「キヴォトス」それは"彼にとっての"実験場。   作:永外 観時

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現実に似たような名前の事件がありますが、全く関係ありません。


企業連続襲撃事件 ※閑話その2

 

「計画は順調、L社も設立して業務もしている、次の段階だ。」

 

 

彼の計画の第3段階目、企業の破壊、企業を破壊して混乱を起こしそれに乗じてL社などの自分が設立した会社の製品で復興させ金を得ると言う計画。

成功するか分からないがやりたくてやっているのだ、きっと止まらないだろう。

そして、今彼がいる所はカイザーの子会社、カイザーエネルギーの本社ビルの前、つまり今からここの中を地獄にするのだ。

 

 

「まずは中に居る会社員を全員細切れにする。」

 

「アンジェラ、監視カメラの映像を何も起きていない映像を繰り返して再生するように細工しておいてくれ。」

 

《了解しました。》

 

「よし、前準備は完了かな?それじゃあ早速。」ウィーン

 

 

 

「社員諸君、業務ご苦労、さようなら。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「昨夜発生したカイザーエネルギー襲撃事件、被害者は全員細切れにされた状態で発見されたと言う事です、発電所や変電所などと言った施設も破壊されていたため、昨夜から停電が発生しており、復旧の目処は立っていないとの事です、また監視カメラが改ざんされており容疑者は未だ見つかっていません。」

 

「よくやったアンジェラ、お陰で助かったよ。」

 

《命令された事を実行しただけです。》

 

「だとしてもかなり助かった、ありがとう。」

 

《…》

 

「さて、我がL社自慢のエンケファリン*1がどれほど猛威を振るうかな?」

 

「それで次はどこを狙おうか、現代社会で生きていくのに必要不可欠な物、簡単に言えばインフラだな、となれば狙うべき会社は見えて来る、カイザーウォーター?カイザーモバイル?カイザートラフィック?どれにしようかな〜……………こうゆう時は全部だ、全て潰す、そしてその空いた椅子に私が座る、完璧じゃ無いか、フックククク」

 

 

 

 

 

 

 

「カイザー系列連続襲撃事件から今日で1ヶ月となります、ヴァルキューレは「被害者の殺害方法が全て一致している為、同一犯の可能性が極めて高いとのことです、特に現在、特別指名手配階級"都市悪夢"に指定されている「爪」が犯人の可能性が高い。」と発言していますが未だ犯人は特定出来ていません。」

 

「お!いいねぇ!ヴァルキューレ!爪と言う単語が出てきてくれて嬉しいよ!でも、流石にそろそろバレるかな?まぁその時は攻めて来た奴らを37564にすれば誰も手を出そうだなんて思わないだろう。」

 

「計画は順調、極めて順調、誰も私に敵わない、誰も私を倒せない、私が牙を向いた時、君たちは思い知るだろう、蹂躙を、恐怖を、絶望を、しかし君たちは向かってくる、ある1人の大人を連れて、だがそれでも覆せない圧倒的な武力、それが私の望むものだ、ここ(キヴォトス)は私の実験場、君たちはただ生き続けようとするだけで良い、その気持ちを私が壊してあげるから。」

 

「う〜ん、厨二病的だなぁ〜、こう言うの詠唱してみたかったんだよなぁ〜、まぁ俺まだ16だから許されるよね、いや、許されんか、半分大人の人間が何やってんだ、はぁ、なんかもういいや。」

 

「で、次はどうするか……………それはあとで考えよう、それじゃあね〜」

 

*1
ロボトミーコーポレーションに出てくる何にでも使える物質、エネルギー変換効率が極めて高く、発電会社にピッタリである。

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