ゼインのヒーローアカデミア   作:ikkun

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破壊と創成、そして家族との日々

オールマイトが見た惨状は酷いものだった・・・バーのビルは無残にも木っ端みじんとなり宿敵であったオールフォーワンの死体も目の前にある。それを一人の少年がやってのけたというのだから・・・

 

ゼイン「何故ヒーローだけでなくあなた達もコスチュームを着てここに?」

 

緑谷「正義君が心配だったからだよ・・・でもなんで死柄木たちを・・・」

 

ゼイン「あれは悪意を纏った怪物たち。これ以上人々に害をなす前に消す必要がありました。」

 

エッジショット「だがそれは君の仕事ではない!我々の仕事だ!!」

 

エンデヴァー「それに個性は私的に使ってはならないと教わっただろう!!」

 

ゼイン「爆豪や常闇を助けるためです。それに私もあの首魁に個性を奪われそうになったんです。オールマイトなら信じてくれますよね?」

 

オールマイト「ぐっ・・・」

 

確かにここまで奴の計画を壊した少年だ・・・個性を奪おうとしてもおかしくない・・・

 

茨「やっぱり止められなかった・・・」

 

拳藤「茨・・・もしかして知ってたの?正義がこういうことをするって・・・」

 

茨は涙を流しながら答えた。正義はウィジランテとして活躍していたこと。死体も残っていないほどに相手を叩きのめしていたことなどを・・・

 

ギャングウォルカ「なんてことだ・・・」

 

シンリンカムイ「善意によってここまでできてしまうとはな・・・」

 

マウントレディ「で、でも敵も全部倒されましたしあとはこの子から事情を聞けば・・・」

 

ゼイン「いえ、最後に大仕事が残っています。」

 

爆豪「あ・・・?」

 

峰田「んだよそれ・・・こんだけの偉業か悪行かわからないことしておいて後は何をするっていうんだよ!?」

 

ゼイン「この世界から悪意を消す。あの首魁をラーニングして力をつけてやっと実現できそうなんです。」

 

耳郎「何それ・・・そんなの皆でヒーローしていけばなくせるよ!!」

 

ゼイン「なくなりませんよ・・・だってこの中に皆さんの合宿先を敵に教えた人がいるんですから。」

 

全員「!!??」

 

ゼインの言葉に皆が動揺する・・・

 

ゼイン「ねぇそうですよね?元無個性の青山優雅くん。」

 

青山「・・・・・」

 

そう言いながらゼインはおAFOからラーニングした青山の無個性だとわかる過去の映像やAFOに脅されて授業場所や合宿先を教えている青山と両親の映像が流れた・・・

 

葉隠「嘘・・・」

 

麗日「青山君が・・・?」

 

瀬呂「こ、こんなの合成だろ・・・?」

 

砂藤「なんとか言えよ!青山!!」

 

皆の視線が青山に向く・・・

 

青山「君が雄英に来た時から嫌な予感はしてたよ・・・そうさ・・・僕は正義君くんの言う通り・・・クズの敵だ。」

 

ゼイン「内部だってこんなに腐ってるんです。もう悪意を根絶するしか方法はない。大丈夫、みんなが笑えるようにしてあげますから。」

 

グラントリノ「ダメだ!!平行線だ!取り押さえろ!!」

 

グラントリノは歴戦の勘からゼインを抑えようと指示を出す・・・しかし・・・

 

ゼイン「もう遅いですよ。」

 

ベノムストーカー「しゃあぁぁあ!!」

 

ズガンっ!!

 

轟「ぐっ・・・待てよ!!俺たちはお前に憧れてたんだよ!!圧倒的な強さでぶれないお前に・・・!!」

 

緑谷「そうだよ!!見限ったっていうなら何で君は僕を鍛えてくれたんだ!!」

 

吹き飛ばされながらも緑谷たちは言う。

 

ゼイン「ぶれてませんし・・・緑谷君には僕が作り上げる世界で象徴になって欲しいんです。だから見ていてください。」

 

オールマイト「正義少年!!辞めるんだぁああ!!」

 

オールマイトたちも止めようととびかかるが・・・

 

ディエンド!執行!ジャスティスオーダー!

 

パラドクス!執行!ジャスティスオーダー!

 

鋼鉄化! 分身!

 

ゼインはパラドクスのカードを読み込ませエナジーアイテムを操作、自身に分身、ガシャコンパラブレイガンに鋼鉄化を装填させ・・・

 

バシュ―ン!!!!

 

切島「ぬあぁぁあ!!」

 

鉄轍「いてぇええ!!」

 

分身した弾丸を切島や鉄轍たちB組が食らってしまい・・・

 

マウントレディ「きゃぁぁあ!!」

 

カイザ「ふっ・・・」

 

プロはディエンドドライバーで呼び出したライダーによって戦闘不能にされる。

 

ズドーン!!

 

オールマイト「ぬぅぅぅ!!」

 

鋼鉄化した弾丸をオールマイトが防御するも吹き飛ばされてしまう・・・

 

ゼイン「流石オールマイトほとんど戦闘不能になったのに立ち上がるなんて・・・」

 

オールマイト「当たり前だよ・・・君のやろうとしてることはおそらく人々の事が考えられていない・・・」

 

ゼイン「そういえばAFOの記憶の中にあなたに関連するものがありましたよ。」

 

オールマイト「何?」

 

正義は善意で教える。

 

ゼイン「死柄木弔ってあなたの師匠の孫らしいですよ。」

 

オールマイト「嘘を・・・」

 

ゼイン「ただ記憶にあったものですしね。でも伝えないとと思いまして・・・」

 

オールマイト「くう・・・おぉぉぉ・・・」

 

そうしてゼインはそのうちにカードを読み込ませる。

 

ダークキバ!執行!ジャスティスオーダー!

 

そしてゼインは飛び上がり巨大なキバの紋章の前で宣言する。

 

ゼイン「フォルクスワールドエンド・・・」

 

オールマイト「Nooooo!!」

 

次の瞬間世界は赤黒い波動によって崩壊していった・・・

 

しかしゼインはその中で生き残る。

 

ゼイン「出てきましたね。人々の中にある悪意が・・・」

 

そうして出てきた黒い物体に目をやる・・・

 

ゼイン「次はこうです。」

 

ギーツ!執行!ジャスティスオーダー!

 

そうして召喚したギーツバスタQB9で次々と黒い物体を固めて切っていく。

 

ゼイン「そして後は創世の力で・・・」

 

ゴーン!!ゴーン!!

 

ゼインが手をかざすと鐘の音が聞こえて世界がつくりかえられた・・・

 

そうして出来た世界は人も建物も地面も空も真っ白な世界になっていた・・・

正義は変身を解除して宣言する。

 

正義「これで世界から悪意はなくなった・・・これからは多数派や少数派に縛られずに人々が助け合える善意の時代となる。」

 

自分は監視者として生きていこうと誓う正義であった・・・道行く人は笑顔だけを作り不気味な世界へと変貌していた・・・

そして家に帰ると・・・

 

母「あらあら!?まさちゃん!!敵に攫われたって聞いてたけど大丈夫だったの!?」

 

母がいつもと変わらずに自分のことを待っていた。

 

正義(お母さんはもともと善意100%の人間だったから巻き込まれなかったってことですかね・・・)

 

正義「お母さん、実は私創造主になったんですけど・・・」

 

母「まぁまぁ!大物になっちゃったのね!!でもどうしましょう・・・そんな大物じゃもう話しかけたりしちゃいけないのかしら・・・」

 

母の相変わらずの親バカっぷりに正義は少しほほ笑んで言った。

 

正義「お母さん、今日の晩御飯は私の好きな豆腐料理がいいな。」

 

母「!えぇもちろんよ!お父さんが帰ってきたらいっぱい食べましょう!」

 

そうして正義はひと時の団らんを過ごすのであった・・・

ちなみに父も代わらずに親バカだった・・・

 




いきなりですが別作品に続きます。続きはこの作品にて・・・
https://syosetu.org/novel/344015/

敵連合編は試験潜入で終わりますがやってほしいやつがあったらご協力お願いします

  • ヒーロ候補生編入寮から
  • ヒーロー候補生編映画編
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