登校途中、魔力を感じた。日本...いや、地球で魔力を感じるのはおかしい
高町やテスタロッサ達の魔力ならわかるが恐らく違うだろう
直ぐに学校とは正反対の方へ向かう
「モナド、この辺だよな」
ピコピコと鳴る
壊しかけのビルに着いた
ここで魔力を感じたのだろうが、辺りを見渡しても誰もいない
勘違いか?
学校とは正反対に来てしまったため急がないといけないと思い、後ろを振り向くとこの夏場でロングコートを着たガタイのいい人がいた。見たところ男か
「魔力の発生源はアンタか」
「...貴様の持っているそのデバイスを奪いに来た」
デバイス...モナドのことを言ってるのだろう
だからと言ってはいそうですかと渡すわけにはいかない
直ぐにデバイス、モナドを起動し戦闘態勢に入る
「アンタの目的がこれだって言うなら力ずくで奪ってみろよ」
そう、言うと目の前の男が消えた
魔力の痕跡がないため追跡が難しい
辺りを見回すがやはり先程の男はいない
その時、脳内に背後から突き刺されるのを見た
---ビジョン---
危機が迫ったら見える特別な能力
今までこのモナドを扱ってきたが未来を見たという情報はなかった
直ぐにしゃがみ、背後からの突き出された短剣攻撃を躱す
そのまま足払いして男の足を蹴飛ばす
「悪いが俺に小細工は通用しないぞ」
「噂通りだな、直感ではなく、本当に未来が見えるとは」
その問に黙ったまま
調査済みって事か
相手も殺る気満々のようだし、モナドの能力を切り替える
打撃を発動してそのまま攻撃する
しかし相手は戦闘慣れしてるのか避けられてばかりだ
仕方ない、再び切り替えるか
次に切り替えたのは疾風、移動速度が向上するモナドの力だ
早い動きは目で追いつけないため、加速世界にてその姿を目視する
短剣を弾き、胸ぐらを掴んで投げ飛ばす
上手く受身を取られたため大したダメージにはなってないようだ
それでも切りつける訳にもいかないし、どうしたものかと悩んでいると向こうからまたもや攻撃が飛んできた。その数数十にも及ぶ短剣の雨、避けきれないと思い
モナドの力を盾に切り替えた
「くっ!」
いくら身体を頑丈にしたとはいえ痛いものは痛い
そのまま翔ける。盾状態だから重いのだが、土煙の中から俺が飛び出して来たのに驚いた男は対応出来ず、峰打ちをする
「
そんな事を呟いてバインドをし、リンディさんに通信を繋げる
「リンディさん。恐らくですが無断渡航者を確保しました。場所は〜」
場所を伝えると男を睨み、そのままリンディさんが到着するのを待つ
しばらくするとリンディさんが着てくれた
「わざわざすみません」
「いいのよ」
さて、こっからが本番だ
「貴方を無断渡航者、及び管理外世界での魔法使用容疑で逮捕します」
「クソっ!こんなガキに負けるなんて...」
いやガキって...まぁいいや
「後はよろしくお願いします。俺は学校に向かうので」
「ええ、お疲れ様」
海鳴市、ひいてはこの管理外世界地球では魔導師が集まりやすい傾向でもあるのだろうか。そんな事を思いつつも急いで学校に向かうのであった
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