新たな融合世界2   作:真宮寺さくら

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放置された世界の星見の塔への潜入後編

「ねえ白銀今回のあれやたら頑丈だっだけどどうして?」

 

「ああ、それは・・・ゼムリア大陸と言う異世界と霊的な力を増幅させるこの塔が何らかの影響が出たと推測している俺の中ではな」

 

「そうなの?」

 

「そうねそこのお兄さんが言ったのが正解かも知れないわね。ここに来る前に直哉からあいつの能力を聞いたけど本当にナノビョーゲンに似てるわよね」

 

「ああ、ここは上位三属性が働いているからな」

 

「つまりここにいた俺達の世界の敵を上位三属性とやらの力で強化されたと考えていいのか?」

 

白銀がレンに聞く。

 

「ええ、そう言う風に考えて良いと思うわ。少なくとも上位三属性が発現する時は必ず厄介な事が起きるから」

 

「そうなのか?」

 

「ああ、そう言う時の方が多い。さて直哉一旦出ないか?星見の塔から」

 

「あ、そうですねアリオスさん」

 

そして直哉達は星見の塔を出てクロスベル市の東通りにある宿泊施設に向かい、途中でアリオスとは遊撃手協会で別れていた。

 

「直哉君私達はこれからどうするの?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・一旦すこやか市に戻りますよ」

 

「「「ええーー」」」

 

「響さんを手伝わなくていいの?」

 

「のどかが直哉に言う。

 

「ああ、それは・・・この映像見て下さい」

 

「親父のいる場所にランディ兄達が占拠された場所から逃げるルートに選んだみたいで戻って来いってさ」

 

「成程なら私も一旦クローゼさんと合流しようかな?」

 

「それが良いよ私達もエレポニア帝国側だからある程度派手に動くと思うし」

 

「それに親父達も響がいるのを知ってるから関係の無い国の被害は響がいれば問題ないしね」

 

「そんな事ないよ失敗してるし」

 

「そうだシャーリィーちゃん簡易ゲートを使っていく?」

 

「うーんそうしたいけど・・・ランディ兄達に見られたら特殊遊撃部隊との関係を知られそうだからやめとく」

 

「響さんとシャーリィさんがもうすぐ合流するのでそれまでは大丈夫ですユリアさん」

 

「姫様」

 

その直後特務支援課の前に猟兵団紅い星座が現れた。

 

「ようランディよく占拠されたビルから逃げ出せたな」

 

「紅い星座にしちゃ遅い到着だな」

 

「何契約のぶんは働くがその前にそこにいるのはリベール王国の王女と従者だろ?」

 

「それがどうした叔父」

 

ランディが自分の叔父にそう言う。

 

「どうやら通商会議襲撃イベントは始まっていて本来の流れでは特務支援課と紅い星座が戦う時その場にクローゼさん達はいなのですが・・・」

 

「どうやら響さんがクローゼさん達と行動をしてないタイミングで特務支援課が、クローゼさん達見つけて行動をする事にしたのでしょうね」

 

「あの時のように不測の事態が起きるかも知れないので注意して入って見ましょう」

 

そして直哉達は星見の塔らしき塔に移動を開始した。

 

「気をつけていきますよ皆さん」

 

「「「ええーー」」」

 

「何なんだこれはーーー」

 

直哉達は塔に侵入した直後次元の穴に吸い込まれて別の次元に跳ばされた。

 

暫くして・・・

 

「「「うーん」」」

 

「レンさん、のどかさん、エステルさん気がつきましたか?」

 

「「「ここは塔のなかじゃないの?」」」

 

「ええ、違いますよ僕達はあの塔に入ってすぐ別の次元に跳ばされたようです。と言っても・・・」

「あーあ、結局帝国華撃団の負けかよ。これじゃどうなるのかねえ」

 

「今のところ、やつらは帝都にしか、興味が無さそうだが、いつこちらに来るか、わからねえしな」

 

仙台に着いた直哉とさくらは、そんな街の声を聞き、我慢をしながら真宮寺家に向かった。

 

「くっ皆僕達の苦労を知らないくせに言いたい事ばかり言って」

 

「直哉君。抑えてね私達が敗北したのは、事実だしだから街の人達がそう感じるのは仕方が無いのよ」

 

「でもそれじゃあ!!」

 

その時直哉の目に、さくらの悔しさを堪え涙をうっすら浮かべていた.さくらの顔が見えた。

 

仙台・・真宮寺家・・・

 

直哉がさくらの実家に実を寄せてから、約1週間が過ぎた頃黒乃巣会に占拠された帝都で新たな動きがあった。それは・・・

 

黒乃巣会首領天海から、一つの要求があった。それは・・・

 

「哀れな帝都市民に告ぐ、今から3日の内に、元帝国華撃団隊長の佐谷直哉と、元帝国華撃団隊員の真宮寺さくらの身柄をよこせ」

 

という内容だった。

 

それから二日たったある日・・・

 

直哉とさくらの所に時の首相がやって来た。

 

「すまない二人とも私達も無茶な要望をしているのはわかっている。しかし、帝都市民を見殺しには出来ない。幸い君達2人が来れば、帝都破壊はしないと言ってきた」

 

「「・・・」」

 

「用は貴方は、私達を売ったんですね」

 

「ああ、そう思って構わない」

 

「佐谷直哉の世界のように帝国華撃団が負ける世界ではなく、僕達がテレビや漫画の中の人物と認識している世界のようですねここは」

 

「「「ええーー」」」

 

「つまり私達は神の世界に来たの?」

 

「言え神と言うより僕達と同じ人間の世界ですねここは」

 

直哉がそう言う。

 

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