「・・・・というわけなんだ」
「なるほど・・・。なんかごめんなさい。勘違い起こしていたみたいで」
吹上は江北を中に向かい入れ、現状を説明する
もちろん、異世界から来たとは言わず
アンスルの友人で、移住してきたという説明で
「というかこの部屋に三人で住むんですか?狭くないですか??」
「それは・・・そうなんだが・・・」
「先に言っとくけど僕は出ていく気ないですよ」
「右に同じく」
「・・・コレだからな」
「あぁ・・・」
吹上が疲れた顔で二人を指さすと、江北も何かを察したのか同情する
「というかなんで二人は出ていく気無いんです?いや普通に考えたら一人暮らしのほうが楽だと思うんだけど・・」
江北が聞くとだってとアンスルが答える
「寂しいじゃないですか。流石に数十年一人だったので・・ね」
「私はそんな大した理由ないわよ。養ってほしいだけ」
「おい一人」
「数十年?アンスルって20だよね????」
「まぁそこはあれですよ。体感っていうやつです」
「・・・・そういうもんなの?」
「いや俺に聞かれても・・・・」
「まぁいいや。百歩譲ってアンスルはさ。わかるけど。ルジュルンは何なの?え、普通にクズじゃない?何なの?何様?え、片方は勇者とかほざいてたけどもしかしてあんたもなんかそんなこと言いだすタイプ?まぁ確かに自分の周囲には自分に似たような奴が集まるみたいなこと言うけど。ということはもしかして吹上さんもそういうタイプの可能性があるってこと?いやその説が正しいなら私もそっち側ってことになる・・・は?意味わからんのだが??私は自分のことを勇者とか言わないが???ニートでもないが????」
「どうどう」
「おっ、やっぱり江北さんと言えばこの早口だね」
「え、何この早口・・・怖っ」
暴走する江北を吹上が宥める
「・・・で、どうするんですかこのニートデブ「デブじゃないが!?普通にスタイルがいいだけだが!?」。あれ、働く気無いですよ?」
「いやそうなんだが・・・なんか見捨てるのもなぁ」
「ほら!家主がこう言ってるじゃない!つまり私はニートが許されたってことよ!!」
「いや違うが」
「そういう甘いこと言わないほうがいいですよ。こういうタイプは少しでも油断すると調子乗りだしますから。無理にでも働かせましょう」
「いやよ!」
「いやって言っても働いてもらうしかないの。この国では労働が義務なんだから」
「知らない!」
「知らないで通用するわけないでしょうが!!」
「うわぁぁぁぁぁ!!!知らないものは知らない!!何もしない!!働かない!!!これは私が決めたルール!!誰もそれを曲げることができないの!!!!」
「・・・めんどくせぇ」
ギャーギャー喚く二人をあきれたように見る吹上
そんな吹上をちょんちょんとアンスルがつつく
「ん?どうした?」
「いや、ルジュルンが働きたくないなら」
そういってパソコンの画面を見せるアンスル
「こういうのはどうです?」
魔女はニートが多い
これ常識