「キヴォトス」それは"彼にとっての"実験場。 作:永外 観時
フィクサー事務所「爪」
「迷子の猫探しから人殺しまでありとあらゆる依頼をこなします。」がモットーの突如現れた怪しい事務所、そのせいで連邦生徒会、及び各組織から警戒されてる。
初仕事が戦闘とは、限らないぞ。
男がうんうん唸りながら何かを考えている。
「う〜ん、計画を楽しむには、出来るだけ恩を売っといた方が良いからな〜、………どうしよ。」
ピロン
「ん?、なんだ?」
「おおお!、やった!、初仕事だあああああぁ!。
えっとなになに、依頼内容は、人探し?、アビドス自治区にて失踪した、梔子 ユメを探してくれ、午後10時までにアビドス高等学校の正門に連れてくる事、成功報酬は5万。」
「え?、
バギ、ボキボキ、ボグシャア
「う、ぐうぅ、油圧プレスで痛みには慣れてたつもりだが、痛いもんは、痛いな。」
彼の左腕と頭部が義体に置き換わって行く、その腕と頭には、後頭部に緑の注射器、左肩に青の注射器、左肘にオレンジの注射器が刺さっている。
「異常は………、無いな、よし、早速仕事スタートだ。」
彼は左腕を地面と水平にし、左肩に刺さっている青の注射器の中身を注入する。
「よし、準備OK、目的地はアビトス高等学校、突撃ィ!」
彼は前傾姿勢になり、一気に
事は無かった。
ピシ、ピシミシ、バリン
彼の目の前の空間に青いヒビが入り、それが広がって行く、0.1秒もしないうちに大きな穴が出来た空間は、人1人が通れそうな穴になり、彼はその中に入って行く。
カツ
どうやら目的地に着いたようだ。
「うぉぉ、スゲェ、なんて言えば良いんだろう、最高にハイッてヤツだ。」
「とは言え、遊びで来た訳じゃない、れっきとした仕事だ、落ち着こう。」
時刻はPM:20:24、しっかりと暗い、かなり大変な依頼になりそうだ。
「全く入学早々何やってるんだか、ユメちゃんは、探すのめんどくさいから怪しいフィクサー?ってやつに依頼したけど、失敗だったかなぁ?」
彼女は今回の依頼「梔子 ユメの捜索」を依頼した本人である。
彼女は「爪」こと
「アビドスは広いからな、生命体探知レーダーでも使うか。」
彼の能力「創造」で作った新しい能力である、半径50km以内の生命体をレーダー上に点として写す能力である。*1
「すごい荒廃度合いだな、レーダーに点が数えられるくらいしかない、これならすぐ終わりそうだな。」
そして捜索を初めてから7人目の確認が終わり、8人目の人物の場所へ行く。
「これで8人目か…そろそろ終わっちまうが………、居た、ヘイローがあるな、そして、
おっπデッッッッッッッッッッッッッッッカアアアァァァ!?!?!
それは、胸というには大き過ぎ、質量があり、年頃の男には刺激が強すぎるモノだった。
(ユメパイのπってあんなデカかったんだ!、うわぁ、あの胸目掛けてダイブしてぇ。)
(あぁ、落ち着け俺、そして俺のオレも落ち着け!、起立するな!)
彼は色んな意味で落ち着いた後、彼女に接触する。
「すみません、少しよろしいでしょうか。」
「ひゃあぁ!?、だ、だれぇ!?」
「貴方のお友達から依頼されて貴方を探している人です、こちらをどうぞ」名刺を差し出す
「フィクサー事務所?「爪」?、えぇっと、つまり私の事を探しに来たってこと?」
「えぇ、その道りです。」
「〔規制済み〕先輩かなぁ?心配かけちゃったなぁ、それにしても君、面白い格好してるね!」
「…はい、とある悪い大人に騙されてこんな姿に…」*2
「え、ごめんね、傷付いちゃった?、怖かったね、よしよし。」
(ヴッ(絶命)近い!、近すぎる!、πが押し付けられて!?、あぁ、ずっとこうなってたい。)
「い、いえ、大丈夫です、この体だと何かと便利な事もありますし、もう割り切ってますから。」
「そっか!、じゃあ大丈夫?、なのかな」
「お喋りもここまでにしてそろそろ行きましょうか、少し捕まってください。」
「うん!わかった!」
(素直に従うんだ、こりゃ詐欺に引っかかりますわ、そしてπが)「気を付けて下さいね、少しの間*3
「え?、飛ぶ?、君って飛べるの!?すごい!。」
バッ!
ここにきた時と同じように次元を移動しアビドス高校正門に着く。
カツ
「ひぃぃん、びっくりしたぁ、いきなり駆け出さないよ。」ムッ
「すみません、しかしあの方が速いですから。」パシャ
「なにを撮ったの?あ!もしかして私たちが会った記念の写真?」
「違います。」
「ひいぃん、そこは嘘でも「はいそうです」って言って欲しかったなぁ〜、でもさ、残しておけば記念写真にもなるよね。」
依頼主に先ほど撮った証拠写真と依頼完了の文を送る。
『依頼完了しました、証明の写真です。」
『確認しました、後日、口座に振り込んでおきます。」
『いえ、確かに受け取りたいので、アビドス高校正門で現金で受け取ります。」
『分かりました、時間はどうします?』
『午後3時でお願いします。』
『分かりました、用意しておきます。』
『これからも、フィクサー事務所「爪」をご贔屓に。』
「よし、依頼完了だ、結構楽しいな!、これからも頑張って行くか、それでは梔子ユメさん、何かありましたらぜひ、フィクサー事務所「爪」をご利用下さい、それではまたいつか会いましょう。」
「うん、またね〜。」
正門から離れ裏路地に入る。
「それで、何をコソコソ見ているのだ、
「おや、バレていましたか。」
虚空から暗闇が現れ、そこから黒服が出てくる。
「当たり前だ、アビドスに来て少し経った時から気付いている。」
「流石に只者ではありませんか。」
「それでなんの用だ。」
「契約を結びたくて来たのですよ。」
「内容は?」
「あなたの遺伝子情報、そしてその義体についてと、神秘の実験です。」
(まさかもう黒服が接触してくるとは、さすがは、探求者だ、だがやがて奴の力も借りるかもしれん、どうせ碌な実験じゃないだろう、ここはキッパリとハッキリと拒否しておくか。)
「一応報酬も聞いておこう。」
「そちらの言い値で。」
(言い値かぁ、これから先かなり金を使う予定だからかなり魅力的だが、相手は黒服だ、何をして来るか分からん。)
「さあ、どうですか?、この世界に来たばかりでお金がないでしょう?、さあこの契約書にサインを、さあ、さあ!。」
「あぁ、とても魅力的な条件だな、それでは早速
「えぇ!それでは交渉成立と言うことd、なんですって?正気ですか?これほど貴方にとって魅力的な条件なのに何故断るのです!?なぜなぜなぜ!?」
「断固拒否だ、見えもしない可能性より、確かな道の方が良い。」
「クックック、釣れませんねぇ」
「分かったんなら早く帰りな。」
「えぇ、そうします。」
その後、貴方はワープでゲヘナにある自宅へ帰る。
「ぬわぁん、つかれたもぉ〜ん
こんな時は、キンッキンに冷えたビールでものむかぁ〜〜〜」
「びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛、犯罪的ダアァ。」*4
「スン」(急に落ち着くな、ビックリする)
「風呂食って寝よ。」*5
書いてる途中に妄想が溢れてきて筆が乗りました。
頭の中でイメージ出来るんだけど、それを文にする能力が無い…。
それでは次回、「全ては上手く行く、ハズ…」お楽しみに