勇者だって転生します。   作:カオス案山子

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お世話になります


勇者と警察

 

「・・・・・・」

 

「・・・・・・」

 

「・・・・・・」

 

「ふぁー・・・・」

 

沈黙

 

若干一人あくびをしたバカがいるが、今この場では沈黙が支配していた

 

その理由は当然、あの女性

 

「・・・・・ねぇ。帰っちゃダメなの?」

 

「いやぁ・・・一応お姉さん方は第一発見者なわけだし・・・・そう簡単にはいどうぞって返すわけにはいかんのよ」

 

ルジュルンが舐めたことをほざくと、そばにいた警察のおっさんがそう優しく話す

 

四人は女性を発見した後、すぐさま通報。

その後無事に四人とも警察に連れていかれたわけである

 

「というか何にも知らないんだって。ここにいても時間だけが無駄に過ぎていくだけよ?」

 

「んー・・・まぁあんたらは実際ただあの現場に居合わせただけだろうけどなぁ・・・」

 

「じゃあ開放しなさいよ!こっちは見たいアニメがあるのに!!!」

 

「そういうわけにもいかないんだなこれが」

 

「なんでよ!!!!!」

 

さっきからこんなやり取りを数十回やっている

 

「ま、もうそろそろしたらあんたらを返してやるよ」

 

「・・・ちなみにどれくらいよ」

 

「そらあの女が目を覚まして、あんたらの無罪が判明したらだな」

 

「そういうことなら任せなさい!!!アンスル!!!」

 

「ん?僕?」

 

「えぇ!あんたの魔法で何とかしなさい!」

 

「・・・・・うーんとね。やってもいいけど・・・」

 

「何よ。さっさとしなさい」

 

「いやぁ・・・(あんまり使ってるところ見られたくないんだよね・・・)」

 

「(そんなこと言ってる場合!?このままだと一生ここで過ごすことになるわよ!?)」

 

「(そうはならないと思うよ?)」

 

「(はぁ?あんたその自信はどこから・・・・)」

 

「(だってあの女の人・・・・)」

 

二人がひそひそ話していると、警察のおっさんの電話が鳴る

 

「ん・・・もしもし?・・・・あぁ。わかった。うん。今から行く」

 

「・・・・誰よ」

 

ルジュルンがそう聞くと、おっさんは笑顔で四人のほうを向く

 

「今病院から連絡があった。無事目を覚ましたとさ」

 

「じゃあ!」

 

「うん。帰っていいよ。意思疎通もできて、あんたらが犯人じゃないって話してるらしいし」

 

「・・・・ほらね?」

 

「っしゃあ!帰って寝るぞ!!」

 

「あー・・・明日が休みでよかったぁ・・・」

 

「え?そこの二人もそんな感じなの???おじさんびっくりしたよ」

 

いきなり元気になった吹上と江北にびっくりする警察のおっさん

 

「帰るべ帰るべ」

 

「こんなとこいらっれか」

 

「うーん散々な言いよう。ってちょっと待って!」

 

四人がそれぞれ帰ろうとすると、おっさんが吹上を止める

 

「・・・何です?」

 

「いやなんですって・・・一応、コレ」

 

そういっておっさんが渡してきたのは番号が書かれた紙きれだった

 

「・・・・何すかコレ」

 

「何って・・・おじさんの連絡先。ホラ、一応今後何かあったら連絡するからさ」

 

「・・・・俺の番号知らないっすよね?」

 

「だから教えて。コレ警察としての仕事ね」

 

そういわれると何にも言い返せないと

そう悟った吹上は素直におっさんにアンスルの番号を教えた

 

 




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