「……凄かったですねえ」
「いっちゃんの凹み具合が半端ない件」
「無理だー俺にはあんな台詞おもいつかねえし、入力する度胸がねえよー」
いつも通りPSO2にログインして、予告緊急に参加した、みたらし・テトラ・イチカ。
しかし、4人までPTを組めるのに対して、3人しかいなかったので野良募集をしたのだ。
結果、野良から1人参加してくれたのだが、この野良メンバーが濃かった。
「あれだけ属性てんこ盛りのプレイヤーは滅多に見ません!」
「いやー、あそこまでオートワードに凝ってるとは」
「しかもカットイン・吹き出し・台詞回しがががが」
・ぷそ煮メモ「オートワード」
各アクション時に設定された台詞を自動的にチャットするシステム。
これで個性を出したり、プレイヤー間の連携をすることもできるよ♪
ちなみに野良メンバーがどんなオートワードを入れていたかというと、
「囀るより鋼を突きつけろ! 言葉を交わすためにここにきたわけではない! 貴様はひれ伏し続けるがいい。その為に貴様は存在しているのだ」
「姿形で格好つけるなど愚の骨頂。人の価値とは行動で掴み取るものだ。用意されたシステムだけで考える物事より、自分なりの考えを持ちたまえ」
「装備は大事だ。しかしそれ以上に君を見せてくれ。互いを知る事こそ人の道だ」
「っは! この痛みこそが世界を楽しむ信号さ。
それによる感情こそが生きている証さ。
精々貴様も味わいながら冥府に行かせてやるよ」
まさしく中二病! というような台詞が満載だった。
「いっちゃん、オートワードあんまり入力してなかったよねえ? かっこいいキャラめざしてるんだし、頑張ってみない?」
「お、俺の中にある闇が囁いている? とか」
「それ、NPCが言ってる台詞とおんなじじゃね?」
中二病キャラ認定しているイチカにみたらしが言うが、ボキャブラリが足りないと返す。
「NPCキャラでも偶に濃く感じるのはいましたけどね……」
みたらしが改めてプレイヤー名をPT履歴から検索。
「皐月さん……か。またプレイしたいねえ、あそこまで特徴的なプレイヤーは滅多に見ないや」
「いや、個性的っていうなら猫の宮さんのカジキマグロも大概では?」
「え~あれは着ぐるみだし、奇々怪々な格好のプレイヤーはよくいるじゃん? プレイヤースキルも悪くなかったし、チャット楽しむならオk」
「止めて! 俺のアイデンティティが!」
「あ、ちゃんと中二病自覚していたんですね」
何だかんだでいつものチャットだった。まる。