最初こそ堅い雰囲気ですが後々、愉快になっていきますというかさせますのでよろしくお願いします、ねこはいます
「一ヶ月タダ働きすれば釈放」
絞首台に立ち、首に縄をかけ、後は床が抜けるのを待つだけだった俺にそんな言葉が投げかけられた。
まだ死ねない。
俺にとってその条件は渡りに船、カンダタに垂らされた蜘蛛の糸だった。違いはその糸は天国からではなく地獄から垂れていたことであったがそんなのは知らないしどうでもよかった。
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・・・船が揺れる、
一瞬体に掛かるGとその次に訪れる浮遊感がたまらなく気持ちいい。その中で読む本も最高だ。
・・・どうやら横にいる白衣を着た男にはそれが分からんらしい、俺はその男に声をかける。
???「おっさん、吐くならビニール袋かトイレに吐けよ、今の波だと船から吐いたら落ちるぞ。」
???「大丈夫だ、、、」
・・・嘘こけ顔が土色になってんぞ
???「それに私はおっさんじゃない、まだ25だ!あと、D-4466なんでお前は酔わないんだ!特別に本を渡したのも酔ってるお前を見て大笑いするつもりだったのに!」
あーあーそんなにまくしたてると、
???「ウップ」
言わんこっちゃない
???「ヴヴッふぅ、私のことはおっさんではなく博士と呼べ」
おぉ耐えた、ガッツあるな
博士「さて、数十分後には"島"に着くぞ、準備しておけ」
了解、そう言って俺はさっきまで読んでいた本、
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D-4466「さて博士、俺から二つばかり質問がある」
作業をしながら博士に聞く
博士「なんだ」
D-4466「この海域になぜ一隻も船がいないんだい?」
そう、船がいないのだ、船が、
博士「偶然だろ、そんな日もあるさ」
D-4466「んなわけないだろう!!
博士「ここらは立ち入り禁止にしてある。漁師たちには機雷が数個発見され危険だからと説明した。」
・・・恐らく嘘だろう、少なくともこの船は掃海船には見えないし、掃海なら自衛隊にその手のプロがいるからな、死刑囚の俺を使う意味がない。
そう俺が博士に懐疑の目を向けると、
博士「ああ、お前が勘づいているとおり、これは表向きの理由だ...」
博士の話によるとこういうことらしい、
まず地元の漁師から「立ち入り禁止の島から銃声やら爆発音がするする」という通報が入る。→偶然、博士の所属する財団?とかいうエージェントがその通報を受ける。→とりあえず財団が調査→衛生写真で島に近づいた船が急に姿をけしている+近くの海底に沈んでいた呂500が消えている→異常→島を実際に調査←イマココ!・・・らしい、意味わからん。
D-4466「はいッ!先生ッ!」
博士「はいそこっ!」
D-4466「財団ってなんですか?」
博士「いい質問ですね」
〜猿でも分かるッ!財団について〜
財団、正式名称:SCP財団とは自然法則に反する異常な物体・生命体、場所、現象を
D-4466「はいッ!先生ッ!」
博士「はいそこっ!」
D-4466「俺いる?」
博士「いい質問ですね、君はDクラス職員と言って捨て駒兼鉄砲玉兼身代わり兼生贄兼雑用ですね。」
D-4466「は?」
なるほど、そういうことかコイツら俺を生きて帰す気がねぇな、まぁそら死刑囚をタダ働きさせて解放とはならんわな。
博士「他にも質問があるらしいがなんだ?」
D-4466「アンタ白衣のままで島行くの?」
博士「アイデンティティだ」
D-4466「今、一つ質問が増えた、ハハッもう笑うしかねぇよ、これはどういうこった」
博士「ッこれはさすがに予想外かなぁ」
本当に予想外らしい、博士は顔から滝のように冷や汗が流れ苦笑いしている。
島まであと数百メートルというところで、先ほどまで青かった海は無く、血のような赤色に変わり、先程までは聞こえなかった銃声が響いていた。
読んでいただきありがとうございます
第一話でタグの半分も回収できてないですが次から出します笑。
サブタイトルは2900-jpです。http://scp-jp.wikidot.com/scp-2900-jp
感想ください、誤字脱字や言葉の意味が違うなどあったらご報告ください。筆者はアホである
最後に
あかしけやなげ緋色の鳥よくさはみねはみけをのばせ