「キヴォトス」それは"彼にとっての"実験場。   作:永外 観時

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この小説始めてから約半年たったのに、アビドス一章が始まったばかりってマジ?

ウソ…俺の執筆力と投稿頻度低すぎ!?

このままだと完結まで数年はかかりそうだな…頑張らないと。

タイトルは、良いのが思いつかなくて仕方なく決めました、と言うか考えるの面倒臭いから次回から今回のタイトルみたいにしようかな…


第24話

 

カタカタヘルメット団アジト内部

 

「うぅ…」「痛ぇ…」「チクショウ…」

 

「一体なんなんだよあの飛行機…いきなりやって来て、メチャクチャに撃ちやがってよぉ、アビドスのヤツらがアイツさえ呼ばなければ校舎を占領出来たのに…クソ!」

 

「カイザーからのカネのおかげで、まだなんとかなるけど、次負けたらもう無理だ…」

 

突如やって来た、ケンジ達の戦闘機に対する愚痴や、これからのことを考えてしまい、「もうおしまいだ」と思う団員達が大量にいる。

 

それもそうである、あと少しでエリアボスを倒せたのに、ラスボスが突然やって来て、回避不可能の即死攻撃を使ってきた様なものであるのだから、誰だって愚痴の1つは言いたいだろう。

 

コンコンコン

 

「アァ?誰だよこんな時に、ハァ…ウチが出るわ。」

 

「あいよ……………待てよ、外のヤツらは、なんで撃たなかったんだ?」

 

そう、そこである、本来なら外に監視員が居て、部外者が近づき次第発砲するはずなのだが、今回はそれがなく、直接ドアを叩かれているのだ、つまりそれが何を意味するかと言うと…

 

「ちょっと待て!敵襲かm」

 

バアァン! 

 

団員がドアを開けようと、ドアノブへと手をかけた瞬間、何かがドアへ勢い良く衝突し、その衝撃でドアが吹き飛ばされ、ドアを開けようとした団員は、それを避ける間も無くドアの下敷きとなる。

 

「うぁ!何d」

 

ガシャアァーン!   カツ

 

ドアへ衝突して来た何かが、団員が下敷きになっているドアに乗って来たようだ。

 

深く被り、特に特徴のない霞んだ緑色をしたハンチング帽、何処をどう見ようが、ヘイローの浮かんでいない頭、暑くなって来たのに、白いファーと厚手の深緑のロングコート、そして何より目立つのが、黒い革手袋をした両手に持った重機関銃である。

 

ヘイローのない人間にとっては、両腕で持って歩くのも精一杯の重機関銃を目の前の男は、片腕で、まるで小枝を持つかのように軽々しく持っている。

 

ちなみに言っておくと、キヴォトスでは、メインウエポンのアサルトライフルなどと、サイドアームとして、適当なハンドガンを持つのが一般的である、だがこの男は重機関銃2艇と言う、かなり火力こそ正義なアセンブルでこの襲撃を仕掛けて来ている。

 

ズドドドドン!

 

男が、下に向けていた銃のトリガーを引き、銃弾を発射する、弾丸はドアを貫通し、団員の胸や顔に直撃し、その意識を奪う。

 

「「「「「………」」」」」

 

唐突の来客に、全員が動きと思考を止めてしまう、だがこのアジトに近づき、今目の前で団員1名を倒した時点で敵なのは明確である、1人が大声で襲撃がやって来たことを知らせる。

 

「正面扉から敵襲!全員構え!」

 

大声に意識を取り戻した団員達が敵意を露わにし、銃口を男に向ける、男は焦る様子もなく、ゆっくりと軽く笑みを浮かべた不気味な顔を上げ、敵の位置を把握する。

 

「撃て!」

 

誰かが言った号令と共に、一斉にトリガーが引かれ、銃弾が発射される、アニメやマンガでは避けれるだろうが、現実では絶対に不可能である、銃弾の弾速は凡そマッハ3〜2、体を動かす前に全身をミンチにされるだろう、だが現実でもシールドがあれば、ある程度耐えることができる、そのシールドがもし全ての弾を跳ね返せたら? 

 

ダダダダダ!

 

一斉射された弾丸が男へと向かって行く、男は迫り来る弾丸の嵐を目で追いはするが何もしない、ただ腕を下ろし仁王立ちで立っているだけである、だがその顔にある笑みが、弾丸が近づくに連れ少しづつ口角が上がって行く、まるで何かを待っている様な様子で。

 

「「「グア!」」」

 

十数人の団員が突然倒れる、男は全く動いていない、味方が倒れたことに気づいた団員達は困惑で射撃をやめてしまう、それに気づかなかった団員達は射撃を続ける、1人、また1人と味方が倒れて行く、やっと謎の現象に気づいた団員達が射撃をやめる。

 

「な、何なんだコイツ!全然銃が効かネェし、味方が急に!?」

 

()()()()()()()()()()()、俺の技術力の賜物さ。」

 

男が低く、抑揚のない声でちょっとしたトリックの種明かしをする、だがヘルメット団員達はよく理解出来ていないようだ、理解されない方が彼にとって好都合なのだが。

 

「でんじりょくしき……ぼうちょうだんしーるど?なんだそれ?よく分かんねぇケド、ぶっ放しゃぁいつか当たるだろ、全員撃て!」ダダダダダ!

 

「一度失敗した作戦は繰り返すべきではない、日本軍がそう証明してるんだけどなぁ…まぁこの世界に日本はないから無理もないか。」ズドドドド!

 

再び斉射が襲い来るが、全ての銃弾を電磁力によっ弾道を捻じ曲げ、任意の敵に向かって跳ね返し撃破する、それと同時に重機関銃を構え、撃ちながら前進する。

 

「うぉ!はや「ノロマが。」ゔ!ガアァァァ!」ズドドドド!

 

目の前に来た敵の腹に向かって機関銃を突き刺し、ファーストガンダムのラストシューティングの様に腕を突き上げ、そのままトリガーを引き、銃弾を叩き込む、現実でこんな扱い方をしたら故障するが、そこはケンジ製な為、無駄に頑丈に作られているので大丈夫である。

 

グッタリとした団員をそのまま地面へ叩きつけ、顎を蹴り飛ばす、その衝撃で団員の体は吹き飛ばされ、壁に後頭部から激突し、ヘルメットが粉砕され素顔が露わになるが、そんなことは気にせず次の敵へと向かって行く。

 

そこからは、先ほど書いたような蹂躙劇が繰り広げられた、彼は一種のエンターテイメントを楽しむかの様に、もしくは、ダンスをするかの様にスタイリッシュに、そして楽しみながら戦闘を繰り広げた*1、コレを一言で表すなら「戦闘狂」だろう、と言うか本人も戦闘狂であることは認めているのだ、だが、彼のそれは、戦闘狂とは少し違うようだ。

 

ただの一般人が、その身に過ぎた力1つを手に入れただけで、ここまで堕ちてしまうとは、権力とは恐ろしい物である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『こちらケンジ、敵ヘルメット団を無力化した、ついでに弾薬庫や補給場も破壊しておいた、今から帰還する。』

 

『"お疲れさまケンジくん、任せてくれとは言ってくれたけど、ちょっと乱暴にしすぎだよ、あの子達にも何か事情があってやってるかもだから、もうちょっと優しくしてあげて欲しいな。"』

 

『……そうかい………』

 

『うへ〜おじさんも先生に賛成かな〜、ちょっとやりすぎかもね〜」

 

『ん、私でもあそこまでやらない。』

 

『ほら!シロコ先輩ですらここまで言ってるんだから、アンタ相当ヒドイのよ!」

 

『私もちょっとやりすぎだと思います⭐︎悪い子にはお仕置きが必要ですけど、お仕置きする子が悪い子になっちゃいけないですよ〜⭐︎』

 

『アンタらがどう言おうと、俺はこのスタイルで行く、他人などに流されて堪るか、(キヴォトスに来る)前の様にな。」

 

『そろそろソッチに着く、ヘリの準備をして置いてくれ、奥空。』

 

『あ、はい、分かりました。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お帰りなさい皆さん、お疲れ様でした。」

 

「ただいま~」

 

「アヤネちゃんもオペレーターお疲れ。」

 

「火急の事案だったカタカタヘルメット団の件が片付きましたね、これで一息つけそうです。」

 

「そうだね、これでやっと、重要な問題に集中できる。」

 

「うん!先生とケンジさんのおかげだね、これで心置きなく全力で借金返済に取り掛かれるわ!」

 

「ありがとう、先生!そしてケンジさん!この恩は一生忘れないから!」

 

"えっとぉ…借金返済ってどう言うことかな?"

 

「え?あ!わわっ!」

 

「そ、それは……」

 

「ま、待って!アヤネちゃん!それ以上は!」

 

「…!」

 

「いいんじゃない、セリカちゃん、別に隠すようなことじゃあるまいし。」

 

「か、かといって、わざわざ話すようなことでもないでしょ!」

 

「別に罪を犯したとかじゃないでしょー?それに先生は私たちを助けてくれた大人でしょー?」

 

「ホシノ先輩の言う通りだよ、セリカ、先生は信頼していいと思う。」

 

「「先生は、」とは何だ、「先生は、」とは、俺は信頼できないのか?」

 

「ん、ヘイローがないのに、あそこまで強いのはおかしい、あと怪しいから信頼できない。」

 

「あぁ……まぁ……そうだな。」(俺は、怪しく見られているのか、服装のせいか?それとも目つき?それか仕草?それともずっと黙ってるからか?)

 

「あぁ!もう!先生だって結局部外者だし!ケンジさんも部外者なのよ!?」

 

「確かに、先生やケンジくんがパパっと解決してくれるような問題じゃないかもしれないけどさ、でも、この問題に耳を傾けてくれる大人は、先生くらいしかいないじゃーん?」

 

「悩みを打ち明けてみたら、何か解決法が見つかるかもよー?それとも何か他にいい方法があるのかなー、セリカちゃん?」

 

「う、うう……」

 

「でっ!でも、さっき来たばっかりの大人でしょ!今まで大人たちが、この学校がどうなるかなんて気に留めたことなんてあった!?」

 

「この学校の問題は、ずっと私たちだけでどうにかしてきたじゃん!なのに今更、大人が首を突っ込んでくるなんて………」

 

「私は認めない!!」ダッ!

 

ガラガラ   ダン!

 

セリカが、大声を出しながら勢い良く立ち上がり、早歩きでドアの前まで行き、ドアを乱暴に開け、振り返らずに力づくでドアを閉めて、出ていってしまった。

 

「セリカちゃん!?」

 

「私、様子を見てきます。」

 

飛び出して行ったセリカを追いに、ノノミも部屋を出て行く。

 

「…」

 

「えーと、簡単に説明すると………この学校、借金があるんだー、まあ、ありふれた話だけどさ。」

 

「でも問題はその金額で………9億円ぐらいあるんだよねー」

 

「………8億9429万円です。」

 

「アビドス………いえ、私たち「対策委員会」が返済しなくてはならない金額です。」

 

「これが返済できないと、学校は銀行の手に渡り、廃校手続きを取らざるを得なくなります。」

 

「ですが、実際に完済できる可能性は0%に近く……………ほとんどの生徒は諦めて、この学校と街を捨てて、去ってしまいました……」

 

「そして私たちだけが残った。」

 

「学校が廃校の危機に追いやられたのも、生徒がいなくなったのも、街がゴーストタウンになりつつあるのも、実はすべてこの借金のせいです。」

 

"そうなんだ……じゃあ、どうしてそこまでの借金を背負うことになっちゃったのか教えてくれる?"

 

「借金をすることになった理由ですか?それは………」

 

アヤネの口から、借金の理由を説明される、それは数十年も前へと遡る。

 

約40年前、平年と比較して遥かに巨大な砂嵐が起こった、当時のアビドス自治区は、その被害の復興と次の砂嵐への対策に多額の資金を投入することに決めた、しかしアビドスはまだ巨大とは言え、かなり落ちぶれていた、数十億円を超える予算を捻出出来る訳もなく、融資で補填する事に決まった、だがそこまで巨大な融資を行ってくれる銀行は見つからず、最終的に悪党金融業者に頼った。

 

最初のうちは、すぐに完済出来る算段だったのだろう、しかしアビドスの対策も虚しく、年を越すごとに更に強力な砂嵐が毎回起こり、アビドスは衰退の一途を辿った、だがアビドスは復興を諦めずに毎年更に多額の予算を注ぎ込んだ、つまりそれ程の借金をしたのだ、やがて毎月の利息を支払うことで精一杯となるほど衰退して行き、現在となる。

 

「私たちの力だけでは、毎月の利息を返済するので精一杯で……弾薬も補給品も、底をついてしまっています。」

 

「セリカがあそこまで神経質になってるのは、これまで誰もこの問題にまともに向き合わなかったから。話を聞いてくれたのは、先生、あなたが初めて。」

 

(俺が昔、アビドスを援助してたことは知らなそうだな、つまりホシノは喋ってないのか。)

 

「………まあ、そういうつまらない話だよ。」

 

「で、先生のおかげでヘルメット団っていう厄介な問題が解決したから、これからは借金返済に全力投球できるようになったってわけー。」

 

「もしこの委員会の顧問になってくれるとしても、借金のことは気にしなくていいからねー、話を聞いてくれただけでもありがたいし。」

 

「そうだね、先生はもう十分力になってくれた、これ以上迷惑はかけられない。」

 

"対策委員会のみんなを見捨てて、シャーレに戻るなんてしないよ、私も対策委員会の一員として、一緒に頑張るよ。"

 

「そ、それって………」

 

「あっ!はいっ!よろしくお願いします!先生!」

 

「へえ、先生も変わり者だねー、こんな面倒なことに自分から首を突っ込もうなんて。」

 

「良かった………「シャーレ」が力になってくれるなんて、これで私たちも希望を持っていいんですよね?」

 

「そうだね、希望が見えてくるかもしれない。」

 

「…まぁ、上官の決定に文句はないさ、俺も最大限協力する、アビドス。」

 

その後は世間話や雑談が続き、気付けば日が落ち、暗闇が迫って来ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「かなり日が落ちて来たな、先生、俺は一度家へ戻る、先生はどうする?」

 

"私はアビドスに泊まるよ、ちょっと離れたところにホテルもあるみたいだし。"

 

「そうですか、敵には気を付けて下さいよ、弱いんですから。」

 

"それはケンジくんもでしょ?"

 

「ヘイローが無くとも強い人間は間違いなくいます、俺とは少し違いますがね。」

 

「俺はもう行きますね、それじゃあ皆さん、また明日会いましょう。」

 

「「「「"(ん)(うへ〜)(はい)(はい⭐︎)(じゃあ」)、またね(〜)"」」」」

 

ガラガラ  トン

 

「ふぅ、精神的に疲れたな、特急便で帰るか。」

 

廊下を歩き、昇降口を出て、戦闘機へ向かい、迷彩を解除する。

 

ウィィーーーン

 

二重のキャノピーが開く間に、耐Gスーツへと着替える。

 

「はぁ…」(明日は何があったか?便利屋はもう直ぐだろ?銀行強盗は…その後だったか?ダメだ、最近記憶力が落ちて来てる、海馬が衰えてるんだな、もっとちゃんとしないと、あとホシノは何もして来なかったな、もっとアプローチが必要かな?)カツカツ

 

そんなことを考えながら梯子を上りコックピットへ入り、キャノピーを閉める。

 

(エンジン始動、垂直離陸開始。)ボウ  キイィィィーーーン!

 

真ん中のエンジンが下を向き、推力を上げ、上昇していく。

 

(光学迷彩、及びステルスモード起動、並びに第3エンジン推進モードへ変更、全エンジン第2リミッター*2まで解除、アフターバーナー点火。)

 

機体は、弾かれたかの様に急加速し、吹き飛んで行く。

 

「グ、大丈夫だ。」(いつかこの機体で、キヴォトス一周の旅でもしようかな…………ビナー…ぶっ潰そうかな……グレートウォール……新兵器の開発……海上戦力の増強……)

 

彼が考えることは基本的に実験や新兵器開発、軍拡しか無いようだ、つまらない人生である。

 

そうこう考えること約1分、スピリット・オブ・マザーウィルに近づいて来たようだ、減速しながら最上段の滑走路に向けて降下する。

 

キキイィィーー   

 

着艦し、そのままの勢いで格納庫へ向かう。

 

ウィーーーン

 

格納庫の重厚なドアが開き、主人を迎え入れる、機体を停止位置で止めてから機体を降りる、あとは全てAIが自動で格納してくれる。

 

スーツを脱ぎ、専用ハンガーへ掛ける、そしてポツンとあるドアの目の前まで行き、開き進む、構造的にkm単位のかなり長い廊下があると思われたが、ワープ機構により1つの部屋に出る。

 

そこはSoM(スピリット・オブ・マザーウィル)の艦長室、もといリビングである。

 

「やっぱりこの景色は最高だな。」

 

地上約5850mから見下ろす、雲混じりのキヴォトスの夜景、遥か遠く、一体何km先なのも分からないほど遠くの場所まで見える。

 

キヴォトスで最も高いの建造物(ケンジ調べ)なだけある、サンクトゥムタワー(約3000m)ですら敵わないほどの全高、そして全長、このマザーウィルがケンジの技術力が如何なる物か示しているのだ。

 

「腹減ったな、メシ食うか。」

 

突撃!お前が晩御飯!(冗談)

 

プンパーニッケル*3を5mm厚に切った物を3枚とソーセージ、ザワークラウト*4、適当な物を突っ込んだサラダ、そして蒸したジャガイモと言う、いつも食べているご飯を用意する。

 

「……」モグモグ

 

「ニュースでも見るか。」モグモグ

 

食事中にテレビを見るのは行儀が悪いそうだが、ケンジが転移する前の実家では、食事中にテレビをつけ、適当な番組(主にニュース)を見るのが習慣であったのだ。

 

時刻はまもなく7時になる、クロノススクールへ番組を変える。

 

『7時になりました、TVクロノスの時間です、まず最初のニュースは……』

 

テレビは続き、有る事無い事適当言うが、これでもマトモな方と言えてしまうのが、流石キヴォトスである。

 

が、気になるニュースが流れ込んできた。

 

「次のニュースです、約2年前、ミレニアムサイエンススクールの「廃墟」と呼ばれる地区に、突如として現れた謎の超巨大兵器についてミレニアムのセミナーは、「あの兵器は、我々ミレニアムが開発したの物ではない。」と当初から否定し続け、続けて、「あの兵器について衛星による偵察を実施しようとしているが、衛星を操作しようとした途端に撃墜され、何も出来ていない、衛星を撃墜する存在についても調査しているが、進展はない。」と返答し、真偽は定かではありません、次のニュースです。」

 

「ミレニアムの廃墟に突如出現した、超巨大兵器」どう考えても、このマザーウィルだろう、向こうからしたら、僅か2ヶ月程度でこれほど大規模な兵器を造れるのはおかしいだろう、普通なら数年、もしくは10年以上かかるはずなのだから、怪しむのも無理はないだろう。

 

そして衛星を撃墜する謎の存在だが、ケンジも敵に情報を筒抜けにするほど馬鹿ではないので、宇宙に監視用の宇宙戦艦を浮かべているのだ、そしてその戦艦は常に全衛星の通信状況を監視し、不審な動きをする衛星がいた場合、その通信の発信源と内容を記録したあと、その衛星本体を主砲であるレールガン、もしくはミサイルで粉砕すると言うシステムを作っているのだ。

 

まぁ、こんなことはどうでも良いだろう。

 

ご飯を食べ終わり、時刻は8時半となった、汚れた食器?そんな物、食洗機に任せておけ。

 

ケンジは新兵器開発室へ移動し、運用する理由がなく、開発改良を後回しにしていた「A F (アームズフォート)スティグロ」の改良を行う。

 

基本的な構造は原作の物をそのまま流用し、エンジンや搭載兵器の見直しを行っているようだ、邪魔しないでおこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時刻は23:00丁度、ケンジの新兵器開発にも一区切りが着いたようだ。

 

新兵器開発室を出て、風呂に入りに行く。

 

正直なところ、ケンジは風呂が好きではない、理由としては、「面倒臭いから」だそうだ。

 

以前までは人と全くと言って良いほど関わってこなかったので、数日風呂に入らないこともザラにあったくらいだ、不潔だねぇ…

 

風呂から出て、歯を磨き、トイレを済ませてから自室に入る。

 

が、すぐに寝るのではなく、明日起こることへの打ち合わせや、準備をしてから寝るようだ。

 

30分後、準備が終わったようだ、時刻は0時、そろそろ寝ないと明日起きれないので、布団に入る

 

どうやらかなり疲れていたようで、数分は意識があったが、すぐに眠りへと落ちて行く、また明日。

*1
それが、戦闘と言えるようなものであったのかは別として。

*2
この戦闘機には、ケンジが独自に開発した、「ネクストエンジン空型」が搭載されているが、出力があまりにも大きいため、リミッターが設けられている、ちなみにリミッター解除なしでも、高度100mでマッハ20を出せる程、バケモノ出力の代物となっている。

*3
ドイツの黒パン、ライ麦を長い時間をかけて焼いているため、黒くて硬く、そして酸っぱいと言う、本当に準国民食なのか?と言いたくなるくらい独特な味わいとなっている。

*4
キャベツを醗酵させた物、酸っぱい、肉料理に合うらしい。




地味に、この小説初の7800字超えの回となりました。

久しぶりに書いて、筆が乗りました、ですが面白さとクオリティは保証しません。

ちなみに今日、私の友人に「俺の声は低いのか?」と、聞いたら、「バリ低い。」や「低くて渋い声してる。」や「テレビのナレーターやってそう。」と言われました、ケンジくんも私の中では、コレくらい低いつもりです。

あと今回、「電磁力式防跳弾シールド」なる物が出て来ましたが、ハーメルンに同じブルアカの小説で「某黒い骸骨さんが使ってる物そのまんまでパクリじゃないか。」と言う感想が出て来そうなのであらかじめ言っておきます。

ケンジくん=作者(俺)は、元いた現実世界でハーメルンユーザーだったので、「あの作品」を見ていてもおかしくない。

実際、この小説を書き始める前(去年の12月くらい)から、私は「あの作品」を見ていたので、何もおかしい所はない。(ケンジが転移したのは、この小説が投稿された日付、と言う設定。)

と言うのが、私の言い訳です、パクリではなぁい!(この兵器良いなぁ、便利で扱い易そう、と思って登場させたとは、言えないなぁ…)
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