「PSO2はBGMがいいよねえ。終の艦隊で流れる歌も好きだわー」
皐月が呑気に呟く一言にみたらしが反応する。
「だよねだよね。PSO2って音楽がいいから、毎回CD買っちゃうよー」
「その気持ち分かります。ゲーム中だとエネミー倒すのに夢中になるから、落ち着いて聞けないから」
「マイルームに戻れば聞ける曲もあるけど、全部のBGM集めるのは難しすぎるよ」
CD購入時についてくるコードをみたらしは勿論使っている。
他にもFUNスクラッチでいくつか手に入るが、最早収拾がつかないほどである。
「クラシック系統なんて、普段は全然聞かないけどPSO2って思ったら、何度も聞きなおしちゃう」
「私は時折現実でも聴きますね。他にもリラックスさせてくれるクラシックだと眠りがスムーズになります」
「え? 皐月さんて他のクラシック音楽も聴いてるん?」
「有名どころくらいですけどね。街中や学校でよく流れているのもじっくり聴いてみるといいものですよ」
「じっくり聴いたら……寝てしまうべ」
「だいじょぶ、それも正解です」
リラックスできるアルファ波をクラシックは出すので、眠くなるのも必然である。
「個人的にはEP3の防衛線BGMが大好きなんですよねえ。あのダーカーの大軍が攻勢をかけてくるところに、アークス全員が立ち向かうというのが好みで」
「そうそう。BGMも勇ましくありながら絶望感もあるし、最期はきっちりかっこよく締めてるから私も大好きだよ」
「EP4ムービーもAISのドラマ仕立てとしては好きなんですよ。ただ……サモナーどこいったとして言いようが無くて」
「あ~あの頃はAISが幅きかせてたからねえ。防衛戦の絶望・終焉だとAISが主役みたいなもんだったし」
当時の緊急クエストを思い出すみたらし。
AISを全員がどこかで載る前提のクエストなのに、野良だと載らない人が多数で塔が破壊されるわ・装備も整えずに突入してきて床ペロしまくる・もしくは完全寄生のプレイヤーに当たったりもして、腹が立ったこともある。
サモナーも正直なところ、どこにPSO2らしさがあるんだというより、そこは射撃+法撃のクラス実装だろうと掲示板でもにぎわっていたこととか。
ちなみにみたらしは部屋でビールと買ってきた焼き鳥食いながら、掲示板を見ていた。
「まあそろそろEP6用のムービーも来るはずですから、かなり楽しみにはしてます」
「わかる。PSO2のムービーは完成度高いから、何度も見ちゃうもん」
「同感です。……まあEP5ムービーは見ませんが」
「……そだね」
PSO2で一番人気のないEP5であった。