銃より俺は刀を信じてる   作:素麺うまい

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はい…失踪から久々の帰還
そしてまた失踪の可能性あり


ゲヘナ最恐の怖さを目撃せよ?

イブキとイロハが視察に来て俺としてもイブキ達とゆっくりしたかったが…いつものパトロールの時間だ

その為俺はイオリとチナツを連れてパトロールに出ることになった

 

 

本当は行きたくないんだけどな…はぁ……

 

 

 

「ため息が出てるからな颯先輩」

 

 

「そりゃあ…めんどいのは好きじゃないしな」

 

 

と俺が愚痴を溢すとチナツが呆れた感じで溜め息をついていた

 

 

 

「颯部長…この会話聴かれてるの忘れてないですか?」

 

 

 

「忘れてないよ、でも問題なし」

 

 

 

『………』

 

 

二人が何故か呆れた目で見てくる

一体俺が何をしたと言うんだか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヒナ委員長……やはり颯さんには一度怖さを解らせるべきだと思います」

 

 

 

「アコ落ち着いて、そんなことをしても颯に何も効果がないわ」

 

 

 

風紀委員会本部にて私イロハの前では風紀委員メンバー同士の通信のやり取りを見ていた

 

 

アコ行政官は颯先輩のやる気の無さにイライラしているみたいだ

だが風紀委員長はもはや意味がないと諦めている感じになっている

 

 

私も颯先輩とのふれあいはあまり無いが知らない間にも風紀委員会の中での颯先輩は手に負えない人物となっているみたいだ

 

 

 

「風紀委員長、私達がこれを聞いていても大丈夫なんですか?」

 

 

 

「構わないわ、それに監査という名目なら風紀委員会の事を少しでも知ってもらわないといけないから」

 

 

「そうですね、この機会にうちの颯さんの悪行……ゴホン!普段の行いを見てもらえるとありがたい限りです」

 

 

 

……相当アコ行政官は颯先輩の事が嫌いみたいだ

でも普段サボりな私でも颯先輩には興味がある

 

あのシャーレの先生同様にどんな力があるのか少しでも知っておくことは悪いことではないのだから

 

建前はマコト先輩の指示のため…本音は

 

 

 

「あの二人ともお菓子どうですか?」

 

 

「え!?いいの~ありがとう風紀委員さん♪」

 

 

 

「ありがとうございます」

 

 

少しでもサボる時間を増やすでいいかもしれないですね♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「100m先…美食研究会発見です」

 

 

「颯先輩どうするんだ?」

 

 

「うん?」

 

 

チナツから美食研究会の発見を報告される

イオリからどうすると言われるが…

 

 

見たところ何かしようとしてるわけでもないし

 

 

 

「何もしなくていいんじゃないか?」

 

 

俺は美食研究会の方へと歩いていく

まぁパトロールのルートだし接触は必然だしな

 

 

 

 

「ちょ!?颯先輩!」

 

 

 

 

すると向こうの四人は俺に気付く

風紀委員会は銃を構えるものがいるが俺が手を出して制止する

 

 

 

 

「颯さん♪今日はパトロールですか?」

 

 

 

「あぁそうだ、四人共楽しそうにしてるみたいで何よりだ」

 

 

 

「はい♪味よし質よし量もよしといい感じで巡れています」

 

 

 

「それはいいな~またオススメがあったら紹介してほしい」

 

 

 

「えぇもちろんですわ♪同じ美食の探求者である颯さんの頼みならば♪」

 

ハルナ、アカリは笑顔でそう答えてくれる

イズミも物を食べながらだがにっこり頷く

 

だが…

 

 

カチャ

 

「あんまり私達に馴れ馴れしく関わらないでくれるかしら?」

 

美食研究会のメンバーの一人ジュンコは俺に銃を向ける

やはりジュンコは俺の事を何故か毛嫌いしているんだよな…

 

 

それを見て風紀委員会も銃を構えるが俺は下ろすように合図する

 

 

 

「ジュンコさん駄目ですよ、颯さんは同志、例え所属は違っても私は美食を追い続ける大切なパートナーであると思っております」

 

 

ハルナがジュンコを止めてくれる

 

 

「でも!こいつは風紀委員会なのよ!それになに考えているのかも分からない、こんなやつをハルナは信用するつもりなの!?」

 

とジュンコが言うがハルナはこう言った

 

 

「私と颯さんの食のこだわりは一致しております!それに私達の活動も多めに見てくれています…私はそれだけでも多大なる信用を寄せていますわ、颯さんが私を評価してくれているように、私も颯さんを信頼している…それだけですわ!!」

 

 

「むぅ…………」

 

 

ジュンコは不服そうな感じを出す

そして俺は…?となっていた

 

 

え?そうなの?って今始めて思ったんだけど?

 

 

ただ闘うのがめんどくさいのもあるし

爆発をしないのなら穏便に済ませたいのも俺の独断

 

更に食もスイーツやそれを経由して仲良くなれたっていうのもあるから繋がりがあると思っていたが…

 

まさかそこまで思われているとは思ってなかった

 

 

何より顔には出さないが…こんな美人にパートナーと言われるとドキドキも少しはしてしまうもんだ

 

 

 

 

 

 

「それに颯さんへの信頼関係なく…私達だけでは颯さんには勝てませんわ、それはジュンコさんも分かっている筈です」

 

 

 

「…………ふん!」

 

 

そう言うとジュンコは銃を下ろす

 

 

 

それを見てハルナは再びこっちに向いて笑顔を向ける

 

 

 

「それでは颯さん、また美食の探求にお付き合いよろしくお願いしますわ♪」

 

 

「あぁ、俺も楽しみにしてる」

 

 

そう言ってハルナ達は去っていった

その光景を見ていたイオリやチナツは凄く微妙な顔していた

 

 

 

「その……何事もないことは良いことなんですが…」

 

 

「風紀委員の幹部が問題児達と仲良くなってるってそれはそれでいいのかって思うんだけど…」

 

 

 

 

「うん?いいんじゃないか?平和が何よりだよ」

 

 

 

「なら颯先輩、通信機の電源入れてアコ行政官の説教受けてください…」

 

 

 

「えぇ…やだ、パトロール終わるまで切っておくよ」

 

 

今説教受けるのめんどいしな

 

 

 

「アコちゃん絶対怒ってるだろうな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「は-ーーやーーーてーーーさ~ん!!!風紀委員会としての自覚が本当にないんですかぁぁぁ!!!」

 

 

 

 

 

「アコ、落ち着いて」

 

 

 

「本当に…本当に!!相手は問題児達なのに!!!」

 

 

「アコ先輩怒ってる?」

 

 

 

「!?…コホンいえ、すいません取り乱して申し訳ありません、ヒナ委員長も行政官として落ち着きが足りませんでした」

 

 

 

「颯先輩はいつもこんな感じでパトロールしてるんですか?」

 

 

 

「そうね…私以上に彼女達から信頼されてるわね」

 

 

「信頼?」

 

 

 

「颯さんと戦うというよりは仲良くなってる人達の方がゲヘナは多いですから…現にそれで犯罪がめちゃくちゃ減ったので何も文句……言えないので……」

 

 

行政官さんは腑に落ちない感じと隠せないイライラを出していた

 

 

そんな事を思っていたら…

 

 

 

 

「うん?あれは…」

 

 

 

「便利屋68ね…」

 

 

 

 

「何か…嫌な予感がします……」

 

 

 

 

 

 

 

 

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