自称神のパチモンが行く!!キヴォトス珍道中!!【凍結】 作:私こそが神だァ
またできてしまった
……我々は望む、七つの嘆きを。
……我々は覚えている、ジェリコの古則を。
「シッテムの箱」へようこそ、クロト先生。
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「……私のミスでした。」
(目が開かない、知らない声が聞こえる)
「私の選択、そしてこれによって招かれたこの全ての状況。」
(選択?何を言ってるんd《無事に転生できたようじゃな。ほんじゃ、転生特典もとい【檀黎斗の全て】を主に送るから意識飛ばさないよう気張りなぁ》え?ちょっと待って、誰か話tアバババババババババババババババババ)
「......?先生!?どうなさったのですか!?」
「頭が......割れるように痛い」
『幻夢コーポレーション』や『ライダーガシャット』、『バグスターウイルス』に『ゲーマドライバー』その他にも色々な情報が絶え間なく頭に流れ込んでくる。
かろうじて目を開けることに成功する。ここは電車だろうか、目の前には血が流れている女性。そして、その後ろのガラスに反射して見える目、鼻、口さらに耳から血を流し苦しんでいる男。状況的に私だろう。
目の前の女性が心配そうに見ている。だが……もう……限界だ……。
「先生!!そんな……先生!!」
(2度目の人生、早かったなぁ……)
《ゲームオーバー》
《テッテレテッテッテー》
「あ、どうも」
「ええぇぇえええ!?」
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
私は神様に【檀黎斗の全て】を頭に流され、その情報量に頭が耐えきれずに死んだと思ったらいつのまにかドカンの中から出てきていた…
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが私も何がおきたのかわからなかった… 頭がどうにかなりそうだった…
こんな茶番は一旦置いておいて、私は今ナナシちゃん(仮)と一緒に“仮面ライダーエグゼイド”を視聴している。ん?なんで見れるかって?
知らん、ドカンから出てきた時にDVDプレーヤーとDVDに小説、さらに1枚の紙も出てきたからだ。その紙には
[手違いで【檀黎斗の全て】を一括で送っちゃってごめんね。ぶっちゃけ【檀黎斗の全て】の情報量舐めてた(笑)コンティニューした時に減らしといたから今度は死なないよ!あくまで、こっちのミスだからライフは減らさないし詫びの気持ちも兼ねて残りライフ増やして《119》にしといたからさ20も増やしたんだよ?これで許してね]
と、書いてあった。神への好感度は下がりきった。
ちなみに、ナナシちゃん(仮)は私……いや“檀クロト”の前に座っていた女性のことだ。名前を教えてくれないのでシンプルにナナシちゃん(仮)と呼んでいる。
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『その望みを……絶ァつゥ……!!』
(ピロロロロロ……アイガッタビリィー)
『宝生永夢ゥ!何故君が適合手術を受けずに……エグゼイドに変身できたのか。
何故ガシャットを生み出せたのか、何故変身後に頭が痛むのかァ!』(アロワナノー)
『それ以上言うな!』(ワイワイワーイ)
『その答えはただ一つ……』
『やめろォォォ』
『ハァァァ……宝生永夢ゥ!』
(無言で走り出す)
『君が!世界で初めて……!バグスターウイルスにィ……!
感染した男だからだァァア゛ーーーーーッハハハハッ!!(ターニッォン)
ア゛ーーッハーッハーッハーッハッ!!!
(ソウトウエキサーイエキサーイ ターカーナール)
ア゛ーーッハーッハーッハーッハッ!!!』
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「「?????」」
なんなんだこの“檀黎斗”と言うやつは!
お前は何回死ぬんだ!!
黒幕の癖に最後味方陣営にいやがって!!
確かに人類の為に貢献したのは認める。だからって黒幕がお咎め無しなのは違うだろ!!
実際、貴利矢さん殺しやがって、ナナシちゃん(仮)なんてショックで30分ぐらい立ち直れなかったんだぞ!!
ライフ使い切ったと思ったら小説で復活しやがって......ホントにお前なんなんだよ......
『仮面ライダーエグゼイド』のお話自体は面白かったので檀黎斗の蛮行に耐えれた......
ナナシちゃん(仮)が小説版仮面ライダーエグゼイド読んでいる間に私の今の現状を考える。
私は、ちょっとデータ化したり、コンティニューができたり、ゲームを作れたりする才能があるだけの人間にあのクソ神によってされたようだ。
さらに、これはナナシちゃん(仮)が言っていたことなのだが、これからキヴォトスというところで生徒を導く先生をして貰うらしい。ナナシちゃん(仮)が最初っから私のことを先生と呼んでいた理由はここにある。
しかし、そこでは銃の所持が当たり前となっていてパンピーがそこで暮らしてみようものなら流れ弾とかに巻き込まれてまともに暮らせないそうなのだ。
そんな土地に私は教師として行く。
あのクソ神は絶対に許さない。
だが、銃弾に関してはデータ化最悪の場合はコンティニューがあるからどうにかなる。問題なのは、私のこの隣にある棚くらいのサイズのコンピューターである。これが壊れたら私のライフは全て吹き飛び、データ化なども出来なくなる。これだけは絶対に守らなければならない。
当面の目標はバグスターウイルスがない中でのライダーシステムの構築、ハイパームテキの作成だ。これさえあれば何があろうとどうにかなる。
そんな決意をしていると、小説を読み終わったのかナナシちゃん(仮)が話しかけてきた。
「あの〜、最初の話の続きをさせてもらってもいいですか?」
「ん?あぁ、いいよ」
「では、座席に座ってもらって……」
「おっけい……」
「ん゙ん゙、では。
結局、この結末にたどり着いて初めて、あなたの方が正しかったことを悟だなんて……。」
「……今更図々しいですが、お願いします。」
「クロト先生。」
「きっと私の話は忘れてしまうでしょうが……忘れます?」
「わかんない……」
「……そうですか、でも、何も思い出せなくても、おそらくあなたは同じ状況で、同じ選択をされるでしょうから……。」
「ですから……大事なのは経験ではなく、選択。」
「あなたにしかできない選択の数々。」
「責任を負う者について、話したことがありましたね。」
「あの時の私には分かりませんでしたが……。今なら理解できます。」
「大人としての、責任と義務。そして、その延長線上にあった、あなたの選択。」
「それが意味する心構えも。」
「……。」
「ですから、先生」
「私が信じられる大人である、あなたになら。」
「この捻れた歪んだ先の終着点とは、また別の結果を……。」
「そこへ繋がる選択肢は……きっと見つかるはずです。」
「だから先生、どうか……。」
「その願い、この“檀クロト神“が叶えてやろう!なんつって……」
「フフ……。先生は不思議な力を持ってても先生ですね。」
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「……い。」
「……先生、起きてください。」
「クロト先生!!」
ここまでは順調……てかここまでしか順調じゃなかった気がするなぁ……。
檀黎斗:やべー奴、自称神
檀クロト:神様に【檀黎斗の全て】を与えられた可哀想な人
ナナシちゃん(仮):檀クロト先生に色々と託してきた人、人間がコンティニューを見るのは初めて