レミール転生   作:久保田紅葉

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お待たせしました!続きです!



追伸 誤字報告&お気に入り&多くの閲覧 ありがとうございます。

あとがきににちょっとした提案とアンケートがございますので宜しかったらぜひご回答ください。


大東洋諸国会議

大東洋諸国会議……文明圏外国で行われる国際会議であるが定期的に開催されるものでは無く、第三文明圏において大きな出来事があった際に開かれるのが習わしになっていた。今回の大東洋諸国会議の題名はフィルアデス統一戦争についての開催が決まっていたがいくつかの理由で開催が遅れていた。

 

 理由の1つとして上げられるのは急な戦闘状態の停止である。パーパルディア皇国とリーム帝国、両国が講和もなしに戦闘を終了したので参加国の各国は情報収集に追われていたためであった。

 

 そしてもう1つの理由、準列強と噂されているパーパルディア皇国から外交官が派遣されると通達があったためである。元々文明圏外国の提唱により開かれたものであるため、無意味なものであると文明国は一切参加してこなかった前例があるため今回の参加は異例であった。

 

 

 

 アルタラス王国首都ル・ブリアスで開かれることとなった大東洋諸国会議には議長国のアルタラス王国を筆頭としてクワトイネ公国やクイラ王国、シオス王国、トーパ王国、マオ王国といった文明圏外国、そして準列強国であるパーパルディア皇国が堂々と参加していた。

 

 その一方でロウリア王国やクーズ王国といった国々は不参加となっていた。

 

 

 

 「そ、それでは只今より大東洋諸国会議を開会したいと思います」

 

 

 

 ぎこちないアルタラス王国外交官の一言で大東洋諸国会議の開会が宣言される。今回の議題はフィルアデス統一戦争後の身の振り方についてであった。しかし急激な戦闘停止で議題が吹っ飛んでしまったところにパーパルディアの参加となったため議題はおのずとリーム帝国との戦争についての話題となっていた。

 

 

 

「リーム帝国とのフィルアデス統一戦争は継戦中であるか?」

 

「正式な講和は結ばれていないので、現在も継戦中です。といっても半ば休戦状態となっています」

 

「彼の国、リームは鎖国を始めたという話は真であるか」

 

「それは真実です。今日はそのことについてもお話しようかと思いまして……議長、資料をお配りしても?」

 

「許可します」

 

 

 

 パーパルディアから派遣された第三外務局外交官のホープは事前に用意した書類を各国の外交官へと資料を配る。全員へと行き渡ったのを確認する。

 

 

 

「議長、続けて発言の許可をいただけますかな」

 

「パーパルディア代表、発言を許可します」

 

 

 

 ホープは立ち上がり、会議場を見渡すと口を開いた。

 

 

 

「お渡ししました資料をもうご覧になったかと思いますが現在、パーパルディア皇国とリーム帝国は戦争状態にあります。しかし、リーム帝国は自らの国境という国境に壁を作り出し物理的に国交を断ちました。陸は勿論海に関してもです」

 

 

 

 これには国境を面しているトーパ王国は大きくうなづいていた。

 

 

 

「またそれと時を同じくしてエストシラント沖や第三文明圏の沖合での海魔による襲撃事件が頻発しており、リーム帝国の件と合わせると偶然とは考えにくい。そこで周辺国との結束を強めることにより自由で開かれた第三文明圏の海を確保するため、パーパルディア皇国は大東洋諸国による同盟の締結を提案します」

 

 

 

 パーパルディアの提案に会場がにわかに騒がしくなる。

 

 

 

「同盟、ですか……?それは軍事同盟ということですかな?」

 

「はい。配布した資料に詳細が記載されているので御覧ください」

 

 

 

 次々と外交官たちがページをめくればそこには軍事同盟の詳細が乗っていた。

 

 

 

 ◎第三文明圏通商条約機構――

 

 ・加盟国に対する軍事攻撃の抑止

 ・加盟国間の自由な貿易協定

 ・加盟国間の相互防衛援助協定

 

 といった風な条約である。そこまで縛られることのない比較的緩い同盟のようなものである。

 

 

 

「パーパルディアを中心とした軍事同盟です。兵器武器弾薬等は、パーパルディア皇国で生産し加盟国へ供給させていただきます。対価としては魔石や鉱物資源といったものを我が国は購入致します」

 

「そ、それはパーパルディアの蒸気戦闘車や飛行機械もであろうか!」

 

 

 

 トーパ王国の担当者が食いついてくる。

 

「そうですね……。一部の兵器については輸出することが可能である。とだけ伝えておきます」

 

 

 

 ホープの言葉に一部の参加国は色めき立つが懐疑的な目を向けている参加国と二極であった。

 

 

 

「アルタラス王国はこの同盟に参加する」

 

 

 

 アルタラス大使は真っ先に挙手し宣言した。続くようにしてクワトイネ公国、クイラ王国とシオス王国、そしてフェン王国とトーパ王国がこの同盟に参加を表明した。

 

 名前が上がらなかった国はいずれもパーパルディア皇国が提案したという理由で懐疑的な目で見ており今回の参加は見送りとなった。

 

 

 

 

 

 ▲ ▼ ⏰️ ▼ ▲ ⏰️ ▼ ▲

 

 

 

 

 

「……パーパルディアの友好国が参加してくれたのは良かったね」

 

 

 

 ルディアスの執務室、先日の大東洋諸国会議の結果が第3外務局から報告が上がってきてきたので、ルディアスと共に確認する。

 

 鉱物資源や農産物を輸入していた国々が参加してくれたのは良かった。魔石はアルタラス、鉱物資源はクイラ、食糧はクワトイネ、トーパは単に軍事力欲しさであろうが、フェンとシオスが参加を表明したのかが分からない。

 

 

 

「パーパルディアからの観光客目当てなんじゃないかな?エストシラントから鉄道と船を乗り継げば1日かからないし」

 

 

 

 確かにそうである。それに加えて彼の国は島国で温暖な気候そして国民の楽観的気質があの国々を観光地たらしめているのだろう。

 

 

 

「いつかルディアスと一緒に行ってみたいですね」

 

「そういえば……もう時期フェン王国で軍祭が開かれる時期だったね。パーパルディアも招待されてるし見にいこうか?」

 

「いいわね。第3外を通して伝えておきましょうか」

 

 

 

 フェン王国で国外デートとなりそうである。いや、実際には外遊なのだけど少しは羽目を外しても……いいんじゃないかしら。




実を言いいますと、原作開始前のネタ切れです。後数話投稿をしてから原作開始まで時を飛ばそうかと思います。

そこで原作開始前をもう少し観たいのか原作開始前まで時を進めて欲しいかアンケートを取りたいと思います。

是非投票をお願いします。

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