橙色の鉄砲玉の記録   作:D-4466

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サブタイトル考えるの難しいね
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とあるところに透明文字を仕込んでおりますので探してみてください。



戦闘

グラート「全員無事かぁッ!?」

 

グラートが叫ぶ、その声に応えながら皆立ち上がる。目立った傷は見られない。よかった、無事のようだ。

ふと、先程船の近くに安置した遺体たちのことを思い出し、急いで駆け寄る。こちらも無事のようだ。

皆が一旦船の残骸の近くに集まる。

 

誉「現代でまさか急降下爆撃するとはな」

 

ウェイク「あのままだったら死んでたな、でかしたぞ墓守!」

 

墓守「光栄だ」

 

グラート「いや、奴さんからサイレン鳴らしてんだから別に避けられるだろ。」

 

ヴェスター「とにかく、帰りの手段はなくなったんだ。とっとと探索して墓守に迎えの要請をしてもらおう。」

 

ヴェスターの提案に皆が賛成したため俺たちは目の前の鬱蒼としげる森の中へと足を進める。

 

誉「確率論的回避歩法」ボソッ

 

D-4466「あんだって?」

 

ヴェスター「いいから誉の足跡を進め」

 

よく分からんがヴェスターの言う通りにする。

それにしても砂浜にあれだけ地雷が置いてあったにも関わらず、森の中はびっくりするほど何もない...ブービートラップの1つや2つ有ってもいいのに...

 

今気付いたことがある、ブービートラップは確かにあった。それも大量に巧妙に仕掛けてある。しかし、博士が全くそれに引っかかっていないのだ。仕掛けを切ったりするでもなく全て歩きで回避しているのだ。もはや人間技ではない、さきの壁破りの件であったり今回の件であったり、博士を心底恐ろしく感じる...いったいこいつはなんなんだろうか。

 

少し歩いたところで人影をみた。

姿勢を低くし、気配を殺して近づく。何人か人がいる、見たところ先程の遺体の者たちと同じ装いをしている。

何か情報をもらえるかもしれない、俺は博士に命令され、意思の疎通を図る。

 

D-4466「おーい」

 

どうやらこちらに気がついたようだ。

銃口が向いちゃいけない方向を向いている。

俺はすぐに両手を上げて敵意がないことを示すが...奴さん正気じゃないらしい、今度はトリガーに指をかけて明らかに撃つ動作を行っている。

おい博士、財団とGOCは仲は悪いが出会い頭に撃つような真似はしないと言っていたがそれは誤情報だぞ。あとグラート、リストラ回避のチャンスだからって笑うんじゃない、隠しきれてないぞ。

咄嗟に俺は横っ飛びする、俺がさっきまでいたところには土と枯葉が舞っている。

もはや対話の余地はない。腰にあるスーパーブラックホークを引き抜き早撃ちで敵四人を薙ぎ払う。

 

ウェイク「ヒューッ!さっすがぁ〜!!」

 

博士達が拍手しながら物陰から出てきた。まったく、援護射撃くらいして欲しいものだ。

 

誉「流れ弾で死んでもええなら喜んで」

 

D-4466「遠慮する」

 

グラート「しっかし、えげつないことをするなぁ」

 

ヴェスター「全て肝臓を撃ち抜いている、これなら十分財団のエージェントでもやっていける。もっとも、その勲章のお陰だろうな。それにしてもその勲章持ちでこんな芸当をやってのける奴は見たことがないがな」

 

やっぱりこの勲章はすごいな、俺は組にいたときに拳銃を触ったことはあるがリボルバーはなかったからな、シングルアクションの早撃ちなんて映画でしか見たことないし。

 

そうこうしていると...

 

GOC「大丈夫かー!?」

 

グラート「うげっ!新手が来やがった!」

 

来るわ来るわGOCの群れが、、、

まさかこれも俺にやれと?

 

誉「いや、さすがに捨て駒を無駄に消費することはしない。各員、迎撃しろ!皆殺しだ!!」

 

そこからはすごかった(小並感)

グラートはペチェネグで敵を薙ぎ倒すわ鎌と戦鎚で敵を惨殺するわで突撃隊長の肩書きは伊達じゃないことを示した。 

 

ウェイクも意外なことに戦闘に参加した。背中の箱は武器ユニットとになっているらしい、箱からアームに接続されたメタルストームが飛び出してきて敵をミンチにしたときは俺の目も飛び出るかと思った。メタルストームの他にもトランス○ォーマーのブラッ○アウトの回転ノコを小型化したものやF89Dのロケットポッドを小型化したものまで飛び出してきた。確かにロマンはあるが、相応に重いだろうに、奴も化け物だな

 

博士は...うん..まあ..なんというか...言及したくない。戦っていて絵面が1番グロいのはあいつだろう。

最初こそあのロマンのある頭悪い水平二連拳銃と先程メリケンではないと気付いたアパッチリボルバーを使って銃撃戦をしてたんだ...

気づいたら徒手空拳を使っていた。それも普通じゃない。信じられるか?人が殴られただけでミンチになるんだぜ?組にいたときもグロいのは見てきたがこれほどじゃない..イカれてやがる

 

ヴェスターはまともだ、やたら爆発することを除いては...あれっ?アイツどこいった!?さっきまでいたのに!

 

ん?俺は何してるのかって?弾薬が勿体無いからなフェアバーン・サイクス戦闘ナイフやら短刀型手裏剣やらドスやらでスニークキルに勤しんでるよ。あ?誉はどこへ?今目の前で元気に殺戮ショーを繰り広げてるよ。

それにしても俺が武器を貰った奴らはよっぽど異端だったんだろうな、今戦闘している者たちの武器は統一されていて、変態銃の類は見当たらない。

 

戦闘が終わった。皆血だらけだ、もちろん返り血でな。

GOCのやつらは惨い最期を遂げた。

彼らを浜で見つけた遺体達のように本土に連れ帰ってやることはできない、せめて土に埋めて簡易的な墓だけは作ってやろう、墓標は彼らの銃と認識票だ。願わくば、しょうもないことで俺が死なないように、、

そして憂さ晴らしの代わりにでも俺が俺の望むような壮絶な最期遂げるところを見守って欲しい。

 

 

 

しかしヴェスターが見当たらない、先の戦闘でやられてしまったのだろうか。

 

D-4466「博士、ヴェスターは?さっきから見当たらないが死んだか?」

 

誉「ああ、そういや詳しくは言ってなかったか。ヴェスターは今お前の足元にいるぞ」

 

D-4466「それはヴェスターがもう死んでて俺の足元に埋葬されているって認識でいいか?」

 

グラート「ああ、惜しいやつを亡くしちまった。」

 

ウェイク「いいやつだったよなあ」

 

博士が顔を背ける。

俺は黙ってそこから足を退ける。出会ったばかりだったが見知った人間が死ぬのはやはりくるものがある、それがそいつの最期を見れなかったとなれば尚更だ。

 

D-4466「死因は?彼の最期はどんなものだったんだ?」

 

墓守「死因は間違えて収束爆弾のピンを抜いてしまったことによる自爆。これが公になればダーウィン賞の受賞は間違い無しでしょう。R.I.P」

 

そうだったのか、やはり人の死はあっけないものだ。 

戦場では敵に殺されるとは限らない、流れ弾で死ぬやつもいれば今回のように事故で死ぬこともある。それがどんな歴戦の兵士であってもだ。

それにしても...

 

グラート「馬鹿みたいだろう?笑ってもいいんだぜ?その方が奴も喜ぶよ。それにしても本当に馬鹿な奴だよ...自爆しちまうなんて...ただの間抜kギャァァァァァ」

 

急にグラートがつま先を押さえて地面を転がり回った。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()が噛みかかっている。

 

グラート「悪かった!悪かった!!俺が悪かったから!マジで!!止めろ()()()()()()()()

 

は?

 

ウサギが攻撃をやめた、抗議するように後ろ足でドンドンと地面を叩いている。

 

グラート「今度飯奢るから勘弁してくれぇ」

 

ウサギはまだ地面を叩いている。

 

グラート「わかった、焼肉でもいいぞ」

 

ウサギはまだry

 

グラート「ビール樽1個も付ける!」

 

ウサギry

 

グラート「2!」

 

ry

 

グラート「3!」

 

やっと地面を叩くのをやめた。

するとウサギがどんどん大きくなってやがて人型になり...

 

ヴェスター「ッたく、人が黙って聞いてやってりゃよぉ、今回のところはそれで手打ちにしといてやろう。おいウェイク、また墓守に変なもん学習させたろ。」

 

ウェイク「俺流のブラックジョークを少々」

 

ヴェスターに戻った。服も装備もそのまんまだ。あ、でもまだウサ耳が生えてら。 

 

誉「言ってなかったけどこいつウサギになれるんだよな」

 

D-4466「えぇ...」(困惑)

 

 

 

 

 

悲報 誰もまともな人間がいない。

 




キャラ紹介
ウェイク・キルシャンド・フィネガン
彼は何故いつも酔っ払っているのか?それは現実逃避のためである。
彼は酔っていないときは非常に賢い。いつもそつなく堅実な設計の物を作る。しかし、賢すぎる。
賢すぎるゆえにロマンのあるものが作れない、面白味があるものが作れない。思いつくことすらできない。
思いついたとしても、賢すぎるせいでそのアイデアの欠陥を見つけてしまう。
つまらないものしか作れないことは彼にとって屈辱だった。
そんな時に出会ったのが酒だった。もともと彼は酒が得意な方ではなかったが、その時はヤケを起こして珍しく浴びるように呑んだ。
酒は彼の高すぎる知能を下げた。
するとどうだろう、今まで思い浮かばなかったロマンのあるアイデアが湧き、欠陥もたちまち見えなくなる。
そしてそのアイデアを形にすればアイデア通りの物に仕上がる。
これは彼の現実改変能力によるものだ。
彼がシラフに戻ると夢から覚めたかのように何も思いつかなくなる。故に彼は酒に酔い続ける。

ちなみに財団へ加入した経緯はもともと日本生類総研に勤めていたが、東弊重工に転職、その後東弊重工の入社式の際に突入した財団に迎撃を試みるが確保され。当時突入した誉によりヘッドハンティングされた。

※酒を飲まないとロマンあるものが作れないのであって、別に飲んでいなくても異常性のあるものは作れるなんなら品質や性能は飲んでないときの方が上。その産物が墓守、飲んだ時に作ったのがウェイクの背負い込み式武装、これはD-4466の推測の通り重すぎるという欠陥があったが、彼の現実改変能力によりそれを持てると思い込むことにより、無理矢理背負っている。

使用したもの
前回のやつ+今回の、後書きのやつ

日本生類総研 http://scp-jp.wikidot.com/joicl-hub
東弊重工 http://touhei-hi.com/top/
東弊重工入社式 http://scp-jp.wikidot.com/touheijyuukou-orientation 

誉の確率論的回避歩法は確率論的回避を応用したものになっております。
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