便利屋の事務所に入ると、パンッ!と乾いた音が3回ほぼ間を置かずに鳴りました。
敵襲!?そう思って慌てて部屋の中を見ると、敵の姿はどこにもなくて、代わりにアル様たちが笑って立っていました。みなさんの手にはクラッカーが握られています。
ハルカ 便利屋68
え……?
ムツキ 便利屋68
くふ。ハルカちゃん誕生日おめでとう。
アル 便利屋68
誕生日おめでとうハルカ!
これでハルカもハードボイルドなアウトローに一歩近づいたわね!
カヨコ 便利屋68
ハルカ、誕生日おめでとう。
ハルカ 便利屋68
え、え、?あ、あの、これはいったい……?
ムツキ 便利屋68
何って、ハルカちゃんの誕生日会だよっ♪
あ、これつけてね。
カヨコ 便利屋68
普通に祝おうって言ったんだけど、社長がサプライズがしたいって聞かなくてね。
アル 便利屋68
ちょっと!?カヨコだって乗り気だったじゃないっ!
ハルカ 便利屋68
え、あ、え、う?
状況が飲み込めないうちにあれよあれよとソファに座らされ、ムツキ室長から『本日の主役』と書かれたタスキを渡されました。
ハルカ 便利屋68
ももも、もしかして気を遣わせてしまいましたか……!?
あ、いえっ!決して嬉しくないとかそういうわけではなくて……!?
カヨコ 便利屋68
こうなるから普通に祝おうって言ったのに。
まあ、嫌じゃなければ素直に祝われてよ。
ムツキ 便利屋68
そうそう。せっかくの誕生日なんだから楽しんじゃお?
ハルカ 便利屋68
は、はい……。その、ありがとう、ございます……!
ムツキ 便利屋68
じゃあ早速プレゼント渡すね!私からは~、じゃじゃーん!
ハルカ 便利屋68
これは、メガネですか?
ムツキ 便利屋68
うん。ハルカちゃんに似合うと思ってね~。せっかくだからかけてみてよ。
ハルカ 便利屋68
はい。
……ど、どうですか?
ムツキ 便利屋68
くふっ!すっごく似合ってるよハルカちゃん!
カヨコ 便利屋68
じゃあ次は私から。
はい、これ。
ハルカはあんまり音楽とか聴かないだろうけど、気に入ってもらえると嬉しい。
ハルカ 便利屋68
ありがとうございます!帰ったら早速聴いてみます……!
アル 便利屋68
最後は私ね。
ふふ、私からはこれよっ!
ハルカ 便利屋68
アル様……!
アル様から渡されたのは、額に入った「一惡入魂」と書かれた書でした。
アル 便利屋68
私の直筆よ!ふふん、どう?結構自身あるのだけど!
ハルカ 便利屋68
アル様、ありがとうございます!一生宝物にします!
アル 便利屋68
ふふふ、ぜひそうして頂戴。きっと5年後くらいには値がつけられないほどの価値になってるでしょうから!
ムツキ 便利屋68
アハハ、アルちゃんが調子に乗ってる~。
カヨコ 便利屋68
まあ楽しそうだしいいんじゃない。
”やあ、少し遅くなってしまったかな”
ハルカ 便利屋68
せせせせせ、せんせい!?
ムツキ 便利屋68
遅いよ先生~。もうみんなプレゼント渡しちゃったよ~。
”ごめんごめん。思ったより時間がかかっちゃって。
ハルカ、誕生日おめでとう。はい、プレゼント。喜んでもらえるといいけど”
ハルカ 便利屋68
あ、ありがとうございます、先生。
これって?
”押し花だよ。結構簡単に作れるらしくて、作ってみたんだ。どうかな”
ハルカ 便利屋68
えへへ。すごく、嬉しいです……。
”喜んでもらえたならよかった。ケーキも買ってきたからみんなで食べよう”
その後はケーキを食べたり、みんなで遊んだりして過ごしました。
すごく楽しくて幸せで、私なんかがこんなに幸せでいいんでしょうか……?
えへ、でも今日だけは、少しだけ欲張ってもいいですよね……?
各位のプレゼント一覧
アル 直筆の書「一惡入魂」
ムツキ 緑色の伊達メガネ
カヨコ 落ち着いた曲調の音楽CD
先生 薄紫の花の押し花
ハルカ 不器用だけど嬉しそうな笑顔
ハルカの誕生日回
-
ん、書くべき
-
ん、書かなくてもいい