橙色の鉄砲玉の記録   作:D-4466

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難産でした。
こいつら後でキヴォトスとかにぶっ込みたいから何とか完結させたいんだよなぁ。
それはそうと感想ください。


☆完☆全☆武☆装☆

船から降りる。地雷を踏まないように注意して歩く。

 

誉「おい、何処に行く?」

 

博士が何か言ってるが気にしない。

俺はそのまま浜で死んでいる死体たちに近づく。 

死体の殆どは地雷で手足が吹き飛んでいたり、腹が抉れていたりと大きな外傷がある、逆に大きな外傷を持たず下の砂がただ真っ赤に染まったりしたものもあった。

一つ共通点があるとするならば誰も"退く"ことがなかったことだろう、ある死体は片手に銃を固く握り、地雷で吹き飛んだ足で砂を蹴り進んだのだろう、1メートルほどの赤い二本の線と這った跡がある。

他にも死体はあるが皆頭を、腕を、銃を、島の内側へと向けていた。

壮絶な死に様だが、美しく、敬意を表するに値する死に様だった。

俺は一体ずつ担いで船の近くに死体を運び銃と一緒に死体袋に入れてやる。

一番先頭に横たわっていた死体の近くに光る物を見た、なんだろう?不思議に思いそれに目を凝らす。

そこには鈍い金色の輝きを放つ小さいナニカが地面から顔を出していた。

今立っている位置に手頃な木を刺し、一旦死体を全て運んでしまう。すぐに先程木を刺した位置に戻って、"ソレ"に手を伸ばし、地面から掴み取った。

そして、俺の手には砂と丸く鉤十字を形どりその中に金色に縁取りされた稲妻のようなSSの文字が飾られた勲章が握られていた。

これは確かGPR(Germanic Proficiency Runes)勲章といったか、優れた体力をもつ武装親衛隊隊員に贈られるものだったはずだ。

しかし、俺の第六感がこれは何か普通ではないものだと言っている。それを着けろと耳元で囁く。

俺の手の中でその勲章はなお怪しく光り輝く。

もうどうにでもなれ、俺は熱に浮かされたように、その勲章の針を外し、橙色の左胸に突き刺し、針を戻した。

非常に弱い痛みを感じる。だが、今なら何でもできそうだ。

 

しかし先にやることがある。俺は死体たちのもとに戻って、片膝立ちの姿勢になり、血に塗れ冷たくなった手を握り、語りかける。

 

D-4466「あんたらの死に様は敬意に値するものだった、だから俺が本土に連れて帰って弔ってやる、だから俺が死なんように見守ってくれ。」

 

誉「お前は一ヶ月どころかこの島から生きて帰れるかすら怪しいもんな」

 

そう笑いながら博士達が降りてくる、博士は相変わらず白衣を着ていて、左手にメリケンサックを着け、右手にはAF2011-A1を持っている。あの〜お言葉ですが今からこの馬鹿みたいに銃声やら爆発音やらがしてるとこを調査するんですよ?馬鹿ですか?そんな装備で大丈夫ですか?「大丈夫だ、問題ない。」...だそうだ。

 

グラート「おいおいこいつら全員GOCじゃねぇか、おいD-4466今の変な儀式みてぇなやつはなんだ?」

 

グラートは重装備だ、見た目ならR6Sのタチャンカが近いだろう、しかし武装はDP28ではなく、PKP ペチェネグと6P62を装備している。

背中にはKS-23の...基本モデルだな。あとは銀ダラか...何故か鎌と片手持ちの戦鎚を持っている...だめだ、アカく見えてきた。

ちなみにGOCっていうのは正式名称は世界オカルト連合(Global Occult Coalition) といって、確保、収容、保護する財団とは逆で破壊、破壊、破壊がモットーのかなり過激な団体で財団とは度々敵対するらしい。いろんな人がいるものですね()。

 

D-4466「漁師が水死体を見つけたときにやる儀式のオマージュだ、いわゆるえびす様ってやつだ。」

 

ヴェスター「そんなことよく知ってるな」 

 

ヴェスターは、FG42とワルサーP38か...これまた骨董品を引っ張り出してきたな。それにしても、手榴弾を持ちすぎだろう、M24型柄付手榴弾をこれでもかと言うほど装備し、背中に収束爆弾を幾つか背負ってる。変えのマガジンより多い。大きめなメッセンジャーバッグを提げているが、中身は全部爆弾だろう。

 

D-4466「漁師の家系でな、漁について行ったときに水死体を見つけてそん時に爺さんに教えてもらった。弔ってやる代わりに守り神やらにするんだとよ」

 

ついでにさっきからずっとデカい箱みたいなのを弄ってるウェイクは見たところ武器を持っていない、エンジニア担当だしな、戦闘はしないのだろう。...おぉあのデカい箱を背負った。力は有るらしい。

 

誉「お前ヤのつく人じゃなかったか?」

 

D-4466「事故で親父も爺さんも死んで孤児になってな、そん時に親っさんに拾ってもらった」

 

 

D-4466「その時はこの住所に俺の家の墓があるからそこに入れてやってくれ、ついでに俺の死体も頼む、無理なら俺の死に様だけでも頼む。」

 

そう言って博士に住所を書いたメモを渡す。

これでいつ俺の最大の目的が果たされても大丈夫だ。

 

D-4466「あれ?俺にも武器はないの?」

 

誉「捨て駒にあるとでも?」

 

仕方ない、俺は死体袋を開け、さっきの奴らの武器を取り出す。

 

まずはkord重機関銃、かなり大きいが個人運用できるくらいには軽い、優秀な銃だ。ボックスマガジンを付けてくれているのは前の持ち主に感謝だな。

 

次は...こいつは驚いた。American180だがただのAmerican180じゃない、こいつはdual mounted American180という、イカれた改造が施されたものだ。持ち主が生きていたら美味い酒が飲めたろう、残念だ。

 

そして...ファッ!? パイファーツェリスカ、パイファーツェリスカじゃないか、しかも2丁持ち!?ええいっ!前の持ち主は財力、筋力ともに化け物ものか!?

 

それからいろいろ貰って...

 

☆デーン☆

 

両腰のホルスター→パイファーツェリスカ

左脇腹のホルスター→モーゼルM712

右脇腹のホルスター→アーティラリールガーP08

ベルト→バックルピストル

左薬指→指輪銃

両手→セッジリー OSS.38

前腕部→フェアバーン・サイクス戦闘ナイフ スリーブガン形式で左手にレミントンダブルデリンジャー、右手にウェルロッドのスリーブガンタイプを装備。

両ふくらはぎ→ワスプナイフ+トーラス・ジャッジ

腹→サラシ+ドス+短刀型手裏剣数本

腰後ろ→スタームルガー スーパーブラックホーク×2

腰右前→カンプピストーレ左側に信号弾、発煙弾、成形炸薬弾、小型榴弾等各種カンプピストーレ用弾薬を装備

首→ネックレス形式でパームピストルを装備、ついでにクリッカーもいただいた。

スリングで左側にKord機関銃、右側にdual mounted American180、

背中に四式自動小銃(ゴボウ剣着剣済み)更にQLZ11とVSSも装備

 

D-4466「やっちゃった♡」←(ほくほく)

 

おい、ちょっと待てなんでみんなあからさまに一歩下がるんだよ

 

グラート「何でそんだけ持てるんだよ...(困惑)」

 

ヴェスター「なぁ、俺が思うに...」

 

誉「こいつマジでグラートの上位互換だな」

 

ウェイク「いくつか運用してた奴の正気を疑う武器もあるな、明らかに反動化け物なやつとか第二次世界大戦の骨董品とか」

 

数人「「 ...」」

 

D-4466「ウェイク、これを見てくれ」

 

俺はパイファーツェリスカから1本弾丸を抜きウェイクに投げる。

ウェイクは最初混乱していたが背負ってる箱を操作しその中に弾丸を放り込み、データが送られたであろう手に持っているタブレットを見て顔色を変える。

 

ウェイク「おいおいまじかよ」

 

ちなみに俺はあの弾薬が何かは知らない、ただあの弾薬が昔見た600ニトロエクスプレス弾と見比べてなんか違和感を感じただけだった。しかし、ウェイクの反応を見るにとんでもない物だったらしい。

他の奴らもも気になるのだろう、ウェイクに結果を聞く。

 

ウェイク「これ劣化ウラン弾だわ、しかも強装弾仕様。」

 

四人「」

 

ああ、前の持ち主はどうやらとんでもない馬鹿かゴリラだったらしい。

パイファーツェリスカの使用弾薬は600にトロエクスプレス弾の減装弾だ、そうしないと反動が強すぎて撃てたものではないからな。

しかもそれの弾頭が劣化ウラン?一体何と戦っていたんだ?

少なくともこれを撃てば(自分の身と相手は)タダじゃ済まないだろう。

 

俺がこのパイファーツェリスカを撃てるかどうかを考えている時にヴェスターが話しかけてきた。

 

ヴェスター「ん?お前その左胸に付けてるのはなんだ?」

 

D-4466「ああ、拾った。」

 

ヴェスター「ちなみに聞くけどつけてて若干痛くないか?」

 

D-4466「ああ、さっきからなんか痛いんだよな」

 

ヴェスター「誉ー、D-4466がSCP-083-DE見つけてきて今それつけてるけどどうするー?」

 

えっこれもSCPなのか?物理法則に反する物品ってそこらへんの砂浜に転がってていいの?こいつらを収容するのが仕事なんだろ?もっと仕事しろ財団。

ちなみに博士曰くSCP-083-DEは使用者が難しい仕事もこなせるようになるらしい。観察したいからこのまま付けておけとのことだった。

 

グラート「どおりでそんだけ持てるわけだ。」

 

グラートがジト目で見てくるが無視だ無視。

 

その時...

 

墓守「上空から飛行物体がこちらへ急降下、避難してください。」

 

次の瞬間、昔の空襲警報?のようなサイレンが響いた。

 

俺はこの音を知っている。この音はかつて連合国を恐怖のどん底に陥れた、ジェリコのラッパだ。

 

上を見れば鉄の塊が"垂直"に突っ込んできているではないか。

 

グラート「スツーカだ!逃げろォッ!!」

 

さすがロシア人、あれの脅威をよく知っているようだ...って言ってる場合ではない

皆蜘蛛の子を散らしたように急いでその場を離れる、もう地雷が埋まっているかもしれなくてもお構いなしだ。

 

伏せる、刹那後ろで凄まじい爆発音がした。俺の背中を爆風が撫でる。

恐る恐る、頭を上げ空を睨む。機影は見当たらない、もうどっかに飛んで行ったようだ。

とにかく脅威は去った。

 

どうやら船に爆撃をしたようだな、天井と中身は強化してなかったのか船体だけ残して他はお釈迦だ、何ということをしてくれたのでしょう、匠の手によって動力船が一瞬にして手漕ぎボートに早変わりしてしまいました。

 

,,,,帰りの手段無いなっちゃった(・ω・`)

 

 

 

 

 

 

 

 

 




武器盛りすぎちゃった☆
アセンヘッタクソだな俺、ゴドリックかよ。
ちなみにD-4466は気づいてませんが誉のメリケンはアパッチリボルバーです。
ウェイクの口調が変わっているのはアルコール補給をしたからということにしておいてください()
今回お借りしたSCP
SCP-083-DE http://scp-jp.wikidot.com/scp-083-de
世界オカルト連合http://scp-jp.wikidot.com/goc-hub-page
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