新たな融合世界2   作:真宮寺さくら

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残酷な答え2

「僕達の意見としては、なのは本人が帰りたいというのなら、問題はないんですが、本人の意思を無視するのなら、僕達は家族を守ります」

 

「普通は幼馴染世界のバランスを考えたら一度なのはを時空管理局に渡す約束をしてれば、プレシア・テスタロッサの事件後に帰還させて幼馴染世界のバランスを保つ事が出来たんじゃないの?」

 

「う、それは・・・」

 

「人間だから感情的になるのは仕方ないけど貴方や真宮寺直哉がかき回した事でメルクが過労死して飛鳥と薫の住む世界が誕生した事を忘れないでね」

 

「いやいや世界のバランスを僕が考えるなんてありえないよ。そういう事はメルクの仕事じゃないか?」

 

「そうかしらね?これを見てもそう言えるかしら?」

 

そう言ってトワは映像を再生した。

 

 

「直哉さん。あんなに脅していいんですか?」

 

クローゼが直哉に聞く。

 

「クローゼさん。別に脅してませんよそれにあの2人が今回のような事をすると思ってましたから」

 

「そうなんです?」

 

「ええ」

 

そして直哉は話し出す。

 

「僕としては直哉さん達の認識を正したいんですよ」

 

「7人世界と幼馴染世界は介入されて助けてくれてありがとうだったかもしれませんけど、融合世界にとってはただの余計なお世話で、余計な事はしないで欲しいんですよ」

 

「成程」

 

「こちらにしてみればレイやトワにも余計な仕事が増えてる状態で僕としても今回の件でトワ達にお願いするのは心苦しいのですが、僕があの2人の行動に対する決定権はありませんから」

 

「2人は管理者同士の決め事で決まったお客さんなので」

 

「それにこれは僕の勘違いかも知れないのですが、紫藤なのはさんは何者かに操られているかもしれないので」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

!!

 

「メルクどうしてここに?」

 

「どうしてって貴方達が融合世界以外に行ったからに決まってるじゃん」

 

「まさか・・・あの子に呼ばれて?」

 

「あの時飛鳥の身内でなければ花寺直哉は紫藤直哉達を殺す事を考えていたのよ」

 

「そんな直哉さんがそんな事を?」

 

「それは当然よ飛鳥、調停者としてある程度仕事をするならね」

 

「自分の世界を優先するのは」

 

「それは正しいかも知れないけど・・・」

 

「でもパパ達の時代って緩かったじゃん

 

「それはそうね・・・」

 

「千明ちゃん少しいいかな?」

 

「はーいさくらさん」

 

「私に、ついて来て」

 

そして、さくらは、千明共に、支配人室に、入った。

 

「おうおめえさんがさくらと直哉は保護した人物だな?」

 

「はい、私役千明16才です」

 

「お前さん声がさくらに、似てるな?」

 

「「え、そうですか」」

 

さくらと千明は、同時に声を出した。

 

「そう言えば、あの子供もよばねえとな」

 

米田がそう言うと、千明が前鬼を召還した。

 

「前鬼召還」

 

千明の持つリングが光を放つとそこから前鬼が出てきた。

 

「うお!!こいつが、お嬢さんの式神と言う奴か」

 

米田が驚いてると、直哉が支配人室に入って来た。

 

「あー前鬼こんなとこにいたーー急にいなくなるから心配したじゃん」

 

「おーワリイな直哉この馬鹿女に、呼ばれたからな」

 

「また前鬼私の事を、バカ女といってー」

 

 

その時、前鬼が、千明に耳打ちをした。

 

「千明俺も信じられねえが、この劇場に憑依の実の匂いがしやがる」

 

「えーーーそれ本当前鬼?」

 

「ああ」

 

「どうすんのゴキが居ないと超鬼神になれないわよ」

 

「千明見てみろあの二人護法リングしてやがるぜ」

 

「そう言えば、さくらさんと直哉君も持ってるわね」

 

 

「おい、おめえたち何?ひそひそ話しているんだ?「「うわあ」」

 

千明と前鬼は、米田の呼びかけに驚いてしまった。

 

「まあいいや、さくらと直哉すまねえが、二人に帝都の案内してくれや、いつ元の世界に戻れるかわからないみたいだからな」

 

「「はーい」」

 

「でもそれってこういう事例がない時代でしたら世界にどういう影響が出るとかを知らない時期だったでしょう?」

 

「それは確かに・・・」

 

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