「キヴォトス」それは"彼にとっての"実験場。   作:永外 観時

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フィクサー事務所「爪」

「迷子の猫探しから人殺しまでありとあらゆる依頼をこなします。」がモットーの突如現れた怪しい事務所、そのせいで連邦生徒会、及び各組織から警戒されてる。








初仕事が戦闘とは、限らないぞ。


フィクサー事務所「爪」始動

 

 

男がうんうん唸りながら何かを考えている。

 

 

「う〜ん、計画を楽しむには、出来るだけ恩を売っといた方が良いからな〜、………どうしよ。」

 

 

 

ピロン

 

「ん?、なんだ?」

 

 

 

おおお!、やった!、初仕事だあああああぁ!。

 

えっとなになに、依頼内容は、人探し?、アビドス自治区にて失踪した、梔子 ユメを探してくれ、午後10時までにアビドス高等学校の正門に連れてくる事、成功報酬は5万。」

 

 

 

「え?、梔子(くちなし)ユメ?、         ウッソだろお前…、ユメ先輩?、今は本編の5年前、つまりユメ先輩はギリ高1?、ユメ輩は昔っからやらかしてたんだなぁ、まあ良いや依頼だし、接触する要因が出来たし、依頼受諾っと、よし、じゃあ体を仕事用にするか。」

 

 

 

 

 

 

バギ、ボキボキ、ボグシャア

 

 

 

 

 

 

「う、ぐうぅ、油圧プレスで痛みには慣れてたつもりだが、痛いもんは、痛いな。」

 

彼の左腕と頭部が義体に置き換わって行く、その腕と頭には、後頭部に緑の注射器、左肩に青の注射器、左肘にオレンジの注射器が刺さっている。

 

 

「異常は………、無いな、よし、早速仕事スタートだ。」

 

彼は左腕を地面と水平にし、左肩に刺さっている青の注射器の中身を注入する。

 

 

「よし、準備OK、目的地はアビトス高等学校、突撃ィ!」

 

 

彼は前傾姿勢になり、一気に()()()()()()突進する、そのまま壁に激突し大怪我を負う、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事は無かった。

 

 

 

ピシ、ピシミシ、バリン

 

 

彼の目の前の空間に青いヒビが入り、それが広がって行く、0.1秒もしないうちに大きな穴が出来た空間は、人1人が通れそうな穴になり、彼はその中に入って行く。

 

 

 

カツ

 

 

どうやら目的地に着いたようだ。

 

 

 

「うぉぉ、スゲェ、なんて言えば良いんだろう、最高にハイッてヤツだ。」

 

「とは言え、遊びで来た訳じゃない、れっきとした仕事だ、落ち着こう。」

 

時刻はPM:20:24、しっかりと暗い、かなり大変な依頼になりそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「全く入学早々何やってるんだか、ユメちゃんは、探すのめんどくさいから怪しいフィクサー?ってやつに依頼したけど、失敗だったかなぁ?」

 

 

彼女は今回の依頼「梔子 ユメの捜索」を依頼した本人である。

彼女は「爪」こと好奇 観時(こうき けんじ)に依頼したことを失敗したと思っているようだ、しかしその気持ちは僅か20分で覆される事になる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アビドスは広いからな、生命体探知レーダーでも使うか。」

 

 

彼の能力「創造」で作った新しい能力である、半径50km以内の生命体をレーダー上に点として写す能力である。*1

 

 

「すごい荒廃度合いだな、レーダーに点が数えられるくらいしかない、これならすぐ終わりそうだな。」

 

 

そして捜索を初めてから7人目の確認が終わり、8人目の人物の場所へ行く。

 

 

「これで8人目か…そろそろ終わっちまうが………、居た、ヘイローがあるな、そして、

 

 

 

 

 

おっπデッッッッッッッッッッッッッッッカアアアァァァ!?!?!

 

 

それは、胸というには大き過ぎ、質量があり、年頃の男には刺激が強すぎるモノだった。

 

 

(ユメパイのπってあんなデカかったんだ!、うわぁ、あの胸目掛けてダイブしてぇ。)

 

(あぁ、落ち着け俺、そして俺のオレも落ち着け!、起立するな!)

 

 

彼は色んな意味で落ち着いた後、彼女に接触する。

 

 

「すみません、少しよろしいでしょうか。」

 

「ひゃあぁ!?、だ、だれぇ!?」

 

「貴方のお友達から依頼されて貴方を探している人です、こちらをどうぞ」名刺を差し出す

 

「フィクサー事務所?「爪」?、えぇっと、つまり私の事を探しに来たってこと?」

 

「えぇ、その道りです。」

 

「〔規制済み〕先輩かなぁ?心配かけちゃったなぁ、それにしても君、面白い格好してるね!」

 

「…はい、とある悪い大人に騙されてこんな姿に…」*2

 

「え、ごめんね、傷付いちゃった?、怖かったね、よしよし。」

 

(ヴッ(絶命)近い!、近すぎる!、πが押し付けられて!?、あぁ、ずっとこうなってたい。)

 

「い、いえ、大丈夫です、この体だと何かと便利な事もありますし、もう割り切ってますから。」

 

「そっか!、じゃあ大丈夫?、なのかな」

 

「お喋りもここまでにしてそろそろ行きましょうか、少し捕まってください。」

 

「うん!わかった!」

 

(素直に従うんだ、こりゃ詐欺に引っかかりますわ、そしてπが)「気を付けて下さいね、少しの間*3()()()()()()。」

 

「え?、飛ぶ?、君って飛べるの!?すごい!。」

 

バッ!

 

 

ここにきた時と同じように次元を移動しアビドス高校正門に着く。

 

 

 

カツ

 

 

 

「ひぃぃん、びっくりしたぁ、いきなり駆け出さないよ。」ムッ

 

「すみません、しかしあの方が速いですから。」パシャ

 

「なにを撮ったの?あ!もしかして私たちが会った記念の写真?」

 

「違います。」

 

「ひいぃん、そこは嘘でも「はいそうです」って言って欲しかったなぁ〜、でもさ、残しておけば記念写真にもなるよね。」

 

 

 

 

依頼主に先ほど撮った証拠写真と依頼完了の文を送る。

 

『依頼完了しました、証明の写真です。」

 

『確認しました、後日、口座に振り込んでおきます。」

 

『いえ、確かに受け取りたいので、アビドス高校正門で現金で受け取ります。」

 

『分かりました、時間はどうします?』

 

『午後3時でお願いします。』

 

『分かりました、用意しておきます。』

 

『これからも、フィクサー事務所「爪」をご贔屓に。』

 

 

 

「よし、依頼完了だ、結構楽しいな!、これからも頑張って行くか、それでは梔子ユメさん、何かありましたらぜひ、フィクサー事務所「爪」をご利用下さい、それではまたいつか会いましょう。」

 

「うん、またね〜。」

 

 

 

正門から離れ裏路地に入る。

 

 

 

「それで、何をコソコソ見ているのだ、()()()()()()()()。」

 

「おや、バレていましたか。」

 

 

虚空から暗闇が現れ、そこから黒服が出てくる。

 

 

「当たり前だ、アビドスに来て少し経った時から気付いている。」

 

「流石に只者ではありませんか。」

 

「それでなんの用だ。」

 

「契約を結びたくて来たのですよ。」

 

「内容は?」

 

「あなたの遺伝子情報、そしてその義体についてと、神秘の実験です。」

 

(まさかもう黒服が接触してくるとは、さすがは、探求者だ、だがやがて奴の力も借りるかもしれん、どうせ碌な実験じゃないだろう、ここはキッパリとハッキリと拒否しておくか。)

 

「一応報酬も聞いておこう。」

 

「そちらの言い値で。」

 

(言い値かぁ、これから先かなり金を使う予定だからかなり魅力的だが、相手は黒服だ、何をして来るか分からん。)

 

 

「さあ、どうですか?、この世界に来たばかりでお金がないでしょう?、さあこの契約書にサインを、さあ、さあ!。」

 

「あぁ、とても魅力的な条件だな、それでは早速()()()

 

 

「えぇ!それでは交渉成立と言うことd、なんですって?正気ですか?これほど貴方にとって魅力的な条件なのに何故断るのです!?なぜなぜなぜ!?」

 

「断固拒否だ、見えもしない可能性より、確かな道の方が良い。」 

 

「クックック、釣れませんねぇ」

 

「分かったんなら早く帰りな。」

 

「えぇ、そうします。」

 

 

その後、貴方はワープでゲヘナにある自宅へ帰る。

 

 

 

 

「ぬわぁん、つかれたもぉ〜ん

こんな時は、キンッキンに冷えたビールでものむかぁ〜〜〜」

 

 

 

 

 

 

 

びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛、犯罪的ダアァ。」*4

 

 

「スン」(急に落ち着くな、ビックリする)

 

 

「風呂食って寝よ。」*5

 

 

 

 

 

*1
探知範囲は変更可能、生命体だった物でも探知可能

*2
真っ赤なウソである

*3
次元を

*4
未成年飲酒ダメゼッタイ

*5
この時彼は、疲労ときんちょうでぶっ壊れています。





書いてる途中に妄想が溢れてきて筆が乗りました。

頭の中でイメージ出来るんだけど、それを文にする能力が無い…。



それでは次回、「全ては上手く行く、ハズ…」お楽しみに

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