二人は近所の公園に来ていた
「向こうで初めにあった時からあんたは気に入らなかったのよね・・・!ここでその首もう一回跳ねてやるわ!!」
「はっ!笑わせるな小娘が!!あの時もしょせん勇者がいなければ貴様らのパーティなんぞ指でピンだったわ!!!」
「なにおう!?あんときは私も全力じゃなかったし!!!????」
「そんなこと言ったら我も弱体化してたわ!!!」
公園で周囲の視線も気にせず、ギャースカ言い合う二人を冷めた目線で見つめる三人
「・・・なんというかこっちが恥ずかしくなってくる・・・」
「魔王様・・・なんというか・・・公共の場ではそのようなことは控えたほうがよいかと・・・!」
「・・・たまたま公園に来てたら見慣れたお姉さんが言い争っていた件について」
「高砂君・・・なんかごめん!」
「いや別に謝らなくていいと思いますよ・・・。これ多分ルジュルンさんがなんかやらかしたパターンですよね?」
「・・・どっちもどっちかなぁ???」
たまたま公園に来ていた高砂も、アンスルとチューゲイと一緒に、二人を見守る
「そういえば初めましてですね。そちらのお姉さんは。僕、高砂空っていいます。よろしくお願いします」
「あ、どうも。私はあそこの魔王様・・・いえ、男の人の部下のチューゲイというものです。よろしくお願いします」
二人は軽い自己紹介を交わして、握手もする
「そういえば空くんなんか雰囲気変わったね?前は結構おどおどしてたのに」
空と久しぶりに会ったアンスルは、空の印象の変化に驚きながら聞く
以前の空は、自分に自信もなく、ルジュルンが勝手に家に連れてきた時だったのもあるが
「えぇ。ルジュルンさんが母さんと色々話してからですね・・・・。色々と吹っ切れまして・・!今はもう毎日が特訓ですよ」
「特訓?」
「はい!母さんに正式に弟子入りしまして・・・」
「んー???話が読めないよ??」
アンスルがそうなるのも無理はない。
空の母親である高砂宇宙[たかさご こすも]のバイオレンスな姿を知るのは、今のところ三人の中ではルジュルンだけなのだ
それも含めて、空は簡単にアンスルとチューゲイに母親のことを説明する
「・・・な、なんというかすごいおかあさんなんだね・・・」
「生体が魔族にも劣らないんですけど・・・ホントに人間なんですか???」
「一応人間だよ・・・多分」
「多分って・・・」
「実の息子がそう思うんですよ。周囲の人がそう思うのも無理ないですって」
たははと笑う空
そんな三人の元にあの二人の叫び声が聞こえてくる
「どりゃああああああ!!!」
「うおおおおおおおお!!!」
二人は叫び声をあげながら・・・・
砂の上に雑に描いた円の中にその辺で拾った石を投げあっていた
「「「・・・・どういうルール!!???」」」
三人の思いが一つになった
謎ルールは突然に