第三話です。
クロノ2さん雷神王さん。感想ありがとうございます!
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仕事はまったりとした時間を過ごし、気が付けば閉店時間となっていた。まあ、ラストオーダーの頃にはほとんどお客さんいなかったけどね。
チノ「じゃあ今日はそろそろ閉めましょう」
チノちゃんの一言を合図に、みんなで閉店作業に入る。といっても、このお店は夜もやってから、そこまで片付けるほどのものはないんだよね。ここら辺が、他のお店と違うところだよね。
カップやスプーン、お皿などを洗い、軽く店内を掃除する。
明久「ふぅ、こんなものかな」
チノ「ありがとうございます。では皆さん、一日お疲れ様でした」
ココア「お疲れさまー♪」
リゼ「お疲れー」
明久「お疲れ様」
みんなお互いに労いの言葉をかけ、僕以外は女子更衣室に向かった。当然僕は、男子更衣室に向かう。
私服に着替え、更衣室を出る。
明久「あ、リゼちゃん……って、何か落ち込んでる?」
リゼ「……明久か」
タイミング良くリゼちゃんと鉢合わせになるけど、当の本人はどこか暗いような、何ともいえない表情だった。すると、再び女子更衣室の扉が開かれる。
ココア「今日の夕飯何にしよっかー」
チノ「もう決まっていますよ」
何やら楽しげな2人の会話。なるほど、大体予想出来たね。
ココア「えぇっ!? そこは2人で一緒に考えたり……あっ明久さん、お疲れさま!」
明久「お疲れ様。随分盛り上がってるね、晩ごはんの話?」
ココア「そうだよ! チノちゃんったら、もうメニュー決めちゃってるみたいで……私は2人で決めたかったのに!」
明久「そっか。ココアちゃんは、今日からここで生活するんだよね」
これをヒントに考えれば、リゼちゃんが複雑な表情をしていたのもすぐ分かるんだよね~
チノ「今日のメニューは昨日から決まっていたので仕方ないです。それに今から決めていては、夕飯の時間に間に合いませんよ?」
ココア「ううう……」
明久「あはは。2人で夕飯作るんでしょ?羨ましいね」
チノ「明久さんもご一緒しますか?」
え?僕?………うーん。
明久「いや、止めて置くよ。明日は振り分け試験だからね」
チノ「そうでした」
ココア「振り分け試験?」
明久「うん。僕は隣町の文月学園に通ってるんだ」
ココア「文月学園!?確か………召喚獣がある学校だっけ?」
明久「そうそう」
チノ「そうですか……リゼさんは?」
リゼ「わ、私は遠慮しておく! 明日の小テストの勉強もしないといけないしな!」
何でそんなこと言っちゃうのかな?
チノ「そうですか、それは仕方ありませんね。頑張って下さい」
ココア「リゼちゃん来ないの~? 残念だけどしょうがないかあ……」
2人共、テストなら仕方ないといった様子で、すんなり引き下がった。
もっと素直になればいいのに。
明久「じゃあねー」
ココア「またねー!」
ココアちゃんの元気なお見送りをバックに、僕とリゼちゃんは歩き出す。
明久「で? 何であそこで意地張っちゃったのかな?」
単刀直入にリゼちゃんを問い詰める事にした。素直に「うん」って言っておけば良かったのにね……。
リゼ「……だって恥ずかしいじゃないか」
明久「いや、まあ気持ちは分かるけどさ、それで断っちゃったら意味ないじゃないか」
リゼ「うう……楽しそうだった……」
明久「次からはもっと素直になろうね」
リゼ「……気を付ける」
明久「よろしい♪」
そう言って他愛の無い会話をしながらしばらく歩くと、分かれ道に差し掛かった。
明久「じゃあね。リゼちゃん」
リゼ「ああ。また明日な」
手を振りながら僕はリゼちゃんと別れて帰宅する。
明日は振り分け試験だけど…まあ、よほどの事が無ければ大丈夫かな?
場所は変わってラビット・ハウス、チノの部屋。
ここには風呂上りのココアとチノがいた。
ココア「明久さんってすごいねー」
チノ「行き成りどうしたんですか?」
ココアに髪を乾かしてもらっていたチノが振り向く。
ココア「私がミスしてもすぐにフォローしてくれたよね」
チノ「ああ、それなら何時もの事ですよ」
ココア「何時もの事?」
頭を傾けながら疑問を口にする。
チノ「はい。昨年リゼさんが来たときもフォローに回ってましたし。明久さんはいつも誰かのフォローをしています」
ココア「へー、優しいんだね」
チノ「はい」
そう言ってまた前を向くチノ。
チノはそう言えばっと言い。
チノ「何でココアさんは明久さんだけさん付け何ですか?」
ココア「え?………んー?何でだろう?雰囲気かな?」
チノ「雰囲気?」
ココア「うん。何か、大人の雰囲気見たいな感じがしたから、かな?」
チノ「そうですか」
ココア「うん」
そんな風にして、夜をすごす二人であった。
明久「ただいま」
リゼと分かれてから数十分程で僕の家であるマンションに着いた。
そして僕は扉を開け、電気を着けると、一匹の兎が現れた。
シルバーと呼ばれているうさぎで、毛色に燻し銀のような特徴があるんだ。
名前はエイミー、性別はメスだよ。
明久「ただいま、エイミー」
エイミーは返事の代わりに僕の足に頬釣りをして来た。
明久「あはは。すぐにごはんにするね」
するとやったー!っとばかりにエイミーが飛び跳ねる。
僕はそれを見て癒されながら、キッチンに行き、エイミーの野菜と僕の食事の準備をする。
準備を終えると僕はテーブルに着き、床にエイミーの野菜を置く。
明久「いただきます」
そのセリフと共にエイミーも一心不乱に野菜を食べ始めた。
明久「明日振り分け試験をやって、明後日にはもう結果が出るんだよね」
当日に体調を崩さないように早く寝なきゃね。
明久「ごちそうさま」
食べ終わった僕はエイミーが食べ終わったのを見計らって皿を片付けて、少しだけ予習をやって眠りに着くためにベットに潜った。
エイミーは僕のフトンの上に乗っている。
明久「おやすみエイミー」
明日は頑張るぞー!
こんな作品ですが感想お願いします!
次回はバカテスの振り分け試験です。
オリキャラを出す予定です。