「・・・おのれ女神ィ!ぶち転がすだけじゃすまさないわ!!!」
「おうおう落ち着けよ」
「黙れ人間!」
「お前も今は同じだろ」
「グヌゥ!」
「リアルでそんな反応するやつ初めて見たわ」
「・・・あんたにこの怒りがわかる!?魔女から魔法を取ったらもう何も残らないじゃない!!!今の私に残されたのはこの美貌だけよ!!!」
「おう結構余裕あるな」
喚くルジュルンに冷めた目を向ける吹上
というか吹上からしたらルジュルンが魔法を使えようが使えなかろうがどうでもいいのだ。
働いて稼いで、金を入れてくれればそれでいいのだ。
「まぁ吹上さん。わかってあげてください・・・彼女の気持ち」
「いやわかってやってって言われてもなぁ・・・。別に魔法が使えなくなった経験とかないし・・・」
「わかりやすく言い換えましょう。彼女から唯一のアイデンティティが失われたんですよ?我々からしたらチソコがある日突然消えたみたいなもんですよ」
「むっ、それは・・・・辛いな・・・」
「わかってくれましたか・・」
「あぁ・・・痛いほどにな。えーと・・ルジュルンだっけ?」
そういいながら二人がルジュルンの肩をポンポンと叩く
が、ルジュルンがその手を振り払う
「いやわかられてたまるかぁ!!??なんで人の魔法を性器と同じ扱いしてんのよ!!!????」
「いやだってこれ以上にないわかりやすい例えだし・・・」
「だとしてもよ!!なんで!チソコ!なのよ!」
「まぁ俺からしたらすんごいわかりやすかったけどな」
「私の尊厳がなくなってんだけど!?」
「魔法が使えなくなった時点でないようなもんじゃないですか」
「あぁ!?言ったわねこの短小!」
「それは言わない約束でしょ!!!???」
「えっ、お前短小なの?」
「そうよ!このアンスルは勇者とか言っときながら自分の息子は子供以下!あーあ!よくそれで結婚出来たわね!!!」
「関係ないですぅ!!息子の大きさと結婚は無関係ですぅ!!!」
「あぁ、お前ソコにコンプレックスがあったからそのジャンルばっか見てたのか・・・」
「関係ないって!!!ホントに!!!!というかそれを言うなら吹上さんもじゃないですか!!!」
「何が?」
「吹上さんだって男の娘ものばっか見てるじゃないですか!!!履歴にバチクソ残ってましたよ!!!!???」
「え、もしかしてあんたらそういう関係・・・?」
「違うよ!!???僕は奥さんもいるし!!!」
「いや別に。俺もそういうジャンルを好んでるってのは事実だけどそれは趣向なだけだから。それをリアルに持ち込むなよ」
「すごい真面目に返された!?」
ギャーギャー言い合いをしていると吹上の部屋の扉がコンコンとノックされる
「ん?誰だ・・・」
はーいと言いながら吹上が扉を開けると、そこにはお隣さんこと江北が立っていた
「あ、どうも」
「あ、えぇと・・・随分とにぎやかですね?」
「あ、うるさかったですか?」
「はい。というか二人で同棲してるんじゃないんですか?なんか女性の声が聞こえたんですけど・・・」
「えぇと・・・なんというか・・・」
吹上がどう説明したものかと考えていると、奥からルジュルンがやってくる
「こうなったらもうヤケよ!あなた吹上って言ったわよね!ここに住むから色々買ってきなさい!!」
「ふざけんな。なんで俺が・・・」
吹上は言い返そうとするが、ルジュルンの恰好をみて思わず吹き出しそうになる
その恰好は先ほどまで着ていた黒いロープではなく、吹上のYシャツを地肌の上に着ているだけだった
「お前なんちゅう格好してんだよ!!??さっきまでの服でよかったじゃん!?なんで着替えてんの!?」
「あれは魔女にしか許されない衣装なのよ!もう人間なんだからあれは着れないの!わかる!?」
「知らねぇよ!?」
二人が言い合っていると江北がわたわたしながら、一言
「・・・・3P!!!????」
「お前もお前で何口走ってんだよ!!!!????」
アホアホ