自称神のパチモンが行く!!キヴォトス珍道中!!【凍結】   作:私こそが神だァ

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思いつきで書きました。




自称神、バレる

はぁ、はぁ……はぁ……」

 

「くっ……」

 

“空崎ヒナ”が先ほどまでの連戦によって体力が底をつき倒れこむ。

 

「空崎君っ!!」

 

“先生”がヒナを心配し叫び駆け寄る。

 

「ゲヘナの風紀委員長、ようやく倒れた。」

 

黒いマスクと耳につけた大量のピアス、ロケットランチャーが目立つ“戒野ミサキ”がけだるげそうに言う。

 

「や、やっとですか……痛かったですよねぇ、よくあの傷でここまで……。」

 

おどおどした雰囲気をもち、背中に大きな荷物と狙撃銃を背負った“槌永ヒヨリ”がどこか心配そうにする。

 

「……。」

 

ガスマスクで顔を隠し何も発言しない“秤アツコ”。

 

「トリニティとゲヘナの主要人物は全部片付いた。残りはもう貴様だけだ、シャーレの先生。」

 

そして、彼女らのリーダー“錠前サオリ”が先生をにらみつける。

 

「……君たちが、アリウススクワッドかい?」

 

「……。」

 

「ふぅ……。」

 

「えへへ……。」

 

「……。」

 

「……ああ、そうだ。私たちが『アリウススクワッド』。ようやく会えたな、先生。アズサが世話になったと聞いた。あいつには今から会いに行く予定だ。」

 

「……我々はトリニティに代わり、この『通功の古聖堂』で条約に調印した。」

 

「……どういう意味だ?」

 

「……。」

 

「私たち『アリウススクワッド』が、楽園の名の下に条約を守護する新たな武力集団……『エデン条約機構(ETO)』になったということだ。」

 

「何っ!?」

 

「これは元々、私たちの義務だった。本来ならば第一回公会議の時点で、私たちが行使すべき当然の権利。

だがそれを、トリニティが踏みにじった。私たちの紛争の原因、すなわち『鎮圧対象』として定義し、徹底的に弾圧を行った。

……これからは『アリウススクワッド』がエデン条約機構(ETO)としての権限を行使し、『鎮圧対象』を定義し直す。

ゲヘナ、そしてトリニティ。この両校こそエデン条約に反する紛争要素であり、排除すべき鎮圧対象だ。」

 

「それは、つまり……。」

 

「トリニティとゲヘナを、キヴォトスから消し去る。文字通りにな。

……この条約の戒律、その守護者たちと共に。

貴様らは第一回公会議以来、数百年に渡って積み上げられてきた恨み……私たちの憎悪を確認することになるだろう。」

 

「……だがその前に、貴様を処理しておくとしようか。」

 

ゆっくりと先生の方へ銃口を向けるサオリ。

 

「シャーレの先生……貴様が計画の一番の支障になりそうだと、彼女は言っていたからな。」

 

パンッ!!

 

サオリが撃った弾丸が先生の腹を貫く。

 

「ああぁぁあぁぁぁっ!!!」

 

ヒナが目を覚まし、サオリに向けて銃を撃つ。

 

「……っ!まだ動けるのか、空崎ヒナ!」

 

「セナっ!こっち!!」

 

ヒナがそう叫ぶと救急車が腹を撃たれ血を流している先生へと向かう。

 

「救急車……!?」

 

「先生!手を!」

 

救急車のドアが開き、中から救急医学部の“氷室セナ”が手を伸ばす。

 

「逃がすかっ!!」

 

意識が朦朧としながらも手を伸ばす先生。

しかし、

 

 

 

 

 

 

 

 

パンッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間、サオリの横にいた一人のユスティナ聖徒会のミメシスが、赤いオーラを纏い、先生へ向けて銃の引き金を引いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その弾丸は、先生の頭へと直撃した。

 

 

力なく地面に倒れ込む先生。そこに急いで駆け寄るヒナ。

 

「嘘、嘘嘘嘘嘘......。そんな......先生……」

 

ヒナが呆然と立ち尽くしていると、突然先生の体が《ゲームオーバー》という音声と共に光の欠片となって消滅した。そう、消滅したのである。

信じられない光景にその場にいた全員が驚いていると

 

《テッテレテッテッテー》

 

と、軽快な音が聞こえ、先生が消滅したすぐそばの地面から紫色のドカンが生えてきた。縁にはカラフルな文字で『continue』と書かれている。

挙げ句の果てには、先程サオリに腹を謎のネメシスに頭を撃たれて最終的には消滅したはずの先生が出てきた。

 

「全員、撤退!!!」

 

ドカンから出た先生の言葉によって、この数秒間の間に起きたことにより唖然としていたヒナ達はふと我に返り、救急車でアリウススクワッド達の前から離脱した。

 

先生達が離脱し、そこに残されたのは『continue』という文字がカラフルに光る紫色のドカン、あまりの情報量に脳内の処理がパンクしてただ立ち尽くしているアリウススクワッドの面々とネメシス、そして影から見ていた“白州アズサ”だけであった。

 

 

そして、救急車に乗りヒナ達と撤退している先生は、皆んながポケ〜っとしている中「バレちゃったかぁ〜」と考えていた。

 

 

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