「え、でも良いんですか?」
「良いですよ。千明さん少なくとも自分の意思とは別に融合世界に来たのですから」
「ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」
「ね、出来たでしょ」
直哉は、笑顔で言う」
「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」
「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」
「覚悟しろよ、憑依獣」
そして戦いは始まった。
「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」
憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。
「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」
「「「「成程」」」」
「気がついたらここにいたと言う事ですね?」
「そうなの」
「それでは確認ですが、千明さんとしては早急に元の時代に戻りたいんですね?」
「ええ、出来ればだけど」
「成程、異世界生活の経験があるせいですか?自分の希望は望みが薄いのがわかるんですね?」
「まあねそれより前鬼はどこ?」
「「「「はっ前鬼」」」
「そうよ・・・」
「せっかくこちらの融合世界に前鬼君がいると頑張っていたんですから少しはわがままを言って良いんですよ」
「ありがとうございます」
「そういう事でクリスさんとフィーネさん千明さんをお願いしますね」
「「わかった」わかったわ」
「後前鬼君を探す時に注意しておいてください」
「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」
カルマがそう呟く。
「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」
真宮寺直哉がカルマに聞く。
「千明さんや前鬼君も狙っているようなので」
「そんな敵もいるんですね」
「はいその相手は影から世界を動かすタイプなので中々見つけるのが難しいんですよ」
「確かにそう言う相手は面倒だな」
「ですからプリキュアの力を持つ影武者を利用して誘き出して相手の存在を融合世界のバランスを取る仕事をしている飛鳥ちゃんに教えてあげて欲しんですよ」
「いくら自分が以前していたとはいえ、そこまで直哉さんが前準備をしなくていいのでは?」
桜花が直哉に聞く。
「そうかも知れませんが、この融合世界が出来た時・・・」
「全くまたあの彼らに世界を壊されたわ」
「そう怒るなトワよ」
「あの方も先ほど破壊された複数の世界の人間達を新たな世界の中心となる者の元に送るのだろう?」
「そうよレイ、ただ少し中心となる人物と出会う順番を変えてみたわ」
「そんな事していいのか?」
レイがトワに聞く。
「ええ、あの方も4人の主要人物の名前の変更しなければ多少の変更は許されているわ」
「そうなのか?まああの方もあの4人の流用が好きだよな」
「そこはまあいいんじゃない。結果的にこちらの都合上で世界を壊したのだから」
「正直あの方が世界をリセットしろという事を言ってきたには驚いたわね」
そしてレイとトワは新たな世界の創造を行った。
新世界では・・・
「ふう、今日もいい天気だね、響さんとのどかちゃん。僕が君達を見つけて1週間になるけど君達は家出とかしたの?」
「「いいえ私達は貴方の生活のサポートをするように言われてきた家政婦と思ってください」」
「家政婦ねえ・・・両親が不慮の事故にあってから天涯孤独の僕に君達を送りつける人はいないはずなんだけど?」
「あははそんな事気にしなくていいですよ。貴方は貴方のままでいてくれれば」
「そうなの?まあ、良いや今日は大帝国劇場の米田さんに呼ばれていたから僕は行くよ」
「「行ってらっしゃいませ」」
そう言ってこの家の主は大帝国劇場に向かった。
「響さん。あの人本当に紫藤直哉さん何ですか?」
「うんそれは間違いないよ。ただトワ達の記憶操作の影響が強く出てるけどね」
そう言って響はこの家にある新聞を開いて年号を見ると太正8年3月と書かれていた。
「響さん。私達はどうしたらいいんですか?」
のどかは今後に対して不安を持っていた。
「確かに、のどかちゃんの気持ちもわかるけど今直哉さんをサポートできるのは私達だけなんだから」
「でも・・・」
「それにね今の時間は物語の始まる前の時間みたいだしね」
「それにねトワとレイの二人も言ってたけど私達だけがここにいるわけじゃないしね」
「この経緯で再始動したようなので、この時自分は記憶を失っていてね」
「あ、もしかして私のせいで?」
「いや違うよ僕を米田健二さんの悪意から守る為の処置の結果だと聞いてるよ」
「そうですか」