銃より俺は刀を信じてる   作:素麺うまい

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スーパーきままです



妖刀叢雲

 

 

体育館に突撃した時俺の目に映ったのは補習授業部やシスターフッドと対立する聖園ミカと

 

 

「アリウス…分校ってところか」

 

 

 

 

体育館の全視線は俺に向けられる

ゲヘナの人間がなぜここにいる?やあいつが銃を持たない存在か等話内容は色々だが

 

 

聖園ミカは銃を俺に向けてくる

 

 

「……一体何しに来たの?」

 

 

 

「頼まれ事があったから来たというのもあるが…先生や知り合いを救いに来たって感じだな」

 

 

バァン!

 

キン!

 

銃弾が放たれ俺はその銃弾を切ったのだった

 

 

 

 

「相変わらず……不気味だねその力」

 

 

 

「こちとら銃弾一発でも命取りだからな…常に全力だよ……」

 

 

その言葉を終えた瞬間俺は刀を抜刀して聖園ミカ率いるアリウス分校の集団の中に入り込む

 

 

突然の事に驚いた聖園ミカ達は対応しようとするが俺のスピードを捉えられずにいた

 

「旋風…一式」

 

 

俺は敵集団の懐を掻い潜り斬撃を打ち込む

 

 

そして刀を納めると

 

 

『ぐはぁ!』

 

 

『な…なんだ、この力は…』

 

 

 

 

 

 

 

 

辺りを見ると聖園ミカ以外は皆倒れていた

 

 

 

 

「たった一撃でこの威力…」

 

 

「これがゲヘナ最恐の力…」

 

 

この力をはじめて見るトリニティの生徒からしたら信じられないだろう目で俺を見ていた

 

 

 

「さぁ、もうお前だけだ聖園ミカ、大人しく降伏してもらう」

 

 

俺は彼女に向き直りそう言った

 

 

 

「………」

 

 

何も言葉を言わないと聖園ミカ

 

 

 

 

 

「シスターフッド、歌住サクラコさん」

 

 

俺はトリニティの方に声を掛ける

 

 

 

「!?はい!不知火颯さん?」

 

 

おそらく返事したであろうはシスターフッドのトップの存在

急に呼ばれたからびっくりしたんだろう

それは悪かったが…流石にこれ以上俺が関わっていい状態ではない

 

目的は果たした

ならば…

 

 

「後はトリニティに任せてもいいか?」

 

 

 

「!!………分かりました……そ、その…」

 

 

何かを言おうとしているが大体察する

 

 

「何故ここに俺がという感じですか?」

 

 

 

「……」

 

当たりみたいだな

 

 

 

「エデン条約後にて全てをお話すると約束する、もちろんこれはトリニティのトップや各組織も含めて」

 

 

そう言うがやはり納得はしていないという感じに見える

だが今はそれで納めて欲しい

 

 

とにかく俺の役割は以上だ

後は任せ……?

 

 

 

タッタッタ!!

 

 

何かがこちらに全力で近づいて来る?!

 

 

 

まさか俺は刀を抜刀して刃の鎬で拳を止める

 

 

「ぐ…!」

 

 

その強さは俺が抑えられるものではない

俺は受け流して避ける

 

 

そして俺に拳を向けてきたのは

聖園ミカだった

 

 

 

「一体なんのつもりだ?」

 

 

 

「エヘヘ♪私の計画をよくも潰してくれたねと思ったから君に一矢報いたくてね」

 

 

言葉とは裏腹にそこには憎悪なるものが確かにある

そこに銃は無く拳で俺に向かってくる姿

 

 

 

シスターフッドが銃を構える

 

 

「ミカ!もうやめるんだ!」

 

 

先生がやめるように声を掛けるが、聖園ミカは止まらない

 

 

俺はひたすら避けたり、刀で防いで彼女の攻撃に当たらないようにしていた

 

 

 

 

 

「君の弱点、分かっちゃった♪」

 

 

先生の言葉はもう届かない

その目は俺しか捉えていない

 

 

「君はその刀で私はおろか、誰かを斬るつもりは一切ない♪だから毎回峰打ちって形でしか戦わないんだね」

 

 

 

「………」

 

 

 

「そして君はキヴォトスの人間じゃない、だから先生と同じで力では私達には敵わない!だから接近戦で戦ってもし一回でも捕まれたらどうなるんだろうね♪」

 

 

 

捨て身を覚悟で聖園ミカは俺を本気で倒そうとしている

そして彼女が言った通りだ

アコに胸ぐらを捕まれた時から思っていた

俺は彼女達に一度でも捕まれたら勝ち目はない

 

 

それは死を意味すると

 

 

だから傷付けず斬撃で峰打ちにするやり方を取ってきたつもりだが…おそらく風の斬撃は聖園ミカを倒す事が出来ない

 

 

それどころか接近戦で持ち込まれる上にスピードも俺に負けていないから避ける事に精一杯だ

 

 

 

 

 

ならば……

 

 

 

「あは♪」

 

 

彼女が俺に詰めてきて拳を放ち俺は刀で受ける

 

 

だか彼女の足によって刀は弾かれ飛んでいく

 

 

 

「颯!」

 

 

先生の言葉が聞こえる

そして俺の身体は彼女に捕まれる

 

 

 

「捕まえた♪これで私の勝ちだね」

 

ニコニコするその顔は確実に俺を殺そうとする意思を感じる

 

 

 

 

「颯先輩!!ミカ様!!颯先輩を放してください!」

 

 

シスターフッドや補習授業部がミカに一斉に銃口を向けるが

 

 

 

 

「だめだよ、いまここで撃ったら彼も銃弾の餌食になっちゃうから♪」

 

 

そう言うと俺に向き直る

 

 

「さて…私の勝ちだね不知火君♪君には人質になってもらうからね」

 

 

 

と言って俺を気絶させようとするが俺が片手で彼女のお腹に武術を撃とうとしたのを見て彼女が反対の手でそれを掴む

 

 

 

「あはは♪だめだよ、そんなことさせないよ♪やっぱり手の一本は折っておかないとだめかな?大丈夫だよ命までは取りはしないから」

 

 

 

 

そう言ってくる彼女に俺は言った

 

 

「流石だよ…これは覚悟してお前と向き合わなかった俺のミスだ」

 

 

「何を言ってるの?君の負けだよ♪」

 

 

 

 

 

俺は集中した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇお父さんこの刀使わないの?」

 

 

 

 

「うん?どうしたってあぁ~これか」

 

 

 

「これはな、妖刀叢雲だ…使えば更なる力を発揮するんだ」

 

 

「更なる力?」

 

 

 

「あぁ、武術と同じように相手を必ず倒す技と同じで倒す刀という感じだ」

 

 

 

「へぇ…強いんだこの刀」

 

 

 

「その代わりこの刀は普通の刀とは違う…使うと所有者の血を吸いとる呪いがあるんだ」

 

 

 

 

 

「えぇ?そうなの?」

 

 

 

「あぁ…だから私もこの刀を少し使った時は手の血を吸われる感覚が走ったんだ、だからこの刀は諸刃の刀と言われるぐらい危険な刀なんだ」

 

 

 

 

「そうなんだ…どうして捨てないの?」

 

 

 

「どうしてだろうな…でもご先祖が大切にしてきた物だからな…もちろん使う事はないだろうが、誰かに盗られるなんてこともあってはならない」

 

 

 

「だから…もし大人になったら颯、この刀を守ってくれるか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「叢雲…影太刀……明鏡止水」

 

 

 

「え?…あ……」

 

 

彼女の手は俺から離れた

そして俺は彼女の腹に手を構える

 

 

 

「鎌鼬の咆哮」

 

 

それを受けた聖園ミカはそのまま倒れそうになるのを俺は支えた

 

 

 

 

 

「先生、後頼む」

 

 

支えてる重みと血を吸われた右手の痛みを抑える事に冷静を保とうとするのに俺は精一杯だった

 

 

 

 

 

 

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