を兼任することとなった。
動きはそれだけではなく、その1ヵ月の間に大東亜連合は試作機を含む先行量産型陸戦MS 試製69式ヒト型戦車【士魂】改め正式化された69式ヒト型機動兵装【士魂号】が実戦配備されることとなり、宇宙軍でも練成途中であったMS隊の実戦部隊への配置が決定した。
さらに、ヘリオポリスの問題に関しては、地球軍が強奪しに来る可能性が考慮され、MS隊の練成、教導を担当していたMS教導部隊と最新鋭艦を配備した大東亜連合で最も規模が大きく、練度、そして随一の打撃戦力を有する第1機動艦隊の派遣が決定するに至る。
なお、第1機動艦隊の戦力は以下のとおりである。
旗艦 越後級戦略機動戦艦 越後
戦艦 長門級航宙戦艦 扶桑 山城 台北 マニラ
計5隻で第1打撃戦隊
巡洋艦 富士級航宙巡洋艦 富士 阿蘇 雲仙 玉山 羅臼
計5隻で第2打撃戦隊
空母 飛鳥級航宙母艦 飛龍 伊吹
巡洋艦 夕凪型航宙巡洋艦 矢萩 六甲 サイパン ホセ・リサール
計6隻で航空戦隊
駆逐艦 秋月級 秋月 皐月 丹陽 瀋陽
計4隻で第17護衛隊
駆逐艦 秋月級 満月 美月 吹雪級 吹雪 初雪
計4隻で第18護衛隊
コルベット艦 65級コルベット 10隻
第20護衛隊
補給艦 間宮
計35隻の艦隊である。
このほかに予備役の招集、全軍の警戒態勢強化、シラカワ警備基地艦隊の増強が行われ、この動きを見た地球軍の情報部、そして事態を正しく理解できてしまった一部官僚は顔を青ざめさせ、それぞれの上層部に同様の内容で報告を行った。
【大東亜連合が戦争の準備を始めた】と
ちなみに、それらを冷静に見ていたヨーロッパのとある半島の王国では、新聞に【ネズミが龍の卵を割って龍を激怒させたようだ】と風刺画とともに掲載されたとかしないとか。
ガンダムSEEDのアラスカ戦を舞台にした短編を構想中です。内容を3パターン考えてるのですが、皆さんどれが読みたいですか?
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無名の中佐が部下を率いアラスカ脱出を試る
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アラスカ守備軍の艦隊の艦長が頑張る話し
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守備隊兵士が基地で少女誘拐犯を追跡する話
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どれも要らないor他の作品はよ続きかけ