「ああそれは・・・」
そして響が直哉が起きない理由をエステル達に話した。
「成る程レイが意図的に起きるタイミングをずらしたわけね近い内に米田さんがここに来るからなのね」
「でもどうしてレイさんが米田さんと直哉君が会うの避けたいのかしら」
若菜が疑問を言う。
「それはですね、12歳の直哉君に大帝国劇場で無理矢理暮らさないかと言ったことが零さん達にとって米田さんの暴走と判断したんだと思います」
「「暴走?!!」」
響の言葉にどういう意味なのかわからないエステル達だった。
「まずここにいる人達はレイとトワさんの事は知ってますよねどういう人なのか」
「ええ長い付き合いだし」
その二人が米田さんの誘いの裏にある思いを知って考えて直哉君が暫く米田さんと会わないようにしたみたいですね」
「でもあの二人が干渉するのはこちらになってから珍しくない?そこまでの事のように見えたのかしら」
「それは真宮寺家の存在が直哉君の背後にあるからですね?」
「「え、どういう意味?」」
エステルと若菜は響の言葉に驚いていた。
「私達の転移魔術でここにきて寝てる間にその間に花小路伯爵と米田さんが話した記憶が見えたのでそれによると米田さんは帝国華撃団に真宮寺さくらをスカウトしたいと言っていましたね」
「まさか米田さんがそんなことを」
若菜は事実に驚いていた。
「成る程そう言う理由なのねレイが直哉君の目覚めるのを意図的にずらしたのは、真宮寺さくらさんを大帝国劇場に行かせる為なのね」
「ええ恐らくは少なくともこの世界の基本となる初期イベントは改変したくないみたいですね」
「まあさくらさんが帝国華撃団にいないと天宮さんたちにも影響が出るとまずいものね」
「そう言う考えもわからなくないわね」
「でも今のさくらは直哉君が起きないと帝国華撃団に行かないとも言いそうですけど」
「「あ、そう言う可能性があったか」」
エステルと響は若菜の言葉に納得していた。
「あの頃からこちらのゼムリア大陸で交流していますがそれでもゼムリア大陸のリセットは現状は止めれないと考えています」
「ええーーこんなに本来の流れとは異なるのに?」
アニエスがそう疑問を口にする。
「アニエスさん改変とはどう寄り道をするかを決める行為と僕は考えてます」
「寄り道ですか?」
「はいそうです」
「基本的にIF世界は・・・」
「どうしてなんだ?」
「それはクリスさんが、あのシンフォギア世界の住人だからですよ」
「「「「あ、成程」」」」
「いいですかクリスさん僕達のいる融合世界は裏の世界と言われています」
「裏の世界とは、どういう事だ?」
「原作世界が表の世界と言われています」
「それがどうしたのか?」
「そうですねここにいるクリスさんは表の世界のクリスさんの鏡に映る存在と考えますね」
「ああ」
「現状のクリスさんの状態は表の世界のクリスさんからしたら鏡を見ても貴女がいない状態なんですよ」
「ああ、そうだな私は今、お前達の言うシンフォギア世界にいないからか」
「そうですね」
「そしてここにいる。グレースさん達にも表の世界がありますが、彼女達の表の世界はある事故により融合世界に隣接する世界となりました現状では」
「そんな事があったのか?」
「ええ、ありましたねですがクリスさんの場合はそう言う特例では無いので、シンフォギア世界内での協力者と言う感じが僕の現状出来る最大の譲歩ですね」
「そうかわかった」
「期待に沿えなくてすいません。クリスさん」
「いやそう言う事情があるのなら仕方ねえよ。確かに響も積極的に二課の連中と行動をしてなかったのも紫藤直哉の説明と関係するんだろ?」
「ええ、特殊遊撃部隊の響さんと未来さんはクリスさんとは違う並行世界の2人なんですよ」
「そういう事かつまりこいつは代役と言う事なのか?」
「そうですよ。シンフォギア世界の世界には、立花響と小日向未来の2人がいないのはまずいですので」
「鏡の世界と言う考えて下さい。鏡の世界世界でも最終的に物語の結末は一緒になる様にしないと物語が破綻しますよね」
「それは確かに」
「融合世界はそう言う鏡の世界の集合世界なんですよ」
「ですので大きく変化を与える相手がいる場合特殊遊撃部隊が相手するんです」