「手伝ってくれて助かるよ颯」
「なんで俺が書類仕事しなきゃいけないんだよ…はいこれレッドウィンターのやつ」
「といいつつ私なんかより早いからすごく助かる、私が一枚終わらせてる間に何十枚も進めてるんだから」
「お世辞より給料を出してもらっていいかな?」
まったく…緊急事態と言われてシャーレに来てみたらまさかの書類の山処理を手伝う羽目になるなんて
「それより、なんで急に書類の処理をお願いしてきたんだ?いつもなら貯めてもリンなら待ってくれるんじゃないのか?」
リンという名前が出たが、その人物は連邦生徒会所属首席行政官の七神リンであった
以前シャーレで今日みたいに先生の手伝いをしていた時たまたまシャーレを訪れたリンと対面した
そこで俺の事や噂等を聞いてリンと少し話をしていた
その時に俺は俺への招待状を書いた連邦生徒会長の事を聞こうとしたがどうやらリンも連邦生徒会長の行方を知らないでいた
色々不思議に思うところはあるが、連邦生徒会でも俺の存在はしっかり認知しているというのも知れたし一応現キヴォトスのトップとも話が出来たのもよかった
何より…真面目で話が通じる相手であることが一番安心する
でもまさかリン呼びでもいいと言われると思わなかったな
「いや実は明日からしばらくトリニティに行くことになってね、それで一週間分の仕事を片付けとこうと思ってんだ」
トリニティ…?
「用事?」
「実は補習授業部の子達に勉強を教えに行くの、その子達この補習を回避しないと留年になってしまうからその依頼が来たんだ」
なるほど…
依頼主はティーパーティーのホスト、桐藤ナギサってところかな?
「なるほど…それで呼ばれたのか俺」
「うん!ありがとう颯」
「先生…給料二倍だからな」
その日から先生から連絡は来ずゲヘナにていつも通りの日常が過ぎていく
本当はスイーツを食べたいけどエデン条約や前の件で色々あったから大人しく過ごすことにした
なんか美食研究会がトリニティで何かやってたらしいと話が流れてきていた
一体何しに行ったんだろうな?
そしてある日の委員会活動の終了後の帰宅中に
「んん~!ふぅ…委員会も終わったしかえ…」
prrr~♪
うん?電話?
番号は非通知…
一体?
「もしもし」
(突然の電話失礼します)
「その声……」
(実は………)
「…………大体繋がった、こっちでも情報は集めてたからその話で大体分かった」
(助かります)
「それで俺は何をしたらいい?」
「先生!大丈夫ですか!?」
「うん皆が守ってくれるから私は大丈夫だよ!」
「絶対私達の傍から離れないでね」
「絶対に守ってみせる」
「ですが…少し状況は良くないですね…」
「シスターフッドと先生がいるから負けは確定かなって思ったけど♪なんとかなりそうだね」
「ミカ!」
「先生ごめんね、これも平和のた…」
「随分すごいことになってるな先生」
『!!?』
「どうして……君がここに…?」
「そりゃあ俺は……先生の右腕らしいからな」