現地妻作りまくってたらバレて修羅場になる蛍の話 作:赤坂六梃
ニィロウ誕生日おめでとう
テイワットはなんでもあり
スメールに着いた私たちを待っていたのは祝福だった、すれ違う人々にタフチーンやナツメヤシキャンディを次々と貰うが何が何だかわからないが、貰えるものは貰っておく、パイモンの食費も馬鹿にならないからね。
「なんかオイラ達すごく貢がれてないか?」
「全部タダっぽいし貰っておこう、これでパイモンの食費にも困らないね」
「おい!全部オイラに食べさせるつもりか!?...まあお前がいいなら全部貰うけど!」
それにしても一体何が全体どうなっているんだろう、私の誕生日はプレイヤーによって違うから違うし、何かあったっけ?花神生誕祭?いやそれなら私じゃないし...
「あ、これ渡しておくね、私はニィロウに会いに行くから」
モラの入った袋をパイモンに渡すと、「火遊びに気をつけろよ」と言い残しランバド酒場に入っていった。
火遊び?心配いらないよ消化できない私じゃないから
「さて...ニィロウに会うまで時間あるし、遊んでこよ」
まずは教令院にいた、ファルザン先輩を前菜のごとくいただいた、次にレイラとコレイをいただいた、とてもよかったよ、え?バレないのって?こんな高貴な場所でそんな事してましたなんて言えるわけないから大丈夫だよ、それにこういうところでヤるから興奮するんじゃん。
気がついたら約束の時間に差し掛かっていた。
「そろそろ時間か...」
グランドバザールへ歩いて行く自分の足取りは軽かった、目的地へと着くとせっかくだから驚かせようと物陰に隠れ近づき辺りを見渡すとニィロウはいなかった、おかしいここで集合のはず。
すると目の前が暗くなり、そーっと囁くように、
「だーれだ♪」
「もう、何するのニィロウ」
「あれ、やっぱりバレてた」
「こんな優しい手はニィロウしかいないよ」
「もう〜、そんなこと言ったって何も出ないよ?...えへへ」
手を握ると顔を赤くする彼女はいつ見ても可愛らしい、ムラっときた私はなんとか抑えてデートを楽しむ事にした。
「はい、あーん」
「んー、美味しいよ、じゃあお返しであーん」
お互いに食べさせあい笑いあい、永遠にこの幸せな時間が続けばいいと思ってしまうぐらいに幸せだ。
その後も服を選んだり、アクセサリーショップでお互いにアクセサリーを選んだりしているとあっという間に時間になり、軽めに夕ご飯を終えた後、宿へと向かった。
「今日は楽しかったね!」
「うん、また行こう」
「...今度は3人で行けるといいね」
パイモンとも一緒に行きたいのかな?そういえば最近扱いが雑になってきている、しょうがない明日お土産を買って機嫌を取っておこう。
「ねぇ、そんなことよりさ...いいかな?」
隣に座っていたニィロウを押し倒して唇を重ねようとすると間に手で止められた。
「まっ待って!あのね...その...蛍にまだ言ってないことがあるの」
「言ってないこと?」
「その...ね....たの」
「ん、なにが?」
「できたの、蛍と私の赤ちゃん」
その夜、私の記憶は消し飛んだ。