冴えない俺は黒ずくめの人からもらったスプレーでイケメンになれるようになりました!!   作:神熱

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冴えないインキャからの下剋上

 俺は冴えない男子高校生だ。体重100キロを超える巨体に加えてインキャな俺は一人寂しく弁当を食べる日が続いた。更に時々いじめを加えて。

 ある日俺は黒ずくめの男と出会う。コナンの犯人でも出て来そうな感じだった。だが実際は優しく俺の話を聞いてくれた。

 

「貴方は生まれ変わりたいですか」

「俺は生まれ変わりたいです」

「ならこれをプレゼントします」

 

 突如わたれたものはスプレーだった。なんといってもインチキそうな見た目をしたスプレーであった。これで何をしろと言うのだだと思った。

 

 俺は断れきれずに実際に使ってみることにした。なんでもなりたい姿になれるとか言われても俺はイケメン俳優みたいな顔になろうと念じた。するとあら不思議俺の顔は生まれ変わってかっこいい見た目になった。

 

 更に顔だけではなくて何キロもの体重が絞られて素敵な体重まで絞れている。

 

 俺はこのスプレーをすぐさま鞄にしまった。

 

 次の日俺をどういじめるかで話し合いが進んでいた。どうも懲りていないみたいだ。せっかくだ。コッチからやり返そう。そう思い俺はスプレーを取ってトイレに行った。そしてスーと体全体にかけて理想の体をイメージして鏡を確認した。イケメンに盛れていることを確認してすぐさまトイレから出て行った。

 

 俺は教室から「おはよう」と元気よく挨拶すると俺の顔を見た瞬間顔を赤くなって固まっている。復讐成功。次はこれだ。

 

「えっと坂本君はいる?」

「…いまちぇん」

 

 盛大に噛んで返事を返した彼女相沢さんを見て驚いた。いつもなら相沢さんに声をかけられるたびに噛んでいる俺と女王様気取りの彼女の立場が逆だからだ。

 

「ふーんいないか?残念だな。彼とは仲良くして欲しいなぁなんて思ってさ声をかけたんだけどいいかな?」

「私こう見えて結構(いじめていて)仲良いんですよ。沢山おしゃべり(悪口)を言いますし仲良くしますねぇ」

 

 と平気で嘘をつく。だから仕返しをしてやる。俺の事を散々馬鹿にしている女だからこれじゃ足りないもっと盛大なイタズラをする。

 

「ありがとうねぇ。優しい女性でよかった。相沢さんって人は虐めてるって言っていたから君は相沢さんじゃないよね?違うよね」

 

 威嚇するかのように微笑みながらも彼女を見つめる

 

「私相沢なんですけど優しい方の相沢です」

 

 俺はクルッとターンをしてトイレに戻りスプレーで元通りの姿になった。俺が戻ってくるなり相沢さんは俺に優しくなった。めでたしめでたし。で終わったらよかったのだがこの話は続くことになる

 

 

 

 




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