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しとしとと雨が降る
もうここに連れ込まれて何日たっただろう
最後にまともな食事をしたのは何時だろう
お腹が空いたという感覚も薄くなってきている
・・・あぁ。ちゃんとお母さんのいうこと聞いとけばよかったなぁ・・・
知らない人にはついていくなって言われてたのに
・・・・二人は元気かなぁ
もうずっと姿を見てないや
あの女の人に引っ張られて別の部屋に連れて行かれたっきりだ
私がいる部屋には私より少し大きいお姉さんがいる
・・・・元気はないみたいだけど
「・・・・お姉さんはさ・・・」
「・・・・・・・・・」
「何時からここにいるの・・・・・・?」
試しにお話をしてみるけど、何も答えてはくれない
そうだよね。
お姉さんもなんかすっごいくらい顔をしてる
あー・・・・・・
帰りたいなぁ・・・・・
そう俯いたとき、ギィーと扉が開いて、誰かが入ってきた
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「・・・・・何やってるんですか」
アンスルが幽霊と共に小屋にたどり着くと、そこには小屋の近くにあるベンチで休んでいる吹上がいた
「おーアンスル。今ちょっと休憩中」
「いや休憩中って・・・というか思いっきり小屋発見してるじゃないですか!!!なんで連絡しないんですか!!!???」
「あ?小屋?ンなもんどこにも・・・・・」
そういってあたりを見渡す吹上
振り返ると思いっきり小屋が佇んでいた
「・・・・・・・・おっ、発見」
「『おっ、発見』じゃないですよ!?なんで気づかないんですか!!」
「そんなことよくあるだろ。ほら、足元にスマホを置いてたのに見落として別の場所探しちゃうとか・・・あるだろ」
「スマホとかのレベルの大きさじゃないでしょ!?もし本気で見落としているのだとしたらとんでもない節穴じゃないですか!?」
「何だと?俺の目が節穴だと言いたいのか!?」
「もうめんどくさいのではっきり言いますけどそうですよ!!!」
アンスルがそう言うと、流石に少しひるむ吹上
だが、すぐに立ち上がる
「・・・・アンスル。言い忘れていたんだが・・」
「何です?」
「実は・・・俺は目が悪くてな」
「・・・それで?」
「おう・・・ちょっと圧が強いな。まぁそれでだ。目が悪いということは多少の見逃しもあるわけだ」
「・・・・・なるほどね。よし。とりあえず一回殴りますね」
「まてや!」
アンスルがなんか圧を強くして吹上に近づく
それをあわあわしながら見ている幽霊と、正面から逆に投げようとする吹上というなんかよくわからん図が完成していた
「ぐぐぐぐ・・・・・まてアンスル・・・!話せばわかるはずだ・・・・!というか勇者さまが実力行使というのはどうなのかな・・・・???」
「うるさいですよ・・・!」
「・・・・・・・いい歳した男が何してんのよ・・・・」
そんな現場にルジュルンも合流する
なんだかんだでみんなそろったのだった
彼は強いよ
君よりも
ずっと