帝国遭遇狂騒曲 異説・ダゴン星域会戦成らず   作:narrowalley

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 感想を寄せて頂いた方、お気に入りに登録して頂いた方、投票して頂いた方、誤字報告して頂いた方、そしてお読み頂いた方、ありがとうございました。
 以前のお話で頂いた感想にあった、同じ世界線のマクシミリアン・ヨーゼフやインゴルシュタットはどうなっているんだろう、というお言葉が書く動機の一つとなりました。やはり、感想や評価はモチベーションアップに繋がるようです。完結まで漕ぎ着けたのも読んでくださった皆様のおかげであります。たびたびとなりますが、本当にありがとうございました。
 感想への返信は出来ておりませんが、重ねて感謝申し上げます。



21.あとがき

 kuraisu様の短編(百日帝崩御)のジークリンデに衝撃を受けて、トラウマレベルに刻まれたんだと思われます。それが酒に酔って抑制してたナニかが外れて飛び出て暴れ出したのが書く切っ掛け(トリガー)になったんじゃないかな、と。

 同盟が第二次長征(疎開作戦)とその後の疎開先の開発にてんてこ舞いの時に、一方の帝国では…という感じです。

 ほんとは、こんな盛り上がりもなく、百日帝(グスタフ)崩御後に、さっさとジークリンデを連れて辺境に隠棲してる予定だったのですが、彼女が不満を申しまして(酔夢)。じゃー新無憂宮でバトロワって巻き込んだらどうなんだろうね?と「場」を提供してみました。書いてる側としてはメアリー・スー楽しかったです。 (^q^) (昨今流行りのお嬢様系を目指してみたかったのですが、加減とか勢いが分からず結局ほとんど直接的描写は出来ず仕舞いでしたが…(ジークリンデの大活躍描写を)期待していた方には申し訳なかったです)

 殴り書きのように勢いに任せて(比較的)好き勝手書き散らかしていましたが、最後までお読み頂いた方々にはまことに感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 

 以下は書ききれなかった設定やらその後の小話やらを登場人物説明にかこつけて、だらだら書いた(おふざけ混じりの)ものとなります。忍耐強くここまでお読み頂いた数奇者興味旺盛なる読者諸侯におかれましては、寛大な御心で御笑覧頂けると幸いです。

 

 

 

 

【使ったギミックとか登場人物】

 

〇マクシミリアン・ヨーゼフ・フォン・ゴールデンバウム

 正史の晴眼帝(23代目)。ゴールデンバウム朝屈指の名君と名高い。

 このお話では、嫁さん大好き。胸も大事だが尻派。有能なニート希望のクソ皇族。

 お話開始時点では20代後半かギリギリ20代くらいの設定。総督としての武者修行の開始時期はダゴン星域会戦と同じ頃と設定してある。お話し中では明言はしてないけど。

 お話終了後の摂政時代は、正史に比べて何もかもが中途半端に終わっていると思われる。政権担当期間が正史の半分以下、外圧も存在(自由惑星同盟を認知していない)しない、このような条件下ではまぁ、それも止む無し、かなと。毒殺未遂も無くなったので、福祉政策に力を入れる機会(劣悪遺伝子排除法の有名無実化)も無く、辺境格差解消とか、教育機会、就職機会の創出と言ったややもすると改良主義的政策に寄ってそう。

 

 正史と異なり、辺境の者達のアイドル。中央のエリート達からは蛇蝎の如く嫌われている。何故かって?そりゃ百年前の悪夢を復活させたから。アウグストの注射器で貴人の処刑敢行(実行させたのは嫁の方)してりゃ、評判は割れるわな…尚、処刑法については、非公開だったが、そこは漏れ伝わった。

 あと、後世の逸話が組み合わさって巷間に流布されてる。(時系列がおかしい)

 後年、養子に引き取られたヘルベルト・リヒャルトの子供たちの証言で、養母からのお仕置きの一つとして折檻部屋(子供たちがそう言う部屋(処刑部屋)が新無憂宮にあった)で椅子に縛り付けられ、処刑(スナッフ)ムービーが流され、アウグストの注射器で処される映像を見せられながら実物の注射器を突きつけられたという話が組み合わさって広まったと思われる。なお帝国政府の公式発表では、”注射器”で処されたとは一言も言っていない。摂政は刑罰の緩和を図っており、明示的に残虐な処刑法を禁じた。

 自身の暗殺未遂(摂政暗殺未遂事件)以外では今回の帝位争いに関して誰も処刑していない。ただし、新無憂宮の戦い前後の経緯のやり取りの記録を全て保有していると噂されており(仮帝の犯行調査から露見した貴族界の複雑な繋がりがメイン)、後ろめたい(土壇場で転向した)連中=抵抗勢力だったり守旧派からすると、摂政の機嫌を損ねて、いつ何時過去の所業をほじくり返されて罰せられるか、という恐怖から大手を振って抵抗する者たちはほとんど出なかったと言われる。(10年我慢すれば中央から消えるなら待てるというもの)後、嫁率いる近衛隊がそれらの抵抗を粉砕し続けたので諦められた。((疫病)神は敬して遠ざける)

 生涯を玉座に縛られる事も無かっただろうし、毒で体を害する事も無く、後半生は辺境で愛妻とキャッキャウフフしながら養子たちの育成にかかりきりで、本人的には幸せなんじゃないんですかね?

 与太話で辺境域を嫁と漫遊するとかしてたらまんま水戸黄門ですね。

「この御方をどなたと心得る。前の摂政(さきのふくしょうぐん)マクシミリアン・ヨーゼフ(みとみつくに)大公殿下にあらせられるぞ!(どどーん)」

 

 裏設定として、相当闇深いキャラにしていた(フリードリヒ三世を見て育った)。嫁の尻を追い掛け回すのと振り回されるのに注力したいので、帝国なんて二の次三の次(ここ大事)(嫁>>帝国)。嫁とのらぶらぶ(スロー)ライフを過ごしやすくする()()()()()()()()()()()()()、という緩い目標(摂政基準)で済ませている(はやく嫁と辺境に帰りたい)から名君(臣)と呼ばれるのであって、本来のくそ重(グラビティ)な感情を帝国(せいじ)に全振りしていた場合、完璧主義者(おやじ越え)絶対(有能)暴君と化していた可能性が高い。そういう意味で(彼の想いの多くを受けとめた)ジークリンデもまた帝国の(多くの民にとっての)救世主と言えるかもしれない。

 ジークリンデと出会えなかった(添い遂げられなかった)世界線で、玉座を争い勝利した場合、正史の中興の祖とは違った()()()()と化していた気がする。正史が後漢の光武帝の感じだとしたら、仮想編では前漢の武帝か明の太祖・洪武帝のようなニュアンスで。(みんな諡号に”武”が付くが大分キャラ違うな。あ、でも三人とも嫁に纏わる逸話持ちという共通点がないでもないか)

 大帝の再来、銀河帝国を復古させたとか、そういう感じで畏怖される皇帝になったかもねぇ…

 

 

 

 

〇ジークリンデ(大公妃・摂政妃・バルトバッフェル侯爵夫人)

 誰ですか!?銀英伝に薬師寺涼子(ドラよけお涼)を紛れ込ませた人は?先生怒らないから名乗り出なさい!(白目

 正史では一等愉快な皇后。こちらのお話では、大公妃(摂政妃)どまり、残念。出身については、明言はされていない(はず)。侍女上がりの皇后という事が特に記述(アピール)されている事から深読みして下級貴族(ミューゼル家みたいな)出身なのでは…と推測されてたりもする。このお話でも明言は避けたが、庶民上がりでも十分面白い(アレだ)と思う。

 常時銃を携帯するとか記載があった記憶があったので、(他のスキルも)覚えさせてみた。全般的に学習能力と肉体能力と運が図抜けてる。覚えたら超高効率で自習・学習していく。本人も行動力バグってるし、最終的にはクシャナ殿下かハマーン様みたいになってる(中の人OVAでメインキャストで参加してるわ)イメージ(書いてる人的には)。

 金髪の有翼獅子とほぼ同程度のスペックと設定していました。もし、マクシミリアン・ヨーゼフと出会って(結ばれて)いなければ、感想を寄せて頂いた幾人の方が想像していたような、分裂した帝国の一勢力でヒャッハーしていたと思われます。本人もそれこそが望みだったぽいし。夫が乱世(それ)を望んでいなかった、というだけの理由で諦めたので、実は割れ鍋に綴じ蓋(ベストカップル)

 そういう意味で、彼女の乱世願望を抑制しえたマクシミリアン・ヨーゼフというのは帝国にとって複数の意味で救世主だったのかもしれない(という設定)。

 

 全くどうでもいい事として、夫の呼びかけに揺れが生じていたのはわざとです。あなた:プライベートもしくは一個人として。貴方:公人としてもしくは皇族として。

 摂政時代は近衛隊の総指揮士(近衛隊の実質的な総指揮官)に納まり、新無憂宮の治安を一手に握ったり、宮廷の秘密警察を兼ねたり、処刑人を代行したりと大活躍☆

 辺境の者達のアイドル(その二)。

 上京してきた辺境貴族子弟を近衛隊に抱え込んで(女子は侍女だったり宮女で採用)面倒を見ていたので、彼女に頭の上がらない、辺境貴族(と一部の中央貴族)たちが続出した。嫁や婿の手配に養子縁組、中央での職の斡旋とか、もう絶滅したお見合い小母さんの最強バージョンだな…

 んで、地上軍の天使。

 軍服を纏った摂政妃が儀礼用の指揮杖でもって近衛兵の叙任式を執り行ってくれるんですよ。跪いた騎士に貴婦人が儀礼剣で肩を叩く。古代の絵画(The Accolade.1901)のような光景がリアルで見られるどころか体験できます!旦那(マクシミリアン・ヨーゼフ)のお陰で地上軍の地位が大きく向上したのもあって、帝国軍の中では彼らとの仲は終始良かった。

 

 中央のエリート(と生き残った貴族)達にとっての悪魔か死神。

 彼女の天下だった新無憂宮では、後ろめたい(土壇場で転向した)連中が、摂政からの召喚命令を受けると、近衛隊(ひみつけいさつ)を率いる彼女に処される前触れと勘違いして、家族と涙の別れを演じる愁嘆場があったとか無かったとか。勘違いの元となるような事件があったのは否定できないが…

 

 あと、養子たちからは恐怖の養母(後宮の絶対支配者)。(摂政時代は王朝でも珍しい、側室愛妾の類がゼロ(摂政は無論、お飾りの皇帝には不要)であり後宮とはフリードリヒ三世の血族の生活の場でしかなかった)

(ジークリンデ)「貴方達の養祖父(ステファン)様から引き継いだバルトバッフェル侯爵を勤められるだけの立派な人間にする。泣いたり笑ったり出来ないような、中央の悪意を躱わしつつ一門を護れる門閥の首領に教育する」

「(弟妹を見渡しながら)上がダメなら間引いて下を教育する。兄や姉がいるから自分は大丈夫だ、などと思わない事だ」

(養子たち)「「ガクガク」」

(ジークリンデ)「当家は無駄飯喰らいを養う余裕などない。降嫁先は用意するが、いずれも、養父(マクシミリアン・ヨーゼフ)が昔大変世話になった、寄り子や昵懇の貴族達だ。お前達が婿入り嫁入りして後、家を傾けたりしようものなら。…分かっているな?」

(養子たち)「「コクコク(壊れた人形のように首を振りながら)」」

 早く(バルトバッフェル侯爵)家を出たい一心で必死に勉強して、中には自分で降嫁先を見つけて押し掛けた子達も居たそうな。

 

 

 

 

〇オスヴァルト・フォン・ミュンツァー(宇宙軍中将・ヴィレンシュタイン方面軍司令部参事官)

 摂政の腹心その一(と言われると酷く憤慨したそうな)。

 正史では弾劾者ミュンツァーの異名を得る代わりに辺境の警備管区に左遷・現地で予備役編入から、晴眼帝に召喚され、何故か司法尚書に抜擢されて改革を支えた。軍籍持ちだから軍務尚書じゃね?とも思ったが、予備役だからいいのかな?と考え直し、じゃ、(弾劾者の逸話もあるし)法務関係の専門家て設定生やせばいいや、となり、こちらのお話ではこうなった。

 摂政時代に軍務省次官の大役に抜擢され、軍政改革を主導していると思われる。周囲からは(摂政の)茶坊主め!と憎まれてるが、立ち塞がるような気概がある軍人はインゴルシュタット提督くらいなので、基本無双状態。

 あと、新無憂宮の戦い前後の軍部の記録を一手に掌握しており、摂政に献上している。意図的に見逃している(自己保身の為に記録削除した奴とか見逃した者たちはそれを理由に粛正済み)が守旧勢力の弱みを握っている事と同義なので、それもあって激しい対立には到らない。(という設定)

 摂政の粛軍に表立って(隠れても)邪魔をしようものなら、軍法裁判組織(軍政)の親玉=ミュンツァー、統帥本部(軍令)の実力者=インゴルシュタット、現場責任者(宇宙艦隊)=アルベルト、地上軍(近衛隊)=やべぇ女の走狗なので下手打つと処される(物理)。誰も”注射器”のお世話にはなりたくないのだ…

 

 

 

 

〇ゴットリーブ・フォン・インゴルシュタット(宇宙軍中将)

 摂政の腹心その二(と言われると紅潮して否定して回ったそうな)。

 正史では、三男(ヘルベルト)地獄(ダゴン)の殲滅戦から生きてオーディンまで帰したのに三男の身代わり&尻拭いで処刑された。

 今回のお話では、無事完走(せいかん)できた。その硬骨漢ぶりを摂政に見込まれて、統帥本部に放り込まれて軍令部門の改革に奔走させられてると思われる。たまにガス抜きで現場(宇宙艦隊)指導もやらされる。多分、処刑とか戦死は免れた、と思いたい。摂政と軍部主流派の板挟みで過労死は有り得そう。

 摂政の腹心と周囲からは見做されているが、ミュンツァーが主導する軍改革とインゴルシュタットが求める軍の理想像には微妙な食い違いがあり、過去の経歴(イザコザ)もあって、彼らが背負って立つ、軍務省(軍政)と統帥本部(軍令)の間に対立未満の摩擦があるとされている。(それすら摂政は自身の権威と政策に利用しているのであるが…)

 摂政の方針で上級大将どまり。摂政辞任後にクロスバトンを(肩章に)飾る事が出来てたら、と想像すると、なんかこう胸が熱くなりますな!

 

 

 

 

〇アルベルト・フォン・ファーレンハイト(宇宙軍大将・ヴィレンシュタイン方面軍司令官)

 オリキャラ。摂政の腹心その三(と言われるとげっそりして腹をさすってそう)。

 本伝の本懐さんの祖先…ではないと思う。彼の三男が分家・独立して…くらいの遠さなら有り寄りの有りだとは思うが…若い頃苦労した、という設定にしたら、本懐さんの顔が浮かんだので。

 本人の与り知らぬ所で窮地に追いやられ、大博打を打たされ、詐欺の片棒を担がされた挙句扱き使われ(マクシミリアン・ヨーゼフの一党扱いされ)る運命に。無理やり買わされた宝くじが大当たりを引いたせいで望んでもいない報酬(出世)を摂政から支払われ(押し付けられ)た。本人曰く、「有難迷惑の極み。至尊(に限りなく近い)の御方から下賜される御恩を断ったら(不敬で)死。受けても摂政殿下の粛軍の切り込み隊長を任されて(軍内では)針の筵。私はどこかで殿下の不興(恨み)を買ったのだろうか…」

 嫌々言いながら、宇宙艦隊部門の統合整理をやらされて、早く退役したい(&辺境に帰りたい)と泣き言を長官執務室で垂れ流していると思うと、悪い笑いが止まりません!

 

 

 

 

〇ファルケンホルン元帥

 フリードリヒ三世時代の軍務尚書。正史では、対同盟戦争の始まりを「大規模な狩猟」と言わしめた。結果は読者諸氏のご存知の通り。ダゴン星域会戦後の去就は不明。

 このお話では、保身主義の権化みたいな感じでさらっと描いたが、暗君の下で曲がりなりにも恒星間国家の軍隊を機能・維持させて来たので、無能ではない。そもそも無能・低能が帝国元帥になる事や軍務尚書を勤める事を許す程にフリードリヒ三世(の猜疑心)は甘くない。ただ、現状維持に最適化され過ぎただけだと思う。(それはそれで組織のトップとしてはどうかとは思うが…

 摂政の粛軍の象徴として摂政暗殺未遂の帝国軍部門の詰め腹を切らされた。自殺したら、摂政の不興(摂政の裁断に抗議したと見なされて)を買って家ごと連座で罰せられる為、生きて辱めプレイを受けている。ちなみに摂政暗殺未遂前に、ジークリンデに元帥ケープを強奪されている(1個めゲット)

 

 

 

 

〇アイヘンドルフ元帥

 オリキャラ。フリードリヒ三世時代の統帥本部総長。ファルケンホルン元帥と並んで保身主義の権化みたいな感じで描いたが、無能には程遠い御仁(という設定)。ただただ、彼の最優先目標は(統一された恒星間国家の)帝国軍の存続であっただけ。玉座に座る人間が、帝国軍を能動的に害さない人物であれば誰でも良く、とっとと勝者(あるじ)を確定して欲しいと痛切に望んでいた一人だった。その表現方法が日和見主義の権化だっただけ、と思っている。(有事の上司としては悪質ではあるが

 一連の騒乱で足引っ張ったので摂政の不興を買って、後始末したらクビになる予定(本人は無役の軍事参議官として、ギリギリまで営門で粘るつもり)だった。総括の報告で反省が足りてなくて、怒りを買い、予備役すっ飛ばして退役処分に。尚、退役処分の通告はジークリンデが近衛隊を率いて統帥本部に乗り込んで直々に行った。この時に元帥ケープを強奪されている(2個めゲット/リーチ!)

 

 

 

 

〇カルステン元帥

 オリキャラ。フリードリヒ三世時代の宇宙艦隊司令長官⇒(摂政時代)軍務尚書(のイエスマン)。軍籍を残す為と摂政の粛軍を穏便にする為に嫌々、奔走させられている。軍中央エリート達の(にくかべ)。朝議に参列するため新無憂宮に伺候すると度々首筋に殺意の波動を感じて、慌てて周囲を見渡すと、摂政妃と視線がかち合う事がしばしば。彼は元帥ケープを守り切る事が出来るのだろうか。

 

 

 

 

〇ブルクハルト(地上軍中将・ヴィレンシュタイン方面軍副司令官)

 オリキャラ。摂政被害者の会その一。

 中央星域出身の下級貴族軍人。調整型の軍人だが、現場経験も長い。管理官とか長くやってそうなイメージ。その為か、犬猿の仲の宇宙軍とも、比較的まぁまぁ上手くやっていけると評価されて、方面軍とか他兵科混在の職場に出されていた。

 マクシミリアン・ヨーゼフ躍進の功労者として、地上軍のお偉方の強烈な推しと摂政のお求めに退役願いを握り潰される事数度。嫌々軍中央に出仕させられていると思われる。定年が近くなると、都度昇進させて定年延長という罰ゲームをやらされ、同僚諸氏から逆出世レースと気の毒がられたとかなんとか。

 

 

 

 

〇ヴィレンシュタイン方面軍参謀長(宇宙軍少将)

 オリキャラ。摂政被害者の会その二。

 爵位持ち貴族家で地方出身の軍人。目立たなないけど、裏方で散々に振り回され扱き使われた。摂政時代は上司(アルベルト)と袂を分かち、辺境任務廻りで無事に軍役を勤め上げた…訳もなく、宇宙軍の統合整理計画の辺境部門実務担当者とかやらされて涙目になりながら、地味だけど過労死寸前まで働かされていると思われる。

 

 

 

 

〇ハーゼンクレーバー提督(宇宙軍中将)

 正史ではダゴン星域会戦に参加した提督。ダゴン星域会戦の最終局面で戦死している。

 インゴルシュタット提督の知己という設定。

 このお話では、執政府の軍事顧問の一人として、またしても三男(ヘルベルト)の御守を任されていた。執政頓死後、空中分解しつつあった執政府で、総督派の支援(工作)もありつつも、必死に建て直しに奔走していたと思われる。その後は、インゴルシュタットの伝手もあるし、悪い様にはされてないと信じたい。

 

 

 

 

〇シュミードリン提督

 正史ではダゴン星域会戦に参加した提督。三男の迷指示(未知だらけのダゴン星域)で迷子になった。生きて帰れたかは不明。

 このお話では、執政府の軍事顧問の一人で三男に打擲される役。まぁ生きてるし、悪い様にはされてないと信じたい。

 

 

 

 

〇パッセンハイム提督

 正史ではダゴン星域会戦に参加した提督。対同盟戦争において最初に戦死した将官と言われている。

 このお話では、帝国軍人としての義務感から泣きながら(比喩に在らず)大公妃の無茶ぶりに付き添って必死に船団の統制を行いながら、中央星域まで連れていった。船団合流後登場シーンが無いのはインゴルシュタット提督に引き継いだ後、心因性の重度胃潰瘍による傷病扱いで後送されたから。ジークリンデの艦隊方面の教育担当でもある。彼女は彼女なりに感謝と好意を示していた。彼女なりには(ここ大事)。ジョークぽく書いているが、彼ら(付き添った帝国軍人たち)が居なければ、船団は遭難して大量の行方不明者と宇宙海賊を出して、混乱を更に巨大にさせていた事は疑いない。摂政夫妻の評価も悪くないし、インゴルシュタットの伝手もあるし、悪い様にはされてないと信じたい。

 

 

 

〇フリードリヒ三世(元グルーベンハーゲン侯爵)

 暗君…なのかな?最後まで政治を捨てる事は無かったみたいではあるが、猜疑心ぶりからするとむしろ政治に無関心だった方が廷臣たちは助かったかも。正史では即位にまつわるどす黒い噂が席捲している。さらに治世末期が「暗赤色の六年間」という酷い有様だったらしく、その後の晴眼帝治世との対比も兼ねて酷い言われようをしていると妄想している。

 即位前の爵位はオリジナル設定。

 今回のお話では即位前後のドタバタは主導的には動いていない脳内設定。ダゴン星域会戦(バチボコにやられる事)もなく、敗軍帝とかいう不運なあだ名も付けられず、猜疑心やべぇ皇帝どまりで亡くなったと思われる。…新無憂宮に帝都も焼いてる要因の多くを作ったから余り変わらんな……

 この御方の最盛期は登極する帝冠争いまでで、その後は長い下降期という脳内設定(太閤殿下みたい)。ちなみに中央の帝国軍の主力装備(艦艇・大型地上兵器など)に叛乱防止機能の付与を求め実装させつつあったのもこの御仁。流石に個人用火器までは費用が掛かり過ぎて諦めた。うーむ。やっぱり暗君か!

 書いてる人の心境変化に大きく影響を受け、人物像が変わった御仁でもあります。元々は猜疑心が抑えきれずに身内にも色々やらかす予定(身内の反撃で…というプロット)だった。が、書き直した結果は未練と後悔に塗れながら、でも改める事も出来ずにまた繰り返す。その果てに悶死する逸一般人に。自分の子供(但し、即位前とリヒャルト以後は除く)と皇妃に手を出さないことで、暗君気質はありつつも無情でもなかったのではないか、という風に描けていたら、と。

 

 

 

 

〇グスタフ・フォン・ゴールデンバウム(皇太子)

 長男。正史では百日帝(22代目)と言われるほど短命薄幸の皇帝。とにかく脆弱な御仁と伝わる。皇妃の子供かも不明。長子という理由だけで、健康問題抱えていながら皇太子の地位にいるのは(理由付けが)弱いよなぁ…と思ったのでこのお話では皇妃の長子とした。健康不安は血統のせいにもできるし。あだ名から分かる通り即位3カ月程度で薨去したと伝わる。

 kuraisu様の短編(百日帝崩御)でめっちゃ日の目を見た気がする。弟に毒殺されたとも言われるが、本当かどうかは闇の中。このお話では、多分毒殺は無い。ただ、新無憂宮の戦いの渦中にあったりと、心身に大きな負荷を受けているので、寿命がどれだけ伸びたのかは…

 あと、びっくりするほど善性の人、という設定にした。背景に特権的地位により保護されながら、自助を強要される社会の矛盾に晒されていたが故に、だと思いたい。彼が他殺された場合、マクシミリアン・ヨーゼフの闇落ちルートのトリガーの一つになっていた。

 もし、善性を保持し得たまま即位が叶えば、慈悲深い皇帝として臣民からは敬愛されていたと思われる。(ひょっとすれば、彼が弟の助けを借りて劣悪遺伝子排除法を有名無実化していたかもしれない)マクシミリアン・ヨーゼフもまた、皇族として、一臣下として兄皇帝を献身的に支えるという、ある意味で幸せなモブとして生きていったかもしれない。

 

 

 

 

〇ヘルベルト・フォン・ゴールデンバウム(大公・執政)

 三男。正史じゃ屈指のやられ役。若い頃のフリードリヒ三世を彷彿とさせる貴公子(イケメン)と評される御姿だったらしい。後、毒殺スキー。どこまでが本当か知らんけど。

 今回のお話では(も)途中で退場。カワイソス。

 派閥の関係上、系図には書ききれなかったが、側室が親父並みにいる(設定)。子供をこさえる義務があり、支持者(スポンサー)の要望もあるので基本的に断れないし搾り取られているものと目される。無駄撃ち(一夜の過ち)なんてもっての外。(夢も色気もねぇ

 次兄の侍女(いいひと)に手を出そうとするくらいに漁色家らしい(して肘鉄をもらう)ので、帝都から遠く、面倒なスポンサーも親族も居なくなったんだから、そりゃ普段と毛色の違う女子たちと火遊びしたくもなるさ…(それでも執務エリアが高級売春宿と言われるのはどうかとは思う

 書いてる側としては家系図作りで(苦労したので)ハーレムと近親婚は嫌いになりました…

 

 

 

 

〇リヒャルト・フォン・ゴールデンバウム(大公)

 四男。正史では、同盟と衝突後ヘルベルト大公の失脚に伴い、帝位最有力候補に躍り出たはずなのに、その後の名前を聞かない人。歴史にはそういう人多いので、きっとそういう事なのだろう。御容姿はすぐ上の兄(ヘルベルト)とうんざりするほどよく似ていたとの事なので、貴公子然としていたのは間違いない。

 今回のお話では、キレた次兄(摂政)によって、お飾りの皇帝として監禁される運命に。誰の前にも姿を見せず帝冠を載せず、幻の皇帝とか言われているかも。カワイソス…でもないか。少なくとも、生き永らえ、出来過ぎた配偶者と添い遂げる事はできそうだから(個人の感想です

 派閥の関係上、系図には書ききれなかったが、側室が親父並みにいる(設定)。

 ハーレム&近親婚はry

 

 

 

 

〇リヒャルト正室(元伯爵令嬢)

 オリキャラ?はい。kuraisu様の短編(百日帝崩御)に出て来た御方のオマージュであります。何となく、琴線に触れて忘れがたいお人だったので。先方様にご迷惑をお掛けしたくないので、敢えて個人名は避けました。そこは読んだ人が好きに想像してください。

 帝都の騒乱と摂政暗殺未遂で別々に処断しているシーンを書いた方が良かろうと考えて作業中に思いついて書き加えた。(摂政就任前のやらかしは私闘扱いで減免すると公約していたが、正式な摂政の命を狙ったり、指示に従わないのは、大逆罪(帝国の主権代行者に抗う事になる)案件という解釈)

 まぁ、あと歴史的にとか国家とか社会から見てダメ人間とか失敗者でも、個人は別だよね、て気持ちが強くなっていたのもあって、余録として登場させた。

 

 

 

 

〇ヘルベルト大公&リヒャルト大公の子供たち

 正史には、居たとも居ないとも明言はされていない(はず)。確かな事は、晴眼帝の後継者は又従弟の元帥量産帝であり、フリードリヒ三世の血族ではなかった。

 このお話の後、摂政時代が始まると、新無憂宮の後宮に引き取られ、摂政妃に養育された。帝位継承権は放棄させられた。

 摂政時代が終わると、バルトバッフェル侯爵家に移り、侯爵夫人(大公妃)を中心とした教育を受ける。

 摂政時代が始まる前までの生育環境がアレで、大人の都合で養子(兄弟)同士で対立したり、歪みかけていたが、養母の教育により一転、戦友愛が育まれて団結心と同胞精神溢れる(あのようぼからいきのこったなかま!)海兵隊員ひとかどの貴族になったそうな。(公式発表

 「辺境の名門閥バルトバッフェル侯爵家」を作り出したのは彼らである。

 寄り子貴族や昵懇貴族で子供が居ない、家が傾きかけるなどあれば家格関係なく、養子入りしてでも必死になって建て直し、盛り立てた。血筋による門閥の鍵となるフリードリヒ三世流の基礎は彼らが為したもの、という設定。惣領たるバルトバッフェル侯爵家を支える一族を構築した。新たなる家訓(おきて)として、オーディンより千光年以内には用事以外で立ち寄るな、住み着くなと厳しく言い伝えて、辺境で生きることを定めている。

 が。がが。

 味を占めた中央が、時々の事故物件(曰くつきの皇族)を押し付ける帝室専用の隔離病棟と勘違いしてるため、度々、(中央発の)厄介ごとに巻き込まれている(という設定)。

 

 

 

 

〇ステファン・フォン・バルトバッフェル(バルトバッフェル侯爵)

 皇弟(フリードリヒ三世の異母弟)。正史では、()()()()()()()()のアイデアを最初に言明した人として名を遺す可哀想(まとも)な皇族。晴眼帝の即位前に蟄居先で病死したことになっている。

 このお話では、後見役を勤めた甥(マクシミリアン・ヨーゼフ)に巻き込まれて、散々に働かされる。摂政時代の前半は政権閣僚(尚書職)を色々やらされて苦労が絶えないと思われる。…下手すると正史並みに短命で終わってそう(過労死)。頂いた感想で同情されており、書いてる人的には狙い通りと小躍りしました。(感想ありがとうございます

 父親が頑張ったのか、異母兄(フリードリヒ三世)と20歳くらい年が離れている設定。ほとんど親子みたいな差がある。当人たちの意識の差はもっと隔絶していたと思われるが。

 お話開始時点で30代後半くらいの設定。実子は居ない設定。その後も甥に爵位を譲る気満々だったので、嫁とは子供を作っていないと思われる。

 摂政を辞したマクシミリアン・ヨーゼフに爵位を譲り、悠々自適の隠居生活を送っていたらいいな、とは思う。

 

 

 

 

〇ハンナ・フォン・バルトバッフェル(ステファン正室)

 オリキャラ。お話開始時点で20代半ばか後半。旦那であるステファンとは10歳差がある設定。

 ステファンの臣籍降下に伴い、御家復活のチャンスと、乗っかって嫁いだ。結果として、バルトバッフェル侯爵家はフリードリヒ三世流(養子たち)に乗っ取られる事になるわけだが、彼女とバルトバッフェル侯爵家直系の者たちはどう思ったのだろうか。でも多分、係累の女性を嫁がせて、フリードリヒ三世流の新バルトバッフェル侯爵家に血を残していったんじゃなかろうか。貴族、特に辺境貴族とは、そういう強かさがあってこそだし(個人の感想です

 

 

 

 

〇エアハルト・フォン・バルトバッフェル(ステファン猶子)

 オリキャラ。お話開始時点で20手前。ギリステファンの子供と言い張れるくらいの年齢という設定。

 ハンナと同じく、バルトバッフェル侯爵家直系の者。彼は彼なりに、御家復活に励んでいた(という設定)。没になったシーンで、ジークリンデにちょっかいを掛けて、キレさせて、片足を撃ち抜かれて悶絶するという役柄だった(白目)。

 摂政時代に、従属爵位から男爵を与えられ、分家として独立させられた。新バルトバッフェル侯爵家の主流からは外された。ちなみに、エアハルトが与えられた男爵領は、正史における、ステファンに残された最後の領地である(という設定)。

 

 

 

 

〇マクシミリアン・ヨーゼフ・フォン・グルーベンハーゲン(グルーベンハーゲン侯爵・仮帝)

 正史だとマクシミリアン・ヨーゼフ一世(21代目)。どういう経緯で帝位を継いだのかは不明。想像の余地があるのは楽しい。

 爵位はオリジナル設定。

 このお話では、異母弟(フリードリヒ三世)の帝冠争いを砂被りの特等席で観てしまったが故に、再演の可能性に思わず立ち上がってしまった。(座ってて!)多分どんな末路だろうと気にはしてなかったんじゃなかろうか。(超迷惑)

 異母弟(フリードリヒ三世)とは15歳くらい年が離れている設定。ここの兄弟、大概年が離れすぎ問題。フリードリヒ三世の父親頑張り過ぎ。

 お話開始時点で、マクシミリアン・ヨーゼフ(グルーベンハーゲン侯爵)70過ぎ-フリードリヒ三世(60手前)-ステファン(バルトバッフェル侯爵)30半ば くらいの感じ

 

 

 

 

〇アウグストの注射器

 書きたかったから…(震え声

 注射器とあるが、(おそらく人工)ダイヤモンド製の細い針とされている(伝聞)。

 銀英伝で割かし聞く事のある、著名なギミック(あくしゅみなほうぐ)流血帝(アウグスト二世)の作り出した特に有名な玩具の一つ。

このお話では、オリジナルの”注射器”は時の皇帝エーリッヒ二世によって記録ごと破却されたため、伝説から推測してでっち上げたレプリカである。(とんでもねぇモノ作らせるな…

 ※OVA版で注射器描かれてましたっけ?有識者の方が居ましたら感想にコメントでもくださいませ

 摂政暗殺未遂事件で、暗殺対象者(マクシミリアン・ヨーゼフ)ですら庇いきれないくらい、やらかした貴族達を処する為にわざわざ作らせた。摂政妃が。さまざまな証言から、処刑時の記録映像もあると言われているが、誰もその所在については()()()()()()()()()()()

 作らせた注射器の幾つかはきっと、新無憂宮の宝物庫とか、バルトバッフェル侯爵家の宝物庫の奥底に厳重に封印されているんじゃなかろうか。

 その後、皇位継承争いで命を狙われた皇子(皇女)が宝物庫に逃げ込んだ際に見つけてしまい、過って自傷して、自身の血を吸わせた瞬間、封印が解けてクラス・アヴェンジャー/バーサーカーとして流血帝(真名アウグスト二世)を召喚(ふっかつ)させてしまうに違いない。そして帝位継承戦争(せいはいせんそう)に挑むのだ!(目がぐるぐる*1

 1%の確率で中興の功臣(ルーラー)戦乙女(アーチャー)のカップル英霊が(ピックアップ)召喚されるとかだったら課金狙えるかな。(課金脳)

 

 

 

 

〇元帥ケープ

 戦乙女(ジークリンデ)専用礼装。三種類(長官)揃えるとセット効果発動。いや違うそうじゃない。

 DNT版ではなく石黒監督版をイメージしてますが、どっちでもいいんじゃなかろうか。

 このお話では、元帥府ごとの色と紋章(個人の紋章か家紋かは選べる)がある設定。

 夢に石黒版の帝国元帥盛装したジークリンデが玉座に座るシーンが出たのが、書くきっかけの一つだったので、どうしても欲しいギミックで、出した。ジークリンデならやりかねない、というイメージもあったので、そこは罪悪感は余りなくファルケンホルン元帥から毟れました(白目)。

 ちなみに女性用軍服のイメージはソシャゲ版”戦いの輪舞曲”のモブ女性士官服をイメージ。ゲームについての言及は致しませんよ…多分領邦軍とかには、女性士官(女当主)の存在があり得ると考えているので、帝国軍にも(女性皇族用・女性貴族用)服はあるんじゃねぇかな?とは思ってたりします。と言うか、女性皇族の為の女性護衛官として女性軍人の需要は一定数ありそうだから普通に有り得るんじゃ…

 

 

 

 

〇近衛軍

 正史では新無憂宮専門というか皇帝の身辺警護専門の軍組織として名が散見されているが、具体的な規模とか職務は描かれていない(はず)。近衛兵総監だったり、近衛旅団長の准将だったり、新無憂宮内に師団司令部があった記載があるくらい。新王朝では親衛隊が皇帝の身辺警護を担い、以後近衛の名を聞かないので統廃合されているのかも。

 このお話では、フリードリヒ三世に疎まれ、自分たちの職場(新無憂宮)が戦場になった挙句に軍上層部の掣肘で皇太子(と皇后)の守護で精一杯だった(散々な目に)。とどめに摂政暗殺未遂事件の詰め腹(警備責任)を切らさ(問わ)れて解体の憂き目にあいかけた。…摂政に対して叛逆して(クーデター起こして)もいいくらいだな!

 色々あって、摂政時代は組織縮小の上に摂政妃のオモチャに。ちなみに自身の存在意義の証明(とポスト死守)の為に近衛隊に出向した帝国軍の正規の士官や将兵たちは必死に摂政を守った。トップが摂政妃で主だった将校連は地方貴族ばかりという、独特のサロン(アイドルとその親衛隊(ファンクラブ)で秘密警察)でとてもやりづらかったとは思う。

 

 

 

 

〇北苑竜騎兵旅団(新無憂宮専門警備隊)

 正史では存在した。晴眼帝が廃止したと言われる。フリードリヒ三世の猜疑心の象徴その一。

 

 

 

 

〇西苑歩兵旅団(新無憂宮専門警備隊)

 正史では存在した。晴眼帝が廃止したと言われる。フリードリヒ三世の猜疑心の象徴その二。これらの部隊の砲口は近衛師団司令部に向けられているという記載があったので、新無憂宮駐在の近衛軍は師団規模とした。

 

 

 

 

〇ブラウンシュバイク兵団(新無憂宮専門警備隊)

 オリジナル。フリードリヒ三世の猜疑心の象徴その三。冠する名前から分かる通り、ブラウンシュバイク公爵とその門閥貴族たちが拠出して結成した貴族の私兵集団という設定。北と西にあるなら、残りの南と東もあっていいじゃろ、どうせバトロワするなら数は多い方が楽しいし(白目)。で、上二つが公費による正規軍ぽいなら、ゴールデンバウム朝名物貴族軍()が欲しいよな、と思い、なんか適当なのないか探したら出てきた。

 元ネタはブラウンシュヴァイク公国軍団(黒い軍団)から。歴史ある部隊らしくナポレオン戦争に参加したそうな。

 このお話では、(この時代の)ブラウンシュバイク公爵家はどちらの大公にも与さず、中立を保っていたが、それはそれとして、忠義アピールはしないといけないよね、という事でフリードリヒ三世に媚を売る目的で宮殿警護の為の私兵集団の設立を請願して受け入れられた経緯がある。(という設定)

 新無憂宮の戦いに参加(巻き込まれた?)したので、あえなく摂政に罪を鳴らされた。高位貴族が持つ特殊スキル"危険回避"で摂政暗殺未遂事件に参加はしていないと思うが、下っ端がやらかす可能性は否定できない。だって未来の子孫のうっかりを見てると…

 最も幸運な未来で罰金刑+αで済む。最悪の出目で辺境への領地替え。

 あぁ!帝国10億人のオットーファンの皆様!石を投げないで!大丈夫です!この程度の苦難で潰れる程門閥貴族は!ブラウンシュバイク家は脆弱ではございません!仮に辺境へ逼塞させられたとしても、ノイエ・ブラウンシュバイク公爵家とか名乗って辺境の雄として本伝の頃まで生き残っていることでしょう!

 

 

 

 

〇東苑義勇猟兵連隊(新無憂宮専門警備隊)

 オリジナル。フリードリヒ三世の猜疑心の象徴その四。両大公に与さず、ブラウンシュバイク門閥からもあぶれた、中央の有力貴族たちが対抗心で作った私兵集団という設定。なので、ブラウンシュバイク兵団には敵意剥き出し。リッテンハイム侯爵家が参加してるかは不明。多分参加するほどの勢威はこの頃には無いんじゃないかな。もしくは、流れを読み切り一連の騒動には不参加を決め込み、後の摂政時代にニッチを埋めて飛躍してたら面白いんじゃないですかねぇ。本伝でのリッテンハイム家とブラウンシュバイク家が逆転してるとか。

 大丈夫です!あなたの愛したウィリーは本伝の頃にもきっと生まれて、立派にリッテンハイム侯爵家を率いていることでしょう!

 警備隊の中では一番規模が小さく、統制が一番効いていない()

 多分、最初から最後までグダグダのまま摂政暗殺未遂に参加して、まとめて処刑されるか御家取り潰しに遭うか、辺境に流されてると思われます。

 

 

 

 

〇マクシミリアンの青(マクシミリアン・ブラウ)

 ブラウアー(ブルー)マックス。

 味方識別符号として何か印象的なギミックが欲しくて考えていた時に、

 救援→救助活動→赤十字→赤色でいいや、という安直なイメージで設定していた。だけど書いてる最中に装甲擲弾兵の肩部装甲を赤く染める(レッドショルダー)、はやり過ぎか…と思い、反対色でいいや、と青に仮決定した経緯がある。だが、ここで、なんか違和感というか、既視感が。

 マクシミリアン・ブラウ。ジークリンデのマクシミリアン・ヨーゼフへの愛称がマックス。

 マックス・ブラウ。マックス・ブルー。…???

 ググったら、既視感の正体が判明。プール・ル・メリット勲章(ブルー・マックス)である。

 因果が逆である。

 ニュアンスとしては戦後復活した(平和)勲章が近いかもしれない。

 粛軍(軍縮)で不満たらたらの帝国軍を宥めすかすためのギミックの一つ。摂政時代に制定されたが、当時は結構なプレミアが付いた。制定者本人(マクシミリアン・ヨーゼフ)が特に直接授与したもんだから、当時の軍人としては大変な名誉であったし、顕著な救助活動に対して、だったので辺境の軍人(かつ現場の人間)も受けやすかった(そういう風に設計もされていた)。後に軍人限定から非軍人(民間人含む)も対象に拡張された。

*1
脳が酒でやられ過ぎてます




 ここまで読んで下さった方はまことにお疲れさまでした。
 銀英伝二次の盛り上がりに僅かなりとも加担できたら本懐です。(本当にありがとうございました)
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