ジェガン君ユニコーンにジョブチェンジする   作:シロコ!...いやシロッコお前じゃない!

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何言ってんだコイツ!?


何言ってんだコイツ!?

明るく照明の点灯している場所で数十名のメカニックが働いている中で2人のメカニックが会話している、休憩しているようだ。

 

「はぁ...嫌になりますねぇ、本当。ここ数ヶ月だけで2機ですよ?2機。」

 

「しょうがないさ、相手だって人間だからな...まぁ、だからと言って機体を破壊されちゃあこっちだってやってられんけどな!」

 

そう言って男は戯けたように笑いだす。その様子を見た隣の若い男は呆れたような表情をし、目を細めながら喋りだす。

 

「先輩...?もしかしてですが...まさか減った機体の分、楽できるなんて思ってませんよね?」

 

「まさか!そんなわけはぁ...んー...あー...まぁ....いいだろ、乗ってたパイロットだって無事だし、残党も撃退したんだし!気にすんな!次だ!次!」

 

「......はぁ...」

 

そんな事を言い笑う先輩を見ながら、本当にこの人は大丈夫だろうかと思いつつ、手に持った書類と目の前に鎮座している巨大な物体を見比べる。

 

「あの、先輩?」

 

何回も書類と物体を見比べた後に、まるで信じたくないと言わんばかりに己の先輩に問いかける。

 

「んー?どうした?」

 

「これ、一体何なんです?」

 

「...ジェガンだが?」

 

「は?」

 

「ジェガン、嘘は言わんぞー」

 

「......はい...?これが..?これがジェガン!?この...白いのが?!頭もついてない!それどころか武装と言える物が一切ついてないじゃないですか!こんなのでいったい何と戦えってんです!?」

 

思わず男は叫び、頭を抱えたくなってしまう。目の前に置いてある物体を先輩がジェガンだと言い放ったのだ、しかし男にはどうしてもジェガンには見えない。記憶にあるジェガンと見比べても、頭がついておらず排熱用のダクトや一部装甲も付いておらず武装も装備していない、オマケに言えば.....なんか白いのだ、一部を除いて全体的に。その代わり横に見た事のない部品と...パネルの様なものが置いてあるが...

 

「お...おい、落ち着けよ...目立ってんぞ。」

 

「あぁ...すいません。でもいったい何なんです?この...ジェガンは?」

 

「これか?まぁ、結構無理言ってな?回してもらったんだよ、完成前のジェガンを、それも自由に使えるように」

 

「完成前の...?」

 

「おう、この基地は比較的襲われやすいからな?組み立てと塗装はこっちでやるーって言ったんだよ、だからまだバラバラの部品だってあるし、塗装だって完全にはされてない。頭だって残りのパーツが来るまではお預けだぞ?」

 

「はぁ、それでこれからバラバラのジェガンを組み立てていくんです?」

 

「いんや?ジェガンは作らんぞ?」

 

「は?」

 

2度目の呆気ない声が出た。先輩相手に失礼ではあると思うが無理もないだろう。この男は本部からわざわざジェガンを寄越して貰ったと言ったのにジェガンを作らないと宣ったのだ。なら一体何のために寄越して貰ったと言うのか?コイツ実はネオ・ジオンのスパイか?などと意味の無い事を考えてしまう。

 

「言ったろ?自由に使える様にって」

 

「あー...確かにそうですね...」

 

そういえばそうとも言っていたなと思い返す。しかしわざわざ完成前のジェガンを使って何をするつもりなのだろうか、まさか既に出尽くした派生機に新しい枠を作り出すなんて言い出すのかこの変人は...などと思っているとその予想を斜めに、そして遥かに超える発言が飛び出してきた。

 

「ユニコーンガンダムを作ろうと思ってんだよ」

 

「は?」




良いよねジェガンダム君
バトオペ2 来てもええんやで
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