翌日
吹上に「絶対に警察とか呼ばれないようにしろよ?」と
釘を刺されたルジュルンは、いつものジャージではなく、
黒いロープを羽織った、魔女スタイルになっている
「よし、行くわよ」
「・・・ホントに来るの?」
「えぇ。私、一回言ったことはほとんど守るの」
「ほとんどなんだ・・・」
「えぇ。100パーセントなんて誰も確証できないもの」
「うーん・・・よくわかんないや」
「ま、そのうちわかるようになるわよ」
ルジュルンと高砂はそういって、高砂の家に向かいだした
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「・・・・あの二人大丈夫ですかね?」
本日日曜日のため、仕事が休みのアンスルと吹上は自宅でぐだぐだしていた
「んー?お前のほうがあいつに関して知ってることは多いだろ?」
「えぇまぁ。なんだかんだ長い付き合いですからね・・・」
「・・・そういやお前のパーティメンバーなんだっけ?」
「はい。最初の仲間です」
「え?あんなのが最初だったの?」
「あんなのって・・・まぁそうですけど」
「チョイス間違ってない???」
「いや初めて見た時はかなりすごかったんですよ??」
「・・・ホントかぁ?」
吹上が疑いの目を向けるのも無理はない
吹上の家に来てからのルジュルンは働かない、梃子でも働かないという初見での印象が強く残っているからだ
それをタハハと笑いながらアンスルは「確かにそう思いますよね」と話す
「まぁ吹上さんは彼女が魔女の時を知らないですもんね」
「うん。あいつが俺の家に来た時には人間になってたんだろ?」
「はい。おそらく女神さまが何かやったと思うんですけど・・・」
「俺も一回女神とやらにあってみたいな」
「女神さまにですか?」
アンスルが意外とでもいうように、吹上に聞く
「当り前だろ」
「・・・ちなみになんでです?」
アンスルが聞くと、吹上がはっと鼻で笑う
「決まってんだろ?こんな問題児共を俺に差し向けてきやがったんだ!数発ぶん殴る」
「やめてくださいよ!?」
「うるせぇ!大体何が女神だ!異世界の女神がこっちに干渉してきてんじゃねぇぞ!」
「落ち着いてください!」
「・・・まぁそれは置いといて」
「急に冷静にならないでくださいよ」
「それで?ルジュルンをスカウトした理由は?」
「いやスカウトっていうか・・・向こうから来たんですよね」
「向こうから?」
「はい。『あなた勇者ね?あなたについていくことにしたから。よろしく』って」
「軽いな」
「驚くほど軽いですよ。後から聞いたら『勇者についていけば色々な魔法を見れるじゃない?魔族、エルフ、天人・・・なんでもありよ。そんな機会が目の前に来たら付いていくにきまってるでしょ』ですって」
「なんというか・・・魔法バカ?」
「その認識であってますよ」
アンスルは一呼吸置くと、ルジュルンとの過去を語りだした
会話