銃より俺は刀を信じてる   作:素麺うまい

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皆違って皆強い

 

「颯先輩…覚悟!」

 

 

 

「あぁ!全力で来い!」

 

 

 

「!!」

 

 

バババン!

 

 

 

 

「!…」

 

 

シロコは対人戦闘が得意だな

他の事に意識し過ぎてると間合いを詰められて銃弾が当たってしまう

 

 

とにかく捌かないと…

 

 

キキキン!!

 

 

周りは大丈夫…

 

 

カチャ!

 

 

「もらった」

 

 

シロコが涼しい顔をして俺の間合いに入り込む

 

この距離で撃たれたら流石の俺でも捌けないし何より他の事に集中出来ない

 

 

ならば…

 

 

「旋風…一式」

 

 

 

 

「な?!…んん!!!?」

 

 

 

間合いに入り込んだ者までをも巻き込んでしまったらいい

半径2メートルの範囲に竜巻の様な物を発生させる

 

巻き込まれたシロコは風と峰打ちより発生した斬撃の舞を浴びる

 

 

そしてその間は他の者達からの攻撃は受けない

 

 

 

 

「く…これじゃ攻撃出来ないじゃない!」

 

 

 

セリカがシロコをアシストするために撃つが旋風の前に銃弾は望みの場所に飛んでいかない

 

 

 

そしてそれは俺にとっては大チャンスである

 

 

 

 

「セリカ、気を抜いてたら駄目だぞ?」

 

 

 

「な!いつの間に?」

 

 

旋風に気を取られている間にセリカの元へそしてセリカに峰打ちを入れる

 

 

 

「ぐ…!そ…そんな…」

 

 

 

そのまま地面に倒れ込むセリカ

 

 

 

 

 

 

 

「セリカちゃん!やってくれましたね颯先輩!!」

 

 

 

 

ババババババン!

 

ノノミが俺の方にガトリングを向けて発砲する

 

 

 

 

「!!」

 

 

キキキン!

弾速の間隔がそれぞれの武器によって違う

ノノミのガトリングに関してはそれが短すぎる為対応が難しい

 

 

だが…武器を見て発砲瞬間を見ていれば防げる

 

 

そしてそれを刀で防ぐ

 

 

 

 

「あ…これも防がれるなんて…」

 

 

 

 

「さて…シロコは少しダウンしてるしセリカは再起不能…次はノノミ…」

 

 

タッタッタッタ、チャキ!スッ

 

 

すると突如ホシノが現れ俺の間合いを詰めて至近距離にきていた

 

その左手には盾を、右手にはショットガンを向けていた

 

 

 

「おじさんの事忘れてない?颯君♪」

 

 

ホシノからしてみればしてやったりみたいな感じだろう

ここから俺が防げるとも思っていないだろう

 

 

 

悪いな…こんな状況には慣れっこなんだ

 

 

「!!」

 

 

バシュン!

 

ショットガンの散弾が俺の全身全体を標的にする

散弾と俺の距離はゼロ距離とはまでは言わないが1mもない

 

防ぐなんてまず無理だ

避けるのなんてもっての他だ

 

 

だが…俺の刀はスピードや繊細を常に極め進化させている

 

俺にスピードで勝てる相手は…親父だけだ

 

 

 

(旋風の微笑み)

 

 

そして使った際姿を誰にも認知させない

 

 

 

「うへぇぇ!?め…目の前にいたのに…どこに?」

 

 

 

「一体…なにが…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もちろん、忘れたことはないぞ?何よりこの中で誰よりも気を抜いてはいけない相手だし、それに俺の刀とは相性の悪い武器だからな」

 

 

 

「!!」

 

 

 

シュッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アビトス委員会…全滅でしたね」

 

 

 

「ん、まさか五人でかかってここまで一方的にやられるなんて…」

 

 

 

「改めて颯先輩の強さを実感しました、まさにゲヘナの最恐ですね♪」

 

 

 

「やめてくれ~ノノミ、その名前は恥ずかしいしそんなんじゃないから」

 

 

 

 

「で、でもあの動きや刀の技なんて普通出来るものじゃないでしょ?!人間の動きを越えてるわよ!」

 

 

 

「セリカよ、世の中には知らなくていい事もあるんだよ」

 

 

 

「なによそれ!?すごく気になるわよ!」

 

 

 

 

「まさかおじさん達がボコボコにされちゃうなんてね~おじさんも歳だな~♪」

 

 

 

「いえホシノ先輩はむしろあのタイミングであの間合いに入り込めたのはすごいと思います」

 

 

 

 

「それでも捌かれちゃったね…流石颯君だよ~♪」

 

 

ホシノはまだ本気じゃなさそうな感じが見える

だがそれはここで追及する内容じゃないと俺は思った

 

 

「そうだな~運が良かっただけかもな~」

 

 

俺はホシノのほっぺを両手で掴んでもみくちゃにする

 

 

「うへぇぇ~?///ちょっひょ~はやへふん?にゃにしゅるにょ~?!///」

 

 

「お!一度でいいからホシノのほっぺを両手で掴んでみたいと思っていたからな~これはいいな」

 

 

 

「な!?なにしてるのよ!?」

 

 

 

 

「これは柔らかいな、癖になりそう」

 

 

 

「颯先輩、すごく悪い顔してますよ」

 

 

ノノミが俺にそう言ってくる

いやぁ…これはいいな

 

 

 

「ふへぇ~///てゃしゅけてぇ~シリョコちゃん~」

 

 

 

「ん、任せて!颯先輩」

 

 

 

 

「うん?どうした?」

 

 

 

「ホシノ先輩を離してあげて、その代わり…//私のほっぺならしてもいいから……///」

 

 

 

 

「本当?!やったね」

 

 

俺はホシノから両手を離して直ぐにシロコに向かう

 

 

 

 

「うへぇ~」

 

 

 

「ホシノ先輩大丈夫?」

 

 

 

「ちょっと!早く颯先輩を止めないと!」

 

 

 

 

 

「ほうほう…これはいいな、ホシノとはまた違う柔らかさ♪」

 

 

 

「んん…///」

 

 

 

「そしてシロコちゃんも満更じゃない感じです!///」

 

 

 

「なんだか…おじさん捨てられた感覚しかないんだけど」

 

 

 

「逆にホシノ先輩がショック受けてる!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょ…ちょっと!話を戻しますよ!!颯先輩も今日私達の為に来てくれたのは有り難いですが少し落ち着いてください!!」

 

 

 

アヤネの言葉に言われて俺は止まった

 

 

「は!つい我を忘れてた…シロコ、今度また味合わせてね」

 

 

 

「……ん、私で良ければ幾らでも///…」

 

 

「…………」

 

 

 

「あ…余計に悪化したみたいですね…あはは……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ホシノ~悪かったから機嫌直してくれよ」

 

 

 

「別におじさんは怒ってないよぉだ」

 

 

 

あの後アビトスの定例会議に参加して無事終えた後俺はホシノに見送られて帰る筈…だったのだが

 

 

先ほどの件でホシノは少しご立腹みたいだ

 

 

 

隣を歩いているけど頬を膨らませているみたいな感じで返事してくる

 

 

 

 

 

「今度どこか遊びに行こ、それで許してよ」

 

 

俺はホシノの頭を撫でる

 

 

「もぉおじさんは怒ってないって言ってるのに」

 

俺の方を向いて少し頬を膨らませて言うホシノ

かわいいな

 

 

「どこか行きたいとこある?」

 

少し黙ってホシノは言った

 

 

「じゃあ水族館連れていって颯君」

 

 

 

「分かった」

 

 

機嫌が直ってくれてよかった

そう安堵していた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まさかここで会えるとは思いませんでしたよ」

 

 

 

 

「!?」

 

 

「?」

 

 

 

 

 

「お久しぶりです小鳥遊ホシノさん、そして……お初にお目にかかりますね…不知火颯さん」

 

 

 

 

「!?黒服…」

 

 

 

「……」

 

 

 

俺とホシノの前に現れたのは黒いスーツに身を纏った黒い禍々しいオーラを纏った大人

 

先生と同じ大人の人間だ

 

 

だが…まぁ雰囲気で敵じゃないかと俺は思っている

 

 

 

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