王様戦隊キングオージャー × ブルーアーカイブ 作:ガッチャ!ヘリオスキング
アビドスの市街地にて、突如巨大な爆発が起こされた。
ホシノを除く対策委員会は市民たちを避難させるため、市街地に向かうと、そこにはあの便利屋68の4人が。爆発を引き起こしたのは彼女たちだった。
対策委員会は便利屋と戦うことになる、だがそこにゲヘナ学園の風紀委員会が現れた。
彼女たちは便利屋を捕獲するため、アビドスの市街地であるのにも関わらず大量の砲撃をその地に浴びせる。
彼女たちの司令塔的な役割の少女、天雨アコがそれを制止し、対策委員会に交渉を持ちかける……
しかし、その要求は対策委員会にとって到底呑み込めないものだった。
結局対策委員会は風紀委員会と戦うことになるが、人数差は明確。便利屋68が加勢したものの、それでも一向に減ることがない。
──だが、その時、アコの背後から、威厳を放つ2人組が現れた。… とさ。
第6話 不動と最強
「…アコ。ここで何をしてるの?」
そう、穏やかながらも恐ろしさを感じられずには居られない声色で、アコに問いかけながらその少女は現れる。
……その少女の方の隣に、見覚えしかない人が立っていたが。
(あれって……うん、間違いなくそうだね……)
『ひ、ヒナ委員長!?それに、リタ・カニスカさんまで……!』
(やっぱり、そうだよなあ……なんで、ゲヘナの風紀委員長と一緒に…?)
ヒナ委員長と呼ばれた少女は小柄だが、悪魔のような巨大な翼と多くの角が生えていて、ものすごい威厳のあるヘイローをした白髪の少女だ。
その隣にいるリタさんは、服装こそ連邦生徒会の制服を着ているが、口元は黒い布で隠されていて、右目も髪で隠れている。要するに服装以外はいつもとそこまで変わりない。
「…あれって、ゲヘナの風紀委員長?初めて見たわ……」
『間違いないです。ゲヘナ学園の風紀委員長、空崎ヒナ。』
「……というか、隣にいる大人は誰?見た感じ、女の人っぽいけど……」
「ヘイローがない……ってことは、キヴォトス外から来た人?先生、何かご存知ですか?」
対策委員会のみんなはそう聞いてきて、僕は首を縦に振る。
「アコ、もう1度聞くけど……ここで、何してるの?」
ヒナ委員長はアコを睨みつけながら、先程と同じ質問をもう一度する。
『え、そ、その、それは………。』
「他の学園の自治区で、委員会のメンバーを独断で運用しないといけないようなことが?」
『そ、そうです!これは素行の悪い生徒たちを捕まえようと……』
アコが指しているのは便利屋68一向のことだろうが、残念ながらあの4人は既にこの場を去っている。
『…って、あれっ!?便利屋は!?どこ行きました!?』
「……取り逃したのか。ここまで迷惑をかけた挙句、捕らえることすら出来なかったのは……反省文だけでは済まないぞ。」
リタはそう言うと、アコに軽蔑するような視線を送る。
「…まあいいや、今何が起こってるかは、だいたい理解した。
ゲヘナにとっての不安要素の確認及びそれの排除。そういう政治的な活動の一環ってところ?
…でもアコ、私たちは風紀委員会であって生徒会じゃない。
確かにうちの生徒会が頼りないのは分かるけど……詳しい話は帰ってから。通信を切って、校舎で謹慎してなさい、アコ。」
『分かりました……申し訳ありません、ヒナ委員長。』
アコはそう言って通信を切り、ホログラムが消える。
『…この状況については理解されていますでしょうか?』
アヤネがそうヒナに問うと、すぐに「もちろん。」と返事が返ってくる。それに続けて、彼女はこう言う。
「事前通達無しでの他校自治区における無断兵力運用、及び他校生徒たちとの衝突。
……けれど、そちらが風紀委員会の公務を妨害したのも事実。違う?」
『……っ!…確かに、間違いないです。それで、私たちと戦う気ですか…?』
「くっ、ホシノ先輩、どうしてこんな肝心な時にいないの……?」
「…ホシノ?それって……『暁のホルス』の小鳥遊ホシノ?」
「?何それ」
セリカがぼやくと、ヒナはそれに対して、何か知っているような反応をする。
『暁のホルス』という謎の単語が出てきたが……『邪悪の王』的な2つ名かな?
なんて考えていたその時、近くから足音がして、その元を向くと──
「…うへー、何やらすごいことになってるじゃーん。」
「「「「……ホシノ先輩!?」」」」
「ごめんごめん、少し寝坊しすぎちゃって……」
噂をしていれば、その本人であるホシノがやって来て、それを見たヒナはさっきまでの恐ろしい表情とは裏腹に、一目で分かるほどに驚愕していた。
もしかして、知り合いかなにかだったりするのか?
「何があったかは分からないけど……対策委員会はこれで勢揃いだよ。
あらためてやり合ってみる?風紀委員長ちゃん?」
「……1年生の時とは随分変わったのね。あなた、本当に小鳥遊ホシノ?」
「まっさかー。私は昔から小鳥遊ホシノだよ。…というか、私のこと知ってるの?」
「情報部に居た頃、他校の要注意生徒を調べていたの。小鳥遊ホシノ、あなたの事を忘れるはずがない。
あの事件の後、アビドスを去ったと思ってたけど……」
ヒナとホシノは何かを話しているが、僕にはサッパリだ。
…けど、『1年生の頃は今と見違えるほどに性格が違った』という話が気になる。
今朝ノノミから聞いた話と関係があるのだろうか……?
「…まあいい。私も戦うためにここに来たわけじゃないから。イオリ、チナツ。撤収準備、帰るよ。」
とヒナが言った後、彼女は僕たちに向けて、頭を下げる。
「「「「「「「「!?」」」」」」」」
僕と対策委員会は勿論、イオリとチナツも突然の事に驚く。
そして彼女は頭を下げながら、謝罪を述べる。
「前通達なしでの無断兵力運用、他校の自治区で騒ぎを起こした事。
この事については私、空崎ヒナより、ゲヘナ風紀委員長としてアビドス対策委員会に対して、公式に謝罪する。今後、ゲヘナの風紀委員会が無断でアビドス自治区に侵入することは無いと約束する。どうか許してほしい。」
そう謝罪をして、ヒナは他の風紀委員たちに「ほら、帰るよ。」と言い、そのまま委員たちを連れていく……と思ったその時、
「…そうだ、シャーレの先生。こっちに来て。2つ、用事がある。」
とヒナは僕に向けて、手招きをする。僕は黙ってそれについて行く。
「えっと、空崎ヒナさん、僕に一体、なんの用?」
「…さん付けじゃなくていい。誰かは分かってると思うけど、あなたと話したい人がいる。リタ、お願い。」
ヒナがそう言うと、リタさんは一歩前へ進み出る。そして、話し始める。
「……貴様、何故アビドスにいる。ギラ・ハスティー。」
「僕はただ、多額の借金に追われてるアビドスを助けに来ただけだ。…リタさんの方こそ、なんでゲヘナに?」
「──少し長くなるが…それは今から1週間ほど前のことだ。」
─────
(…ヤンマとヒメノを追いに来たは良いものの、2人は見落とすし、地図とか持って来てなかったせいで迷子になったし……キヴォトス、あまりにも広大すぎる。─ん?)
「ひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!殺せ殺せぇ!」
「奴らを殺せ!」
「ギヒャヒャヒャヒャ!殺させろぉ!」
「「「うおおおぉぉぉぉおぉぉお!!」」」
「た、助けてぇっ!」
「……なんだ、あれは。」
まるでこの世のものとは思えない光景が目の前で拡がっている。
もっふんの世界観でももう少し平和だぞ……キヴォトスの民度は、ンコソパ並か?
「……ん?そこのお前!何見てんだ、殺す!」
「は?」
私は突如、不良たちのターゲットにされる。
不良たちは銃を構え、こちらに乱射してきた。私は間一髪で避けるが、キヴォトスの女子高生は銃を持つのがデフォルトなのか?あの助けを呼ぶ生徒も持ってるし。
「……いや、こいつよく見ると連邦生徒会のカッコしてんぞ!?
わざわざゲヘナまで来やがったのか!よし、こいつ人質にしちまおうぜ!」
「はあ……?」
(それなら……執刀するまでだ。)
「む…てめえ、その刀…銃に剣で抵抗する気か、ええ?いい度胸だ、死なせてやらぁっ!」
─────
「ぐわああああっっ!!」
「これで、終わりか。」
「ひええっ、どうか、殺さないでくださいっ!」
「お前は安全なうちに逃げろ。」
「はっ、はいいっ!」
(……さて、これからはどうすればいいか…。)
「そこのあなた、動かないで。」
「誰だっ!?」
突如、後ろから声をかけられる。
私は咄嗟に振り向き、その視線の先には、悪魔のような姿をした小柄な少女がいた。彼女は、私に問う。
「私は空崎ヒナ。ここ、ゲヘナ学園の風紀委員長よ。あなた、連邦生徒会の服装をしているけど……ヘイローが無い。もしかして、あなたがキヴォトスの外から来た『先生』?」
その問いに、私は
「……違う。確かに私は連邦生徒会所属とのことだが、その先生とやらは他にいる。私はその先生の、補佐役的なものの1人らしい。」
とだけ答える。
「『補佐役的なもの』の詳細が気になるけど……あなた以外にも補佐役はいるの?」
「ああ。補佐役は他に4人いるが、その内3人はどこかへ抜け出した。」
「あなたも、その内の1人って事ね。……それで、連邦生徒会の人間がわざわざ抜け出してまでゲヘナに行くほどの用事が?」
「…………。」
(……言えるかこの状況、抜け出した奴を追ったら自分もそれの1人になって、挙句に迷ってここまで来たなんて。)
「……何があったのかは知らないけど、連邦生徒会には聞き出したいことが山ほどあるの。ちょうど良かったわ。」
彼女は私の腕を掴み、連れていこうとする。
「っ、待て、私は……」
「……問答無用。着いてきて。」
「いや、力強─」
─────
「ここが風紀委員会室。ここに座って。」
目的地に着くと、やっと腕を開放される。
彼女から、向かいの椅子に座るよう促され、私はそこに座るが……
(……!?なんだあの書類の山は!?あんな馬鹿げた量、余裕で労働基準法に抵触するぞ……風紀委員会がどれほどの政治力を持っているかは知らないが、幾ら何でもあれはやりすぎだろ……!)
風紀委員会室にある大きなデスクの上に乱雑に乗せられた書類の山を見て、私は驚愕する。
マスク越しでも表情が伝わっていたのか、ヒナから
「…?どうしたの?」
と問われ、ハッとして「いや、なんでもない」と返す。
「そう、それじゃあ─質問を開始させてもらう。」
そう言うと、質問が始まる。
「まず、あなたの名前は?」
「…リタ・カニスカ。」
「そう……じゃあ、リタ。改めて聞くけど、なぜゲヘナに?」
「私は連邦生徒会室の中で、他の補佐役と行政官の話を聞きながら、眠っていた『先生』が起きるのを待っていたが……その最中、1人が『気に入らない』という理由でそこを抜け出した。続いてもう1人も同じような理由でそこから抜け出し、私は2人を追ってそこを抜け出した。」
「─それで、追っているうちにゲヘナの自治区まで来た、と。」
「…ああ。それで終わりか?」
「いや、その行政官の話が気になる。どんな話だったの?」
「補佐役の役割について説明された。その話を簡単に要約すると、先生の側近みたいなもので、仕事の手伝いをしたり、パイプ役的なこともするらしい。」
「へぇ………」
「…これで終わりか?」
「うん。聞きたいことは聞けたし、もう帰っていい。」
「そうか……じゃあ──」
と私が椅子から立ち上がった時──
「ヒャッハー!祭りだ祭りだァーっ!」
「「「うおおぉぉおぉぉお!!」」」
そんな馬鹿みたいな掛け声と共に、銃声、爆発音など色々が混ざりあった騒音が鳴り響く。
「なっ……!?」
「ヒナ、今のは!?」
「……ゲヘナだと比較的な不良生徒だけど……未だに、私の目の届く所でこんな事やるのがいるなんて……
いや、連邦生徒会が使い物にならないからより活発化した……?とりあえず、乗り込みに行かなきゃ。」
「乗り込むって……まさか、1人で?」
「ええ。」
「無茶だ!相手は不良とはいえ、10人はいるぞ……!」
「大丈夫よ。戦うまでもない。」
ヒナはそう言うと、風紀委員会室を抜け出し、不良たちの方へ向かって行った。
私も、それについて行く。
─────
「な……っ!?ヒナだ、ヒナがいるぞ、逃げ──」
「逃がさない。」
「ぐはっ……!」
ヒナは逃げようとした不良を1人捕まえると、駆けつけた他の風紀委員たちに引き渡した。
ヒナの周りには既に戦闘不能状態の不良たちが転がっていて、その不良たちも風紀委員に連れていかれる。
「強いんだな、ヒナ……」
「…まあね。それより、あなたはどうするの?帰る?」
「…いや、もう暫くはここにいる。」
「……それは、何故?」
ヒナの問いに対して、私は答える。
「見たぞ、あの書類の山を。あんなの、どう考えても1人では終わらない。」
「それは私以外も同じよ。私だけが特別多いわけじゃなくて、人手不足だから1人に全部任されてしまう、それがこの有様なの。」
「それなら尚更だ。生徒1人じゃ、あの量の書類は捌ききれない。」
「っ!……気持ちは嬉しいけど、あなたがそこまでするような理由が──」
「そこまでする理由?必要なら今からでも考えれるが。」
「そ、そうじゃなくて……」
「では何故そこまでする理由があると聞く?私が風紀委員に手を貸すことに、なんのデメリットがある?」
そう聞くと、ヒナは少し間を開けて、答える。
「……あなたが私たちに手を貸すのは良いけど……私たち…風紀委員会以外とは、なるべく関わらないで。」
「構わないが…それは何故だ?」
「とある事情が関係してる。
それは、もうすぐ調印式が行われる『エデン条約』というのがあって、それは簡単に言うと『敵対しているゲヘナ学園とトリニティ総合学園の2校間での平和条約』。
1時は空中分解しかけたこともあったけど、もうすぐで出来そう。
…そう、何かトラブルでも起きなければ。」
「つまり、そのエデン条約が迫っている現状で、片方の学園に連邦生徒会の人間が1人でも関われば、癒着と見なされ条約の締結が危険に晒されると……?」
「その通り。それに、『万魔殿』…この学園の生徒会はまるで役に立たないから、情報が流れたりして、最悪エデン条約は白紙になってしまうかもしれない。」
「……なるほど、それならエデン条約の締結が為され、条約が締結されるまでの間だけ、風紀委員会を手伝う。これで良いな?」
「うん、大丈夫。…それじゃあ……」
目の前にあるのは、デスクの上に置かれた大量の書類。2人がかりでも、終わる気がしない。
「……まずはこの書類の山から処理する必要があるな。」
「あなたがどれほど書類作業に慣れているかは知らないけど……1人増えただけでも、心強いわ。」
「ああ。1人でやるよりはマシな筈だからな。」
かくして、私の風紀委員会での生活が始まった……
─────
「という出来事があった訳だ。」
「……つまり、抜け出してから帰ってこなかったのはずっとゲヘナに居たからだったんだ………。」
「…正直、申し訳ないと思っている。あの時抜け出さなければ……。」
「いや、大丈夫だよ。それに、リタさんがゲヘナに行ってくれたお陰で、トリニティに行くことになった場合、トリニティ側に肩入れしてる、みたいなことを言われなくなりそうだし。」
僕がリタさんに言い、その話は終わりとなる。
「…で、2つ目の話だけど……」
「カイザーコーポレーションのこと、知ってる?」
「知ってる。ざっくりだけどね。」
「……今から話す情報は、万魔殿やティーパーティーも知らないことだけど、あなたには知らせておいたい方が良いかもしれない。」
「…それは?」
僕の問いに対して、ヒナはこう答えた。
「アビドスの捨てられた砂漠……あそこで、カイザーコーポレーションが何かを企んでいる。」
「アビドスの砂漠で…カイザーコーポレーションが!?何のために……」
「それはまだ分からない。でも、本来ならこんな情報、廃校予定のアビドスに教える義理はないのだけれど。一応、ね。」
「……ああ、教えてくれてありがとう。」
「それじゃあまた、ギラ先生。」
ヒナはそう言い、風紀委員たちを連れて帰って行った。
「…ギラ。」
「リタさん、どうしたの?」
「…いや、なんでもない。ただ、お前に聞きたいことがある。」
「聞きたいこと?」
僕は疑問を浮かべていると、リタさんは端末を取り出し、それに表示された写真に映っている赤い姿の戦士……僕が変身したクワガタオージャーを指しながら、「これはお前か?」と問われる。
「え?うん。」
と答えると、リタさんは「やはりそういう事か……」と言って、ヒナのいる方へと向かって行った。
「……え、連絡先を教えるとかでもなくそれを伝えたかっただけなのか?一体何がしたかったんだ……」
そう思いながらも、そのまま対策委員会のいる方へ戻る。
「先生、おかえり。どんな話をされたの?その様子だと、何かあったみたいだけど。」
僕が対策委員会の方へ帰ると、シロコが僕に話しかけてくる。
「……それを教えるのは、少しだけ待って欲しい。後で必ず、みんなに話すから。」
「…わかった。」
シロコにそう告げると、僕らは校舎へと帰って行った。
─────
僕は帰りに、今日あった事をジェラミーとカグラギに報告することにした。
今までも、何かあったら少しくらいは報告するくらいはしたけど………今回は話が違う。
それに、ヒナから聞かされた話も気になる。
(…とりあえず、リタさんと会ったことを伝えよう。『今日、色々あってゲヘナの風紀委員会と戦うことになって、最終的に風紀委員長とリタさんに会ったんだけど……』…と。)
僕は、シッテムの箱とは別に所持しているスマートフォンを取り出し、メッセージアプリを起動。
そこで2人にメッセージを送ると、カグラギからすぐに返事が返ってくる。
『ほう、リタ殿がゲヘナ学園に。しかし、今のゲヘナは、トリニティとの間で平和条約を結んでいる最中の様ですが……
平和条約が結ばれるという事は、互いに敵対している、という事。
そのような状況で、片方の学園にシャーレのような組織の人間がいるのは、宜しくないのでは?』
『リタさんは条約が締結するまで隠し通す、って言ってたけど……。』
『まあ、リタ殿にも何か考えがあるはず。変に関わりすぎても良くないでしょう。』
『…へえ、そんな事があったのか。というか、風紀委員会と戦いになったって……もしかして、裁判長と戦ったワケでは無いよな?』
『リタさんとは戦ってないけど………風紀委員長以外とは戦ったよ、アビドスの皆と、成り行きで共闘することになった4人のゲヘナの不良生徒が。』
(まあ、そのうち2人はそれなりにまともな感性を持ってるけどね。)
『何やら、凄い行間のようだな……まあいい。それで、アビドスの方はどうなんだ?
風紀委員会と戦ったりしてるということは、穏やかでは無いっぽいが……。』
『ああ、それでなんだけど……カイザーコーポレーションって会社について、調べて欲しいんだ。』
『ほへ?』
『カイザーコーポレーションって……街中に色んな広告とかが出てるなんか胡散臭いアレか?』
『それで合ってると思う。で、そのカイザーコーポレーションなんだけど……
ジェラミーの予想通り、本当に悪い会社なんだ。
アビドスを悩ませてるのも、カイザーローンって言う悪徳金融で、そのカイザーがアビドスの砂漠地帯で何か企んでいるらしくて。』
『つまり、そのカイザーコーポレーションとやらのアビドスでの動向を調べて欲しい、と言ったところか?』
(ジェラミーはやっぱり、察しがいいな……とはいえ、手伝ってくれるかが問題だ。)
『成程、分かりました。私奴にお任せ下さい。』
『……え、いいの?特に、別に手伝っても利益とかが出る訳でもないけど……。』
『チキューでは1国の王であった私ですが、このキヴォトスでは、先生であるギラ殿の忠実なしもべです!
ですので、なんなりとお使い下さい!』
(…騙されないぞ!カグラギと言えば、己の目的の為なら何でもする。
だから、この話にも何か裏が…………)
……いや、仮にそうだとしても、今のアビドスの状況は放っておけないし、カグラギの事はあまり信用出来ないけど、信頼はできる。少なくとも、僕の頼りにはなってくれるだろう。
『サポートする、という名目で問題を起こされても止めることが出来ない』とホシノは言っていた、でも…………
『……ハーッハッハッハッハァーッ!その話、乗った!
カグラギ・ディボウスキ!貴様はカイザーコーポレーションを、内部から破壊し尽くしてまえ!』
『つまりは潜入と言うことでしょうか!かしこまりました!
このカグラギ・ディボウスキ、ギラ殿に従い、カイザーの秘密、突き止めて見せましょう!』
─────
すげえ雑な回想ですまない……リタさんどう動かせば良いのかわからん……
リタがヒナと絡むのはこの小説思いついた頃から決まってたんだけど、いざ動かすとなると難しいっすね……この2人服装の雰囲気ちょっと似てるがするんすよね、まあこの小説だとリタさん連邦生徒会の制服着てるんすけど
そういえば最近キングオージャーが何やらすごいことになってますね、またスペスクみたいなのやるんでしかね?
僕は当時スーパー戦隊に飽きてライダーに移ってたんで追ってなかったんだけど、キュウレンジャーと一緒に観ようかな?U-NEXTで関連作品全部見れるといいけど……
それとカイザー理事の声の人ドギーの人ですよね、今更思い出したんで書いときます
というわけで珍しくちゃんと内容に関係あるあとがきをしたところで、次回、王様戦隊×ブルアカ!
大将のお見舞いにセリカ、アヤネと共に向かうギラ。そこで衝撃の事実が明かされる。なんと、アビドス自治区の所有者がカイザーに移っていたのだ!
ギラはヒナから「カイザーがアビドスの砂漠で何かを企んでいる」と教えられた事を話し、アビドス砂漠へと向かう。
そこには、カイザーPMC、つまりカイザーコーポレーションの系列会社の基地があった!そこでカイザーの理事を務めている、カイザーPMC理事と出会う。対策委員会は、カイザー理事に抗議をするが……
アビドス編 第7話(第10話) 「アビドス砂漠の謎」
もしかすると来週は投稿できんかもしれん 許せサスケ これで最後だ
追記:最後の駄文は実際だとモモトークのグループチャット的なものだと思ってください