九十九 十次郎さん。レオさんMr.汚れ仕事さん。感想&誤字報告ありがとうございます!
明久「おはよう」
ココア「あれ?明久さん?」
チノ「どうしたんですか?こんな時間に」
朝の六時になってラビト・ハウスに着いた僕は、ココアちゃんとチノちゃんの二人に会ってしまった。
明久「あはは…お恥ずかしながら忘れ物しちゃってね」
ココア「忘れ物?」
明久「うん。ちょっとね」
そう言って僕はカウンターに行くと、一冊のノートを取り出す。
ココア「なんのノートなの?」
明久「コーヒーの銘柄や製造元、入れ方や豆一つ一つの香りや苦味、渋み何かをメモったノートだよ」
ココア「へぇ!すごーい!」
そうかな?
チノ「明久さんは昔から努力家ですから」
明久「あはは、ありがとうチノちゃん」
頭をなでなでする。
チノ「はふぅ…」
ココア「あ!いいなぁ」
明久「ん?じゃあ、ココアちゃんも」
なでなで
ココア「えへへ♪」
うん。妹が二人に増えた感じだね、これ。
しばらくなでなでしていたよby明久
ココア「行ってきまーす!」
チノ「行ってまいります」
明久「行ってきます」
タカヒロ「ああ、行ってらっしゃい」
僕たちはタカヒロさんに手を振りながら家を出た。
ココア「チノちゃんと明久さんもこっちの方向なんだ」
チノ「こっちの方向です」
明久「うん、そうだよ」
この道まっすぐ進んで橋を渡ればすぐなんだよね。
チノ「では、私はこっちです」
ココア「早っ!?」
明久「じゃあね~、ココアちゃん」
ココア「明久さんもっ!?」
まあ、今日は遠回り出来ないからね。
リゼ「あ、明久……!」
明久「あれ?リゼちゃんどうしたの?」
偶然リゼちゃんと出会ってしまった。何故か顔が青いけど……
リゼ「私は……」
明久「?」
リゼ「私は異次元空間に迷い込んでしまったのか!?」
明久「何が在ったの?」
いや、本当に何が在った?
リゼ「実は……」
明久「成るほど」
ええっと、要約すると。
ココアちゃんに会う。
↓
制服を褒められたりして、分かれる。
↓
また会う(!?)
↓
その後も五分感覚で何回か会う。
↓
悩み始めた時に僕に会う←(今ここ)
これって……
明久「この町入り組んでるから迷ってるだけじゃないかな?」
リゼ「そ、そうか」
明久「うん。だから問題ないよ」
リゼ「わ、分かった。ありがとう」
明久「ふふっ、どういたしまして♪それじゃあね」
リゼ「ああ」
こうしてリゼと分かれて学校に向かう。
??「よう!明久」
明久「ん?あ!ノワ!」
リゼちゃんと別れて文月市へと移動し、坂を上り始めた所で声を掛けられて振り向くと、僕の知り合いのノワがいた。
名前は白沢 乃和。愛称はノワだよ。
毎朝コーヒーを一杯飲まないと何故かやる気が出ない不思議な体質をしている。
ノワ「珍しいな、こんな時間に来るなんてさ」
ノワに聞かれて僕は苦笑気味に話した。
明久「あはは、ちょっと忘れ物してね、それを取りに行ったら遅れちゃったんだ」
ノワ「そうかそうか」
ノワがうんうんとうなずく。
明久「一緒に行こうか」
ノワ「ああ!」
その後ノワと少し雑談しながら歩いていると校門に着いた。
校門の前には西村先生が立っていた。
明久「おはようございます。西村先生」
ノワ「おはようっす。鉄z…西村先生」
西村「おお!おはよう吉井、白沢!」
爽やかな笑顔で挨拶をくれた西村先生。
この先生の趣味はトライアスロンで、それが由来してか『鉄人』のあだ名を持つ。
誰にでも平等に分け隔てなく接し、困った生徒の相談をちゃんと聞いてくれるから、僕は好感を持っている。
西村「白沢…今鉄人と言い掛けなかったか?」
ノワ「木の性っす!」
明久「そこは気のせいでしょ?」
ノワ「あ」
西村「そうか。吉井、白沢、今日の試験頑張れよ」
明久「はい!」
ノワ「おう!」
西村先生に返事をし、校門を通り、試験を受けに行く。
白沢「(あ、コーヒー飲んでない)」
ここにFクラス確定人物がいた。
こんな感じです。
オリキャラのノワ君はノワールから取ってます。
次回は試験と熱と途中退席です。