Stand by me!!   作:古明地こいしさん

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転入

私立聖祥大附属中学の制服を着て朝食を済ませる

と言っても昨日買い置きしておいたカップ麺なのだが

食べ終えると忘れ物がないか確認を再度して家を出る

登校中に同じ制服の子達を見かける

今日は月曜日、週の初めだ。それなりに人はいる

あまりキョロキョロするのも不審がられるのでチラッと見る程度でおさめておく

学校に着くと真っ先に職員室に向かう

 

「失礼します。今日から転入する火神心人です」

 

担任と思しき人が来てくれた。橘先生との事

俺は橘先生と共に教室に向かうことになった

そして廊下で待機させられた

 

「こういうのが学校生活なんだろうか」

 

俺が育った世界、鬼神界では学校文化が無かったため新鮮だ

言葉の意味や一般常識は身につけてきたため大丈夫だとは思うが、不安な所はある

しばらくすると先生から入って来いと言われたため教室の扉を開け入る

 

「火神心人です。少し遠くに行っていて、先日こちらに越してきたばかりなのであまり海鳴市に関して詳しくないですが、よろしくお願いします」

 

躓いてはいないよな

空気が凍ってる訳でもないし

むしろ拍手が返ってきたのが逆に恥ずかしい

うーむ、やっぱり転入生や転校生とかって珍しいから興味を持たれるのだろうか

 

「それじゃあ火神はテスタロッサ...金髪の子の後ろの席だ。わかるか?」

 

見渡す限りでは金髪の子は2人いるが席が空いてるのを見るとあそこだろう。というかテスタロッサって外国人か?

留学生って所だろうか

こっちの言葉で英語で話されたら少し困るかも

 

「よろしくね、火神くん」

 

「ん、こちらこそよろしく。テスタロッサ」

 

こうして授業が始まる。

と言っても日本に来たばかりで歴史などはさっぱりだ

計算問題は大丈夫だが他が難しい

そこは慣れて行くしかないだろう

1限目が終わると色んな人、クラスメイトが俺の所へやってくる

質問攻めで困っていた所をテスタロッサとは違う金髪の子が助け舟を出してくれた

 

「はいはい、アンタたち転入生が困ってるでしょ」

 

それを聞いてかクラスメイトは去っていく、そんな中目の前のテスタロッサと先程助け舟を出してくれた金髪少女は残ったまま

というか髪色金髪って染めてるのか?

 

「大丈夫だった?」

 

「そんなに気にしてないよ。そっちもサンキュー、えっと」

 

「アリサ・バニングスよ」

 

「ん、サンキュー、バニングス」

 

テスタロッサとバニングスと話してると男どもからの視線が痛いがアレだろう

嫉妬だ

嫉妬するくらいなら話しかければいいのにとは思うが遠慮してるのか

 

「そんなに転入生って珍しいもんなのか」

 

「はじめましての人だからみんなお話したいんだと思うよ?」

 

そんなもんか

二限、三限と過ぎていき四限が終わると昼食時

ご飯は持参しなければいけないようで今朝適当に買ってきたおにぎり2つを取り出すとテスタロッサとバニングスが話しかけてきた

 

「ねえ、一緒に食べない?」

 

「ん、いいけど」

 

周りを見るもやはり睨み目で見てきている

気にすることはないのだが

 

「それじゃあ行きましょう」

 

「行くってどこに?」

 

「屋上よ」

 

この学校、屋上解放されてたのか

普通の学校って子供が立ち入り禁止する為に屋上に行けないようにするんじゃ

そんな事考えつつもテスタロッサとバニングスに着いていく

階段を登って行き屋上に着くとそこには既に三人、1人は高町が、他は知らないがいた

 

「あ、心人くん!」

 

「よ、高町。昨日ぶりだな」

 

「なのは、コイツと知り合いだったの?」

 

「うん。昔話した最初の友達だよ」

 

そう、高町が受け答えすると俺以外がなるほどと理解していた

どうやら忘れられていなかったようだ

それどころか自慢話にされてるとは...気恥しい

 

「高町は知ってるけど...えっと」

 

「月村すずかです」

 

「八神はやて言います。なのはちゃんの初恋の相手さんはなんて言うん?」

 

はつ...こい?

 

「にゃにゃにゃ、にゃにを言うのかな!?」

 

「なのは、物凄い噛んでるよ」

 

「俺は火神心人だ。よろしく」

 

色々と前住んでいた所や何をしていたとか聞かれたが適当に誤魔化している

 

「お昼ご飯それだけで足りるん?男の子やろ?」

 

「ん、まぁ贅沢言ってられないしな。お金に余裕はあるけど無駄遣いは避けたいしこれくらいが丁度いいよ」

 

昼食は終わり、5限6限が過ぎて放課後になるとそのまま鞄を持って廊下に出ようとする

 

「火神くん、もう帰り?」

 

「ん?いや、少し校舎見て回ってから帰ろうかと思う。職員室は覚えたけど他は知らないからな。移動授業の時とか困るだろうし」

 

「それならアタシたちが案内するわよ」

 

「いいのか?」

 

「気にしないで、聞けばアンタはなのはの恩人らしいし悪いやつじゃないだろうから」

 

悪いやつだったら案内してないのか

まぁそれなら気にせずゆっくり見て回る事にする...のだが

 

「なぜ高町達も?いや、百歩譲って高町は分かる。昔馴染みの相手だからな。月村と八神まで着いてくるのか」

 

「まぁまぁそう気にせず見て回ろ?」

 

気にせずと言われても気にしてしまうものは仕方ない

だって男が女の子5人連れて歩いてるってかなりヤバいやつだろ

5人は気にして無さそうだが

 

「大体覚えたかな」

 

と、言うことで帰る話となった

帰りは5人とも一緒だったのがまた怖い話だが

 

「それじゃあ私たちこっちだから」

 

「俺はこっちだな」

 

高町、月村、バニングス、八神と反対方向を指さす

テスタロッサも同じ方向なようで高町達に別れを告げている

 

「テスタロッサはこっちなんだな」

 

「うん。火神くんもこっちなんだね」

 

ゆっくり歩いて進み、そのままマンションに着くと

 

「あれ?同じ?」

 

「ん、テスタロッサもこのマンションか」

 

凄い偶然があったもんだ

エレベーターに乗りボタンを押すとテスタロッサが同じ階と呟く

これまた凄い偶然でして...

 

「隣の部屋...」

 

「...そういやテスタロッサってハラオウンだっけ?ってことはリンディさんの」

 

「あれ?母さんの事知ってるの?」

 

「うん。こっちに移る際に親代わりになってくれた方だ。ということはテスタロッサは魔導師か」

 

魔力を感じられたのも理解できる

 

「後でそっちお邪魔していいか?リンディさんに挨拶しないといけないし」

 

「うん、待ってるね」

 

そう言って各々自分の家、扉を開けて行った

 

「...ということは高町達も魔導師なのかな」

 

そう呟き着替えた

さて、リンディさんに挨拶しに行くか

ヒロイン候補

  • 三人娘のみ
  • なのはのみ
  • なのは‪√‬とフェイト‪√‬も
  • 三人娘+アリサ&すずか
  • 三人娘+アリサ&すずかにヴォルケンズ女子
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